簡単な質問
私の願いは健康長寿。
私の健康法はウォーキング。
それで毎週月曜日はこのふたつに関連するテーマを取り上げています。
先々週から続いたガン特集の最終回は「がんと闘うあれやこれや、そして
ウォーキング」です。
ウォーキングなどの有酸素運動は免疫力を高めます。
これは過去の駄文で何度も取り上げた話ですが、今回は別の切り口から見た
ウォーキングの効果です。
毎日歩くと筋肉の維持・増強が期待できますが、この筋肉がガンと戦ってくれる
というのです。
「BMI25以上の肥満体は標準体型よりガン手術後の生存率が高い、嘘か
本当か?」
肥満は健康長寿の妨げだと思っているので、迷うことなく「嘘」を選びましたが
正解は意外にも「本当」。
<どんな手術でも術後は回復のエネルギーを生み出すために筋肉が減り体重が
落ちやすい。
栄養状態が良く十分な筋肉量があることが非常に大事。>なのだそう。
筋肉は回復を助けるだけでなく、薬の副作用を軽減させる効果があることも
確認されているそうで。
<術後の化学療法は一定期間の投与が必要。
そのため口内炎や下痢、白血球減少や感染症などの強い副作用が現れる。
筋肉量が5%以上減少すると重い副作用が増え、抗がん剤を続けられなくなる。>
筋肉の恩恵があれこれあれど、誰しも毎日ウォーキングができるわけではありません。
肝臓の代理
筋肉が衰えがちの入院患者を対象に、その場でできて無理なく続けられる体操
を久留米大学のチームが考案したそうです。
この体操は病気の人に限らず一般のお年にもお勧め。
筋肉の衰えを防いで健康寿命を伸ばす効果が期待できる優れものです。
内容は<背筋を伸ばして目線を前にし、お辞儀をする様に上半身を倒す。
頭上でタオルを持ち、肘を曲げて背中側に下ろし肩甲骨を内側に引き寄せる。
それぞれ10回行う。>などの6種類。
特に肝炎や肝がん患者に推奨しているそうですが、その理由は<筋肉が維持
された肝がん患者は筋肉が衰えた患者に比べて長生きすることが知られている。>
(引用は全て 信濃毎日新聞 より)から。
筋肉がエネルギーの貯蔵庫になり、肝臓にため込んだエネルギーが不足しても
補える。
肝臓の機能が衰えてアンモニアが分解できないと肝性脳症が起きやすいが、筋肉
がアンモニアを分解してそれを防ぐ。
このような理由で推奨されているといいます。
更に全く別の働きもあります。
「マイオカイン」と総称される様々なホルモンが筋肉から分泌されますが、
これらが抗がん作用や抗酸化作用などの働きをしているのだそうです。
久留米大では患者の血中のマイオカインを分析して健康との関係を追跡中。
脚には全身の約6割を占める筋肉があると言われています。
ウォーキングで足元の筋肉を鍛えつつガンと遭遇しない道を行こう、令和4年の
決意です。
私の願いは健康長寿。
私の健康法はウォーキング。
それで毎週月曜日はこのふたつに関連するテーマを取り上げています。
先々週から続いたガン特集の最終回は「がんと闘うあれやこれや、そして
ウォーキング」です。
ウォーキングなどの有酸素運動は免疫力を高めます。
これは過去の駄文で何度も取り上げた話ですが、今回は別の切り口から見た
ウォーキングの効果です。
毎日歩くと筋肉の維持・増強が期待できますが、この筋肉がガンと戦ってくれる
というのです。
「BMI25以上の肥満体は標準体型よりガン手術後の生存率が高い、嘘か
本当か?」
肥満は健康長寿の妨げだと思っているので、迷うことなく「嘘」を選びましたが
正解は意外にも「本当」。
<どんな手術でも術後は回復のエネルギーを生み出すために筋肉が減り体重が
落ちやすい。
栄養状態が良く十分な筋肉量があることが非常に大事。>なのだそう。
筋肉は回復を助けるだけでなく、薬の副作用を軽減させる効果があることも
確認されているそうで。
<術後の化学療法は一定期間の投与が必要。
そのため口内炎や下痢、白血球減少や感染症などの強い副作用が現れる。
筋肉量が5%以上減少すると重い副作用が増え、抗がん剤を続けられなくなる。>
筋肉の恩恵があれこれあれど、誰しも毎日ウォーキングができるわけではありません。
肝臓の代理
筋肉が衰えがちの入院患者を対象に、その場でできて無理なく続けられる体操
を久留米大学のチームが考案したそうです。
この体操は病気の人に限らず一般のお年にもお勧め。
筋肉の衰えを防いで健康寿命を伸ばす効果が期待できる優れものです。
内容は<背筋を伸ばして目線を前にし、お辞儀をする様に上半身を倒す。
頭上でタオルを持ち、肘を曲げて背中側に下ろし肩甲骨を内側に引き寄せる。
それぞれ10回行う。>などの6種類。
特に肝炎や肝がん患者に推奨しているそうですが、その理由は<筋肉が維持
された肝がん患者は筋肉が衰えた患者に比べて長生きすることが知られている。>
(引用は全て 信濃毎日新聞 より)から。
筋肉がエネルギーの貯蔵庫になり、肝臓にため込んだエネルギーが不足しても
補える。
肝臓の機能が衰えてアンモニアが分解できないと肝性脳症が起きやすいが、筋肉
がアンモニアを分解してそれを防ぐ。
このような理由で推奨されているといいます。
更に全く別の働きもあります。
「マイオカイン」と総称される様々なホルモンが筋肉から分泌されますが、
これらが抗がん作用や抗酸化作用などの働きをしているのだそうです。
久留米大では患者の血中のマイオカインを分析して健康との関係を追跡中。
脚には全身の約6割を占める筋肉があると言われています。
ウォーキングで足元の筋肉を鍛えつつガンと遭遇しない道を行こう、令和4年の
決意です。