Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

金子三勇士@シャネルネクサスホール11/28

2009-11-30 00:05:28 | ピアニスト 金子三勇士
昨日は、シャネル主催で4時よりピグマリオンデイズのリサイタル、
そして6時よりシャネルビルのフレンチレストラン、アラン・デュカス「ベージュ」主催、
クラシックサロンコンサート。
金子三勇士は約30分の休憩を挟んだだけで、二つのコンサートで演奏した。

☆CHANEL Pygmalion Days 2009.11.28
ショパン スケルツォ第2番変ロ短調作品31
Chopin Scherzo No.2 in B flat minor Op.31
バッハ フランス組曲第5番ト長調BWV816
Bach French Suite No.5 G Major BMV816
バルトーク ルーマニア民族舞曲
Bartok Romanian Folk Dances
(休憩)
リスト ピアノ・ソナタロ短調
Liszt Piano Sonata in B minor
アンコール:
リスト 愛の夢 第3番変イ長調
Liszt 3 Liebestraunme, No.3:Nocturne in A flat major

☆Wine Club Plus presents クラシックサロン
ショパン ポロネーズ第6番変イ長調『英雄ポロネーズ」作品53
Chopin Polonaise No.6 in A flat major Op.53 "Heroic"
ショパン 夜想曲第14番嬰へ短調作品48-2
Chopin Noctune No.14 in F sharp minor Op.48-2
ショパン スケルツォ第2番変ロ短調作品31
Chopin Scherzo No.2 in B flat minor Op.31
リスト 愛の夢 第3番 変イ長調
Liszt 3 Liebestraume, No.3:Nocturne in A flat major
リスト 19のハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調
Liszt 19 Hungarian Rhapsodies, No.2 in C sharp minor

両方数えると10曲。
自分でも書き連ねてみてびっくりした。
しかもリストのソナタは30分に及ぶ大作だ。
たいへんなボリュームのあるリサイタル二つを一日の間に行ったことになる。

シャネル主催のピグマリオンデイ、今回はピアノの両サイドの席も設けられ、
かなり観客数が多かった。

一方、ベージュ主催のクラシックサロンは30名ほどの限定。
シャンパンとソフトドリンクのサービスを受け着席。
終了後も飲み物とフィンガーフードが供される。
音楽プロデューサー、坂田康太郎の司会進行で進められる。
最後の曲、ハンガリアンラプソディーでは、観客は三勇士のピアノを囲み、
近くでスタンディングで鑑賞した。
貴重な体験。

ショパン スケルツォは三勇士の技が冴える。
切れ味の良い曲。
ダイナミックな若々しさが瑞々しい。
こちらも思わず「ブラヴォー」とシャウトアウト。
Miyuji F.Chopin : Scherzo in B flat minor No.2 test


バッハの組曲は完成された美しさが耳に心地良い。
アルファー波が押し寄せてきて気持ちが和む。
『フランス組曲』とはフランス的という解釈。

バルトーク、ルーマニア舞曲、英題はルーマニアのフォークダンスだ。
独特のリズム感が必要とされる曲。
ハンガリーで育ち、音楽教育を受けた三勇士の手に掛かると、内面から自然とこの音感が生み出される。
バルトークはハンガリー、ルーマニア、クロアチアの民謡を収集し、
独自の音楽を作り上げたそうだ。踊るような抑揚、躍動感が溢れる。
ピアノの音が鳥や獣の声、森のざわめきに聴こえてくる。

リスト ピアノ・ソナタは、何度か聴いているがより完成度が深まり、
複雑な様相へと広がりを見せている。
これは、三勇士の演奏のその時々の解釈法の違い、そして聴く側の心の状態により、
様々なイマジネーションを起こさせる。
大曲なのに、前にも増して、演奏時間が短く感じられる。
まさにミステリアスな曲だ。
金子三勇士バージョンでは31分だそうだ(他のピアニストで最初に10分黙祷する人もいるとのこと)


ショパン 英雄ポロネーズ、この曲の持つチアーアップされるような軽快さ、
三勇士は勇壮に次の6時からのコンサートのオープニングを飾った。

ショパン、ノクターン14番、冬の景色がイメージされた夜の曲。
甘美な旋律に観客はシャンパンを手に酔った。

この後、坂田康太郎と金子三勇士の軽妙な息の合ったトークショーとなる。
結婚式の入場メロディーによく使われる曲、これはワーグナーの婚礼の合唱、
別れの曲だそうだ。三勇士が出だしをピアノで示す。
ショパン 前奏曲第7番イ長調作品28-7 も出だしを聴かせる。
誰もが知っている胃腸薬のコマーシャルソング。そしてイ長調。
坂田康太郎「このコマーシャルソングを作った人のセンスは素晴らしいですね。」(笑)

リスト 愛の夢、
同じ日に二回も聴くことができた。
最後の音の余韻がいつまでも残る。
金子三勇士とスタンウェイ&サンズのピアノBタイプのコラボでこの演奏が可能になった。

坂田氏の説明では、8月にシャネルが購入したこの新しいピアノ。
金子三勇士の手が入ることで、演奏で弾き込まれることで
更なるレベルアップしたピアノへと成長してきたと言う。
三勇士も「ピアノには心(魂)がある。大切に慈しむことで育てることができる」と言った趣旨の話をした。

リストのハンガリアンラプソディー、観客達は三勇士を囲み演奏を堪能した。
狂詩曲、ピアノのそばで聴くと激情が切々と伝わってくる。
三勇士の開いたホームパーティーで身近に演奏を聴かせてもらっているようだ。
かつてヨーロッパで開かれていた宮中、そして貴族のサロンとは、
このような雰囲気の中でコンサートが行われていたのだろう。

二つのコンサートが終わり、満足感と共に、その日が金子三勇士、
ピグマリオンディの最終日であることに一抹の寂しさを覚えた。
シャネルのピグマリオンを今年で卒業する三勇士、
来年は全国へ世界へと羽ばたいていく。

一つ目のコンサートの休憩時間、メッセージを撮らせてもらった。
コンサートを終えての感想を日本語、英語、ハンガリー語で。

Miyuuiji@CHANEL Pygmalion Days 28/11/2009



Love&Life"You're The Only One"プロモーションヴィデオ

2009-11-29 00:51:37 | エリックベネイ-クリスマスライブへGO!
アシュフォード&シンプソンの11/21のライブでブルーノートに行くと、
エリック・ベネイ クリスマスライブのプロモーションヴィデオが流れていた。
その中で使われていたのは、2008年7/2のミルウォーキーの里帰りライブから製作されたこの映像。

エリック・ベネイの故郷、Milwaukee。
今もエリックの母や姉、兄が住んでいる。
昨年の初夏、この辺りは大きな洪水の被害が出た。
アメリカでミルウォーキーっていったいどういう存在だろう?
「何にもない所」という表現がよく使われる。

サンドラ・ブロックの映画「あなたの寝ている間に」の中で、
お父さんとどんな所かと楽しみにして遠くからミルウォーキーへ、
行ってみたら何もなかったとか、
イギリス映画の「ラブ・アクチュアリー」の中で、
イギリスに失望して、アメリカに憧れて旅立った青年、
着いた先はミルウォーキーだったとか、
何かとそんな例えに使われる。

Eric Benet、96年に始めてのアルバム"True To Myself"を発売した後、
初来日をし、インタビューで「ミルウォーキーってどんな所?」
と聞かれて、いとこのGeorge Nash Jr.と二人で、やはり「何にもない所なんだ。」
実際は、地ビールの産地、野球チームとかもあるらしい。

ファンクラブのメンバー・シンディーが、Milwaukeeに住んでいて、
ご主人がエリックベネイとは10代の頃のバンド仲間で親しい。
彼女に「一度、ミルウォーキーに行ってみたい。」話したら、
「そんな事、人に言われたの初めてよ。
ほんとに何もない所だけど、しいて言えばちょっとは綺麗な場所もあるから、
もしあなたが来たら、案内するわ。」と言われた。

エリックベネイもよく自分の事を「ミルウォーキー男だから」と謙遜して言う。
つい先日のインタビューでも「Milwaukeeで育ったEric Benetが
どうしてこんな音楽業界へと進めたの?」と聞かれていた。
「教会のコーラス、ゴスペル、そして兄姉、父母の音楽好きの影響だよ。」と答えていたが。

そんなミルウォーキーの街角。
雨の中、特設ステージが設けられ、Eric Benetは"Love & Life"「愛すること、生きること。」
から、"You're The Only One""The Hunger""Love Patience & Time"を披露した。
かつてBenetで、ペアを組んでいた姉のLisaがバックボーカルで参加している。
リサはライブの前に練習する時間が取れずにとても心配だと話していたそうだ。
別の映像で、久々に歌う姉を気遣うエリックの様子がみられた。
お姉さんも昔一緒に歌っていた弟がどんなに心強く感じられた事だろう。

町の中で遊ぶ少年の映像に、子供時代のエリックを重ねた。
警察官をしていた亡くなった父や暖かい家族に囲まれて過ごした少年エリックベネイ。
初めてのドライブ、初めてのデートで彼女と歩いた町並み、
初めてクラブで歌った時お客は10人程の酔っ払いだったそうだ。

ミルウォーキーは、エリック・ベネイにとっては何にもない所ではない。
溢れるほどの想いがつまったホームタウンだ。

エリック・ベネイのお母さんは、この日のために駆けつけたファンを心から労った。
「遠い所から息子のためにこんな所まで来てくれて本当にありがとう。
気をつけて帰ってね。あなた達の為に祈っているわ。」

画像はエリックと母。

You're The Only One Music Video - Eric Benet


Eric Benet-Love'n Life"You're The Only One"についての2008年7/28のブログ
http://blog.goo.ne.jp/ak-tebf/d/20080728


エリック・ベネイ"Love Patience & Time"

2009-11-28 00:25:30 | エリックベネイ-クリスマスライブへGO!
昨日は、"This Is It"の最終公開日。
昼間に映画館にいるEさんから、そして仕事の後に映画館へ足を運ぶNさんから、
メールを頂いた。
マイケル・ジャクソンの映画上映の最後の日。
館内はどのような感動に包まれたことだろう。
私もできれば、一緒に体感したかった。

さて、エリック・ベネイ、ブルーノート東京のライブまで後23日。
そろそろカウントダウンを始めたい。

クリスマスライブに行く人も行かない人も、今回の来日でエリックが歌いそうな曲、
一緒におさらいをしましょう。

11月中旬までアメリカで行われたセクシーソウルツアーでは、
今年2月の来日、それまでアメリカのライブでも歌わなかった曲を何曲か披露している。

その内の一つが、Eric Benetの4thアルバム、"Love&Life"の1曲目、"Love Patience & Time"

最初に聞いたのはエリックの生まれ育ったミルウォーキーの街角の特設ステージの映像。
第一印象はレゲエ調の曲。
エリックの歌に合わせてみんな手拍子を取っている。
2008年 7/2のライブ。
楽しくてノリの良い曲だとばかり思っていた。

アメリカのファンクラブのメンバーのDanielle、この曲で笑って、そして泣いたと言うので、
意味がわからず、教えてもらった。
その時、Danielleが歌詞を書きとめてくれて、
説明してくれたことを参考に"Love Patience, & Time"を訳した。
エリック・ベネイのアルバムの1曲目はいつもメッセージソング。
辛い時を過ごしている人々への応援歌。

CDで聴くと初めはゴスペル調
"No challenge is too great! and no cause is too small!"

Love Patience And Time
イラク戦争で片足を失った若者がいた
彼は座り込んで酒を飲み、
自分ができなくなってしまったことを考えていた

彼に笑顔がもどって元気になるまで
しばらく時間がかかったと聞いている
マラソンに出てみると、2年続けて優勝してしまった

人生で避ける事のできない嵐がある
暗闇で迷った時は灯火に救われるから
あきらめないで、きっと乗り越えられる

愛すること、受け入れること、時がたつこと、
そんなに時間はかからない、きっと良くなるから
心の中には強い力があるから

父親に愛された事のない女の子、可愛い子を知っていた
彼女は何で男の人はみな自分に冷たくなるのかと思っていた
すっかり心が冷え切ってしまう前に
父親のした事を許せば
その時彼女は今まで夢見ていた愛を知るだろう

自分を責める話がある、人がいる
でも迷ったりしないで
そんなことを信じないで
過去のことは振り払って前に進もう

僕達が思っているよりもずっと世界は広がっている
神の愛と光が導いてくれる
何もかもきっと良くなるよ

国の指導者達は銃を取れと言う
自分達と違う立場の人を殺さなければ世界は変わらないと
血と恐怖が世界をひとつにすると
でも僕は、こう思っている
愛すること、受け入れること、時がたつこと

"Love Patience and Time"
エリックベネイ、ミルウォーキーのライブで歌い終わった後、
天を指し、「見守っていてくれるよ。」と言った。

Love, Patience & Time


「1408号室」

2009-11-27 10:07:37 | 私の日々
この映画、すごく怖そうだけど、観たいと思っていたら、
ある日の夜、スカパーで始まってしまい、引き込まれてしまった。

(ネタばれありです)

怪奇現象の起きる部屋に泊まっては、それをネタに小説を書いている作家。
ジョン・キューザックが演じている。
ほんとうは超常現象など有り得ないというのが持論。
彼のところに一枚の絵葉書が届く。
「ドルフィンホテルの1408号室には泊まるな。」

電話で予約をいくら入れようとしても、断られる。
直談判にホテルを訪れると支配人からファイルを見せられる。
そこで、自殺、怪奇な死を遂げた人々のファイル。
サミュエル・ジャクソン演じる支配人が、「これだけでも10人以上、
そして自然死を入れると50人。」
一月に一度掃除をするが、ドアを開け放して数人で入り10分で終了させる。
しかしバスルームに閉じ込められたメードは救出した時、
すでに自分を傷つけながら笑っていた。
これだけ脅かされたのに、半ば強引にこの部屋に泊まる。

こんな感じで映画は始まるが、ここから先、一人で泊まるホテルで、
経験するいろいろな出来事。
人のいる気配、誰かに見られているような雰囲気、
誰もいないはずの部屋で音がしたり、突然ラジオが鳴り出したり、
窓が閉まったり。
度々なり始めるラジオの曲がカーペンターズの"We've Only Just Begun"
のどかな曲だけによけい怖い。

そのうち亡霊が次々とやってきたり、襲われたり。
ところが、一番の恐怖は自分の中で1番辛かった出来事を、
克明に思い出していく、それが突然ついたテレビの画面に、
そして目の前で再現されていく。

この邪悪な気に満たされている部屋から出ようにも出られない。
とうとう逃げることをあきらめ、自らこの部屋を世界から消し去るために、
火をつける。

消防隊に助け出され、別居していた妻も駆けつけてくれて、
怪我が治り、二人で新しい家で生活を始めようとした日。
残されていた荷物の中からあのホテルの部屋に持ち込んだレコーダーが出てくる。
それを妻が捨てようとした時に、彼はスイッチを入れてしまった。
録音されていたのは、あのホテルの部屋の生々しい自分の過去との対話。

それを聞いてしまったことで、あの部屋の妖気を蘇らせてしまった。
部屋はなくなってけれど、自分が後を引き継いでしまった。

1408号室とは数字をすべて足すと13。
まるでお化け屋敷に入ったような1時間半。
ここまでやるかと思うが、ホテルの部屋の持つ気味の悪さ、
人間にとって一番の恐怖とは何かを突いてきている。
原作はスティーブン・キング。

エリック・ベネイ、NewCD作成中!

2009-11-26 00:07:19 | エリックベネイの日々&KyteVideo
レディシ、ミントコンディションとのセクシーソウルツアー、
12月始めまで続く予定がプロモーターの都合で打ち切りになってしまった。
突然の予定外の休日、エリック・ベネイはどのように過ごしているのかと思ったら、
ミルウォーキーに戻り、スタジオで新曲の録音に励んでいた。

目を離していた間にKyte Phone Video、2つアップされていた。
http://www.kyte.tv/ch/113570-eric-benet

一つ目は付き人のケビンとミルウォーキーのレストランでランチをしている。
ミルウォーキーはアメリカ伝統的な高カロリーの食事を出すレストランが多いそうだ。
その中でエリックはオーガニックなレストランを選んでメニューを見ている。
エリックのチョイスはチキンの胸肉、ケーパーは嫌いだから、除いてくれ、とオーダー。
やはり運動だけではなく、食事も低脂肪を心掛けているんだなぁと、自分を振り返り反省する。

二つ目の映像、スタジオでドラムスのウェス、ベースのグレッグとともに、
ギグしている。新しい曲なのか、新曲へ向け試行錯誤なのかはわからない。
"Love&Life"発売から1年3ヶ月余り。
新しいアルバム、来春位には望めるだろうか。

Eric Benet - Where Does The Love Go

2009-11-25 06:28:07 | エリックベネイの曲
2005年の初春、プロデューサー、ピーター・ゴンザの招聘で、
ジャカルタジャズフェスティバルに出演したエリック・ベネイ、
この地でいくつかのプロモーションヴィデオを撮影した。
以前にアップされた"The Last Time"の第二弾。
http://blog.goo.ne.jp/ak-tebf/d/20091003

インドネシアとエリックはとてもよく馴染んでいる。
エリックの最近のお気に入りの場所であるというのも、
よくわかる。

それにしても、これだけのヴィデオをいくつも撮影しておきながら、
一つも公開されなかったのは、なぜだろう?

Eric Benet - Where Does The Love Go OFFICIAL VIDEO



アメリカンダンスアイドル シーズン4

2009-11-24 10:37:30 | アメリカンダンスアイドル
「アメリカンダンスアイドル」"So You Think You Can Dance"シーズン4の6都市、
オーディションの放映が終了した。
すでにアメリカでは昨年の夏に結果が出ている。
日本でも昨年秋に放映のはずが、どういうわけか今年の11月まで延びた。
「アメリカンアイドル」同様に優勝者、トップ20をあえてネットで見ていない。

週末の夜9時から二夜続けての放映。
録画を逃してしまい、再放送を見たりしてようやくキャッチアップ。

昨日はチャールストンからワシントンDC、そしてミルウォーキー分のまとめての放映。

このオーディションで落選する人、直にラスベガスへ行ける人、
再審査を受けた後、ラスベガスへ行ける人に振り分けられる。

続けて見て気づいたが、ヒップホップ系の上手な人、ラスベガスへはなかなか直行へとならない。
逆にコンテンポラリー、略してコンテ、フリースタイル系のダンサーはすぐに認められる。
二人で踊るスタイルのダンサーも再審査で一人の実力が試される。
審査員がいつものナイジェルとメアリーの他に、ゲストが毎回変わる。
辛口の二人とゲストの新鮮な驚きが隠せない表情とコメントが見逃せない。
名だたる振付師、演出家が毎回、ゲスト。
訓練を積んだ人、才能のある人への賞賛は惜しまないが、反対にダンスを、ダンサーをなめて、
このオーディションに受け狙い、ふざけて参加した人には手厳しい。
実力を勘違いしている人にも現実を突きつける。

「アメリカンアイドル」シーズン5の優勝者はオーディションで落とされかけた。
歌が巧いのにオーディションで分かり辛い人がいる。
へたなのに声量と雰囲気、自信で巧いと錯覚させる人がいる。
ダンスアイドルに関して、それはない。
下手な人、番組にふさわしくない人はすぐわかる。

チャールストン、シーズン3のニールに似たカナダ人のダンサー、
ジェレマイア、時々失敗もあるが思い切った技と好感度が受けて、
ラスベガスへの切符を手にする。

アンソニーとアントワン、アフリカ系の双子の兄弟。
アンソニーは同じ動きばかりと落とされる。
アンソニーは「アントワンはきっと実力を見せて合格するよ。」
アントワン、「アンソニーと同じかと思ったら、とても良かった。」と評価される。
すると、「ほんとはアンソニーの方が巧いんだ。力が出せなかっただけで。」
呼び戻されたアンソニーとアントワンの二人のヒップホップ。
二人のBボーイのコンビネーションは最高。
二人とも再審査、そしてラスベガスへ。

アトランタのアビゲイル。
審査員は絶句している。「私ってそんなに酷いの?」と途中でダンスを止める。
皆がうなづく。「そこまで下手だとは思わなかったわ。」
明るく退場。謙虚な態度、性格が愛嬌があると誉められる。

落選しても礼儀正しく帰る出場者もいれば、毒づき、ののしりながら、
また、審査の途中で帰ってしまう人もいる。

ニューヨークから学校中のカンパを受けて参加したBJ。
チケット代は校長が払ってくれたそうだ。
パペットのようなダンスに魅了される。
残念ながら、再審査で敗退。

イタリア系の18才。
コートニー、祖父母は朝食を他の参加者に配っていた。

アラバマのクレア、シーズン2を足の怪我で敗退。
出産の間の2年のブランクがあり再挑戦。
練習不足を指摘されるが、再審査中に腕を上げ、ヴェガスへ。

ミスタービーンのようなマイムを見せたデリック。
笑いはとったが、オーディション落ち。

叔母さんと来ていたミーガン。
悲しみを表すダンスで私はよく理解できなかったが、受けは良くヴェガス行きの切符を。
叔母さんもとても嬉しそうにナイジェルとハグ。

マーカスは12歳の時に亡くした母の写真のTシャツで踊った。
「もっと踊れた」の言葉に「絶えずそう思うことが大切」と審査員。
再審査を通過。

マイアミのブラントン。
15歳の時に年齢の下限18歳といつわって挑戦したが、母に止められて棄権。
とても筋肉質なアフリカ系のバレーダンサー。
「リトルダンサー」のビリー・エリオットの成長した姿を見るようだ。
男性的なダイナミックなダンスと技。ダイレクトにヴェガス行き。

ここまで観るとオーディションの評価の基準はジャンプ、ターン、技の間を繋ぐ動きの滑らかさ、
そして人の心を打つだけの魂のこもった演技、本人の持つ個性、カリスマが求められている。

オーディションの最終地はエリック・ベネイの故郷、ミルウォーキー。
今年2月の来日でエリックが一人で原宿を歩き、「まるでミルウォーキーのように寒い。」
アメリカのエリックファンたちは吃驚してしまい、「東京ってそんなに寒いところなの?」
行ったことのないミルウォーキーと較べようもないと思っていたら、
この映像では、吹雪が舞い、雪掻きをした道に応募者が並んでいる。
ほんとうに寒そうだ。

さすがエリックのお里。
ミルウォーキーは熱いダンサー達、愉快なダンサーもどきがたくさんいた。

19才のビアンカはタップとヒップホップの合体のようなダンスでヴェガス行き。
ジェームズは楽しそうに踊っていたが、「コーラスライン、フットルース、
ステインアライブの寄せ集め。」と落選。

エヴァンが見せたダンスに審査員は息を呑んだ。
ジーン・ケリーを思わせる。40~50年代風のダンス。
そしてすごい技を軽々と何気なく間に挟んでいる。
ストレイト トゥ ヴェガス!

シーズン3でラスベガスにまで行きながら足首を痛めて棄権したイェセニアがまた挑戦していた。
1年で20キロも減量、見違えたが、今回は膝をひねりオーディションで棄権。
「自分のことがずっと嫌いだった。でも去年、ヴェガスまで行き敗れたけど、自信を持てるようになった。
落ちても後悔はなかった。あれから、食生活を変え、ジムに通い、レッスンを受けて、
『必ずトップ20に入る』と唱えながら一年を過ごしてきた。」
「一年でこれだけ変われるなら来年が楽しみだ。君を誇りに思うよ。」とナイジェル。

イェセニアの親友フィリップ。
踊った後、「イェセニアが心配だ。僕達にお金はない。ダンスと友情がすべてなのに。」と泣く。
審査員のナイジェル、「人生にはいろいろなことがある。自分にも挫折があった。
終わりかと思ったら、それが始まりのこともある。」
前回の動きはバラバラだったが、今回は動きに流れがあり、一つ一つの技も素晴らしかった、
とラスベガス行きに。
「辛かったはずなのに、演技に表情に出なかったね?」
「イェセニアのために頑張った。」とフィリップ。
イェセニアも「私の分もヴェガスで頑張ってきて。」と祝福した。

レイモンド、ペアで踊り始めるとナイジェルに止められる。
相手を見ていない、彼女への情熱が感じられないとやり直しになる。
靴と靴下を脱ぎ、再挑戦。

床の材質が踊り始めて合わないと気づく挑戦者たちがいた。
またフロアの幅が自分の考えた振り付けとサイズが合わないと感じた人もいる。

レイモンドは振り付けは素晴らしいが女性に対しての思いがダンスに出ていないと言われる。
「『ソロモンの歌』を題材にしている。成就しない恋の物語だから。」
ナイジェルが「好きだけど身を引いた切なさが表現されていない。」
レイモンド、「自分は聖職者だからそういう感情は持ってはいけないんだ。」
再審査で敗退。

アカペラでタップダンスに挑戦したリズ。
「コンテもヒップホップも踊れるけど、自分はタップダンサーだから。」
潔さ、楽しんでいる心がダンスに表れる。彼女もヴェガスへ。

ママと二人三脚、ユマ・サーマンに似たコートニーも、
「タランティーノ監督に『キル・ビル』ミュージカル版に呼ばれるね。」とヴェガスへ。

マイアミの高校教師、スージーもサルサ風のラテンダンスで会場を熱くした。
再審査、そしてヴェガスへ。
カメルーンからの移民、ブリース、介護施設で働きお年寄りにダンスを見せている。
彼は残念ながら再審査で敗退。

レベッカ、とても綺麗で上手なのに「競技ダンスのくせが抜けない。」と言われる。
華やかな見せるためのダンスから心の内を表現するダンスへ、
そしてアウトフィットも地味に変えてヴェガスへ。

その他の地域でも視覚障害者でありながらオーディションに参加した女性の姿、
ゲスト審査員のミアを泣かせ、ミアの暖かい言葉は彼女を多いに励ました。
ニューヨーク、パントマイムとヒップホップの合体のような男性、再審査ではなく、
ヴェガスへ直行。チケットを渡すナイジェルも一緒に演じた。
楽しんで余裕の中で演技する人は、踊っている時に美しさが際立つ。

数々のドラマの中、オーディションは終了した。
来週からはラスベガス予選。
そしてトップ20、トップ10へと進んでいく。
オーディションで注目したのに、予選で知らない間に消えているダンサーもいる。
一方オーディションでノーマークだったのに、いきなり頭角を表す人も。
来週から年末まで週末が楽しくなりそうだ。

アシュフォード&シンプソンの後は・・・

2009-11-23 09:23:11 | その他のライブ
ブルーノート、アシュフォード&シンプソンのライブが終わり、
感動覚めやらず、周りの人達も席を立たない。
それぞれ、連れの人、一人で来た人は隣の人と盛り上がっている。
感動のないライブだとあっという間に人が引いて、帰ってしまうのと対照的だ。

帰り道、恵比寿「ブラウンシュガー」へ。
Ashford&Simpson帰りと話すと、マスターとYさんは翌日の1stだそうだ。
DJも彼らのアルバムを掛けてくれる。
違う日に行った人の話では、アンコールが"Ain't No Mountain High Enough"
だったそうだ。
彼らなら、いくらでもヴァリエーションが変えられるだろう。
すでに行った人、これから行く人がいる、こういう状況だと
ライブの後の余韻を味わう一時が過ごせてありがたい。

アシュフォード&シンプソンの年齢の話になる。
あの若さはエネルギーはどこから来るのだろう。
ニコラスはシェイプアップしているし、ヴァレリーも自然体だ。
とてもカスタマイズしているとは思えない。
ライブハウスも持ち、印税もたっぷり入ってくる。
でも、ステージに立つアーティストであり続けたい、
観客を喜ばせるようなショウを行い続けてきた、積み重ねの大きさ。
内面の心の持ち方が彼らの外見にパーフォーマンスに現れるのだろう。

エリックのライブを目標にダイエットしようと思っていたのに、
歌ったり踊ったりしたせいか、お腹が空いてきて、
こんな時間にオムライスを頼んで、完食してしまった。
でもすごく美味しかった。
ここの店の人気メニューだが、いつも食事をした後に来ることが多いので、
食べる機会が今までになかった。

この日、DJの男性は私物のレコードを1箱分、持参していた。
そして、その中からEric Benet"Georgy Porgy"のリミックスLPを2枚。
そこには、「ジョージーポージー」のアカペラヴァージョンが入っていた。
フェイス・エバンスと二人でアカペラ。2枚とも聴かせてもらう。

夫の仕事仲間でここの店によく来ていると聞いていたが一度も出会わしたことのないK君、
そして常連のSさんも登場。
ブルーノートから持ち帰ったパンフ一式の中にルーファスとスライのライブ案内を見つける。
ほんとうにまたスライは来るのか。一体何分くらい、ステージにいるのか。そんな話になる。

日付が翌日に変わったので、そろそろ失礼することにする。
その日の夜、Ashford&Simpsonの最終日のライブへ行くマスターとYさんを羨ましがることしきり。
居合わせた他のお客もそんなにいいなら、マスターについて一緒に行くなんて話がまとまっていた。

Ashford&Simpson@Blue Note Tokyo 11/21 2nd

2009-11-22 09:28:42 | その他のライブ
今年、最高のライブ、2009年度 Best 1 showだった。
(エリック・ベネイ、フランキー・ビバリー、金子三勇士は評価外です)

まず始めにとんでもない勘違いをしていた。
2ndショウ、いつものように9:30からだと思い込んでいたのだ。
ブルーノートの近くの行き付けの店で和食を摘もうと予約なしで行ったら、
貸切で入れなかった。

そこでとりあえず、ブルーノートの様子を覗く事にする。
入り口付近の階段で会ったスタッフに「後、10分で受付開始ですよ。」と言われる。
「えっ、今日の開場、開演は?」と尋ねると、
「開場は8時、開演は8:45です。」
危ない所でした・・・
そのまま、受付を待つ。
整理番号、13をゲット。

盛夏以来のブルーノート。
ロビーにバーもできていて、コーヒーやビール、ウィスキーなどが戴ける。
しかし、この場所で1時間はきついなぁと思い外に出ることにする。

ブルーノート隣の「アディングブルー」行ってみたいと思いつつ、
1stの後は、満席だったり、こちらがお腹が一杯で入る機会を逸していた。
キャルソンに「ブルーノート、セカンドショウまでに食事を軽くしたい。」
と話すと「セカンドショウ前のクイックなご馳走」
ムニュ・エクスプレスなるメニューが存在した。
昨日は自家製スモークサーモン、キッシュ、ラタテューユ、もち豚のソテー、
焼きたてのパンと飲み物はスパークリング、赤白ワインから選択可。
念のため、いつもよりセカンドの開始時間が早いことも告げる。
スピーディーにワンプレートで出てきて、時間を気にせず、美味しい食事を楽しむことができた。

ブルーノートに戻ると、先ほどのスタッフとまた階段で会い、「お帰りなさいませ。」(笑)
ほどなく、点呼が始る。
順番が来て、階段を降りると、掛かっていた曲はEric Benet"Hurricane"の"My Prayer"だった。
ビルボードのクリセット・ミシェルに続き、
ブルーノートのアシュフォード&シンプソンのライブでもエリックの曲で迎えて貰えるとは!

席はステージ前、2列目、向かって右角を選択。
室内の音楽は違うアーティストの曲に変わっている。
そしてまた、Eric Benet"Still With You"、そしてスクリーンでは、エリックベネイ、
クリスマスライブのプロモーション。
"Love&Life"のミルウォーキーで撮影されたプロモ、"You're The Only One"
そしてChocolate Legs"も掛かる。

こういう状態だったので、私の高揚感はAshford&Simpsonが登場する以前に、マックスに達していた。

バックコーラス、男性一人(パパイヤ鈴木風)ベース、ギター、ドラムス、キーボード、
そしてグランドピアノの前にピアノ奏者も登場。
バックボーカルのアナウンスでアシュフォード&シンプソンの入場。

その瞬間、私は立ち上がって踊り始めていた。
ニコラス、ヴァレリーともアイコンタクト、ビシバシ!
しかし、さすがに後半、我に返り、二列目でスタンディングしたら、
後方の観客は私のお尻を見ることになり、気分悪いかなと後ろの人に気が引けて着席する。
場内で立ち上がっていたのは私一人のようだった。
1曲目の終盤でこちらを見たヴァレリー「あら、座っちゃったの?」という表情(!?)

思っていた通りの曲を思ってた通りに、そして想像以上の迫力で歌い上げてくれた。
ダイアナ・ロス"The Boss"、やはり座っては居られない。
立ち上がり、踊りながら一緒に歌う。
ヴァレリーに向かい、「あなたがボスよ!」とシャウト。
シャカ・カーン"I'm Every Woman"「これはすべての女性達のための歌だからね。」とヴァレリー。
場内もスタンディングが増え始めた。

もちろん、自作自演の曲、"Solid""Have You Ever Tried It"。
そしてパントマイム風の演出もあり。
アップテンポな曲もいいが、スローな曲、聴いていて二人の息の合ったデュエット、
何回かウルウルしてしまった。
「なんと、初来日なんだよね。でも僕たち、日本が大好きだよ。」
「私だって、あなた達のこと、大好きよ!」と叫ぶ。

そして、モータウンのベリー・ゴーディーとの経緯。
ヴァレリーはピアノの前に座り、ニコラスがミュージカル仕立てで語る。
「レイ・チャールズの曲を聴いた彼は(その前にレイの曲"Let's Go Get Stoned"を
レイの物真似も挟み、歌っている)
デトロイトまで来いって直に電話してきて、ファーストクラスのチケットを送ってくれたんだ。
でも、行ってみたら、ちょっと違うってことになって、帰りのエアチケットは自分で買って帰ったんだよ。
その後、モータウンらしい曲を考えて、もう一度、会いに行った。
なかなか会ってくれないんで、ヴァレリーが勝手にピアノで曲を歌いだしたんだ。
そしたら、彼が出てきて・・・」
そこから、マーヴィン&タミーのメドレー。
ここからの歌詞は私もすべて暗唱している。

"Ain't Nothing Like The Real Thing"では、「みんなの声が聴きたいな。」
と客席、左側にマイクを向ける。
右手にもニコラスがやってきた。
思いっきり、"Ain't Nothing Like The Real Thing, Baby~"と3回絶唱。

"You're All I Need To Get By"
ニコラスはマーヴィンとは違うが、オチャメでとても親しみがある。

"Ain't No Mountain High Enough"は、ダイアナ・ロスヴァージョンで始る。
アップテンポで聴きたいと思っていたら、
ヴァレリーがピアノを離れ、二人で踊りながらマーヴィン&タミー版で歌い始めてくれた。
この辺りは鳥肌ものだった。
この時、ヴァレリーの中に私は24歳のタミー・テレルを見た。
「どんな高い山もどんな深い谷も大きな川も君が僕が必要なら越えてみせる
冬の寒さも、風も雨も関係ない。
ただ名前さえ呼んでくれれば、駆けつけてみせるから。」
私もしょっぱなから、そして"The Boss"で、凄まじいテンションになっていたが、
この曲で更に最高潮、ハイテンションでありつつ、マイナスイオンもたっぷり浴びた。
かなりの観客もスタンディング。
ニコラスはほんとに嬉しそうに「いいねぇ、みんな彼らのこと、好きなんだねぇ」
名曲は永遠に残る。
それを歌った歌手の姿も色褪せることはない。
そして、それをこのステージで蘇らせているのは、この曲を作った本人達だ。

とにかく、飽きさせない。
オーディエンスへの目配りが素晴らしい。
ヴァレリーは客席も回り、私の隣にも来て一緒に踊ってくれた。
そして2ショウ続けて見てお花もプレゼントしたというファンを紹介、
楽しそうに歌っていた男性を「彼は私の歌のパートナーね。」と指差す。
私もニコラスを見つめて、ポイントアウト仕合ながら歌ってしまった。

ステージトークも観客全員に配慮して、「長年僕達も連れ添ってきて、いろいろあったけど、
今日、来ている人でそういうカップルもいるでしょ?」
とか、「独身の人はどれくらい来ている?手を挙げて!」
「これはあなた達のための曲よ。」と"Stay Free"

ニコラスも「もっといい曲が書きたい。もっとディープな曲、もっとディープにって思ってきた。
書いても書いても描き足りない。もっと・・・」
と言うと、客席から"Deep!!!"と掛け声。

ルーサーと組んでいたギタリスト、日本に何度も来ているドラムス、
バックボーカルはアシュフォード&シンプソンのニューヨークの店に毎週水曜日に出演しているそうだ。
「いい店だから、ぜひNYに来たら寄ってね。」
「みんな、私達のCD持っている?」
前列の観客たちが見せる。「それもいいけど、新しいのも出したのよ。」とプロモーション。

アンコールは「みんな、スローとファーストどっちがいい?」
ほとんどの人が「ファースト!」と叫ぶが、ニコラスが「スローって言ってる人が
そこにいるんだよね。両方やろうか?」
アンコールはクインシーの"Stuff Like That"だった。
ステージ中央で歌う二人。
ギターとベースとバックボーカルの三人は寄り添ってギグ。
ニコラスがステージからこちらに手を差し伸べてくれたので、伸び上がって握手。

退場の時、私のサイドはA&S以外のメンバー。
バックボーカルのパパイア風の可愛い目をした男性に、「すごく良かった!」
キーボード奏者の女性にも感謝の言葉。
後ろの席の人達もみんな、お礼と賞賛の言葉を掛けている。

とにかく、ファンの観客も、知らないけど来ちゃった観客も全員が心から楽しんでいた。
アーティスト達も最後はハグし合っていたから、彼らにとっても最高のステージだったのに違いない。

もっと聴きたかった、と思っていたら、周りからも「もっとやって欲しかった。」と声が聞こえてきた。
本物のプロ、スタジオミュージシャンのみではない彼ら、
ライブエンターテイナーのショウの真髄を心行くまで味わわせてもらった。
初日に行っていたら、もう一度、行ったと思う。
できれば、最終日の今日も行きたい、そう思わせるライブだった。

ところで、彼らはいくつになるんだろう。
ヴァレイーが60歳くらいでニコラスは65位?
こちらは、2~3曲、バックコーラス(!?)で歌って踊っただけで、息切れするのに、2ショウで4日間。
アーティスト、タフでなければ、やっていけない。
観客に優しくなければ、ファンがついてこない。

意外だったのは、サイン会がなかったことだ。
CDを売り、サインをすれば販売促進にもなる。
ライブで燃え尽きるまで歌い、そしてライブの時のステージの自分達の姿を、
目に刻んでおいて欲しい、そんな彼らの気持ちなのだろうか。

Eric Benet"Spiritual Thang"のLP

2009-11-21 09:06:59 | エリック・ベネイ未発売の曲
いつも綺麗で優しいNさんからとっておきの贈り物を頂きました♪
こんなに嬉しいプレゼントは子供の頃にサンタクロースから届いたバービーのドレス以来。

エリック・ベネイ"Spiritual Thang"のLP。
恵比寿「ブラウン・シュガー」に行くと、このLPの中から"Spiritual Thang"を掛けてくれる。
そのLPを私は涎を垂らしそうな表情で見つめていた。

Nさんが、特別なコネとツテを酷使してこのレコードを手に入れてくれた。

'96年のエリックは27歳。若いとも変わらないとも言える。
CDと違いLPのエリックの写真は大きく、こちらを手招きしている。

家に帰りレコードプレーヤーの前に正座。
白布手袋を着用し、レコードをプレーヤーに丁重に置く。
レコードを聴きながら私は唸った。

初めて家で聴くエリックのレコード。
"Spiritual Thang"は、CDと較べて一味も二味も奥行きが深い。

聴いたことのないリミックスの数々。

そして何よりも私を完璧に吹き飛ばしたのは、
アカペラバージョンだった。

目の前にエリックがいて、私のために歌ってくれているようだ。

この喜びをfacebookに書き込むといくつものレスがついた。
びっくりしたのは、古くからのファンSからのメッセージ。
「ずっと聴きたかった。何とかファイルを送ってくれない?」
「古いレコードプレーヤーで聴いているので、パソコンとコネクトしてなくて。
ごめんなさい。」と返事をした。

LPをたくさん持っている人のために、レコードプレーヤーから、
パソコンへダウンロードする装置があるそうだ。
でも、そこまでしなくても、とりあえず・・・・

ひょっとして部屋でレコードを流して、
それをそのまま、Youtubeにアップしてしまえばいいんじゃないだろうか?
そんなことを今、思いついた。
こんなやり方で、喜んでもらえるかな?

それでは、極めて原始的な方法で公開。

Nさん、ほんとうにありがとうございました!!!
そしてNさんを通して譲って下さった方、心から御礼申し上げます。

Special thanks to iPhoneを持ってくれたmy hubby!

先ほど、アメリカのエリックのファンSからも、お礼と感激のメッセージが届きました。
エリックのアカペラも聴くことができたし、こちらの気持ちも充分伝わったと。
Nさんのお友達→Nさん→私→S
こうやって"Happy Feeling"が広がるって素晴らしいと思いませんか!?
→そしてこれを読んでいるあなたへも!
Have fun!!!

Eric Benet Spiritual Thang



Chrisette Michele ビルボード東京 11/18 1st

2009-11-20 09:23:01 | その他のライブ
久々のビルボード、またしても六本木駅より迷いながら辿り着く。
帰りは連れが車で来ていたので、ビルボード入り口前のエレベーターで、
地下駐車場に直結。いつもながら、車だとすごく行きやすいと思う。

入場するとエリック・ベネイ、1stアルバム、"True To Myself"が掛かっていた。
そのまま、ずっと2nd "A Day In The Life"、そしてライブ終了後は、
3rdアルバム、"Hurricane"が最後まで掛かった。
思わず、「これってどういうこと?」
夫が「今日はこの曲を掛けるように頼んでおいたんだ。」
「ほんとに?」
「そんなわけないでしょ。」

スタッフの説明によると、その日のアーティストの雰囲気に合った曲を、
その日のミュージカルディレクターが選ぶという。
出演するアーティストの好みも反映するのなら、クリセット・ミシェルは
エリック・ベネイのファンなのかも?
エリック自身は最近のインタビューで、若手のお気に入りとして、
「クリセット・ミシェルとレディシ!」と言っている(教えてくれてありがとう、nkmrakikoさん♪)

最初にステージでセーター姿の男性が挨拶をした。
「今日のクリセットのライブを楽しんでくれ。彼女もがんばるし、バンドもいいし。」
みたいなことを言っていたと思う。

ショウの中盤でクリセットは観客席の左端にいたその男性ともう一人の女性を紹介。
何と彼女の両親だった。

さて、クリセットは可愛かった。
黒のタイトなパンツにTシャツ、シルバーのペンダントが胸に揺れる。
グレーのレジャージャケットに手袋も最初はしていた。
13センチくらいありそうなヒールを履いている。

カジュアル席、ステージに向かい左の声援がひときわ高い。
クリセットもそれに応える。
カウンター席も回って歌った。

"I'm OK"では、「この歌を歌うと悲しくなるの。」
そして日本語で「だいじょうぶ!」

ステージ下に二つの送風機が回っている。
以前にこんなのなかったなぁと思った。

ステージ前の2列目左のテーブルに3人で座った。
クリセットとは一度もアイコンタクトが成立しなかった。
一緒の二人ともそれは同じだったそうだ。
この位置の席でこれは珍しいことだと思う。
退場の時にすぐ脇を通る。スタンディングで見送ったが、
握手の手を差し出すだけの隙が全くない。

クリセットは緊張していたのか。
自分をガードで固めていたのか。
歌も上手だし、1st&2ndのアルバムから聴きたい曲もたっぷり歌ってくれた。
しかし、彼女は完璧であったのにもかかわらずライブ感に欠ける。
観客とコネクトしていたという印象がない。

ビルボード東京、二人で行っても、一人で行っても居心地がいい。
スタッフもとても感じの良い人がいる。
しかし、音響の面では、この日、一緒だったメンバーと話したのだが、
ステージの奥行きが狭いために限界があるのでは、と。

全然、クリセット・ミシェルのリキャップになってない。
期待して最後まで読んでしまったクリセットファンがいたなら、ごめんなさい。
にわかファン、もどきで観に行った、フェイクな観客の私が1番問題なのでしょう。

一人で来ていた男性を二人見かけた。
一人は前列に入り、もう一人はステージ左横の席、クリセットの両親の前。
とても楽しんでいるのがわかり、見ていて気持ちが良かった。

懐かしのCMソング大全3 1966~1974

2009-11-19 09:25:41 | 私の日々
大井町、JRと大井町線と交わる改札から降り、線路沿いから脇道に入ると、
人がやっとすれ違えるほどの狭い横丁にバーや焼き鳥屋、
中華、洋食、焼肉、スナックが軒を連ねている。
その横丁に交差する形で獣道のような抜け道が迷路のように巡らされている。
この辺りはかつては闇市が戦後、開かれていたという。
その面影が残っていて、昭和初期にタイムスリップしたような錯覚を覚える。
海外から来た人にここを案内すると皆、感激して写真を撮る。

焼き鳥屋、混んでいて入店できないと店の軒先に瓶ビールのケースの箱、
板を渡し、丸椅子を並べ、「とりあえずここで飲んでいて」と言われる。
夏はそれも楽しい。

焼き鳥屋の近くにあるスタンディングバー。
チャージなしで一杯¥500。
懐かしい音楽が掛かっている。
サントリーウィスキーのテーマソング。
ギターのソロと歌。哀愁が漂う。
あまりに店の雰囲気とぴったりで決まり過ぎだ。
思わず聴き入ってしまう。
マスターにCDのカバーを見せてもらう。
作曲は小林亜星(ん?字が違うかな?)

カローラのテーマソングはボサノバ調。
この頃のコマーシャルソングは手作り感覚。
今は、もっと合成され機械的なのでは。

バーに集う客達でCMソングの商品名当てが始る。
「そんな物を売るコマーシャルがあったのか?」
と今では考えられない商品もある。

この時代の後、1975年以降のを聞かせてもらうと、
意外なことにあまり聞き覚えがない。
1966~74年は家族でテレビを見る団欒があり、
その後は部活や友達と電話で話したり、部屋で勉強したり、出掛けたり。
余りテレビを見ない年齢に入ったのかもしれない。

シルビー・バルタンの歌うレナウンのテーマソング、
とても可愛くて好きだった。
捜したけど、どの時代かわからず見つからない。
今度、行った時、マスターに教えてもらおう。

ルキノ・ヴィスコンティ「ヴェニスに死す」

2009-11-18 09:02:25 | 私の日々
音楽プロデューサー、坂田康太郎氏がテレビ放映の録画収録の休憩中に、
観客に向けて次のような話をした。

「ヴェニスに死す」、マーラーの曲のイメージが強いが、
メンデルスゾーン「メリーウィドーワルツ」が主人公と少年が初めて出会う場面に使われている。

「ベニスに死す」古いビデオを持っていたので、検証してみる。

夜明けの海に浮かぶ船。
シスレーの絵画のように美しい。
そこに流れるのは、マーラーの交響曲第5番 第4楽章。

落ち着かない様子の老教授、アッシェンバッハ。
トーマス・マンの原作では作家だが映画では作曲家となっている。
下船する時、浮いた化粧をした老人の醜悪な姿に彼が嫌悪する様子が描かれる。

ゴンドラでホテルへ。
水をかくオールの音しか聞こえない画面。
船頭の態度にアッシェンバッハのイライラはつのっていく。

ゴンドラが着くと、たくさんの荷物が船着場に降ろされる。
その様子は荷物ではなく、箪笥を抱えた引越しだ。
かつて特権階級の人々が船で旅をしていた時代。

そしてホテルへ入っていく時、かすかに「メリーウィドー」の調べが。
映像は過去に遡り、コンサート中に具合の悪くなったアッシェンバッハを囲む人々。
一人残ってアッシェンバッハに付き添うパートナー、アルフレットが奏でるピアノの調べは、
この作品を貫いているマーラーのアダージョ。

画面が変わり、ホテルでディナーの前にロビーで待つ人々の様子。
そこに流れる曲は、ひときわ大きなオーケストラの音でまた「メリーウィドー」

中学2年の時にこのオペラ、二期会版で観ていておぼろげだが、訳詩が記憶にある。
「高なる調べにいつか 心の悩みもとけて
言わねど知る恋心 思う一人には君よと」

これはタージオとの出会いを暗示するテーマとして使われているのだろうか。
ここで初めてアッシェンバッハは少年を見る。
家族に囲まれ愁いをおびた表情のタージオ。
アッシェンバッハは目が離せなくなってしまう。
タージオはダイニングルームへと向かう時、振り返りアッシェンバッハを見つめた。
そして食事中も視線を交える。

アッシェンバッハの追憶が始る。
かつて友アルフレットから(妻の存在もあるが彼はアッシェンバッハにとって
パートナーであり恋人にもとれる)
「究極の美とは何か?」
「それを芸術家に作り出すことができるのか?」
肯定するアッシェンバッハにアルフレットは「美は自然に生じるもの。努力で作り出せる物ではない。」

家族や友人、恋人達の夕食の一時、華やかなホテルで一人、毅然としてディナーをするアッシェンバッハ。

また過去へと場面は変わる。アルフレットとの対話。
「君の芸術は現実からの逃避だ。」
「美は感覚によるもの。」
「感覚だけでは美に達することはできない。」
「芸術と悪魔を同一視するな。」
「芸術には悪が必要だ」
「芸術はあいまいではいけない」
「音楽にはあいまいさが必要」

場面は変わり、終わりのない暑さにまいるアッシェンバッハ。
その中でも、スーツにタイ、ベストまで着ている。
その時代の人は、海岸でも正装。
海岸を歩くタージオをみつける。
友人と遊ぶタージオ。
母や叔母に溺愛されるタージオ。
憧憬の思いでみつめるだけでなく、アッシェンバッハは自分の少年時代に彼の姿を重ねているようだ。

エレベーターの中でタージオと他の子供達と一緒になりアッシェンバッハは居心地が悪い思いをする。
淀川長治氏は、この場面を「タージオに嘲笑された」と書いているが、
その道の経験のない私にはそこまで深く読み取れない。

「人間嫌い、人を避けて感情のない君には作曲ができない」
この男性、アルフレットはアッシェンバッハにとって恋人ともとれるが、
彼にとって影の部分、ダークサイド、ブラックボイス、心の中の声にもとれる。

不快な思いでいっぱいになったアッシェンバッハは、ミュンヘンへと発つ。
ホテルを離れる日にタージオとすれ違う。
タージオへの別れの言葉を一人つぶやく。
またマーラーの調べが。

手違いで荷物が別の目的地へと送られたことを知ると、嬉々としてアッシェンバッハは、リドへと戻る。
その表情とは裏腹に倒れこむ浮浪者の姿に不吉な影が。

窓から海辺のタージオの姿を見つめるアッシェンバッハ。
また過去の記憶へといざなう。
妻と幼い娘と幸福な日々を過ごす若き日のアッシェンバッハ。

海岸で遊ぶタージオの様子に目を細めながら筆を進めるアッシェンバッハ。
海の向うに大きな太陽が沈んでいく。
美しい夕暮れの海岸。

手の届く所を走り抜けるタージオ。
それに対してアッシェンバッハの足取りは重くなっていく。
室内のピアノで「エリーゼのために」を片手で弾くタージオ。
「なぜこの町に起きている事を皆隠すのか?」と支配人を詰問する。
メロディーは続くがタージオの姿はない。
音だけがアッシェンバッハのかつての記憶を呼び起こしていく。
かつて訪れた娼館、この曲を爪弾く娼婦の姿に現金を置き立ち去る。

夜の散歩に出てタージオとすれ違うアッシェンバッハ。
タージオは彼に気づいて微笑む。
その微笑みは単なる彼を認識しているという挨拶なのか。
それとも彼の気持ちまで知り尽くしての奢りなのか。
アッシェンバッハはその微笑に怒りを覚える。

教会での葬儀の後、タージオをまた追う。
廃墟と化しているヴェニスの町、そして白と黒の服装で追いかけるアッシェンバッハの
速度に合わせて、見失われないように歩くタージオ。
街を覆う暗い影はますます色濃くなる。

また若き日のアッシェンバッハの映像。
幼い娘を失くしたということが暗示される。

髭と髪の手入れのため、床屋に入ると、「若返り」を進められる。
髪は染められ、メイクまで施される。
そして、ピンクのバラをスーツの胸に。
かつてアッシェンバッハが嫌悪した冒頭の老人の姿そのまま。

また過去が交差する。
指揮をしたコンサートでブーイングを受け、気分が悪くなったアッシェンバッハ。
いたわる妻、しかしいつもの如く付き添う友人からは「君にはもはや何もない、
見せ掛けのみだ。ただの老人だ」と言われる。

タージオの一家がホテルを発つ事になる。
歩くのもままならなくなったアッシェンバッハは海岸で椅子に座る。
目の前ではタージオが見知らぬ少年から痛めつけられていた。
なすすべもなく、それを見つめるアッシェンバッハ。
傷ついたタージオが海に向かい佇む。
マーラーのテーマが流れる。
そのままアッシェンバッハは息を引取る。
タージオに向かって手を伸ばしながら。

誰もいない海岸、アッシェンバッハの亡骸が運びされていく。

久々にこの映画をじっくりと観た。
タージオはアッシェンバッハにとって美、芸術の象徴であり、
時折登場する友人は、アッシェンバッハの影の存在、心の声だった、
すべては幻、アッシェンバッハの幻想だったともとれる。
ルキノ・ビスコンティー監督が、ゲイとしての自分をこの映画に投影させたとは思っていたが、
映画監督、芸術家としての憂いをもアッシェンバッハを通して描かれていた。

「ヴェニスに死す」を最初に観たのは中学三年くらいだった。
全くわけのわからない映画だと思った。
年を重ねて若き日に難解だったものが理解できるようになるのも悪くはない。

Death in Venice (Muerte en Venecia)

この歌詞、何でしょう?

2009-11-17 00:03:16 | エリックベネイ-クリスマスライブへGO!
Yがfacebookに書き込んだ。
"This world ain't nothing but crazy,
I'm out there working, tring to make it"

その後に、Lが「いい歌詞ね。」
するとDanielleが"Girl it's so rough in this city,
and ain't no resting for the weary..."

「何の歌?」
「続きを教えて!」と書き込みがあり、
Gabriellが、"So baby feel me"

そこで私が、"I need something to feel,
so my spirit can heal baby"

もうみなさんは、何の歌か、おわかりですか?

最後はLeathaが〆てくれました。

"I need you to wrap them CHOCOLATE LEGS around me!"

その後も、続々と「チョコレートレッグ」の歌詞の書き込みが続き、
最後はまたL「私達ってほんとうにベネイ漬けね。
しかも自分たちで好き好んでやってるんだから(笑)」と結んだ。

Takakoさん、熊本からエリックのクリスマスライブ、来られそうですか?
聞いた話で確証はないのですが、ブルーノート東京、遠方から来られる方で、
1st&2nd、通して観られる方は、1stの席取りに間に合わないと、
2ndでは、前の方の良い席に優先的に移動してくれるとか。
(もちろん、頼りになりそうなスタッフに自己アピールするんですよ!)
お忙しい時期かとは思いますが、We are looking forward to seeing you @21 22 1st or 25 2nd show!!!
でも、無理はしないでね。
I would absolutely see you with Eric at next run in Osaka show!


オバマ大統領、エアフォースワンで聴く曲は?

2009-11-16 00:23:19 | エリックベネイの日々&KyteVideo
オバマ大統領が11月13日に来日し、忙しいスケジュールを終えて、
他のアジア諸国の訪問へと旅立っていった。

オバマ大統領の専用機、Air Force 1。
3月末、エアフォース1の機内音楽の一つににEric Benet"Love&Life"が、
選ばれた。

この映像によると、
クリントン、ブッシュとその都度、
違うミュージックチャンネルが製作される。
オバマ大統領の特別機、その機内で聴く音楽チャンネル、
6つの内の一つに、エリック・ベネイが選ばれた。

60日ごとに新しい曲に変えられる。
フランス訪問の折などは、
ビヨンセ、カニア・ウェスト、リオナ、
アイズレイ・ブラザーズと共に、
エリック・ベネイの曲をオバマ大統領は聴いたはずだ。

気に入れば、引き続きチャンネルに残されるか可能性も。
オバマ大統領、エリックの曲がお気に入りなのは、
間違いない、と私は思っている。

Eric Benet's on Obama's Air Force One Playlist