Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

エリックベネイの愛と人生 9-Glitter

2009-02-12 09:14:25 | エリックベネイの愛と人生
グリッター

エリック・ベネイ、演技には今、現在、全く興味がないと言っている。
「それでも、マーティン・スコセッシが突然電話してきて、
『グッドフェローズ2』に出てくれって言ったら受けるけどね。」(爆)

映画はこの作品のみだが、アメリカのテレビドラマには、
何本か出演している。
映画製作には興味があり、すでに脚本を書き上げていて、
プロデュースする側に挑戦してみたいそうだ。
「監督は?」と聞かれ、「初めての自分の作品を滅茶苦茶にしたくないよ。」

エリックの書いた脚本は、「ビー・クール」のような音楽業界の裏話なのか、
「グリッター」のようなサクセスストーリーなのか。
それともラブコメかミステリーになるのか?
全く予想も付かない。

マライア・キャリー主演「グリッター  きらめきの向うに」
閑散としたバーで疲れた女性がジャズを歌っている。(何とも良い雰囲気)
お客に受けないので、客席にいた自分の子供ビリーをステージに上げる。
素晴らしい歌声。(音声解説によるとこれはその少女ではなく、
マライアのコピーシンガーをしている女性の吹き替え。
母親役の女性もブロードウェイのスターだと知り、納得。)
そしてある事情から母親と暮らせなくなったビリーは施設へ。
そこで二人の少女と知り合う事ができる。

その後、三人は成長して仲良くバックコーラスをしている。
ビリーの秀でた歌声は、DJのダイスの目に留まり、彼女を売り出す事になる。
そんな時、ビリーはリハーサルの舞台裏から、シンガーソングライターのラファエル
(エリック・ベネイ)のパーフォーマンスをじっと見つめていた。
ラファエルも楽屋ですれ違った彼女を振り返り、歌う姿にみとれる。
プロモーションは成功するが、ビリーの名声とは裏腹にダイスの存在が微妙な立場に。
またコーラスをしていた時の契約が彼女の足をひっぱる。

パーティーでビリーと遭遇したラファエル(エリックベネイ)は
今度、二人で組んで何かやろうと話しかける。
そこにダイスが割って入り、「今、クインシー・ジョーンズとのプロジェクトが進行中。」と断る。
ダイスとうまく行かなくなってきた時、
プロダクションがビリーを案内した先にはラファエル(エリックベネイ)が待っている。
二人でスタジオのキーボードに向かい楽しく曲を作る。

その後、悲劇が起こり、しかし彼女は自分のコンサートを成功させ、
ずっと会えずに捜していた母親と再会する事ができる。

Eric Benet、準主役だが重要な役割。
エリックの醸し出すオーラが、この作品に華を添えている。
マライア・キャリーの声量に圧倒される。
ショービジネス界の光と影も興味深い。

初めてマライアと会うシーン。
ステージでエリックがピアノを弾きながら歌っているのは、
"We Could Have Been" 
お馴染みのEric Benet、Demonte、George Nash Jr.のコンビの製作。
2002年に完成しながらお蔵入りしたアルバム、
"Better & Better"に収められていた。

こちらの動画にあるもう1曲は、
マライアとエリックのデュエット"Want You"
マライア側の製作で、クレジットには、
マライアのヴァージンレコードとエリックベネイのワーナーブラザース両方が明記。
監督の音声解説によると音楽映画で編集の苦労は著作権の問題だそうだ。

マライア・キャリーのリクエストでエリック・ベネイの出演が決まったらしい。

Mariah "Want You" featuring Eric Benet