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Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

Love children, not only yours.

2010-08-06 08:25:28 | Eric Benet Live in Japan Feb. 2009
昨日、ある方からいただいたメール、嬉しくて何度も読み返してしまった。

その方と一昨年のクリスマスの集いでお会いした時、確か「子育ても一段落した今、
これからの10年間、どう生きるか考えた時、何か人の役に立つ生き方をしたい。」
そのようなことをおっしゃっていたのを覚えている。

その方とは昨年2月のエリック・べネイのビルボードでのライブ、最終日の1stでご一緒した。
その時、エリックが最後に次のようなことを言った。
"Love yourself,
Love each other,
Love children, not only yours"

「まず自分を好きにならなければ他人も愛せない。
自分を愛して、周りの人を愛して。
そして子供たち、自分の子だけではなくすべての子供に愛情を注いであげて。」

その方はエリックの言葉が心に深く残ったそうだ。
そして近くにある養護施設の子供の週末里親になる決心をして早速に連絡を取ったそうだ。
しばらく先方からは連絡がなかったそうだが、この夏、その施設から依頼されて
夏休みの間、子供を預かることになったという。

私はその話を聞いてほんとうに感動した。
思うことは簡単、言うことも易し、でも行うは難し。
なかなかできることではない。

エリックがこの言葉を言ったのは、最終日だけだった。
その日にたまたまその方がいらした。
この言葉を軽く聞き流した人達はたくさんいたと思う。
私もその一人かもしれない。
しかしその方は普段から「何か人のためになることをしたい」と思っていたからこそ、
この言葉がすっと心の奥まで入って来て、しっかりと受け止めた。
そして実行に移した。

私はその方の心の美しさに感動すると共に、自分もそうありたいと願うのだった。

エリックベネイinTokyo2/20/2nd

2009-05-22 10:25:55 | Eric Benet Live in Japan Feb. 2009
この画像、2/20、Eric Benetのセカンドに行った方は、
何だかご存知でしょう?

今年のエリック・ベネイの来日、ビルボード東京でのライブ4日間、
1日目は初日のキラキラする緊張感と共にウォームアップ
2日目は自然体でリラックス
3日目はテンションが最高潮に達する
4日目は多少の疲れが出てきた中に真のエンターテイナーとして底力を発揮

私が行ったのはすべて1stショウ。
3日目のセカンド。
2FのデラックスシートカウンターLに飛び上がって、
歩きながら歌い、その席に座っていた人達とカウンター上から握手と聞いていた。
あの日の1stの終わった後のエリックは強烈なオーラが出ていた。
あのまま、2ndに突入したら、さぞ凄いショウとなっただろう。
セカンド、観られた方、ちょっと羨ましいです!

1stでも3日間共にエリック・ベネイ、2Fまで来たが、
その都度、パーフォーマンスが違っていた。
(4日目1stでは既にステージ周辺が観客で一杯だったので降りなかった)
2Fの観客と踊ったり、歌わせたり。
階段で歌ったり、階段を降りずに飛んでしまったり。
さすが、普段からジムで鍛えているなぁと感心したのでした。

そのカウンターに飛び乗った瞬間の写真。

お食事や飲み物はどういう状態になっていたんでしょう?
係りの人と打ち合わせがあって事前に下げられていたのかな?
ダイアナ・キングがブルーノートのテーブルに乗った時は、
そんな感じでしたが。


エリック・ベネイin東京4days反省会

2009-03-03 08:51:39 | Eric Benet Live in Japan Feb. 2009
4日間のエリック・ライブの最終日。
2/21(土)1stステージが終わって
ビルボード東京を出るとまだ8時過ぎ。
ミッドタウン内にあるお店は超高級店かファーストフード風のショップ。
恵比寿のブラウンシュガーに移動する。

エレベーターが開き、全員着物の私達を見て、
マスター、「どしたの? 今日は雛祭りのイベント?」

「4日続けてエリックベネイなんて、そうとう変わった夫婦だね。」
とからかいながらも、
Eric Benet "True To Myself"を掛けてくれる。
今回のライブで唯一、パーフォーマンスのなかったCD。

そして、"Spiritual Thang"のLPも。
この中には私の持っていないリミックスヴァージョンが入っている。
やはり中古でも、これは、手に入れたいなぁ。

ライブの初日というのは新鮮な驚きに溢れていて、
アーティストの緊張感も伝わってくる。
2日目はウォームアップされてきて、自然体。
3日目はさらに熱が上がり、テンションが最高潮に達する。
4日目は、疲れが多少出てきた中から、プロとしての底力をみせる。

アメリカのファンクラブのサイトにrecap、ライブレポートを連日掲載した。
アメリカ、ヨーロッパ、南米のファン達が日本のエリックを知りたくて、
辛抱強く待っていてくれた。

英語が母国語でない私にとってライブの感動を英語で綴るのは、時間が掛かる。
今読むと、スペルミスや変な文章もあり。
4日続けて行く事は楽しいだけでなく、努力も体力も要する事をみんな良く
わかってくれて、励ましのメッセージも50通以上頂いた。
一緒に撮った写真もちょっと照れくさいが、
皆エリックベネイの新着写真が見たいかと思い掲載した。
True Eric Benet Fans
http://www.trueebfans.com/


ビルボード東京3日目の2ndにいらした方が、
日本語のブログの方に投稿して下さり、
エリック・ベネイ、2Fのカウンターに飛び乗って歩いていたと知る。
あの日のエリックは、すごくハイテンションだった。
あのまま、セカンドに突入したら、きっとパワーが炸裂した事だろう。

またJapanツアー、最後の夜のBillboard大阪の2ndステージ、
これも、最後の力を振り絞り、キラキラとオーラが飛び散るような、
ステージだったに違いない。

大阪のショウも大好評のようで、ほんとうに良かった。
ヨーロッパライブ、
デンマーク3/2→イギリス3/5・6・7→フランス3/8
情報が入り次第、アップさせて頂きます。

エリック・ベネイinOsaka2/24/'09

2009-02-25 14:54:03 | Eric Benet Live in Japan Feb. 2009
昨日の東京は、更に寒くなった。
雨も降り続けている。
最も湿度の高さは、ヴォーカリストには好都合かもしれない。
大阪のエリックのライブの成功を祈念。

本日、大阪ビルボードに2日、いらしたmegさんから、
コメントを頂きましたので、ご紹介させて頂きます。

「はじめまして! megと言います♪

ネットサーフィンをしていて偶然みつけてブログを見させて貰いました
とってもステキなブログで早速お気に入りに追加させてもらいました

私はGLITTERで歌うEricを見て大ファンになりましたので
映画の紹介を読んで“ステキ”と思った日の事を思い出し
グっと来てしまいました
この映画は私のまわりでは評判が悪いのですが???
私自身は異常にはまってしまい何十回見たかわからないくらいです

私はbillboard大阪公演、
2/23の1stと2/24の2nd stageを両日とも
一番前のテーブルで堪能してきました
友人に誘われた別のライブと日にちが重なり
私も4日連続(2/21~24)のLIVE観賞で体力の限界を感じましたょ???
今日は喉が痛く風邪の様な症状が発生してます

2/23 LIVE前にbillboardそばのcafeでEricに遭遇

サイン、握手と写真まで一緒に撮って貰うことが出来て
LIVE前から感激の嵐でした

その写真を現像し昨日はファンレターと共に手渡しに成功しました

また日本にすぐ来てと熱くお願いをしたためましたので
きっとすぐ来てくれることを信じる事にして
次のEric LIVEを楽しみにしてます

「グリッター」、エリック・ベネイのファンにとっては、貴重な映像です。
映画マニアの人達には勝手な事、言わせておきましょう!
ピアノを弾くエリックをマライアが楽屋からみつめる、
最初にエリックが登場するシーン、オーラ飛び散ってましたね。

大阪2日、そして最終日はセカンドにいらしたのですか?
最終日の2nd、日本の最後の夜、エリックのパワー爆発状態、
観てみたかったです。
2日間、最前列とは素晴らしい

megsさんも4日連続、ライブ鑑賞!?
私も喉が痛くて風邪っぽいです。
私たち、別にステージで歌っているわけではないのにね。

Billboard大阪近くのカフェでエリックに遭遇って凄い!
やっぱり思いが強いと、そういう出来事が起きるのですよ。
そしてファンとしての大切なメッセージをしたためて、
Eric Benetに渡された、まさに"Good job!!!'

megさん、コメントありがとうございました。
お互い次の来日に備えて体力強化に励みましょう

デンマークのライブは3/2、そして3日のオランダ、
5,6,7日とイギリス、そして8日のフランスと続く。
エリックベネイ、自宅に居られるのは、実質3日。
それでも帰るのはやはりインディアのためかな?

エリック・ベネイinOsaka2/23/'09

2009-02-24 12:54:36 | Eric Benet Live in Japan Feb. 2009
昨日の東京はいきなり寒い日が戻ってきて、雨模様。
大阪のエリックベネイのショウの様子が気になる。

willさんがライブレポートを送って下さったので、
以下、引用させて頂きます。

「はじめてのLIVE (will)

2009-02-24 02:32:40

はじめして。大阪1stをで見ました。
私は初Ericだったのでとても楽しみにしていました。
想像以上に素晴らしかったです

カジュアル席だったので少し遠かったけどちょうどいい距離でした。
舞台袖から出て来る場所なので最初から最後まで姿を見れました。
握手はできなかったけど歌う時や退場時に目があっただけで胸いっぱい

ライトブラウンのレザージャケットで登場でした。
サングラスは最初からなかったです。
最新アルバムの曲を中心とした構成もさすがでした。
私は彼の声は高音のイメージがあったのですが
最初の曲は低音の魅力いっぱい。

The Last Timeは思い入れがあるので、
イントロ聞いた瞬間に泣きそうでした。
Georgy Porgy
楽しかったです。

愛と魂の伝道師と称されるのが今まで「?」だったのですが、
LIVEを見てなるほどなぁと感じました。

残念だったのは、英語でのMCだからか?
デビッド・フォスターの歌の前の紹介で観客の反応が薄かった事 
Ericがっくりとひざを折るくらい凹んでました

聞いたらわかるよね~と歌いだし???
流石に曲は有名なので、聴いていくうちに観客も
「あぁこの曲聴いたことある」という感じでした。

音楽聴くときは集中して聞きたい方なので
ビルボードのスタイルにまだ慣れないです。
会場が広くて音響のいい場所でもっと長く見たいです

バンドの皆さんも素晴らしかったです。
素敵な演奏をありがとう。
ベースマンのグレッグも素敵な歌声で感激

う~ん、良くわかってらっしゃる。
彼の着ている物にも触れて下さって、ありがとう。
私がこだわるチェックポイント押さえて下さってますね。
2005年も2007年もスーツで登場したのですが、
今回はわりとカジュアルな服装、
でもやはり皮のジャケット、ワイルドな感じで似合いますね。
過去の画像からレザージャケット姿、引っ張ってきました。

サングラスは最初からなかった?!
という事は、始まりから絶好調ですよ。
彼はシャイで繊細で完璧主義なので、
サングラスでガードしている部分があり、
リラックスしてからサングラスを取る、
最後まで取らない事さえ、ありました。

"The Last Time"、私も大好きです。
ほんとにうっとりと聞き惚れましたね。

確かにファルセットなどの印象が強いので、
エリックの声は高音と捉えられがちですが、中低音なのです。

「愛と魂の伝道師」
これは、ワーナージャパンの付けたネーミングなのでしょうか!?
本人は日本でこう言われている事を知っているのかな?
今度、聞いてみましょう。

お席の判断は微妙ですね。
被り付きで観るのも良し、遠くから全体を捉えるのもまた楽し。
多少見づらくて音響が悪くても、アーティストの近くに寄れる席も捨て難い。
東京ビルボードも3層になっていて、小降りなのに立体的なので、
ショウの構成に一工夫、要求されますね。

私もデビッド・フォスターが意外と知られていないのには、
驚きました。
エリックの膝を折った姿、見たかった

大阪の昨日のライブも素晴らしかったようで、良かった!
willさん、臨場感溢れる詳細なレポートを、
どうもありがとうございました。

動画は昨年のダラスでの"Geogy Porgy"
今回の東京の3日目、4日目がこんな感じ。
メンバーの紹介と、ストップ&ホールドのダンスが入った。
グレッグのユニークな声も聴ける。
昨夜の大阪のステージ同様、今夜も素敵なショウになりますように

Georgy Porgy



Eric Benet in Tokyo 4days in a row 2009

2009-02-23 08:45:54 | Eric Benet Live in Japan Feb. 2009
楽しかったが、怒涛のような4日間が終わった。
エリック・ベネイ、全身全霊を込めて歌うヴォーカリスト、
アーティストの仕事の大変さの一端を知る数日間でもあった。
今夜と明日も大阪で息を呑むようなステージを展開してくれる事だろう。

3日目と4日目、楽屋で、ある音楽関係の方と遭遇しお話をした。
始めに断っておきますが、とても好感の持てる人物です。

彼はハル・ベリーのファンでエリックベネイが彼女と一緒にいた頃、
紹介して貰ってLAで会ったそうだ。
翌日に会った時もその話の続きになる。
友人がビルボードのカクテルのメニューにある「ベリー ベリー ベリー」
注文しようとするのを拒んだほどの私なので、
「あのね。その名前はこの楽屋では禁句よ。
仮にHさんとしましょう。」と釘を刺す。

彼は続ける。「Hさんと会ったのは、ちょうど彼女が交通事故を起こした後で、
顔にバンドエイドとか張ってあって・・・」
「ちょっと! あれって車ぶつけて人に怪我させて、そのまま逃げちゃって、
記憶がないとか言ってるんでしょう?!」
夫が間に割って入る。
「彼はね、Hさんのファンの人なんだからね。その辺の事も考えて、話さないと。」

そうだった、私だってエリック・ベネイの事を悪く言われたら傷つく、
と反省し、「Hさんって、やっぱり綺麗だったでしょう?
実物はどんな感じ? 背はどれ位?」
彼はとても嬉しそうに「Hさんは・・・」と話を続ける。
引き続きエリックの事も「Eさんが・・・」と言い始めたので、
「エリックはエリックでいいのよ。」

私も「Hさんのキャットウーマンとか、素敵だったわよねぇ。」
等と相槌を打っていると、
そばにいた私の友人、「Hさんは、最初の頃と今と全然、顔が違うわよ。
あれは、絶対に直してる!」

こんなエリック・ベネイvsハル・ベリー対決を楽屋口でしている時に、
エリックが登場した。
別れ際に、「お疲れ様デ~ス!」と私達を見送ってくれた感じの良い二人組。
それにしてもなぜハル・ベリーのファンの彼らが、
エリックのステージを二日続けて観に来ていたのかな?

エリック・ベネイinTokyo2/21/'09

2009-02-22 12:14:00 | Eric Benet Live in Japan Feb. 2009
昨日は自由席。
二列目の中央に位置するテーブルを確保。
視界的にはこの辺りが最も良い。
しかし、音響では2Fのカウンター、
エリックベネイと握手したり、タッチしたりしたい人は、
最前列か、コーナーの席がお勧めかも。

水泳仲間で着物愛好家の友人KさんとNさん、
プールでは元水泳部なので、たくましいお二人だが、
お出掛けの時は、女らしくてとても綺麗。
そして2007年のエリック・ベネイの来日で、
同じテーブルになり知り合ったAちゃんとSちゃん、
今回、初めてお年を聞いたら、軽く二回りは越えている!
礼儀正しくて可愛らしいお二人です。

最終日となり、1st、2nd、共に早くから満席になっていた。
ライトブラウンのレザージャケットで登場したEric Benet、
客席の賑わいに微笑が漏れる。

セットリストは昨夜と同様。
ベースマンのグレッグの歌が聴けた。

Bobby Caldwellの"What You Won't Do For Love"を歌う前に、
メンバーが皆、彼のファンだと説明している。

デビッド・フォスターに関しては、
昨夜は知っている人の挙手した数をざっと見積もり、
「う~ん、だいたい20パーセントだね。」
そして"After The Love Has Gone" "September"
「もう、皆、彼が誰だかわかったでしょ?」
エリックはボビー・コードウェルとデビッドのプロモーションをした

"Georgy Porgy"、ステージの右から降りようとしていたが、
押し寄せたファン達に揉まれて、客席を回る事はなかった。
最後にエリックは、
「皆に大切なお願いがある。
まず、自分自身を愛する事、
そして、お互いに愛し合う事、
子供たち、自分の子供以外も愛する事。」

エリックベネイ、その3つを言い残しステージを離れた。

バックステージで、6人、緊張の面持ちでエリックを待った。
AちゃんとSちゃんは"Love&Life"のCDとデジカメの用意。
Nさんは、"Love&Life"のCDを買いにフロントへダッシュ!
この日のため、前日にアメリカから帰国したHさんは、
"Love&Life"を持ってこなかったので、手帳にサインしてもらう。

サイン会と記念撮影をし、聞き忘れていたマニュエラや、
インディアの近況を尋ねる。
「二人とも元気だよ。
インディアはもう高校二年だなんて、信じられないよね。
音楽も新しい曲を作っていて、学生生活と両立しているよ。」

ヨーロッパツアー、オランダやフランスのファン達が、
楽しみにしているけれど、
日本からデンマークは直接行くの?
「数日しかいられないけれど、やはり一度、家に帰ってから、
デンマークに向かう。」

アメリカのファンクラブのメンバー達から、
私のところへ寄せられたメッセージをエリックに伝える。

最後に、今度、日本に来るのはいつ?
「まだ、今のところは、いつとは言えない。」

昨夜は4日目、さすがにエリックも疲れが出ている感じがした。
ステージで歌っている時はわからなかったが、
話す時、声がハスキーになっていた。
それでも、あれだけの完璧なパーフォーマンス。

友人達に大阪には行かないのかと聞かれるが、
もし東京のライブがなければもちろん大阪に行く。
しかし今回は私も4日間が、体力も経済力も限界だ。

Eric Benet、忙しい中、私たちのために時間を割いてくれて、
どうもありがとう
今日は、1日、ゆっくり喉を休めて、大阪でも東京と同じ様に、
素晴らしいショウで、観客を圧倒して下さい!!!
ビルボード東京の親切なスタッフの方々、お世話になりました
このブログを読んでいる大阪ファンの方達、
明日、明後日のショウ、エリックベネイはあなたの期待を裏切りませんよ



エリック・ベネイinTokyo2/20/'09

2009-02-21 10:58:59 | Eric Benet Live in Japan Feb. 2009
昨夜のライブ、最初からかなり雰囲気が違っていた。
週末に向かう金曜日、たくさんの"Weekend Girls"達が来ていた。

エリック・ベネイが登場するとハグ、キス、タッチ。
一緒に並んで肩を組み踊ったり、
エリックも跪いて手を取って歌ったり。
届かない人達は立ち上がって手を振ったり、叫んだり。
たくさんの歓声と歌声に包まれ、ビルボード東京はダンスフロア化した。
エリックは一人の女の子にハグされると持ち上げた

エリックが"Wanna Be Loved"の説明を始めかけた時、
デモンテは"Weekend Girls"のイントロを弾き始める。
セットリストが変更になった事をエリックが忘れたのかな?
その分、アンコールの"Geogy Porgy"がたっぷり演奏された。

バンドの他のメンバー、ドラムスのウェズレイとベースのグレッグの紹介。
20年近い付き合いのキーボードでミュージカルディレクター、
そしてエリックの音楽パートナーのデモンテだけでなく、
この二人もミルウォーキー人。

ベースのグレッグ、演奏だけでなく、歌い始める。
エリックとデモンテ、ワォ~と言う表情で笑ってみつめる。
彼は歌も得意らしくてYouTubeに他のライブで歌っている映像もあり。

こうやって他の人に演奏させる間、引っ込んでしまう人も、
休んでいるアーティストもいる。
エリックはずっと横で音楽に身を委ねながら、踊っている。

そして、私達にもラインダンスを要求してきた。
腰を左にひねって一歩反対側に、そして右に。
次に静止。
会場が笑いに包まれる。

2階席もくまなく回り、更に高い位置にいる人達にも、
手を伸ばそうとする。
階段で立ち止まり、歌い続ける。
この階段の登り方、降り方が毎回違う。

アンコールが終わると、エリックベネイ目掛けて、
ステージのフロアの人達は殺到した。

昨夜は友人のMさんと彼女のお手製のTEBF(true Eric Benet fans)
Tシャツを着ていた。
Eric Benet、Mさんに「えっ、君が作ったの?
すごいじゃない、とってもいいよ!ありがとう。」

しかし、3日間、続けて行って楽しんでいるが、
さすがに疲れてきた。
叫んだり、歌ったりして騒いだので声も擦れてきた。
ところが、エリックベネイ、3日続けて聴いているが、
声がどんどん良くなり、ダンスも激しさを増し動き回っている。
「疲れが出ないの?」と聞くと、「ぜ~んぜん!」

やはりEric Benetは、凄い


エリック・ベネイinTokyo2/19/'09

2009-02-20 10:42:39 | Eric Benet Live in Japan Feb. 2009
昨夜は指定席、DXシートカウンターLの真ん中の席。
したがって5時半の点呼の時間に行かずに、開演15分前の入場でもOK。
ビルボード東京のパンフに「4Fステージ真正面に位置し、
アングル、音響共に最高のシチュエーション」
と記載されているが、まさにその通り。
着座すると、正面には六本木の夜景が美しい。

お店のサービスも自由席よりワンランクアップ
夫とは6時に座席での待ち合わせ。
これもエントランスで立って待つのと違い、ゆとりがある。
お席に着くと椅子を引いてくれ、暖かいお絞りが渡される。
テーブルも椅子も後ろの空間も広く取ってあり、寛げる。
セッティングも違っていた。
テーブルナプキンが置かれ、昨日は割り箸だったのが、
ここでは金属と木製のスタイリッシュなお箸。
係りの人も数人、目を配ってくれていて、
ちょっと回りを見回すと、
「何かお入り用ですか?」と来てくれる。

さて、テーブルチェックが終わったので、
今度はマンウォッチング。
自由席と違い、この辺りの席の人は、
エリック・ベネイのファンというよりもデート、
というよりも、もうちょっと怪しい関係風。
実は男性と二人で来ていた隣の女性、
ショウの間も全く関係ない話を大声でしたり、笑ったり。
思わず振り返って眼力で制した
効果はあった。

昨夜は友人が二人観に来る事になった。
若手のクラシックピアニストMK君と彼の叔母様でマネージャーのSさん。
私たちの後にお店に到着したSさんもこの席の眺望に感嘆。
4人で並んでのライブ鑑賞になる。
ステージに登場したエリックに手を振ると、
気付いて微笑み返してくれる。

今日のエリックベネイ、グレーのベルベットジャケット、
同色のストライプのスカーフ、OBAMAと書かれた黒いTシャツ、
カーキのパンツ、そして昨日とは違うスニーカー。
昨日と同じシルバーのブレスレッドとペンダント。
(このブレスレット、ライトに反映して7色に輝く)

セットリストは昨日と同じ。
しかし同じ歌を決して同じには歌わないのが、Eric Benet。
ショウが始まって思った。
ここは確かに音響、ビジュアルともに最高の席。
ゆっくりと歌を聴き、エリックを見つめる事ができる。
しかし、自由席でアーティストに手の届く所で、
共にライブを体感するのも捨て難い。
それぞれ良さがある。

今日は"Love Of My Own"で、ジャケットを脱ぎ、スカーフを取る。
サングラスも"Chocolate Legs"でオフ。

"Weekend Girls"で、私達は用意した光物系でウェーブ。
エリックとデモンテ、笑っている。

係りの人から、「後ろのDXシートDUOの方がいらっしゃるので、
立ち上がらないで下さいね。」と言われていたが、
"Georgy Porgy"は、やはり立って踊らなくちゃ

再登場したエリックも「さあ、みんな立って!」
座席を回り、握手やハグ。
階段を駆け上がって2階まで来ると、"Kissed The Girl"のフレーズで、
私の頬にキス
その後、階段を駆け下りるというより、ジャンプして飛び降りた。
やっぱり鍛えているなぁ。

クラシック音楽がご専門のSさんとクラシックピアニストのMK君。
2007年のエリックベネイの来日の時もいらして下さった。
エリックのNewアルバム、"Love&Life"も聴いて頂いている。
クラシックのプロの方達なので、
マイケル・パウロのサックスが入っていて
サウンド面では厚かった前回のライブと較べて、
どう思われるかと危惧したら、
「今回の方がずっと良かった。」と仰って下さった。
ボーカル中心の今回の方がエリックの声の美しさ、
歌の巧さが際立って感じられたそうだ。
MK君もとても勉強になったと言っていた。

ステージ上には高さのある小さなコーナーテーブルが置かれ、
その上にはペットボトルが用意されている。
MK君、「水を一度も飲みませんでしたね。」
自分もステージで演奏する立場の彼、鋭い観点だ。

私は日本のライブでエリックがパーフォーム中に、
お水を飲むのを見た事が一度もない。
アメリカの屋外ライブでも一度、飲もうとして、
ペットボトルを開け掛けて、止めてそのまま下に下ろした。
自分の展開するショウの流れにそぐわないと思い、
あきらめたのだと思う。
さすがに炎天で退場する来場者もあった昨年の8月、
ワシントンでのスタジアムでのライブは、ペットボトルを手にしている。

その後、エリックの夕食が終わるのを待って、楽屋へ。
MK君の名前を事前に告げてあったのだけれど、
彼の名前は「音楽」そのものなので、
それで不思議に思ったのか、エリックは会うなり名前を確かめていた。
そして、彼がハンガリーで教育を受けたと紹介すると、
今回のアルバム、”Love&Life”に入っている”Iminluvwichoo”で、
デュエットしたLinda Kiralyの事など二人で話していた。

Sさんもずっとアメリカにいらした方で
音楽家のマネージャーをされている立場から、
エリックに疲れてないか等、尋ねている。
「ぜんぜん、もう凄い元気だよ。」とエリック。

グループ写真と一人ずつの写真を撮ったりして別れる。
MK君にエリックは「これからもがんばるんだよ。」とエール。
私達には「また、明日ね!」
エリック・ベネイがMK君に注ぐ優しい眼差しに心温まる一時だった。


エリック・ベネイinTokyo2/18/'09

2009-02-19 11:11:38 | Eric Benet Live in Japan Feb. 2009
昨日、Billboard東京のEric Benet ライブ、1stステージに行ってきた。

上の画像、エリック・ベネイのグラミーウィークの時の物だが、
このジャケット、そしてオバマが着物を着てスターウォーズの剣を持ったTシャツ、
ジーンズにスニーカー。
写真だと良く分からないが、すごくお洒落なジャケット。
紫系のチェックで袖にネーム刺繍があり、裏地が鮮やかなコバルトブルー。
Tシャツも紫のトーンで統一されている。

ビルボード東京はいつ行ってもたどり着くまで、ややこしい。
ミッドタウン自体は六本木駅から直結しているものの、
ビルボードのあるガーデンテラスという建物が一番奥。
駅からの表示も所々しか出てないし、セキュリティーやお店の人も
ミッドタウン全体を把握していないので、尋ねてもわからなかったり。
地方からいらっしゃる方、初めての方は時間に、
余裕を持って来られると良いかと思います。
天候にさえ恵まれれば、六本木交差点で外に出て、
屋外から来る方が、分かりやすいかも。
車で来られる方は駐車場はとても停めやすくて便利です。

さて、これ以降の文章、これからライブに行かれる方は、
観た時の新鮮な感動を大切にするためにも
お読みにならない方が宜しいかと思います

今回は自由席、予約番号は3番。
1番の方が最前列の中央、2番の方がエリックのマイク位置に近い
ステージに向かって右を取られた。
よって私達は左を押さえる。

女性一人、しかもかなり若い方が数人。
年上の方も、そしてカップルも多い。
自由席は満席で、指定席も開演前には埋まる。
3階のカジュアル席もぎっしりだ。

夫と最初の曲は何かと考える。
彼は"Spiritual Thang"と言う。
私はステージ中央に置かれたセットリストがチラッと目に入る。
"One"という単語が見えたような気がして、
「"You're The Only One"?」
オープニング向きの曲ではないと思うので読み間違えたかと
覗き込もうとするが、やはり聴いた時の感動がなくなるのでやめた。

ショウは定刻どおり7時に始まった。
デモンテがおもむろに登場。
そして、エリック・ベネイ!!!
私に気付いて、"Hey!"と声を掛けてくれ、握手

1.When You Think Of Me-A Day In The Life
2.What You Won't Do For Love(Bobby Caldwell)
3.Love Of My Own-A Day In The Life
4.Chocolate Legs-Love & Life
5.Spanish Fly-Love & Life
6.Don't Let Go-Love & Life
7.David Forster Medley(snipet)
After The Love Has Gone(EW&F)
September(EW&F)
8.The Last Time-Hurricane
9.Wanna Be Loved-Hurricane
10.Weekend Girls-Love & Life
11.The Hunger-Love & Life
12.You're The Only One-Love & Life
13.Georgy Porgy-A Day In The Life

1.ジャジーな雰囲気がビルボードに合っている。
エリックの歌の巧さが際立つ。

2.エリック・ベネイ、日本に来る前にLAのスタジオで
ボビー・コードウェルと隣り合ったそうだ。
そして、「彼と日本にこれから行くと話したので、
この曲を歌うね。」
ボビーは毎年、ビルボード東京を訪れているので、
ビルボードが初めてのエリックは彼から何かアドバイスを貰ったのかもしれない。

3.この曲もアメリカのライブで人気が高い。
私も大好きな曲。日本の地元のスーパーでこの曲が流れて、耳を疑った事がある。
エリックベネイテイストがたっぷりの曲。

4.「新しく出したCDから、とてもホットな曲を歌う。
1日、疲れて家に帰った時、そこで誰かが自分を温かく迎えてくれたら、
また、明日に向かっていこうと思う力が沸いてくる」
そこで、うちの夫、"Choco Leg!"とシャウト。
エリックベネイ、"YES”と頷き、歌い始める。

うっとりと聴き入ってしまう。
これから始まる長期のツアーに備えて、ファルセットは控えるのかと思ったら、
もう全開、全く手加減なし。
曲の中に入り込み、歌い上げた。

5.「この中で"Spanish Fly"知っている人いる?」
私の周囲の人達は挙手。
「この辺の人は知ってるみたいだけれど、後ろの方の人達は、わかっているかな?
スパニッシュフライは媚薬で、匂いをかいだり食べる事もできる。
でも余り進められないな。皆は僕がいるからスパニッシュフライ、必要ないよ!」
と歌い始めた。
"Spanish Fly"世界初にライブで歌われたのは、2007年9月のブルーノート東京。
アメリカのファン達に多いに羨ましがられた。

6.「カップルがハネムーンの熱々の期間が終わると、愛の次の段階に入る。
その時、あきらめて別の相手に変えてしまう方がもしかしたら、簡単かもしれない。
でも、そこを乗り越えれば、更に深い愛に到達する事ができる。」
歌い始めたエリックは、ボクシングの試合を中断する時のように、
途中でタオルを床に投げる。
歌詞の中の「関係を続ける事よりタオルを投げる方を選ぶ」という部分で。
そして、観客にも”Don’t Let Go”と歌わせ、客席を回り、
次々と女性の手を取る。
私の手を取った時、私は彼の手を離さず、
”Don’t Let Go!”(放さないで!)と歌う。

7.「皆、デビッド・フォスターを知っている?」
彼はこんな曲を作ったんだよ。」
以前、”After The Love Has Gone”は、聴いていた。
”September”の映像、YouTubeでは見ていたが、
目の前でエリックが歌うのを聴くのは初めて。

8.「デビッドフォスターと話し合ったんだ。
時を超えて何年も後まで歌い継がれる曲を作りたいって。
例えば、フランク・シナトラ、ナット・キング・コール、エラ・フィッツジェラルドのような。」
“The Last Time”の曲が始まると客席からため息が漏れる。
この曲は日本で韓国でアジアの国々で人気がある事をエリックは知っているかな?

ここでエリック・ベネイ、熱くなったと言い、サングラスを取る。
こっちが熱くなる。

9.エリックベネイ節。今回はバックボーカルがいないので、
“Wanna Be Loved” バックコーラスを努めさせて頂きました(つもりです)

10.「真剣な付き合いじゃなくて、週末にちょっと遊んだりする、
そんな関係を歌った。」
この曲もアメリカのライブで人気が高い。
客席も盛り上がる。

11.「誰かと会った後、肉体的にも精神的にもその人の事が忘れられず、
頭の中から離れない。そういう事、あるでしょう?」
やはり、のりが良い、アップテンポで滑らかなヴォーカルが冴える。

12.「昔のR&Bには魂があった。そんな曲を作りたいと思い、ここにいるデモンテと、
ミルウォーキーのスタジオに篭って、
昔のオージェイズやスタイリスティックスみたいなサウンドを思って作った。
この曲は全米、R&BチャートでNo.1に選ばれたんだよ。」

ここで一度、引き上げたエリック。
鳴り止まない拍手、「ジョージ ポージー」のイントロが始まる。
私は立ち上がる。
隣のテーブルの女性、中腰になりながら、「ここ、立ち上がっていいんですか?」
「もちろん!」と答え、思わず、「立って、立って!」のサインを回りに送ってしまう。
主人も立ち上がって、周囲、皆も踊り始める。

登場したエリックベネイ、セカンドフロアも回り、歌って踊って握手。
途中の階段で立ち止まり、歌い、「みんなの叫び声聞きたいなぁ。」
皆「いぇ~!」と叫ぶ。
そして、”Georgy Porgy Pudding Pie Kissed The Girls And Made Them Cry!”
観客にも歌わせる。

ステージ上にエリックが戻ると、それまでお行儀良く辛抱強くしていた人々、
もう我慢できない。
ステージに握手を求めて詰め掛ける。
最後にエリックはタオルを拾い、客席めがけて放り投げた。
歓声が上がる。

以前、ビルボード東京でボビー・コードウェルのライブを3階のカジュアル席で観た。
ボビーは一度も3階席を見上げる事もなく、ステージが遠く感じられた。
エリックは度々、3階の人達とアイコンタクトし、手を振り、話しかけていた。
2階もすべて回り、階段でも歌い、このライブ会場の特質を良く掴んでいて、
さすがだと思った。
また、セットリストもアメリカで人気がある曲よりも日本で好かれている曲を
把握していて、やはり気配りが行き届いている。

隣に座っていたカップルの方、ごめんなさい。
騒いだり動いたりで、観辛かったかと後で挨拶をしようと思って、
うっかりしてしまいました。
これからご結婚のようなお話、小耳に挟んでしまいましたが、
この日のライブを見たお二人、絶対お幸せになれます!

楽屋で最初に会ったのはケビンだった。
「これからマックスウェルに会いたいんだけど?」(爆)
EricとKevin、全米ツアーの時に入ったレストランで、
ウェートレスにMaxwellと間違えられて、写真を撮られたのを、
Kyte Video Phoneで、見ていたから。
そして、Demonnte。夫が「いいチョコレッグしてるよね?」とからかう。
これもKyte Videoで、配信済み。

この時期の日本の気候は厳しい。
インフルエンザに花粉症も加わっている。
これから東京、大阪、そしてヨーロッパツアー、エリックの体調を心配したが、
彼はめちゃくちゃ元気だった。
デモンテと楽屋でも歌い続けて、とても明るくて、楽しそう。
デモンテはパソコンでいろいろな曲を掛けていた。
エリックベネイ、会うなりハグして再会を喜んでくれて、
「さあ、一緒の写真を撮ろう!」と言ってくれた。
夫と3人で、そしてエリックと私と二人で何枚か写真に納まった。

そしてこれから始まる夕食の内容をチェック。
ブルーノートではメニューの中のワンプレートが彼のために用意されていたが、
ビルボードでは大皿盛でいろいろな料理が並べられていて、
メンバー皆で賑やかなディナータイム。
美味しそうな寿司や、鮭の焼いた物など日本料理も。

私はこれをとても良いと思った。
エリックはアメリカに帰ると「日本はどうだった?
本場の寿司は? 日本料理は食べた?」
と聞かれる。
申しわけなさそうに「ライブで忙しかったから、実は日本の料理、
ひとつも食べていないんだ。」

こうやって立食スタイルでいろいろな料理が摘める中に、
忙しいアーティストが一口で食べられる物、
店のメニューにはない日本の雰囲気を感じられる料理などが
並べられている事にビルボード東京の心遣いが感じられた。

始まったばかりのJapanツアー、楽屋での楽しい雰囲気が、
そのままステージにも出ている。
帰りに近くにいた方が「こんな盛り上がるライブに来たの初めて。」
と嬉しそうに話していた。