Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

ユニクロで"Don't Let Go"

2010-12-30 09:42:59 | 私の日々
年末は自分も街の中も慌ただしい、そして急に寒くなってきた。
駅前のユニクロでヒートテックを物色。
その時、店内に流れ始めた曲、イントロを聴いただけで手足の動きが止まる。
Eric Benet"Don't Let Go"
店内が混雑しているので、音を良く聴くためにスピーカー付近へと移動。
聴いているとみるみる私の中でハッピーオーラが充満してきて、
顔面が自然とリフトアップされていく。
そのまま、曲の終わりまでじっと立ち尽くしてしまった。
昨年の2月のビルボード、12月のブルーノート、エリックの手を掴んで、
振り回しながら"Don't let go~!"と一緒に歌ったことが懐かしく蘇ってくる。

以前、近所のスーパーで"Love Of My Own"が掛かって
手に持っていた野菜を落としそうになった。
六本木のダイナーで"The Hunger"が掛かったこともある。
ビルボード東京、クリセット・ミシェルのライブの前後、
エリックの1stアルバムから3rdまでがずっと流れていた。
スタッフの人がその日のアーティストの雰囲気に合った曲を選ぶと言っていたが。
エリックのライブを観るためにニューオリンズのエッセンスミュージックフェスティバルへと
旅立つ数日前、銀座コリドー街を歩いていた時、
バールの開け放たれたドアから"You're The Only One"が流れてきたことがあった。

エリックべネイを知ることができてほんとうに良かったと思う。
エリックの曲を聴きさえすれば私はいとも簡単にハッピーになってしまう。
一つ楽しいと思うことがあると次々と楽しいことに繋がる。
エリックと出会えたことは私にとって幸運なできごとだった。

来年もエリックべネイのたくさんの曲を聴き、そして来日するエリックと会える、
そう思うと2011年が待ち遠しい。

ps.今晩から留守にします。
いつもお読み頂いている皆さま、どうもありがとうございました。
どうか楽しい年末、良いお年をお迎え下さいませ。

エリックとマニュエラ、婚約おめでとう!

2010-12-29 00:05:59 | "Lost In Time"発売後
エリックべネイの新しいアルバム、"Lost In Time"から
タイトル曲の"Lost In Time"をバックにエリックの画像がスライドになっている。
エリックべネイへの愛情のこもった映像、作った人が大ファンであるということが良くわかる。
その中で娘のインディアとの写真もあるが、彼女のマニュエラの写真がたっぷり、
そしてエリックのミルウォーキー時代の仕事仲間で昨年亡くなったヴィッキーとの2ショットも。

エリックとマニュエラはもう4年近い付き合いになる。
私のこのブログのプロフィール写真は
2007年のエリックのツアーに同行したマニュエラが撮って送ってくれた。
かいがいしくエリックの世話を焼き、気を配る彼女の姿にマネージャーか、
カメラウーマンなのかとさえ思った。
エリックべネイファンクラブのアメリカ代表トロイリンとも、
「あの人だったらエリックにぴったりなのにね。」
「ほんとに、マニュエラがずっとエリックと一緒にいてくれればいいのに。」
なんて話をした。

その後、グラミー賞にノミネートされ2009年に来日したエリックに
マニュエラは同行しなかった。
二人はこの時期、少し距離を置いていたようだった。

今年に入ってまた二人のペアショットを見かけるようになった。
そして先月、ラジオのインタビューでエリックはマニュエラと婚約したことを話した。

facebookにこの映像と共に、「エリックとマニュエラ、おめでとう!」と投稿すると、
エリック本人から「ありがとう。」とコメントを貰った。
結婚式は来年になるのだろうか。
エリックべネイ、おめでとう!
マニュエラは恵まれない子供たちへと向け支援活動をするチャリティー団体、
Perfect Worldを主宰している。
二人が一緒になり、音楽へ世界へと更なる飛躍の年に来年がなりますように。

Eric Benet - Lost In Time (Video)



FLOSS Magazine Eric Benet Interview

2010-12-28 08:54:59 | "Lost In Time"発売後
"Lost In Time"は、今までの僕のキャリアの中で最高のアルバムだ。
70年代後半がテーマ。
ワーナーに行き、今回はもっと予算を取って欲しい、
ホーンやストリングスも付けたいし、人気のあるミュージシャンとも組みたい、
と話した。

1stシングル、"Sometimes I Cry"は大好評だった。
リル・ウェインが獄中でマックスウェルのウーマンズワーク以来の名曲、
とまで言ってくれた。

ほんとうにステージで観客を魅了できるだけのアーティストなのか、
きちんと歌えている人なのか、それが最近重要視されていないように思う。

最初に浮かんだメロディー、そこに楽器一つ一つ、ギターをグランドピアノを付けていく、
最初のメロディーが決まれば他の音もついてくる、歌詞も生まれる。
そうやって昔ながらのやり方で曲を作った。

どの曲が好きかって?
それぞれ違ったカラーがあるし、それぞれの曲が違った意味での70年代を表している。
どの曲も愛着があるし、一つとは言えない。

みんな、どうもありがとう。
ツイッタ―、ファンクラブ、オフィシャルファンページもチェックして!

FLOSS Magazine Eric Benet Interview



Eric Benet promoting Lost in Time

2010-12-27 09:08:06 | エリック・ベネイ関連インタビュー
さて、バラ―ディアでシンガーソングライターのエリック・べネイを紹介しよう!
彼は最近、新しいアルバム「ロストインタイム」も発売したところだ。
アルバムと特に"Sometimes I Cry"を説明してくれる?
Eric Benet「70年代後半に焦点をしぼり、
すべてライブの臨場感を大切に生音を中心に使った。
最もクリエイティブな時代で
ミュージシャン同士がセッションの中に曲作りが行われていた、
そんな雰囲気を大切にした。」

"Sometimes I Cry"ではプロモーションビデオもあるけれど、
その中でエリック、泣いているね?(エリックの泣き真似)
どうやって涙を出したの?
僕の場合は自分の仕事のキャリアを考えたら泣けてくるけれどね。(笑)
EB「詳しいことは言えないけれど、家族の中で健康を損ねている身内がいて、
そのことを最初に知らされた時のことを思い出したら、自然と涙が出た。」

今回のアルバムではいくつかデュエットもしているね?
EB「以前からコンテンポラリーなアーティストでは誰のファンかと聞かれる度に、
クリセット・ミシェルとレディシを挙げてきた。
今回、初めて一緒に仕事ができたよ。
そしてフェイス・エバンスとも"Geogy Porgy"以降、またデュエットをしたいと思っていて、
このアルバムでやっと実現した。
エディー・リバートもアルバムにオージェイズの70年代風の味合いを添えてくれた。」

Eric Benet promoting Lost in Time

アメリカンダンスアイドル シーズン6 エピソード13・14 トップ16

2010-12-26 09:23:59 | アメリカンダンスアイドル
今回から視聴者の投票になる。
審査員はメアリー、ナイジェル、アダム。
客席にはシーズン5のトップ10達が来ている。

カレンとケヴィン。
カレンは夫のマシューと地方予選を受けていた。
ペアのダンスではマシューも抜き出ていたが、ソロの振り付けに付いてこられず脱落。
カレンがラスベガスまで進んだ後、結局二人は離婚したそうだ。
ケヴィンは中国やロンドン、イタリアでも公演し各国で掴んだ物もダンスに生かしていると話す。
マリア・トーラスの振り付けでハッスル。
私が高校生時代にヴァンプと共に流行ったハッスル。
こうやってジャンルとして確立しているのには驚いた。
70年代初め、トラヴォルタの「サタデ―ナイトフィーバー」風のダンスと解説あり。
"Come To Me"France Jali、70年代のディスコの雰囲気が良く出ている。
カレン、ひたすら巧い。ケヴィンのキレもいい。
ヒートアップしてきて、もっと観たいと思うところで終了。
最後のリフトからカレンを下ろすところで危うく落としそうに。
しかしそれも演技の延長として終えた。
この二人は今回、驀進している。
審査員にも好評。

アシュリーとジェイコブ
マンディー・ムーアの振り付けでジャズ。
ステッキが小道具。
アシュリーの素顔が紹介されるが日常の姿の方が親しみを感じる。
Frankie Goes To Hollywood "Relax"
「役になり切っていた。」とナイジェル。

ポーリンとピーター
JT.&トーマスの振り付けでクイックステップ。
海軍の兵士がフラガールに夢中になるという設定。
タップダンサーで一人残ったピーターが健闘している。
オリエンタルなポーリーンもフラガールという役どころにはまっている。
「技術面では未熟だがエンターテイメント性があった。」と審査員。
クイックステップはダンサー泣かせだ。

キャスリンとレガシー
アンディーのブロードウェイ。
この二人もどんどん頭角を表して特に目立たなかったキャスリンが上達している。
しかしながら審査員からは「ジャングルブックのキャラクターの女性にしては、
可愛らし過ぎる演技だった。」と不評。

ここまで観て4組とも時間を積み重ねたことでペアとしての相性が抜群になっていると思った。

チャニングとビクター
スティシーのコンテ。
二人とも前回に相手が脱落して組むことになった新しいペア。
一つ一つの動きが美しく決まっていてそれぞれの良さも引き出されていた。
しかし感情移入の面ではどうだろうか。

エレノアとライアン
リル・Cのヒップホップ。
社交ダンスのライアンにとっては正反対の分野を踊ることになる。
この日の悪い意味での一番のダンスになってしまった。
まだせめてタビサ&ナポレオンのヒップホップならこなせたと思うが、
よりによってリル・C。
「一番、厳しいチャレンジをこなした。」とアダムがフォロー。
コアマッスルを絶対緩めない社交ダンスに対してヒップホップは反対に力を抜かなければならない。
二人のことを応援しているだけに残念な結果。

モリ―とネイサン
グルターボの振り付けでサルサ
モリ―は方耳が聞こえず手術もしたが治らず補聴器も合わないので
聴こえる耳だけで生活しているそうだ。
根っから楽天的に見える彼女にそんな苦労があったとは。
この二人のダンスも余り良い結果には終わらなかった。
それぞれも二人のペアとしても調和が取れていない、サルサの雰囲気が出ていない。
ナイジェル「この教訓を生かして欲しい。」

ノエルとラッセル
シーンの振り付けでアフロジャズ
アフリカンダンスとジャズのミックス、蛙と女王の物語。
「難しいけど僕はファイターだからやり通してみせる。」とラッセル。
シーンも「2人は長所をお互いに引き出し、欠点を補い合える最高のペア。」
観ていて心奪われるこの日の最高のダンス。
ラッセルのこの躍動感は何だろう。まさにぴったりの役だ。
ノエルもしっかりと付いてきている。
ミステリアスなドラムやリズムに合った二人の演技に魅了される。
「心に響くものがあった。圧巻だった。」とメアリー。

今回のトップな演技はカレンとケヴィン、ラッセルとノエル、
ワーストはモリ―とネイサン、ライアンとエレノアかと思っていたら、
審査員がそれを言ってしまった。
番組中で予想を言うと脱落と言われたペアには同情票が集まったり、
反対に楽勝と言われたペアには安心して投票しないパターンになることがある。

リザルトショウ、結果発表。
デイブ・スコットの振り付けでトップ16全員の演技。
その後審査員から視聴者の投票に対する不満のコメントが続く。
「ダンスの良し悪しではなく、人気投票になる。」と。
結果発表が予想外の展開になったと受け取れる。

ワーストはライアンとカレン、ポーリンとピーター、カレンとケヴィン。
やっぱりこの番組に投票するのはティーンエイジャーが多いのだろうか。
余り芳しくない演技を見せたモリ―とネイサンが通過し、
カレンとケヴィンがワーストに入ってしまった。

ワースト3組のソロが始まる。
ライアンはボールルームダンサーだが充分見応えのあるソロを見せ納得させた。
カレンの体の奥底からこみあげてくるような気迫。
この番組に出たことで夫とも別れた、もう失うものは何もない。
この瞬間だけに賭けている。
ケヴィンも独自のヒップホップをソロで爆発させる。
ピーター、最高のタップを見せたが、やはりタップダンサーは弱かった。
エレノアとポーリン、どちらも良い勝負だと思ったし、投票で通過してしまった
キャサリンやノエル、チェニングよりも優れた部分も見せている。
結果はポーリーン。
「アメリカンダンスアイドル」では、ペアで力量と人気を備えた相手と組むと、
上位まで食い込める運のいいダンサーが出る。
しかしそれもその人の持つ才能や実力の一部とも言える。

視聴者の投票になると審査員は気楽になるようでいて、
この段階は最後の決断をゆだねられるだけに苦渋の選択になる。
また視聴者の投票が始まるとダンサーの技術だけでなく、キャラクターの人気度も
重要になってくる。

the christmas song (feat. eric benet)

2010-12-25 07:06:09 | エリック・ベネイ、アルバム外の曲
フォープレイのアルバムの中にあるエリックべネイの歌う"The Christmas Song"
昨年のブルーノート東京のクリスマスライブに行った方はこの曲を聴くと、
じわっとこみあげてくるものがあるのでは?!

初日、エリックは「さっきキーボード奏者と合わせをしたんだけど、
巧くいくかな?みんなにこの曲を今日はプレゼントしたかったんだ。」
と歌ってくれた。
いつもスタンドマイクかハンドマイクで動きながら歌うエリックも
この曲の時はスツールに軽く腰掛け、じっくりと聴かせてくれた。
一気に会場はクリスマスモードに。

エリックべネイのこのクリスマスソングはあの時のライブに行った人しか、
生で歌うのを聴いたことがないはず。
昨年、最高の瞬間を極東のファン達にプレゼントしてくれたエリック・べネイに感謝!

the christmas song (feat. eric benet)



Eric Benet - This Christmas

2010-12-24 09:37:23 | エリック・ベネイ、アルバム外の曲
エリック・べネイの歌うダニー・ハサウェイの"This Christmas"
以前、youTube動画にアップロードされていて大好きな映像だったのが、
いつのまにか消去されていた。
"Soul Train"の番組の映像だったので問題が生じたのだろうか。

それをアメリカのファンクラブの会長、Troylynnが再びアップロードしてくれました。
これでエリックのファンとしてはクリスマスがやってきた、
という感じがいたします。

エリックべネイのファンの皆様、そしてそうでない方も、Merry Christmas!!!
楽しい一日をお過ごしください。

Eric Benet - This Christmas



Eric Benet in David Foster & Friends

2010-12-23 09:51:23 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
昨年、発売されたCD&DVD、"David Foster & Friends"のエリックの場面が
youTube動画にアップされていた。
デビッド・フォスターからご指名を受け客席からステージへと上がり、
オーケストラをバックに"Chocolate Legs"を歌うエリック。
デビッドフォスターも大喜びで「こういうのをやって欲しかったんだ。」
観客を指揮して一緒にサビの部分を歌わせている。

観客が撮った映像でエリックべネイが
デビッド・フォスターの前で"Chocolate Legs"を歌うシーンを観ていたので、
お恥ずかしいことに私はこのDVD&CDを買わなかった。
今、改めて画像で観るとすごくいいじゃないですか!
客席から撮られたアマチュアの映像とは全然違う。
やっぱり買っておけば良かった・・・
いや、今からでもきっと買えますね。

エリックは別のインタビューでもこの時の経験を、
「ジョッシュ・グローバンのファンとかの白人富裕層の人達の前で"Chocolate Legs"を歌って、
これが受けると思わなかったのに、皆も一緒にバックコーラスしてくれて嬉しかったよ。
この時に"Chocolate Legs"は行けるなぁって思ったんだ。」
と話している。
自分が製作に協力した"The Last Time"ではなく、あえてこの後、
エリックが発売したアルバム"Love&Life"の中から"Chocolate Legs"を歌わせてくれた
デビッド・フォスターの器の大きさに感謝。

このライブ、WOWOWでも放映があったが、1時間の放送枠、エリックのこの場面はカット。
エリックの出番を今か今かと待ち受けていただけにがっかり。
しかしながら最後に全員で"Got To Be Real"を歌うシーン、
シェリル・リンの後にしっかり付いてきたエリック、
隣にいるシェリルからマイクを渡されて最後、
エリックが"Got To Be Real"を歌う映像で番組は終了した。

Eric Benet - Chocolate Legs (LIVE)

アメリカンダンスアイドル シーズン6 エピソード12 トップ18

2010-12-22 07:47:59 | アメリカンダンスアイドル
トップ18、審査員はメアリーとナイジェル、そしてアダム。
視聴者の投票はなし、審査員が脱落者を決める。

ノエルとラッセル
シムズの振り付けでテニスがテーマのヒップホップ。
シムズは映画作品の振り付けを手掛けてきている。
ラッセルがキレ良く決まるが、CGばりの動きが速すぎて、
二人がついていけない感じが否めない。
小道具のテニスラケット、この番組を観てきて小道具の扱いというのは難しく、
下手に使うと返ってあだになる場面も多々あった。

アシュレイとジェイコブ
ウィンナワルツ、トニーとメラニーの振り付け。
結婚式の後のファーストダンスがテーマ。
ジェイコブ、専門外なのに巧い。アシュレイもあでやか。
アシュレイは番組を通してどんどん洗練されたダンサーへとなっていく。
アダムからダンサーではなく振り付け師への注文が出る。
リストが多いが、技よりもステップの部分に力を入れ、
もっとステージを大きく使って欲しかった、興ざめする瞬間があったと。
確かに観ていてダンスに入り込めない場面があった。
審査員が振り付け師に真っ向から意見を言うのは珍しい。

ビアンカとビクター
タイス・ディオリオの振り付けでブロードウェイ。
カラー・パープルの中の教会に精霊が降臨する場面。
アフリカ系のビアンカにはピッタリの作品、コンテのビクターも頑張っていたが、
「ダンスは教えられた通りに踊れていたが、テーマである礼拝に来た教会の人々が、
クレージーに歌い踊るソウルが出ていない。」と審査員から。

三つの作品ともダンスを踊り切れていない印象が拭えない。
ナイジェルから「与えられた作品の役を振り付けを越えて膨らませる。
それがダンサーの仕事のはず。」

モリ―とネイサン
ナクールの振り付けでボリウッド。
シーズン4のジョシュアとケイティーでブレークしたボリウッド。
インド映画のハリウッド風ダンス。
ネイサンの動きはジョシュアとは全く違った新しいボリウッドの魅力が開いた。

フィリップとチャニング
トニーとメラニーの振り付けでサンバ。
タップダンサーのフィリップにサンバのリズムが合っている。
男っぽいと言われるチャニングの鍛え上げた体にも意外にサンバはマッチ。
しかし審査員からは「苦戦していることが周りからわかってしまう。
ダンサーは決してストラグルを見せてはいけない。」
情熱的なサンバには遠い演技だった。

カレンとケヴィン
タバサとナポレオンのヒップホップ。
車の修理工とお客のシチュエーション。
この日の一番のヒットダンスだった。
ケヴィンがヒップホップ系ダンサー三人の中で頭角を現わしてきた。
社交ダンサーのカレン、どの演技にも自分らしさが出る。
二人とも自信と余裕が感じられた。

キャスリンとレガシー
スティシーの振り付けでコンテンポラリー。
女性とその恐怖心を表す。シーズン5でクポノが演じた依存症の役を思い出した。
キャスリンはトップ20に決まった時、目立たない存在だったが、
いまや演技のできるダンサーへ。
レガシーもBボーイから飛躍した。
キャスリンがレガシーを受け止めて持ち上げるシーン、女性が男性をホールド、
最後に抑え込み恐怖を克服したと暗示させる。
しかし「自分が恐ろしさを知っていて周りの人を苦しめている物に自分がなるなんて。」
と涙を押し殺して演技したシーズン5のクポノほどの感動はなかった。

ピーターとポーリン
ウェイド・ロブソンの振り付けでゴッホの「星月夜」に人物がいたと仮定するイメージの作品。
ポーリン、アジア系のダンサー、ピーターはイタリア系のタップダンサー。
ここまで健闘してくるとは思わなかった。
二人とも作品の中に入り込んでいる。
ウェイドの作品は芸術的趣向に傾き過ぎて、時にダンサー泣かせとも言える。

エレノアとライアン
ミリアムとレオナルドの振り付けでアルゼンチンタンゴ。
ライアンのリード、リストが素晴らしい。
やはり社交ダンスは男性の技術があってこそ、女性が引き立つ。
ドレスの裾がヒールにかかったアクシデントもあったがエレノアはそのまま踊り切った。
審査員はスタンディング。
アルゼンチンタンゴの独特の足遣い、社交ダンスであってもライアンにとっては専門が違うダンス、
エレノアは全くの専門外。

ワースト4、女性はノエルとビアンカ。
男性はフィリップとビクター。
ソロダンスではフィリップとビアンカのタップダンスが奮っていた。

脱落は女性はビアンカ。
地味なノエルと較べると個性的で目立っていただけに意外だ。
前シーズントップ20入りできずに落とされた時、キレたビアンカ。
今回も納得していない心の内が感じられる。

男性はフィリップ。
「10日前に父が亡くなった時、トップ18の半分は葬式にわざわざ来てくれた。
ここで培った友情のことは忘れない。」
司会のキャットもトップ16達も涙。

最後は残ったトップ16達が二人を抱きしめる。
この番組でいつも教えてもらうのは勝ち負けよりも大切な物が人生にはあるということ。

金子三勇士 ホテルオークラ音楽賞受賞

2010-12-21 09:55:31 | ピアニスト 金子三勇士
昨日、ピアニスト金子三勇士、
ホテルオークラ音楽賞の本年度第12回の受賞者に決定したことが正式に発表された。
http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/material/pdf/press_release/2010/hot_1217.pdf

この音楽賞はホテルオークラが創業35周年を機に社会貢献事業の一環として、厳選な審査の基、
その年にめざましい活躍をし、将来が有望とされる芸術家に対して授与する権威ある賞。
授賞式と受賞記念コンサートがホテルオークラ本館5階ロビーにて行われる。
2011年3/25(金)18:00~19:00

本年2月末のホテルオークラ、ロビーコンサートにおいては多くの聴衆が集まり、
オークラのスタッフ達を驚かせていた。
来年はオークラ音楽賞受賞者としてのコンサートになる。
年末に向けて入ってきた嬉しいニュース。

さて私事だが。
一昨日、実家を訪れたところ、母は金子三勇士と一緒にカメラに収まった写真を部屋に飾り、
"Miyuji Plays Liszt"のCDを聴いていた。

また10/30の金子三勇士デビューコンサートにいらしていたある女性の方、
演奏に関してたいへん感動されたと伺ってはいたが、
先日、こんなお話をして下さった。
金子三勇士が演奏後、壇上のインタビューで「女性に対して何を望むか?」
という質問に「優しく支えてくれる人がいい。」と答えるのを聞いたそうだ。
その方は「これだ!」と思い、家に帰って来春結婚されるお嬢さんに向かって、
そういう女性になるようにと諭したとのこと。

ある男性から、その方は実は子供の頃にたいへんな苦労をされていて、
インタビュー記事で三勇士が子供時代に祖父母と共に雪深い村に住み、
ピアノの研鑚に励んできたという逸話を読んだ時に、
幼かった頃の自分と三勇士の姿が重なり、目頭が熱くなったと話してくれた。

金子三勇士、演奏以外の部分でも、
本人と離れた場所まで、多くの人の心に暖かい気持ちを運んでいる。
来年、そしてこれからもずっと大きく羽ばたき、強く優しく和音を拡げていってほしい。

Eric Benet Holiday Wish 2010

2010-12-20 09:21:59 | エリックベネイの日々&KyteVideo
ダラスのライブでアメリカのファンクラブの会長が撮影した
本年のエリックべネイのHoliday Wish。
昨年度分はブルーノート東京の楽屋で私たちが撮影して
配信したことが、懐かしく思い出される。

あれから一年、経ってしまったか。
クリスマスにエリックのライブに行ったのは、つい数ヶ月前のことのようだ。
2009年は2月のビルボード東京、7月、ニューオリンズのエッセンスミュージックフェスティバル、
12月のブルーノート東京、と三度、トータルで9ショウも観られた当たり年だった。
それに較べると2010年は一度もエリック・べネイと会えなかった。
それでも今年は念願のNewアルバム、"Lost In Time"が発売されたこと、
アメリカでも日本でも多くの人に好意を持って受け入れられたことはとっても嬉しい。

東京に来るとショウの前に一人で原宿に出掛けたりするエリック。
大阪でもビルボードの周辺を一人散策していたようだ。
このスターバックスで撮られた写真、
その辺のスターバックスにエリックがいるんじゃないか、
なんてふと思わせてくれる画像。

Eric Benet's Holiday Wish 2010



エリックべネイの歌うクリスマスソング

2010-12-19 09:57:59 | エリック・ベネイ、アルバム外の曲
エリック・べネイの歌うクリスマスソングス。
まずフォープレイのアルバムに入っている"The Christmas Song"
昨年12月のブルーノートのライブでも歌ってくれた。
ひとつひとつ美しい歌詞を丁寧に歌い上げたエリックの姿が目に焼き付いている。
これを生で聴けたのは世界でもあの時のライブの観客のみなのでは。

そしてもう一つ、大好きな曲、
ダニー・ハサウェイの"This Christmas"もエリックは歌っていた。
これはyouTubeに以前映像があったが、今は消去されてしまったようだ。

唯一、映像で見られるエリック・べネイのクリスマスソング。
"I Really Don't Want Much For Christmas"
最後のインタビュー、日本では街中が賑わうクリスマス、
アメリカでは家族が集い、また他の人々にも幸多かれと祈るためにある、
クリスマスはそんな日だと思い起こさせる。

Eric Benet - I Really Don't Want Much For Christmas

金子三勇士@V4 Concert 中欧4ヶ国 音楽の饗宴 12/15

2010-12-17 00:00:23 | ピアニスト 金子三勇士
ポーランド、チェコ共和国、スロヴァキア、ハンガリー、
各国の政府観光局、大使館協賛の基、
隣接する4つの国の文化、音楽を深めるという趣旨の
"European Quartet One Melody-Poland Czech Rep. Slovakia Hungary"
「V4 Concert 中欧ヨーロッパ4ヶ国 音楽の饗宴」というイベントが、
銀座・王子ホールにて12/15、19時より行われた。
チケットはワンドリンク付き。

プログラムは4部に分かれている。
ハンガリー大使の開会の挨拶の後、
第一部、ポーランド
第二部、チェコ共和国

その後、20分の休憩があり、ロビーでは各国のワイン、チェコのビール、
そしてウォッカまで並べられている。
各国の大使館員達がサービスを担当。
立場として本来ならハンガリーのワインを味合うべきだったのが、
喉が渇いていて、ついチェコのビールをあおってしまった。
ハンガリーのワインを飲み損ねたのが残念。

休憩時間の間にアルコールも入り、第三部からはぐっと寛いだ雰囲気になる。

休憩後の第三部、スロヴァキア
第四部、ハンガリー

スロヴァキアの夫婦デュオ、タタル・ヘンリのヴォイオリンと木下順子のピアノは、
ツィンマー、ゼリエンカ、フレショの曲を民族色豊かに奏でる。

続く、ハンガリーの先頭を切るのは金子三勇士。
リスト ハンガリー狂詩曲第2番。
10/30のトッパンホール、金子三勇士デビューコンサートでも弾いた曲、
本人の1stアルバムにも含まれている曲だが、
昨日はコンサートの趣旨、流れにふさわしく個性をくっきりと出した演奏になった。
同じ曲を決して同じように弾かないのが金子三勇士。
今回はハンガリーの憂愁が強く滲み出る。
この曲の持つ勢い、楽しげに演奏する金子三勇士の様子が、
会場の空気を一気に明るく盛り上げた。
演奏後「ブラボー!」のシャウトがこだまする。
鳴りやまない拍手に金子三勇士、再びステージに挨拶に登場。

その後のナジ・シャーンドルのヴィオラによるコダ―イのアダージョ、
感傷的な調べだが、聴いていて心が穏やかに満たされる。

アンコールはハンガリー大使館員でチェロ奏者のナジ・イザべラと嶋田陽子のピアノで
リスト「愛の夢」第3番。
そしてアンコール2曲目はハンガリーチーム全員によるリスト クリスマスソング。
ピアノは金子三勇士と嶋田陽子、二人の連弾となる。
ナジ・シャーンドル、ナジ・イザべラ、二人のハンガリー人と、
リスト音楽院に留学経験のある日本のアーティスト達と共に演奏すると、
金子三勇士、マジャール系の血が濃く演奏に、アピアランスにと出てくる。
アンサンブルのメンバー全員に気を配りながら、ピアノを進めて行く。
最後の美しいクリスマスソングは「中欧4ヶ国 音楽の饗宴」に華を添えた。

外に出ると銀座の街はすでにクリスマス・イルミネーション一色。
いよいよと年の瀬も近いことに改めて気づいたのだった。

この日のコンサートが本年の金子三勇士の演奏の聴き納めになる。
一年の間、次々と素晴らしい演奏を聴かせてくれたことに感謝。
来年の更なる飛躍、本年にも増してたくさんの演奏が聴けることを楽しみにしている。

Eric BenetがChocolate Legsを歌っていたら・・・

2010-12-16 10:10:19 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
Fantasiaとエリック・べネイがアメリカで行っている"Back to Me" ツアー、
LAの Club Nokia、11/24の映像。

スタンドマイクで歌い出してほどなくエリックはびっくりしたように飛び上がる。
映像が右端へと振られると一人の女性がステージに腰かけている。
エリックはマイクを手に彼女の元へ。

肩を抱かれたその女性はエリックの胸に顔を埋める。
そして"Wrap your chocolate legs around me"
の歌詞をエリックが歌うと彼女はエリックに片足を巻きつける。
するとエリックも彼女の足に自分の足をからませる。
エリックは立ち上がると彼女の元からマイクスタンドへと戻っていく。
コメディエンヌのLuenell、彼女のユーモラスなリアクション、
エリックのアドリブのサービスに会場は盛り上がっている。

Eric Benet, Chocolate Legs

アメリカンダンスアイドル シーズン6 エピソード11 トップ20

2010-12-15 09:01:56 | アメリカンダンスアイドル
録画して後日観ようかと思っていたこのエピソード。
放映のあった翌朝、自分のブログを開いて『アクセス解析』を見ると
検索語句にたくさん「アメリカンダンスアイドル シーズン6 ビリー」と入っている。
何となく嫌な予感がした。
シーズン4のウィルが落選した時もこんな感じだったからだ。

トップ20が始まる。
この日の演技の審査で2人が番組を去ることになる。

審査員はナイジェルとメアリーとアダム。
ポーラ・アブドュルの椅子が用意されているが、不在。
ナイジェルは「先日のバリー・マニロウのショウでも会ったのだけど、
ここに来てくれることを前向きに考えてくれているよ。」

その後のニュースにはがっかり。
優勝候補かとも思い、しばらくは彼の演技が観られる、
そして専門分野からいろいろな違ったジャンルにも挑戦して成長していく姿を見守りたい、
と思っていたビリーが体調不良のために欠場となったとのこと。
この番組でのこれからの活躍を最も期待していたダンサーだっただけに残念。
いったい何があったのかと思わずにはいられない。
またノエルも練習中に膝を痛めて今回は会場から見学。

男っぽいと言われているチャニングとタップが専門のフィリップ。
ジェイソンの振り付けでジャイブ。

ラテンダンサーのアシュレイはコンテのジェイコブとブロードウェイ。
振り付けはタイス。
アシュレイは背中の怪我でしばらく入院した経験があるそうだ。
それが今はダンサーとして復活している。
曲はソフィスティケイティット・レディースから。
ジェイコブはペアのダンスで今までにない魅力が。
感情移入も完璧。
アシュレイは雰囲気を作るのが巧いが技術的に少し弱い。
下半身が重い印象になってしまう。

イタリア系のピーターとアフリカ系のアリアナ
タバサ&ナポレオンのヒップホップでアンドロイドになり切る。
曲はBlack&Gold、衣装も黒と金で統一。
最後まで集中して惹きつける演技には至らなかった。

クランパーのラッセル、ノエルが怪我で休場なので、代役を相手にフォックストロット。
訓練を受けたことのないクランパーがどうしてこんな演技ができるのだろう。
生まれながらのダンサー。上品にまとめたダンス、その中にラッセルらしさも表している。

タップ専門のビアンカとビクター
意外にしっくりと合っている。
身勝手な男に振り回される女の役どころ、普段のビアンカとは全く違う印象の役。
振り付けのトラヴィスはこの番組出身。

社交ダンスのカレン、アダムに「女性なのに思わずぐっときた(アダムはゲイとしてカミングアウトしている)
素晴らしかった。」と言わせた。

エレノアとライアン
ソーニャの振り付けでダークなダンス。
二人とも筋肉質でそれが動く彫刻のようにダンスのテーマを盛り上げる。

ビリーの代わりにポーリンの相手役としてトップ20、選外にもれたブランドン。
ジェイソンの振り付けでワルツ。
曲はホイットニーの"You Light Up My Life"
ビリーが抜けてブランドンが呼ばれたのは2日前。
練習する時間は一日半しかなかった。
ポーリンもビリーを相手に練習してきて、今度はブランドンと合わせなければならない。
ダンスとしては課題が残るが二人の相手を思いやる気持ちが表現されていた。

キャスリンとレガシー
デイブ・スコットの振り付けでヒップホップ。
観ていて楽しいユーモラスな作品。
一見不釣り合いな二人がミスマッチしていた。

モリ―とネイサン
ドリアナ・サンチェスが客席にいるのを見て、番組最初からディスコがあると楽しみにしていた。
ドリアナのジャンル、ディスコと名前が付いているが彼女の振り付けはいつもアクロバティック。
"Turn The Best Around"グロリア・エステファン。
二人の明るさや屈託のなさは出ているが、ディスコの雰囲気らしくない。
大技を繋ぐ部分でそれがネイサンの方に出てしまう。

その後審査員の判定。
4人のソロがあり、審査で落とされたのはアリアナとブライトンだった。
アリアナはカリスマが足りないとの判定。
ブライトンはここまで落ちるために呼び戻されたのかと気の毒に思っていると、
「今までトップ20を演じたダンサーは翌年、挑戦する資格がなかったが、
特例として認めたいと思う。」とのナイジェルの言葉に救われる。
ビリーも来年、再挑戦できると次回の放送で発表になった。

アリアナとブライトンをダンサー達が取り囲んでハグしている。
涙を流している人達もいる。

ビリーの病欠に衝撃を受けて、今回のエピソード、
他のダンサー達の演技を集中して観ることができなかった。