Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

アメリカンアイドル シーズン12 トップ10→9

2013-03-30 15:32:38 | アメリカンアイドル
アメリカンアイドル、トップ10に入るとスタイリストが付く。
その結果、トレードマークだったメガネをコンタクトに変えられてしまったり、
素朴なカントリーガールがセクシー系に路線変更されてしまったりで、
本人の魅力になっていた部分が失われてしまうことがある。
前シーズンの優勝者、フィリップ・フィリップスは、
グレイ系の服装は没個性、ステージ映えしないと言われたが決して譲らず、
最後まで貫いたことが返って良かった。
今回もそれぞれがどのように変わるかが見所。
テーマは「今までの優勝者の曲か優勝者の歌った曲」

カーティス、ファンテージアが歌った"I Believe"
赤のペイズリー柄のジャケットに黒いパンツでシックに登場。
番組のメンター・ジミーからは「レトロになるな。クラシックとレトロとは違う。
古臭さではなく現代的な感覚と自分らしさを出せ。」と指導を受けるが、
パーフォーマンスでは、今までの彼の内にあった強烈な個性が消えてしまい、
カーティスらしさが見えてこなかった。

ジャネル、スコティーの歌ったモンゴメリー・ジェントリー"Gone"
今までになく自信に溢れてステージでも歌っている喜びが滲み出てくる。
服装もカントリーガールらしさががありつつお洒落な女の子らしい。
しかし今一つ歌の感動が伝わって来ない。

デヴィン、キャリー・アンダーウッド"Temporary Home"
ジミーから「ステージでどうしてあれだけ冷静でいられるのか?」と聞かれ、
「バラードを歌っていると自然と落ち着いてくる。」と答えている。
キャリーのこの曲、「6歳の僕、一人でいるのに慣れている。
今の生活はずっと続くわけではないのだから。」
という歌詞にシングルマザーに育てられた自分として共感できたので選んだそうだが、
歌詞をしっかりと捉えて歌うカントリー的な歌い方ができず、
今までの彼の歌のような大きな見せ場もなく終わってしまう。
この人に期待しているだけに残念。
「共感できる歌ではなく勝負できる歌を選んで。」とマライアからのコメント。

アンジー、ケリー・クラークソンの歌ったセリーヌ・ディオン"I Surrender"
ジミーから「時々ミスコンの女王に見える。」と言われ、
シンガー&ソングライターでもあるアンジーは不本意のようだ。
黒のレザーのミニワンピにアンクルブーツがとても良く似合っている。
ここまでこの日の番組を観てくると過去の優勝者がその曲を歌った瞬間が紹介され、
今の候補者の歌へと繋がるが誰一人として過去の優勝者を越える人はいない。

ポール、スコティー"Amazed"
今回ステイリストが入って一番あか抜けたのはポールではないだろうか。
髪型、服装がすっきりとして更に好感度が上がった。
ジミーから「声を張り上げてしまう癖がある。ミュージカルっぽい歌い方になってしまう。」
ポールは全くミュージカルとは無縁だそうで、なぜそう言われるのかと首をかしげる。
この日の番組中で最も成長した姿をポールは見せた。
弱音と強音、歌い上げる部分と静かに聴かせる部分とのメリハリがしっかりとついてきた。
意見を取り入れて直せるというのも一つの才能だと思わせる。
審査員の票が割れて脱落の危機から彼を救ったジミーは
ポールの中にあるアイドルとしての何かをきっと見抜いたに違いない。

キャンディス、ジョーダン・スパークスが歌ったベン・E・キング"I (who have)Nothing"
ゴージャスなヘアメイクがとても良く似合って若い頃のグラディス・ナイトのよう。
キャンディスはこの日に初めてかつての優勝者を上回る歌唱力を披露した。
心地良い声の響きだけでなく、彼女独特のアレンジは縦横無尽で想像を絶する。
間の取り方も完璧だ。
審査員はスタンディング、観客の拍手も止まない。

ラザロ、ケリー・クラークソン"Break Away"
ジミーから「緊張しているか?」と聞かれて頷くとジミーは「僕もだよ。」と答える。
「まさか?」と驚くラザロに「顔に出さないだけだ。」
このやり取りに今まで強面だと思っていたジミーの意外な優しい一面を見た気がした。
「不安な気持ちでいると歌にそれが出て、観客にも伝わってしまう。」と指導される。
"Learn the song, don't practice too much."と言われる。
コバルトブルーのジャケットに黒いパンツがラザロらしい。
「田舎の小さな町で育ち、今は大都会で頑張っている」という歌詞に
共感できたのでこの曲を選んだと言っていたが、
しっかりと感情移入できていないようだった。

クリー、キャリー・アンダーウッドの歌ったロイ・オービソン"Crying"
華やかな白のジャケット、メイクアップも濃すぎてクリーの雰囲気と合っていない。
ジミーは「君は優勝候補だ。」と言う。
確かな歌唱力は評価するが、私にはそこまでの彼女の良さがわからない。

バーネル、ルーベンの歌った"Flying Without Wings"
これからもR&Bを歌っていきたいと言うバーネル。
彼の声、独特のスタイル、選曲の確かさ、多幸感。
「アーメン!」と掛け声を掛けたくなる。
しかしちょっと高音域で音を外していた。
このままだと観客に飽きられてしまうかもしれないという心配もある。

アンバー、ケリー・クラークソンの歌った"A Moment Like This"
この日のパーフォーマンスで最高の出来だったのではないだろうか。
ドレスと髪がステージでなびく様子にもうスターの風格がある。
普段はまだ幼さの残る表情が歌い出すと大人の女性の美しさに輝く。

結果発表
トップ10に混じってツアーに行けるかどうかを掛けてチャーリーとオーブリーが歌う。
ユニークなチャーリー、綺麗で歌にも雰囲気のあるオーブリー、どちらも捨てがたい。

ボトム2は意外にもカーティスとデヴィンだった。
どちらも実力がある人だけに結果に驚く。
前回の歌がそれぞれ今一つだったからだろうか。
デヴィン、ラテン系の人はいつも票の集まりが悪い。
またカーティスはアイドル性、今風な雰囲気に欠けるからだろうか。

ワーストに選ばれてしまったのはカーティス。
生き残りを賭けて歌うのは"I Believe I Can Fly"
魂が震える歌を聴かせたが、審査員のワイルドカード
(脱落者を救うために期間中一度だけ使える)の適用はなかった。
審査員全員の意見が一致なかったようだ。

次回にカーティスの歌を聴けないのは残念。
デヴィンもこのままでは危ない。
何とかこれをバネにして挽回して欲しい。

Make it right!

2013-03-29 18:02:21 | Weblog
テレビを付けるとBSでアメリカのエレン・デジェネレス(Ellen DeGeneres)ショウをやっている。
エレンの番組、エリックべネイもゲストで出演したことがある。
また2009年、「アメリカンアイドル」でエレンが審査員を務めた時には、
トップ10から脱落していった候補者を毎回翌日の彼女のショウに呼んで、
心境などを聞いていた。

これはアメリカで昨年放送された番組の再放送だと思うが、
映し出されたのはブラッド・ピットの「メイク・イット・ライト」についてだった。
ニューオリンズを2005年8月に襲ったハリケーン・カトリーナ、
その復興住宅を支援するブラッドの立ち上げたプロジェクトの取材とインタビュー。

2009年にニューオリンズを訪れた時に被災地を巡るツアーに参加し、
このブラッド・ピットの建てている住宅地も見学してきた。
高床式、ソーラーシステムなどを備えた近代的な住宅、
現地のガイドさんは「年寄りには住みずらそうだな。
この辺りは平屋が建っていてポーチがあり、近所と気軽に行き来していたから。
でもブラッドはやってくれている。行政は何もしてくれないのに。」
と話してくれた。

2009年のニューオリンズの旅行記・ハリケーン被災地を訪問した時のブログ:
http://blog.goo.ne.jp/ak-tebf/d/20090710

この後、2011年の年末にニューオリンズへ旅行した際に、
復興の状況を実際に確かめたくて再度私はこの地を見学している。
2009年には数軒が建築中、私の背の高さほどの灌木が植樹されて、
まだ職人さんたちが家を作っている段階だった。
2011年には実際に入居している人々も見かけ、更に家々の建築が進んでいた。

番組中でBrad Pitt"Make It Right"の説明がある。
水が流れ込み犠牲者が出て家が崩壊したのは、
堤防が水をせき止めるのに足りるだけの強さがなかった、
保険に入っている人にも充分な保険金が支払われなかった、
そういう間違ったことを正す、という意味であるということ。
MAKE IT RIGHTのサイト:http://makeitright.org/?isDirect2=true

ブラッド・ピットが歩いていると地域の人から声がかかる。
「久しぶりじゃないの!」
「それは僕が悪いんだよ。」とブラピ。
しばらく来られなかったことを素直に謝っている。

ブラッド・ピット、ニューオリンズのフレンチクオーターにも家を購入したと聞いたが、
ニューオリンズが好きというだけでなく、これも町興しに貢献するためかと思う。
2009年には高級住宅地でも空き家が目立ち、売家や貸家の立札が出ていた。
外見はりっぱに見えても良く見ると窓は打ち付けられ住む人のないまま放置された家もあった。
高級住宅地でさえこの状態、貧困層の住む地域では電気、上下水道の設備が整わないままなのか、
そのままゴーストタウン化していたり、町の跡形さえなくなっているところもあった。
2011年にはこういう地域にも人の気配が感じられ復興が進んでいることが実感できた。

ブラッド・ピット、募金を募るパーティーも開催し、
妻のアンジェリーナ・ジョリーと6人の子供達と共にニューオリンズの家にも滞在したようだ。
大袈裟な気負いもなくニューオリンズが好きで何か自分のできることをしたい、
そんなブラッド・ピットの自然体でチャリティーをする姿に好感が持てる。
後からエレンもニューオリンズ育ちであることを知った。

街を行く人々が気軽に声を掛け合う親しみやすいアメリカ南部。
番組を観ながら、ニューオリンズ市の今後の復興を願うと共に
震災後2年経った東北の地の現状に思いを重ねる。

Benet (Eric/his sister) - I Remember When ( 1992 )

2013-03-28 00:00:23 | エリックベネイの日々&KyteVideo
iPodをランダムにして聴いていると突然流れてきたこの曲、
改めてじっくり聴いてみるとすごく新鮮な響きがある。

エリック・べネイが姉リサと92年に出したアルバム"Benet"の中にある一曲、
"I Remember When"
画像は今月になってエリックがフェイスブックにアップしたリサと一緒に歌っていた頃。
エリックは三人の姉それぞれと仲が良いがやはり一緒に組んで歌っていたリサ、
思い出もいろいろあるだけに特に親しい。

リサはこの後結婚し、今は音楽とは全く関係ない仕事をしている。
それでもミルウォーキーでエリックが歌う時には何度かバックで参加している。
エリックの娘インディアもリサを慕い、料理を教えて貰ったり、
ミルウォーキーのリサの家に滞在したりしている。

この曲のタイトル"I Remember When"
リサとの写真をアップしたエリックはまさにそんな気持ちだったのではないだろうか。
「あれからずいぶんたった。」「ようやくここまで来た。」
「この時には今の自分の姿など想像もつかなかった。」
この頃は不本意な路線で売り出されたあげくヒットにつながらないために、
レーベルとの契約を打ち切られた。
そのことをずっと振り返りたくなかったかに見えたエリック。

最近になって、この頃からのファンでアルバムを大切に持ってくれている人、
インタビューアーでこのアルバムの曲が好きだと歌い出す人もいたりして、
エリックの気持ちも変わってきたようだ。
インタビューの中でも「この頃の自分があったからこそ今がある。」と答えている。

Benet (Eric & his sister) - I Remember When ( 1992 )

'ERIC BENET IN CONCERT' in VA

2013-03-27 10:27:58 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
VA Live Entertainment presents 'ERIC BENET IN CONCERT' with exclusive coverage from VA UNCOVERED


VAで行われたエリック・べネイのクローズドイベント。
"Chocolate Legs""Hariett Jones""Sometimes I Cry""Spend My Life With You"
この4曲がテンポよく編集されて収められている。

観客のノリがとても良い。アメリカのファンクラブのメンバー達の姿も見える。
この映像の「チョコレッグ」、観ながら一緒に小声でくちずさむ。
「ハリエット・ジョーンズ」では手足と首が動き始めてしまう。
"Sometimes I Cry"では手を取られた観客の一人になったつもりでうっとり。
"Spend My Life"の映像ではステージにたくさんの観客が乗っている。
カップルで踊る人、エリックと踊る人、一人で踊っている人。

中々日本でのエリックべネイのライヴ、コンサート情報が入って来ない今、
観ているとエリックのライヴが懐かしく、待ち遠しさがつのる。

アメリカンアイドル シーズン12 トップ20→10

2013-03-24 00:00:23 | アメリカンアイドル
トップ20のパーフォーマンス、終了後は今回から視聴者の投票となり、
いっきにトップ10が決まる。

ゾネット、"What Love Got To Do"
普通の曲というか、ゾネット自身のドラマ性を感じさせない曲だと、
彼女のキャラクターが輝いてこない。

ブレアナ、ビヨンセの曲、彼女の雰囲気には合っている。
歌、アピアランス共に落ち着いていて、
遜色がないが、勝負を賭ける時の一曲としてはインパクトに欠ける。

オーブリー、ブレアナ同様にステージ映えする人だ。
ビブラードからファルセットへの流れが良かったと評価されるが、
盛り上がる部分がなかったように思った。

ジャネル、出だしは良いが、最後まで歌い切れないというか、
後半まで持ちこたえられずパワーが切れてしまったように感じた。
でもステージを明るくするブロンドのカントリーガール、
トップ10入りは固いと思わせる。

ティナ、今回の女性コンテスタントは綺麗な人が続く。
フェイス・ヒルの曲を出だしは静かに中盤からは徐々に盛り上げていき、
エンディングも見事だった。
キースの「カメラ目線に捉われすぎて歌がおろそかになっていた。」というコメント。
キースって意外に細かいところを見ているのだなと。
アーティストはタフで大胆でありながら、繊細な部分もなければやっていけない。

アンジー、自作の曲で一気に人気が出た。
それを越えるパーフォーマンスをしなければという重圧の中、
グランドピアノに向かい、前シーズンのトップ10、コルトン・ディクソンの曲を歌う。
自分のスタイルを持った人だ。この人もピアノに向かって歌い上げる姿が美しい。

アンバー、ホイットニー・ヒューストン"When You Believe"
ホイットニーを歌うと失敗する人が多い中、アンバーはゾクッとするほど巧かった。
最初から最後まで飽きさせない。
テクニックを駆使しているが、歌の心もしっかり表現している。

クリー、地味だけれど確かな実力をいつも感じさせる。
安心して聴いていることができる歌。

エイドリアナ、アラスカ出身の素朴な可愛らしさのある最年少のコンテスタント。
力強く歌い切ったがまだ未熟さが残る。

キャンディス、音楽の仕事などない田舎の町で生活していると言うが、
もうライヴができるほどの貫禄がある。
必ずキメてくれる人だ。

男性のトップバッターはイライジャ。
リアナの曲を音域の広さ、声量の豊かさを生かして歌う。
ニッキーのお気に入りだが、どうも私にはピンと来ない。

コルテス、ブルーノ・マースのアップテンポな曲が空回りしてしまった。
今回はトップ10入り、ツアーに行けるかどうかが掛かっているのに、
先ほどの女性のレヴェルと較べると男性はどうも弱い。
コルテス、外見も好感度もある人なのでもっと健闘して欲しかったが、
音を外しまくっていた。

チャーリー、ジェネシスの曲、私は個性的で面白いと思ったが、
会場の反応も微妙、審査員達からは叩かれる。
番組の方向性から離れて、自分の世界に入り過ぎてしまったようだ。

ニック、帽子がトレードマーク、二度目の挑戦でここまで来た。
グー・グー・ドールズ、グランドピアノを前に歌い上げる。
優しくソフトな声や物腰に応援したくなるものを持った人だが、
このメンバーの中に入ると個性がどうしても弱い。

バーネル、予選を通過してから運動を続けて18キロも減量したそうだ。
この人にはカリスマがある。
ステージをいつも自分の色に染めるが、これが観客の期待に応える形になっている。

ポール・ジョリー、ここに選ばれる段階において審査員の票が割れ、
番組のメンター、ジミーの決定でトップ20入りした。
人に好かれるアイドルの資質を持った人だと思うが、
歌の実力は他の人より少し弱いかもしれない。

ラザロ、"Freedom"、歌、ステージの姿共に自信と迫力がある。
歌い出すと曲に入り込み、観客との一体感を生む。

カーティス・フィンチJr、"I Believe I Can Fly"
ライヴに行っても優れた歌唱力を持っている人の歌を聴いていると、
楽器に近い印象を受けるが、カーティスもそんなシンガーだ。
テクニック満載だが、歌の心もしっかりと伝わってくる。

デヴィン"It's Impossible"
アコギのソロから始まり、オーケストラが続く。
前回同様に途中からスペイン語になる。
うっとりと聴き入ってしまう。
スペイン語が混じるのを前回の二番煎じと非難されるかと思いきや、
ここまで素晴らしいと誰も文句を言わない。
アメリカンアイドルの枠を超えてクラシックにも通じるオーセンシティティー、
普遍性を感じさせた。
この人の後半からの伸び、力強さは観客のエネルギーをどんどんと吸収し、
歌へと反映させていくようだ。
気持ち良さそうに歌っている姿はこちらも観ていて心地よい。

ヴィンセント、ボーイズ2メンの曲をそつなく歌うが、
これだけ凄いメンバーが揃っているとはたして彼に票は集まるだろうか。

結果発表。
舞台裏の部屋に男女別に10人づつ集まっている。
名前を呼ばれた人、トップ10に決まった人が一人づつステージへと上る。
男性はポール・ジョリー、バーネル、カーティス、デヴィン、ラザロ。
女性はジェネル、キャンディス、アンジー、アンバー、クリー。

次回にこの10人の他にツアーに参加できる二人も発表される。
トップ10がいよいよ決まった。
個性と実力があり、ジャンルも違うメンバー達。
どの人が優勝候補なのか今の時点では想像もつかない。

アメアイ、シーズン11のデアンドレは?

2013-03-23 12:01:13 | アメリカンアイドル
アメリカンアイドル シーズン11のトップ10だったDeandre。
次々と私好み曲、「ジョージア」、アースウィンド&ファイヤー"Reason"
スティーヴィー・ワンダー「マスターブラスター」や
ライオネル・リッチー&ダイアナ・ロス"Endress Love"を歌い、毎回楽しませてくれた。

「自分にとってのアイドル」がテーマの特集では、
Eric Benet"Sometimes I Cry"を歌い、翌日はエリックべネイが番組にゲスト出演する、
というサプライズもあった。

アメアイ11の全米ツアーを終えた頃、エリックのマネージャーをしていたケヴィン、
デアンドレと会い、自分の立ち上げたレーベルへと誘った。
その後、北米をキャンペーンで回り、今はNEWシングルのレコーディングもしている。
アメアイのコンテスタントの中で上位に行かなくてもキャリアを重ねていく人もいる。
デアンドレも確実に自分の夢へと向かって一歩ずつ進んでいる。

ケヴィンがデアンドレを連れて来日する日もそう遠くはない気がしている。

DeAndre Truth Records EPK.mov

Eric Benet-NEWS FOR YOU-OFFICIAL (REMIX)

2013-03-21 11:03:23 | エリックベネイの曲
エリック・べネイ、"News For You"remix feat 2 Chainz
がアップロードされている。
エリックは時々、リミックスヴァージョンが気に入らない時もあるようだが、
今回のこの仕上がりにはとても満足したようで度々ツイートしている。

確かに曲の持ち味を生かしながら、オールドスクール的な雰囲気を
オリジナルとはまた違ったアレンジを効かせて強調しているところが心憎い。
2チェインズがその中に調和しながら現代的なフレーヴァーを添えている。

Eric Ben�・t "NEWS FOR YOU" OFFICIAL #REMIX# feat 2 Chainz

「愛、アムール」

2013-03-18 21:10:15 | 私の日々
パリの古く重厚なアパルトマン、そこに救急隊が入っていく。
部屋の窓が開け放たれる中、ガムテープで封印されたドアが見えてくる。
そこを破り、中に入るとベッドには花に飾られた老婦人の遺体が横たわっていた。

場面は変わり、ピアノのコンサート会場となる。
ピアニストの姿は見えない。
リサイタルの興奮も冷めやらずバスの座席に仲良く座り、
高揚した様子で語り合いながら帰っていく老夫婦。
妻の顔は美しく輝いている。
ピアニストはかつての妻の弟子でコンサートが成功したのだった。

夫は妻に「今夜の君は綺麗だ。」と言う。
それを言ったのは翌朝だったかもしれない。

2人が家に帰るとドアの鍵穴が壊されている。
空き巣が入ろうとして途中で諦めた痕跡が残っている。
警察か修理の人を呼ぼうかと言う妻に「せっかくの今夜の雰囲気が、
台無しになってしまうから明日にしよう。」

この何気なく見えたドアのエピソード、今思えば、
この家、二人の間には誰も入り込めないほどの絆がある、
と暗示されているようだ。

翌朝、キッチンの脇のテーブルで朝食を取る2人。
その時、妻に異変が起きた。

入院、手術を終えて帰宅したところに場面は変わる。
手術は失敗に終わり、右半身不随という後遺症が残った。
手術の成功しない確率の5%、その中の一人という結果となってしまった。

もう入院はしたくないという妻に夫は家で看取るという約束をする。
大きなダイニングルームがあるのにまた二人はキッチンで食事している。
昔の話をする夫に「それは初めて聞いたわ。」と言う妻。
「これからもまだ君に話していないことを聞かせるよ。」という夫に、
「あなたの今までのイメージを壊さない程度にね。」とほほ笑む妻。
「僕のイメージって?」と夫が尋ねると
「怖いところもあるけれどとっても優しい(gentil)。」

二人の会話が美しい。
「どうぞ。」「ありがとう。」「どういたしまして。」「ごめんなさい。」
一つ一つの動作に丁寧な言葉が添えられている。

イギリスに住む娘が夫と尋ねてくる。
父の家でする介護の在り方に不満と不安を隠せない。

弟子であったピアニストがツアーを終えてお見舞いにやってくるが、
恩師の今の姿を見て動揺し、その気持ちをあらわにする。
「どうして?」「でもなぜ?」
「せっかくあなたが来てくれたからその話はしたくないの。」
ピアノを弾くことを促す妻。

「コンサートの翌日にあなたのCDを買おうと思っていたのよ。」
今日、持ってくれば良かったと後悔するピアニストに、
「あなたの成功に貢献したいから自分で買わせてちょうだい。」

後日CDが郵送されてくる。
「先生と会えたことは嬉しかった(heureux)けれど、悲しかった(triste)」
と書かれたカードが添えられていて、これは妻を傷つける。

友人の葬儀に夫は一人向かい、家に帰るとその無残で滑稽だった様子を語る。
先日読んだミシェル・ロスタン「ぼくが逝った日」の中にも同じようなくだりがある。
日本と違い葬儀の形式が自由で選択肢がたくさんある半面、
不本意な形に進んでしまうことも多いのだと思わせる一節。
そしてその言葉は葬儀や最後の迎え方に対しての常識に懐疑的な夫の気持ちを表す。

妻の病状は徐々に悪化していく。
おもらしをしてしまいショックを受ける妻に、
「君はしくじったね。」と努めて冷静に振舞う夫。
看護師の助けを借りながら夫は看病、介護を続けていく。

夜、部屋のチャイムが鳴り、ドアを開けるとそこには人の姿はない。
「誰かいるのか?」と声を上げながら外を探すと、
建物は封鎖され、床は浸水している。
そんな夢を見てうなされ叫び声と共に起きる。
介護の負担が心身にじわじわと掛かってきている。

娘に介護の仕方をまた責められ「それなら自分がお母さんを引き取るのか?」
と言い放ち、納得できない世話の仕方をする看護師も解雇する。

観ていて自分の経験を重ねる人も多いことだろう。

二度目の発作を起こした妻は"Mal..."「痛い。」と呟き続ける。
そして"maman..."「お母さん。」と何度も呼びかけ、
意味不明の言葉を話す。
とうとう食べること、飲むことを拒む妻を叩いてしまう夫。

二度、鳩が部屋へと迷いこんで来る。
一度目は窓から外に出ていくようにと追った。
二度目は捕えてしばらく抱きしめている。
このことも何かを暗示している。

「痛い。」とうめき続ける妻に夫は優しく物語を聴かせる。
静かになる妻、そして。

花を買いベッドルームを封印する夫。
リビングで寝ているとキッチンから音が聴こえてくる。
そこには元気だった頃の妻がいて食器を洗っている。
「もうちょっとで終わるから、先に靴を履いていて。」
「コートは着なくていいの?」と妻に促されコートを手にする夫。
2人は出掛けていく。

娘が一人で部屋に入ってきてもう封印が解かれた部屋を見ながら、
リビングに腰を下ろす様子で映画は終わっていく。

重いテーマなのに観終わった後は清々しい感動に包まれる。
妻との約束を守り、困難な道を選び全うする潔さ、
迎えに来た妻に誘われて仲睦まじく出掛けて行く夫の姿に、
妻も結果に満足し2人とも彼岸へと旅立ったということ、
部屋を訪れる娘の表情から両親の生き方を最後は理解したと思わせる。

全く無駄のない画面、編集のキレの良さ、老夫婦を演じる二人が素晴らしい。
夫の役がジャン・ルイ・トランティニャンであったことをクレジットで知る。
老いてなお演じ続ける姿がこの夫の覚悟した生き様と重なる。
80歳を過ぎたエマニュエル・リヴァが可愛く儚げだ。

アメリカンアイドル シーズン12 ラスベガス 女性2

2013-03-16 14:31:45 | アメリカンアイドル
ラスベガス、トップ40の中から男性10人、女性10人へと絞られていく。
既に5人の女性は決まっている。残る女性5席を賭けての戦いが始まる。

メリンダ、ニューヨークで音楽を専攻する大学生。
家族はコソボからの移民だった。
シーズン10でも挑戦している。
1500人の観客の前でも臆することなくショウのオープニングを飾った。
しかしジェシー・Jの曲、無難に盛り上がりがないまま終わった感じがする。

キャンディス、23歳、サウスカロライナ出身。
去年ラスベガスで脱落し再挑戦。
その頃と較べると顔付も引き締まり、体もスリムになっている。
"Natural Woman"アレサ・フランクリンのヴァージョン。
"You make me feel like a natural woman"、この"You"とはまさにこの日の観客、
そしてテレビで観戦する聴衆だ。
観客とコネクトし完璧に一体となっている。

"Oh baby what you've done to me"
ゆったりしながらも、落ち着いて上り詰めていく。
"You're key to my peace of mind"
歌詞のごとく、何とも心地よさそうに
観客の視線や声援の中で歌えることを楽しんでいる。
この段階の候補者でここまでの域に達するとは。
ディーヴァにふさわしいプロの歌声を聴かせた。
後半の山場には鳥肌、涙も。
最後まで全く隙がない。
昨年の失敗から今年は優勝を目指して彼女が準備をしてきたことがわかる。
キースもスタンディングで"You're a natural singer!"と掛け声。

ジュリアナ、15歳の高校生。自分で曲も作る。
キャンディスの後で、さぞやり難いかと思ったが、
自然体でデミ・ロヴァートの曲を歌った。

ジェット、歌手を目指して大学を中退した。
ルーツはフィリピン。
リアーナの曲をグランドピアノの前で最初から最後まで歌い通した。
アレンジを効かせて自分らしく歌っているが、
キャンディスを観てしまった後だけにインパクトに欠けてしまう。

クリスタベル、29歳、夫も子供もいる。
一度家族の元に帰り、またヴェガスへと戻る飛行機の中で、
居並ぶ競合達とのコンペティションに戻ることに不安で押しつぶされそうになったそうだ。
その時に"No One"の歌詞、"Everything gonna be all right"が心を満たした。
再び頑張る勇気が湧いてきたそうだ。
声が掠れているように聞こえるが、これも持ち味と評価される。
しかし大きなステージに負けてしまった感が拭えない。

オーブリー、19歳、オレゴンの学生。
ビヨンセの曲をテンポを変えて歌うが、アピアランスや表現力に秀でている。
ミュージカルっぽい雰囲気も良い。

レイチェル、22歳、アーカンソー出身、テネシーの大学で作曲を学んでいる。
爽やかな笑顔で好感度がずっと高かった。
アップテンポな曲で盛り上がったが歌い上げる部分、声量が弱く、
不安定な印象を残す。

ブリアナ、ジャズミン・サリバンの過激な歌詞をドラマティックに歌い上げる。
ルイジアナ州出身でハリケーンで家が崩壊したが、そのことを通して自分は強くなったと。
華のある人だ。外見だけでなく実力もある。

ジャネル、23歳、フィットネスインストラクターをするテネシーのカントリーガール。
自分の持ち味を生かして彼女らしく歌ったと思ったが、
この分野が専門のキースは厳しかった。
「レディー・アンテベムが三人でハモる曲を1人で歌うのは無理があったのでは?」

ゾネット、大人に見えるがまだ20歳、介護スタッフ、お年寄りのリハビリを担当している。
2歳までいたアフリカ、リベリアへの賛歌としてライオンキングの曲を歌う。
アフリカンドラムに始まりコーラスが続く。
彼女のルーツを感じさせる歌。
広大なアフリカの草原や太陽が目の前に広がっていくようだ。
ゾネットの持つスケールの大きさに圧倒される。
凄まじい歓声。泣いている人もいる。
ゾネットは毎回違う面を見せる。
好きなようにやっている天然のようで、しっかりとエンターテイナーとしての計算もある。
欠点なんて気にしないでもいいんだと思わせるだけのおおらかさが魅力だ。

合格はゾネット、オーブリー、キャンディス、ブリアナ、ジェネル。
トップ20、女性の上位10人がこの日で決まった。

Eric Benet、今年のツアーは?

2013-03-11 17:02:15 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
エリック・べネイ、アメリカ合衆国以外の人気の高い国として、
イギリス、日本、南アフリカ共和国をあげていた。

今月の末、3/29-31にナイジェリアで行われるCalabar Jazz Festivalに、
エリックはD'Angeloと出演することになった。
http://www.calabarfestival.com/index.php/jazz-festival-2013/261-destination-cross-river-unveils-inaugural-calabar-jazz-festival
エリックべネイが歌うのは3/30、この日の出演者はJonathan Butler, Burna Boy。
場所はCalabarのカルチュラルセンター内のメインシアターにて7時より。

ディアンジェロとエリックべネイ、それぞれのライヴだけでなく、
一緒に歌うなどということもアフリカの地で実現するのだろうか。

その他、今年のツアーとして南アフリカ共和国、
ヨーロッパ(イギリス)が予定されている。
イギリスに行くとすれば、フランスや近隣諸国も周る可能性がある。

アフリカやヨーロッパのファン達にとっては朗報だが、
今年の来日の可能性は低くなったかと思わずにはいられない。
しかしまだ下半期の予定に日本が入ればと期待もしている。

これはここだけの内緒の話ですよ。

アメリカンアイドル シーズン12 ラスべガス 男性1

2013-03-09 16:07:18 | アメリカンアイドル
ラスヴェガス予選、男性20名の内10名のパーフォーマンス。
この中から半分の5人に絞られる。
会場はシルク・ドゥ・ソレイユの劇場。
1500名の観客の前でのパーフォーマンスになる。
それぞれが自分の好きな曲で勝負。
緊張するというだけでなく、会場の大きさに負け自分の声が正しく聴こえない、
という問題も出てくる。

ポール・ジョリー
人口数100人の小さな町で販売員をしている。
地方予選の合格の映像、おばあちゃんを始め家族と抱き合って泣くシーンが出てくる。
ハリウッドで不安を隠せず「一瞬でも良いから笑顔を見せなさい。」
とニッキーに一喝された印象が強く、最初のオーディションのこの場面と今の彼が、
一致していなかった。
「歌から自分が受けてきた恩恵を世の中に返していきたい。」
キース・アーバンの曲を歌う。
キース「歌ってくれてありがとう。でももっと自信を持って。
大袈裟な表現は必要ないほどの実力があるんだから。」
ランディー「カントリーだけでなく、オールラウンドな歌手を目指せ。」
ちょっとキースに失礼とも取れる発言。

ジョニー・キーザー
去年もトップ20を目前に落ちたフロリダのミュージシャン。
最初の優しく歌い上げるところは不安定な感じがしたが、中盤から盛り上がりに繋がる。
少しインパクトに欠けた印象をぬぐえないが、それにしても好青年だ。

JDA
化粧品販売をする彼。女装しているが男性。そして髭が濃い。
ショウアップされたステージパーフォーマンス。
歌のコンペティションに相応しくないようにも取れる。
しかしその奮闘振りは評価したい。舞台を自分の色に染めた。

ケヴィン
アラバマ出身のアフリカ系アメリカ人、曲はブライアン・マクナイト。
高音がきつそうに聞こえる。全体的に安定しているが音域の伸びが感じられず、
心に響いてくるものがなかった。

クリス・ワトソン
ニューヨーク出身。いつも頭にスカーフを巻いてアクセントにしている。
オーティス・レディングの曲、声が会場にクリアに響いてこない。
歌の音域が合わなかったのか、動きに捉われすぎたのか。

デヴィン
シカゴの高校生。父親がいないために母と二人で苦労をしてきた。
"Listen"とこの人が歌う時に説得力がある。
最後はスペイン語で歌うが、まだ10代なのに内面にある落ち着き、
込み上げてくる自信が感じられる。
静かに始まり、最初は不安定だったが後半の歌い上げる部分には、
それを補って余りある強い魅力で圧倒した。

イライジャ
中国とメキシコの血が入ったティーンエイジャー。
外見、ヘアスタイルなどに多少違和感があるが、歌はブレがなく、
会場の広さに負けずに歌い切った。

チャーリー
黒のシャツにパンツ。光物のベルト。
地方予選に出てきた時からの映像を観ると髪がずいぶん伸びてきた。
エルトン・ジョン「ロケット・マン」
優しく歌い上げるところの静かな声も安定している。
難しい曲を確かな音程でアレンジもしっかり効かせた。
しかしマイクを持つ手が小刻みに震えているのを見つけてしまった。
17歳の少年が凄まじい緊張の中に精一杯のパーフォーマンスをしている。

ジミー・スミス
ソーシャル・ワーカーをしながら、仕事の後にライヴをしている。
キースのファンでカントリーシンガーを目指している。
キースの曲でラドニー・フォスターのカヴァー曲"Raining on Sunday"を歌う。
そつなくこなしたが、盛り上がるところ、ぐっと惹きつける部分が作れなかった。

カーティス・フィンチJr
ルーサー・ヴァンドレスのヴァージョンで"Super Star"
ゴスペルで鍛え上げた喉、この時代のR&Bの雰囲気をしっかりとつかんでいる。
後半からのファルセットには鳥肌もの。
アレンジを多用しながらも原曲の美しさも大切にした。

その場で審査が始まる。

最初の合格はカーティス。誰もが納得する結果。
ジミーは不合格、審査員全員とハグして去っていく。
次の不合格はケヴィン、まずはカーティスとハグ、マライア、ランディーとタッチ、
ニッキーとはハグするがキースとはなぜか目も合わさずに退場。

イライジャが合格になる。
最初はなぜ彼が受かったのか理解できなかったが、
もう一度、全員の映像を観返してみて、彼が5人の中に入ったことが納得できる。

JDAは不合格。パーフォーマンスが過激でエンターテイメント性はあっても、
番組の求めるものとは違い過ぎた。

ポールは審査員の票が分かれて、番組のメンター、ジミーに判定が託される。
結果は合格。感激の余りしばらく呆然とした様子のポール。

残る4人の緊張する様子が画面から伝わってくる。
クリスの不合格が告げられた後、愛されるキャラ、チャーリーの合格が決まる。
ジョニー、残念ながら今年も不合格になってしまったがこの経験をきっと生かすことだろう。
最後の合格はデヴィン、これからの大きな成長を予感させる人だ。

ラスヴェガスを楽しむエリックべネイ

2013-03-06 10:43:39 | エリックベネイの日々&KyteVideo
エリック・べネイはラスヴェガスで行われているCee Loのショウ"Loberace"、
オープニングに招待され娘のインディアと二人で参加した。

シーロー・グリーンとは昨年のクリスマスイベントで、
"Silent Night"をデュエットしている。
この時にシーローと親しくなり、今回の招待を受けたのでは。
一時期はミルウォーキーに帰ることも考えたエリックだが、
やはりLAに住んでいると気軽に他のアーティスト達との交流を深め、
いろいろなイベントにも顔を出すことができる。

トップの画像はインディアと入場するところの公式の写真。
一方その直前にエリックが自分の携帯で撮った写真がこちら。
自然体で素顔の様子が出ている。


普段は別の家庭を持ち、妻のマニュエラと娘のルチアと生活するエリック。
つかの間の休日をインディアと二人で楽しんだようだ。
今まで飲まなかったはずのビールも最近インディアが飲むようになったのか、
またしても一緒に飲んでいる。


そしてヴェガスでレストラン・ノブの料理の美しさに感激して、
親子でそれぞれ写真をツイートしている。

LAではKatsuya、ヴェガスではNobu、
日本人のシェフが活躍するレストランをエリックが贔屓にしてくれるのは嬉しい。

アメリカンアイドル シーズン12 ハリウッドウィーク 女性

2013-03-03 09:03:38 | アメリカンアイドル
ここのところ、審査員キース・アーバンの姿をアカデミー賞、
グラミー賞、ゴールデングローヴ賞の映像で見かけた。
妻ニコール・キットマンと一緒に公式の場所に出る時と違い、
「アメリカンアイドル」でのキース、かなり表情豊かに気持ちを表している。
この番組に出ることでぐっと親近感を持った人も多いのでは。
私も彼の歌をじっくり聴いてみたいと思っている。
いや、コンサートに行きたいとさえ。

さてハリウッドウィーク、女性たちの番が回ってきた。
今回は女性の方がこの時点で候補者が多い。
それを20名に絞るわけだから男性よりも激戦になる。

マライア、19歳、シカゴ予選で拒食症から立ち直った候補者として注目された。
ここまで来たことで表情が自信に満ちている。
残念ながら通過はできず、落選して涙を流しているが、
心の芯に明るさが燈った。
この番組に挑戦することで前とは違う自分と出会ったのだろう。

ニューヨークのアンジェラ、18歳。
「次のアイドルは私よ。」という言葉に一瞬会場がシラッとする場面もあったが、
実力のある歌を聴かせた。

二人のカントリーガール、アーカンソーのレイチェル21歳とシャーロットのジャネル23歳。
キースがやたらテンションが高い。
自分の分野、カントリーを楽しんでいるのがわかる。
そして二人ともキースを喜ばせるだけの技術があるわけで合格。
お互いのライバル意識が良い意味で作用している。

キャンディス、シャーロット予選でランディーに「今までで最高のパーフォーマンス。」
と言わせた。しかしそれに甘んじることのない謙虚で努力を怠らない姿勢に好感が持てる。
余裕で通過。

ニューヨーク予選で選出されたバークリイ音楽院のイザベル22歳も合格。
予選の時から個性が強く注目を浴びていたケズバン、27歳。
実は女の子だったことにびっくり。
そして個室ではなく、ツインでルームメートがいたことも。
ルーミーはゾネットか?
他の候補者達に声援を送り過ぎたため声が枯れてしまったが、通過。

ロングビーチのブリアナ、16歳。
いじめに遭ってきたところから歌に救いを求めてきた。
残念ながら会場の大きさに負けてしまったようだが通過。

72名がグループ審査へと進む。

ジャネル、ブリアナ、アンジェラ、ケズバンのグループ、
早速選曲で難航している。
ケズバンは周りと全く協調できない。
ボーカルコーチの前でも取り繕わず、「食事をしないと。」
と言って練習から離れてしまう。

イザベル、エリン、ローレン、ゾネット。
カントリーの曲に多数決で決まるが、アフリカ系で個性派のゾネットは、
歌詞に感情移入ができず、歌わずに泣いている。
ゾネットはレディシの癖のある部分を更に強調して爆発させたようだ。

グループ審査が始まるが、ランディーはレコーディングのために席を外し、
キース、ニッキー、マライアの三人が判定する。

メリンダ、カマリア、デニース、キャンディスは、
昨夜は早めに仕上げて練習を切り上げた。
それぞれの歌、ハーモニー、振り付けも言うことなし。
全員が合格。

ブランディ、モーガン、ローレン・ミンク(昨年も挑戦している。
ミンクという名前が珍しくて覚えていた)
全員、ウェスタンブーツで決めてカントリーを歌う。
全員が合格。

サヴァンナ、リズ、デイジャ。
全員、こちらは豹柄のものを身に着けて登場。
何か空回りしている。一生懸命だけどセクシーな感じというよりも、
あか抜けないステージになってしまう。
リーダー格のサヴァンナが落ち、歌詞を忘れたデイジャのみ合格。
サヴァンナは不満を隠せない。
しかしデイジャには光るものがあったのかもしれない。

クリス、ジャネル、オニエ、クリスタベル。
教会のコーラスの指導をしているクリスタベルには予選の時から好感が持てた。
全員で午前4時に練習を終了することに決めたのに、
納得できないジャネル。「他のグループはまだ練習している。」
ジャネルはすっかりへそを曲げてしまい翌朝もグループのメンバーを無視する。
全員のパーフォーマンスもまとまらず、「皆に溶け込めなかった。」と泣くジャネル。
ニッキーは「周りから浮いてしまう自分を知っている、そういうあなたが好きよ。」
なんとまさかの全員合格。

キースはランディーがいないのでニッキーとマライアの間に入って、
すっかり振り回されている。
ランディーが戻ってきて"Welcome back!"とすごく嬉しそうなキース。

ゾネット、注目度が高い。
ボーカルコーチから「明日合格することが目標。他のことは今忘れろ。」
と励まされて笑顔に。
ゾネットのチーム、ハーモニーもそれぞれの歌も振り付けも見事に調和した。
それなのにローレンのみ不合格。
個性が足りなかったのか。

コートニー、シーラ、リズ、アリーシャ。
3時を過ぎても曲をマスターできない。リズはメンバー達と仲良くできずにはぐれる。
リズのみの合格にシーラは不満を審査員へと訴える。
涙の中にも諦めるシーラ。

歌詞を忘れることを恐れるあまり、手や腕に書きだす候補者達。
手の甲や掌を露骨に見ながら感情もなく読み上げるように歌う人も。

ブランディ、ブリトニー、クリー、ヘイリー。
午前2時半になった時点で部屋に戻ってしまうヘイリー。
リーダー格のブリトニーが涙を流しメンバー達が慰める。
3人の怒りは収まらない。

ところでシーズン5のトップ3になったエリオット・ヤミン、
彼も実はメンバーを残して先に寝に帰ってしまった。
エリオットは持病もあり、ビルボード東京のライヴの時も、
一曲ごとにお水を飲み、汗を拭きながら歌っていた。

歌を覚えることができずに歌詞を腕に書き、振りも周りを見ながらのヘイリー。
ニッキー「事情があって先に部屋に帰ったとしても、音源を聴くとか、
横になりながらでも歌詞を覚えるとかできたはず。」

ところが合格はヘイリー、クリー、ブリトニー。
ブランディが気の毒だ。
「また来るわ!」と笑顔で去っていく姿を番組も暖かく祝福する。

ケズバンのグループ、先に寝たケズバン、朝も起きてこない。
充分な合わせが他のメンバーとできなかったはずが、
なぜかその不調和の中に調和が起きる。
全員が合格。

47名がソロ審査へと進んだ。

ソロ審査、課題曲から選ぶのも自作の曲での参加もあり。
アンジェラ・ミラー「重荷から解放されたいという気持ちを込めて。」
と自作の曲。最初はその言葉に苦笑気味だった審査員達。
"You Set Me Free"、心の中からの叫び、アンジェラの内面の想いが込められている。
"Wow!"とキース「車の中で繰り返し聴きたいね。この曲が欲しいと思った人もいるはずだ。」
「このステージで今までのあなたへの評価はすっかり変わった。」とニッキー。

ゾネットも審査員たちを称える自作の曲。
バンドにやり方を変えるようにと途中で中断したり、
スティックを落としてしまったりもするが、
すべてが一連のショウの流れの中で行われていく。

一方、ケズバン、得意のはずの自作の曲で勝負したが、
歌の盛り上がりが欠けるままに終わってしまった。

別れの曲、悲しい曲が続き、審査員達、見守る候補者達の雰囲気も停滞した中、
メリンダのアップテンポの曲で場内は一気に明るくなった。

これまで強烈な印象を残せなかったクリー。
亡くなった母のことを歌った"Stars"で一気にトップ20に食い込んだ。
「鳥肌が立ったよ。」とキース。

女性の合格者が壇上に上げられる。
この中から数人を削らなければならない。
ずっとハッピーガールとして予選から人気のあったレイチェル、
予選では有望だったのにここのところ調子の出てないステファニーが一騎打ちになる。
去っていくことに決まったのはステファニーだった。

男性も28名から8名が落とされる。
ハリウッドのソロが不調だったアダム、応援したいものを持った人だったが、
ここで試す機会を貰ったのにもかかわらず力を出し切れずに脱落。
曲が"Taking Chances"とは皮肉だ。

一方、ジョシュ「ジョージア」を最後の章から歌い、
喝采を浴びた。熱演の余りズボンが破れてしまう。

昨年に続く挑戦のデーヴィット「もう自分に才能がないのかと思っている。」
反対に「ここまで来たことが奇跡だからこれからの人生も楽しみだ。」
と言い残す人もいる。

次は男女20名ずつのラスヴェガスでの審査。

ファンからの質問に答えるEric Benet

2013-03-02 10:23:42 | エリックベネイの日々&KyteVideo
Eric Ben�・t Answers Fans Question from Twitter & Facebook


エリック・べネイ、ファン達からツイッター、フェイスブックに
寄せられた質問にyoutubeで答えを寄せている。

まず映し出されるエリックの姿、ワイシャツのカフスにはアルファベットの文字、
画面を静止してチャック、EBJとありますね。
はい、エリック・べネイ・ジョーダンです。
時計もクローズアップされますが、どこのブランドでしょう?
時計に疎い私にはわかりません。

一緒に仕事をしたい女性のアーティストは?
Eric「アレサ・フランクリン、シャカ・カーン、グラディス・ナイト、
彼女たちのようなレジェンド、パイオニアの女性と組んでみたいね。」

今までにしたコレボレーションの中で最高だったのは?
「以前にスティーヴィー・ワンダーからインタビューされて
その時に『二人で何か一緒に歌ってみようか?』と提案されて、
スティーヴィーの"You & I"をその場で歌ったんだ。
あれは僕にとって最高の瞬間だったね。」
(これはスティーヴィーがLAにラジオ局を持っていて、
その中にある自分の番組中にエリックを2008年4月に
ゲストで招いた時のできごとです。
私もこの時のラジオをオンラインで聴きました。
今でもレコーディングがyoutubeで聴けるはず。)

女性をセクシーに感じる瞬間は?
「たくさんあるけれど、髪の毛を触るしぐさとか、
何かに夢中になっている様子、無邪気に笑ったり、
料理をしたり、食べることを楽しんでいたり。」

(次の質問は省きます。恥ずかしくて書けません。
というかよくわかりません・・・)
エリックの答えは"NO"

料理を自分で作りますか?どんなメニューが好きですか?
「シングルファザーだったから料理は作るよ。
シンプルなメニュー、魚、野菜、ポテトとか。
妻の方が、ずっと料理は上手だけどね。
クリスマスには母のレシピーでグリーンやスイートポテトパイ、
なんかも作るんだ。」

グリーンはエリックが好物だといい、エリックのファン達も話題にするので、
どういうものかとずっと思っていました。
ニューオリンズを旅行した時に初めて食べたけれど、
日本の食材で例えれば青菜の漬物といった感じでしょうか。

朝からエリックの爽やかな笑顔、ちょっと照れながら答える様子を、
見ることができました。
次回の来日はまだスケジュールになく、ライヴハウスではなく、
大箱になるのではという噂ですが、いずれにせよ、待ち遠しいですね!