<知をひけらかしたくなった花>
覚えたての知識をひけらかしたくなる悪い癖がいい歳をしてもまだ抜けません。
八幡様に参って山道を下っている時に、紫色をした花の群生を見つけました。
最近図鑑で見た花にそっくりです。
聞かれてもいないのに「ジュウニヒトエがきれいに咲いている」と小さく口にしていました。
毎週火曜日はウォーキングの途中で目にした山野草を記していますが、今週は
シソ科 ウツボグサ属 ウツボグサ です。
日本薬局方にある生薬で利尿、消炎作用があるそうです。
日本全土の日当たりの良い山地に自生する多年草です。
低地から2000メートルに近い高原まで広く繁殖しています。
茎が地面に倒れるとそこから根を張り一気に生息域を広げます。
私が目にした場所では、中心と思われる1メートル四方の群生の周囲に
2~3メートル程距離を置いて、小さな群生が数か所に散らばっていました。
<ウツボと言えば>
さて冒頭にジュウニヒトエと記しましたがもう一度図鑑で調べてみて、
お恥ずかしい、違う花だと気付きました。
花の色こそ似ていましたがあちらは、シソ科キランソウ属ジュウニヒトエ
で春に咲く草でした。
ウツボグサは茎の先端に、花序と呼ばれる独特な形状の物が着いています。
これは複数の花が規則的にまとまった集まりです。
花序では次々に小さな紫色の花が咲きます。
花一輪の寿命は2~3日ですが花序全体では長い期間にわたって花が咲く事になります。
この花序の形状が名前の由来になっています。
松ぼっくりに似ていると記載された図鑑がありました。
見方によればワサビの根にそっくりかもしれません。
本来の由来は、矢を入れて持ち歩く武具のウツボだそうです。
そう言えばウツボカズラと言う草もありました。
子供の頃から良く観察した食虫植物です。
調べてみるとこちらも補虫袋が武具に似ている事から着いた名前でした。
虫を食べる猛々しさが海に棲む獰猛なウツボを連想させるのでこの名が着きました、
何ておかしな自説をひけらかした事は無いよな、そう確かめて安心しました。
覚えたての知識をひけらかしたくなる悪い癖がいい歳をしてもまだ抜けません。
八幡様に参って山道を下っている時に、紫色をした花の群生を見つけました。
最近図鑑で見た花にそっくりです。
聞かれてもいないのに「ジュウニヒトエがきれいに咲いている」と小さく口にしていました。
毎週火曜日はウォーキングの途中で目にした山野草を記していますが、今週は
シソ科 ウツボグサ属 ウツボグサ です。
日本薬局方にある生薬で利尿、消炎作用があるそうです。
日本全土の日当たりの良い山地に自生する多年草です。
低地から2000メートルに近い高原まで広く繁殖しています。
茎が地面に倒れるとそこから根を張り一気に生息域を広げます。
私が目にした場所では、中心と思われる1メートル四方の群生の周囲に
2~3メートル程距離を置いて、小さな群生が数か所に散らばっていました。
<ウツボと言えば>
さて冒頭にジュウニヒトエと記しましたがもう一度図鑑で調べてみて、
お恥ずかしい、違う花だと気付きました。
花の色こそ似ていましたがあちらは、シソ科キランソウ属ジュウニヒトエ
で春に咲く草でした。
ウツボグサは茎の先端に、花序と呼ばれる独特な形状の物が着いています。
これは複数の花が規則的にまとまった集まりです。
花序では次々に小さな紫色の花が咲きます。
花一輪の寿命は2~3日ですが花序全体では長い期間にわたって花が咲く事になります。
この花序の形状が名前の由来になっています。
松ぼっくりに似ていると記載された図鑑がありました。
見方によればワサビの根にそっくりかもしれません。
本来の由来は、矢を入れて持ち歩く武具のウツボだそうです。
そう言えばウツボカズラと言う草もありました。
子供の頃から良く観察した食虫植物です。
調べてみるとこちらも補虫袋が武具に似ている事から着いた名前でした。
虫を食べる猛々しさが海に棲む獰猛なウツボを連想させるのでこの名が着きました、
何ておかしな自説をひけらかした事は無いよな、そう確かめて安心しました。