Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

エル・グレコ展@東京都美術館

2013-02-28 18:55:19 | 私の日々
黒をバックにした赤、青、黄の色彩。
キリストやマリアを描いた宗教画。
エル・グレコに対して固定したイメージを抱いていた。

美術展、肖像画から始まっていく。
一作品目は自画像。
自画像とは鏡に映る自分との対話。
エル・グレコの目に自分はどのように映っていたのか。
あるいは人からどのように見られていると思っていたのか。
親しみのある人物であったことを感じさせる自画像。
どの角度から観ても彼とのアイコンタクトが成立する。

肖像画が何点か続くがその人の内面、
善なる部分を引き出して描いたと思われる作品達。

キリスト教史における聖人たちの肖像画が次のコーナーに配される。
深い信仰を持つ画家の殉教した聖人、世を捨てて信仰の道へと入った先達への畏敬の念が、
一つ一つの作品に込められている。

展示はマリア像、キリスト像へと進んでいく。
教会の壁面、天井画として描かれた物。3作品で遂になるものもある。
教会内部で距離を持って観るはずの作品を混雑する美術館では接近して観ざる負えない。
「無原罪のお宿り」の前ではしゃがんで下の角度から絵を見上げてみる。
「オリーヴの山のキリスト」
追手の迫る中、切迫する状況を察したキリストは三度祈るように弟子達を促すが、
知る由もない弟子達は眠ってしまう。
その様子が一枚の絵の中に描かれている。
「十字架のキリスト」
苦しみや悩みを離れて安らかな境地に達した様子がS字型の構図で表現されている。

キリストを愛し、信ずる画家が独自の解釈を作品へと加えていく。
それはその時代に受け入れられたものもあれば、認められない作品もあった。
一筆ごとに自分の作品から人々の菩提心が育まれ、キリストと心を通わせることができるよう、
深い祈りの中に作成されたはずだ。

エルグレコが一つの作品を描くのに、自身の宗教観、信仰心、自分と向き合いつつ、
真摯な想いで描き連ねた作品群に圧倒される。

アカデミー賞授賞式 2013

2013-02-25 17:10:00 | Weblog
ずっとスカイパーフェクトTVを視聴してきて、
なぜアカデミー賞やグラミー賞の入場の映像、終了後のインタビューはあっても、
本番、授賞式の様子は観られないのかと思っていた。
自分がうっかりして見逃したのかとさえ思ったりもしていた。
2009年にエリックべネイがグラミー賞にノミネートされた折に、
これはすべて日本ではWOWOWが独占中継をしているためと知り、
この時から迷わずWOWOWも加入することにした。

さて第89回アカデミー賞、WOWOWのチャンネルで放映が始まり、
レッドカーペットの入場の様子が映る。
日本人二人のインタビューアーがハリウッドスター達のインタビューを始めるが、
隣にライアン・シークレストがいるのがわかり、そちらの様子が気になって仕方がない。
たぶん先行要員がいて日本からの取材に応じて欲しいと頼み、
WOWOWのブースに連れて来るのかと思うが、やはり大物は逃しがちになる。
またレポーターの女性が女優のドレスに対して"Nice"と言ったのには、
参ったなという感じだ。

スカパーに画面を変えるとライアンがインタビューしている生映像をやっていた。
ライアンのことを知っていて親しみをしめすスターたちもいるが、
全く知らない相手もいる。
そういう中での突撃のインタビューになるから、
これはライアン・シークレストであっても、間違いや混乱を招かざる負えない。
かつて生まれた赤ちゃんのことを聞くのに"He""She"ではなく"It"と尋ねてしまったり、
女優のドレスのデザイナー名を知らなかったりもありで叩かれた。

スカパーの生中継の方はアメリカのテレビ番組、レポーターの他に、
ファッションの専門家が4人待機している。
女優やドレスの在り方、ヘアスタイル、メイクについての解説が詳しく入る。
ジョーン・リバース、辛口、毒舌の評論家だがその娘も活躍していて、
この中継のメンバーにいる。

今年の旬なドレスはビーズ系、色は自然色。
それぞれの人種にとって肌に馴染む色が映える。
アースカラーのドレスに古典的なジュエリー、
真紅なリップのみがアクセントなどが今年らしい。
一方アン・ハサウェイの薄いピンク、
シャーリーズ・セロンの白なども美しかった。

画像はディオールのドレスのシャーリーズ・セロン

ビーズや刺繍、装飾のない黒はインタビューアーやスタッフの女性の着る色のようだ。
ジェーン・フォンダの黄、余りにも浮いた感じがする。
レッドカーペット上での赤は映えないとされるが、
それでもパーフォーマンスのある人は別として、
プレゼンテーターとして選ばれているなら、
同じドレスで陽光の下での入場、劇場のライト下でのステージ、
どちらにも印象を残すことを考えなければならない。

ジェニファー・アニストンのドレスと髪型をアメリカのテレビのコメンテーター達が、
一斉に非難する。
髪型がそっけないと言うが、この髪形は彼女らしいスタイルなのでは?
ドレスが赤で特に飾りもないストラップレスがプレゼンテーターにしては平凡、
と言われていたが、確かに中継が始まると同じようなドレスの人が会場では何人もいる。


ジェニファー・ハドソンのスタイリストがジェニファーはパーフォーマンスもあるが、
自分はノミニーではないので、控えめにしたいと話していたことを紹介する。
ストラップレスなどは好みではなく、着ていてリラックスできることが基準だそうだ。
スタイリストの選んだ10着のドレスの中から試着しヘアメイクまで試すのに一着に付き3時間。
ようやくジェニファーが入場とパーフォーマンス用のドレスを決めた時に、
スタイリストの男性は泣いたそうだ。

パートナーを伴っている人も多いが、インタビューに付き合う連れの人の気持ち、
かつてハリー・ベリーがノミネートされていた時のエリックべネイの心境を、
聞いている。全く別の業界ならともかく同業なら複雑なものがあるようだ。

スカパーでは引き続き入場者インタビュー、ファッションチェックが続くが、
WOWOWでは授賞式の中継となる。
これは日中は同時通訳、夜のダイジェスト版では字幕となる。
字幕づくりが吹き替えよりもいかにたいへんな作業かということがわかる。

今回のアカデミー賞授賞式、日本公開作品やそうでなくてもストーリーに共感できる、
役者や監督に対して日本でも知名度がある物が多く、例年になく楽しめた。
ミュージカル部門のパーフォーマンス、やはり今も上映中の「レ・ミゼラブル」
圧巻だった。
主要なキャストがほぼ全員総出でのパーフォーマンス。
映画の感動が甦ってくる。
子役の少年だけ欠けていたように思ったが。


アン・ハサウェイ、「プリティー・プリンセス」で初めて観た時から、
何か応援したいと思うものがある人だった。
それがりっぱな女優として開花した姿を観るのは嬉しい。
助演女優賞受賞のスピーチも素直な感動が出ていた。
「最も役に身を投じたという意味で彼女が相応しかった。」
との斎藤工のコメント、頷けるものがある。

ドレスはプラダ、寸前で予定していたヴァレンチノから変更したそうだ。
どのデザイナーのドレスを着るかは事前にアメリカのテレビ番組には、
情報として入っていて、リストにあるものとは違ったことから混乱が生じたようだ。

それにしてもパーフォーマンスのある人はそのためにドレスを着替えたのに、
客席には最初と同じドレスを着てまた戻っているのに今回気づいた。
デザイナーとの契約の問題とかあるのだろうか?

作品賞のプレゼンテーターはジャック・ニコルソンとホワイトハウスから、
ミシェル・オバマが参加。
この様子では「リンカーン」になってしまうかと思いきや「アルゴ」

ベン・アフレック、ゴールデングローブ賞の授賞式の時から、
「アルゴ」の快挙に若い頃のやんちゃさは消え、大物の風格が漂っていた。
今回、作品賞受賞のスピーチにマット・デイモンと初めてこの地を踏んだエピソードもあり、
「タキシード、貸衣装で借りなきゃと思っていたら、アルマーニが提供してくれたんだ。」
と無邪気に話していたその頃の様子を思い出す。
その後の約15年は呼ばれて観ている側だったと話す。
二度とこの場に立つこともないだろうと思っていたことも。
何の得にもならないのに自分を助けてくれた人に感謝しているということも。

コマーシャル時代も含めて子役としてスタートした人がこのように再び成功を収める姿、
感激を語る姿には胸を打たれた。
WOWOWにコメンテーターとして招かれ、様子を見守る三谷幸喜が涙ぐんでいる。
脚本、演出、監督、作品を作り上げるたいへんさを知っている人ゆえに、
ベンに感情移入できる部分があったのに違いない。

衣装デザインの部門で受賞は逃したものの日本女性、石岡瑛子さん(故人)が、
ノミネートされていて昨年に亡くなった映画人の中にも紹介されていたことも印象深かった。

アメリカンアイドル シーズン12 ハリウッドウィーク 男性

2013-02-23 13:05:11 | アメリカンアイドル
いよいよと各地からハリウッドへと集まってきた地方予選の勝者達、
ここからは更に過酷な戦いが待っている。

今までと違うのは男性と女性に分けられたこと。
男性のアカペラでのソロ審査→グループ審査→バンド演奏付(自分も楽器演奏可)での審査、
と続き、20人へと絞られていく。

ソロ審査は10人が歌うとその場で結果が発表されていく。
半数近くが落ちるが、映像で見る限り、ある程度納得の結果。

その後のグループ審査、今までは自分で組む相手をみつけていたが、
今回は番組制作サイドが組み合わせを決めるという初めての試み。
自分達でグループを作ってもいろいろと問題は起きてきた。
グループにあぶれる人、一度決まったグループから追い出される人、
数々のドラマがあった。
地方オーディションで有望と思えた人がここでチームメートとの葛藤から、
脱落していったりした。
余りに酷なグループ審査、それゆえに廃止された年もあった。
しかしやはりここが山場、ニッキー曰く「ショービジネスの世界は、
個性のぶつかり合い。もっと厳しいのよ。」との言葉は説得力がある。
ここで負けてしまうようでは業界でやっていけないということだ。

発表されたグループ、息統合し、20曲の課題曲の中から曲も決まり、
すぐにボーカルコーチから指導を受け始めるチーム、
一方、ゲイの二人組とカントリーのマッチョ男性二人の組、
選曲が全く折り合わない。
言葉に障害があるラズロは、アメリカに移民してきたということもあり、
リストの中の曲をほとんど知らないという問題が出てきた。
歌だけではなく、グループで踊る振り付けも考えなければならない。
カントリーの歌い上げるタイプの人にはこれも苦痛だ。

人種もジャンルも様々なのに、素晴らしいパーフォーマンスを見せるグループ、
順調に進んできたはずなのに本番では歌詞を忘れてしまうチーム。
歌詞を忘れるグループが続出し、
歌詞を忘れないように歌詞が少ない曲を選んだチームでさえ忘れている。
想像を絶する緊張感、またグループが決まってからの限られた時間での練習のために
疲労がピークに達し、睡眠時間も削ったため集中力が落ちてきていることもあると思う。

ラザロのグループにいたジョシュは脱落していく。
「歌を知らないラズロに教えていたために自分のための練習ができなかった。」
悔しくて泣いているジョシュの姿には同情を誘われるが、
その後のソロのパーフォーマンスを観ていても、やはりラズロには輝くものがある。
一方ジョシュはラズロがいなくても、この難関は突破できなかったと思う。

ドラッククイーンと組んだカントリー男達も脱落していく。
得意なカントリーで勝負できなかったのは気の毒な気がする。

フランキー、ストリートミュージシャン。
電車の中で歌い日銭を稼いでいる。
音楽が自己流なのでグループでのハモリができない。
このグループの中のアダム、圧倒的な歌唱力だ。
そして気持ちも優しい。
脱落を告げられるフランキーをステージの端で待ち、彼のために涙を流している。

ソロ審査へと43名が進む。
ボーカルコーチから「自分を疑ってはダメ。脱落に繋がるわよ。」
と励まされるコンテスタント。
ポール・ジョリー、不安な気持ちでステージに上がり、
緊張している辛さを訴える。
その態度がニッキーの怒りをかう。
「プロらしくない。一時でもステージで笑顔になれないの?」
確かにプロのアーティストになったら、
プライベートな事情はパーフォーマンスに持ち込めないはずだ。

ターバンを巻いているガプリット、意外なことにギターを持っての「ジョージア」
充分納得させるパーフォーマンスだった。
デヴォン"What A Wonderful World"、スター性を感じる。
コルテスの「サニー」も良い。
アダムも通過した。

低身長のマテウス、生バンドをバックに歌うのは初めてで調子が出なかったと言う。
それだけでなく、また身長のことをネタにしたコメントに、
ニッキー「毎回そのことを話すのはやり過ぎよ。
歌が良ければ誰もそんなことを気にしないのに。」
ダニー・デービッドは身長も含めてそれも彼の役者としての個性として、
成り立っている、ニッキーの言うとおりだ。

ニコラス、グループ審査では同じアフリカ系のカーティス、
全く違うタイプのチャーリーと組んで抜群のハーモニーを聴かせた。
しかしソロではバンドと音程を合わせることができずに残念な結果になる。
「いろいろな想い、家族のこと、今後の夢などがよぎってしまい、
集中できなかった。」とのコメントにキースは言った。
「僕だって午前3時にツアーバスの中で目が覚めて、
『家族と離れて、いったい自分は今、何をやっているんだろう?』
という想いに駆られることもある。
でもそういう時に『僕はこのために生まれて来て、それをやっているんだ』
と割り切るようにしている。」

17歳のチャーリーはブロンズ色のスーツに青いスニーカー、
「2年付き合った女の子に振られて、今も引きずっている。
彼女にとって『昔知っていた人』になりたくないという想いを歌う。」
ニッキーから「チャーリー、あなたの変テコなところ、
それがアーティストらしくて好き。」と言われる。
チャーリーには不思議にもカリスマがある。

扁桃腺手術の影響で言語に障害が出てしまったマイカ。
"I Told You So"
出来が悪いとは思わなかっただけに脱落となり驚いた。
ハードロッカーのゲイブも応援したいと思っていたのに消えていった。

28名が残った。
しかし女性の審査が終了後、この中から更に8名が削られることが発表される。

Eric Benet at 2013 Grammy After Party

2013-02-18 16:25:59 | エリックベネイの日々&KyteVideo
Eric Benet on Sting & LL Cool J at 2013 Grammy After Party at Chateau Marmont


グラミー賞のアフターパーティーから出てきたエリック・べネイを、
パパラッチらしき人々が追跡する。
「エリックべネイ!」と声を掛けられて車に乗り込もうとしたエリックは、
気軽に対応している。
「誰のパーフォーマンスが良かった?」との質問には「スティング。」
「好きなキャラクターは?」には「LL・クール・J。」

この時期のLAの空気感が伝わってくる。
こういう映像を観るとアメリカでエリックはセレブだなとつくづく思う。
それとグラミー賞のアフターパーティーに出ていたとは、
グラミーに対して力が抜けて余り拘らなくなったのかとも。

2007年頃、ファンクラブの会員限定のチャットで、
「まだ持っていないもので欲しいものは?」と聞かれて、
エリックは口ごもりながら「グ・ラ・ミ・イ」と答えた。
2009年はグラミーのプレパーティー、グラミー授賞式、
グラミーアフターパーティーと
一週間グラミー漬けになったエリックべネイ。
結局受賞を逃し悔しい思いをした。

2010年、ミルウォーキーの行きつけのオーガニックレストランで、
エリックはグラミー賞の翌日にコメントを映像で寄せた。
「昨年はグラミーの会場にいたのに、今回は何をしてるんだと、
思う人もいるかもしれない。
僕は地元に帰って新しい曲、アルバムを制作しているところだ。」

昨年もグラミーにエリックはノミネートされていた。
しかし、この時のエリックはグラミー前日も翌日も仕事を入れている。
授賞式には顔を出したものの翌日から早速仕事に戻っていた。
2009年の経験から余りグラミーに入れ込み過ぎないように、
敢えて予定を入れたのかとも思った。
それでも翌日のテレビ番組で紹介される時の前コメが、
「5回のグラミーノミネートシンガー。」とタイトルが変わった。

またチャンスが巡ってきてグラミーにノミネートされる日が来るかもしれない。
欲しいと思っている時よりも拘らなくなった時に、
ふと受賞の機会がやってくるような気がしている。

アメリカンアイドル シーズン12 オクラホマ予選

2013-02-17 17:41:42 | アメリカンアイドル
アメリカ南中部オクラホマ州、"Sooner State"「早い者勝ち州」と紹介される。
これはインディアン居住区として立ち入りが禁止されていた場所を、
いち早くオクラホマが解放したため、アメリカに移住した人々がここに押し寄せた、
その逸話に以来する州のニックネームだそうだ。

カール、26歳。
ジェームズ・ブラウン"I Fell Good"を動きもつけて、元気よく歌う。
その後、ギターを手に自作の曲も。
4つのYESを獲得してハリウッドへ。
率直に言って彼の良さが余りわからなかった。
この番組を観ていて、時々アメリカで受けるタイプの人、
反対にアメリカ人から見て一目でわかる変人というのが、
理解できないことがある。

ネイト、24歳。
アジア系だが両親は聴覚障害者。父や母とは手話で会話している。
"For Once In My Life"、スティーヴィー・ワンダーの曲を伸びやかに歌う。
出てきた時の様子はまじめでおとなしげだったが、
突き抜ける歌声で周りをぐっと惹き込む。
4つのYES、お父さんに手話で合格の喜びを語るネイト。
ライアンも手話を教えてもらって一緒に会話している。

ヘイリー、27歳。
9歳から腹話術をやっていて、そのパートナーはオスカー(推定年齢17歳とか!?)
オーディションではオスカーの合いの手が入り、最後はオスカーのヨーデルになる。
番組では初めての腹話術での歌の披露に「何だか混乱する。」とランディー。
オスカーを置いてヘイリー一人のパーフォーマンスに。
ヘイリーは一人でりっぱに歌い切った。
横に置き去りにされたオスカーは生気を失ってマフラーのよう。
「オスカーとあなたは別の道を行った方が良い。」
「オスカーは君の足を引っ張っている。」と審査員達のコメント。
4つのYESでハリウッドへ。いや、ランディーはNOだった。

ゾネット、アフリカ系、19歳、国家を歌う。
親しみやすくて気さくなオクラホマの人の代表だということはよくわかるが、
4つのYESにはちょっとびっくりした。
やはり面白くて楽しい人とちょっと危ない人、
その区別が日本人の私にはつかないことがある。

ケイデン、16歳。
嚢胞性線維腫という病気で35歳位が寿命だという。
18ヶ月で喘息の症状が出て病気がわかったそうだ。
「番組に挑戦できる年齢になるのを待っていた。
不治の病を持つことは辛いけれど、だからこそ今を大切に生きられる。」
父が「息子は誰よりもタフだ。」
スティーヴィー・ワンダー"I Wish"
4つのYES。
歌だけではなく、審査員達とのやり取りも気配りが良く行き届いている。
合格が決まり家族に祝福される中「世界で一番幸せだ。」と涙。
この病気の寿命は昔と比べるとずっと伸びたそうだ。
だから彼が寿命とされる年齢に達する頃には、医学が更に進歩して
もっと長く生きられるようになって欲しいと願わずにはいられない。

44人が合格した。
最後に候補者の女性に化けて前回まで審査員だったスティーヴン・タイラー
が登場し審査員たちをねぎらった。
次回はいよいよハリウッドウィークが始まる。
ここで勝ち残ることができるのは男女それぞれ20人ずつ。

エリック・べネイからのヴァレンタイン・メッセージ

2013-02-15 14:55:23 | エリックベネイの日々&KyteVideo
Eric Ben�・t wishes you a Happy Valentine's Day!


日本時間の今朝ほど、エリックべネイはヴァレンタインメッセージを投稿した。
ちょうどアメリカのヴァレンタインデイに合わせて。

もう皆さんは充分ご存知かと思いますが、
日本と違いアメリカでは愛する人に男女問わずお互いに気持ちを表す日が、
ヴァレンタインデイ。

「ハッピーヴァレンタインデイ!
まず僕のツアー中にCDやTシャツの販売を手伝ってくれたTrue Eric Benet Fans、
皆がいつも僕に向けてくれるラヴとサポートに感謝しているよ。

そして僕の音楽を聴いてくれている皆、ほんとうにありがとう。
未来の僕のファン、これからCDを買ってくれる人にもハッピーヴァレンタイン!

愛する人がいる人はつかまえて離さないで。
今はいない人は、自分が思い描いている人をぜひ、見つけて。
忘れないで欲しいのはまず自分自身を愛すること。
そうすれば自分に相応しい人との出会いがあるよ。

最後に僕の妻マニェラ、娘のルチアとインディアにも、
ハッピーヴァレンタイン!」

Disco Funk 70's & 80's ClimacoVideoDiscoMix

2013-02-14 17:05:11 | Weblog
Disco Funk 70's & 80's ClimacoVideoDiscoMix


70年代、80年代のディスコ、ファンクに造詣が厚く、
素晴らしいレコードのコレクションも持っているMr.Y。

今日も空はどんよりと曇り、寒さも厳しい。
そんな朝にいきなりMr.Yがフェイスブックにアップロードしてくれたこの映像、
観ていると急に目の前の雲が開けて光が射してきた。

懐かしいクール&ザ・ギャング、CHIC、シャラマー、シェリル・リン、
パトリス・ラシアン等々。
曲の繋がり方、映像の組み合わせもとても良い。
聴きながら口遊み、首を振り始めた私、次は踊り出してしまいそう。

やはりこの年代の音楽は良かったなと。
そして聴いていて、今でも楽しい雰囲気が伝わってくるのは、
懐かしいと思うだけでなく、
音楽そのものにタイムレスな力が込められているからに違いない。

Mr.Y、ありがとうございました!
Happy Valentine's Day!!!

アメリカンアイドル シーズン12 サンアントニオ・ロングビーチ

2013-02-13 18:19:31 | アメリカンアイドル
先日のグラミー授賞式、客席に妻ニコール・キットマンと共に座るキース、
プレゼンターとしてステージに登場する様子を見た。
キース・アーバン、アメアイに出ている時は気持ちを言葉や表情に表すが、
普段はいたって物静かな印象だ。

さて今回の会場、最初はテキサス州サンアントニオ、
何もかもスケールが大きい。

ビンセント、29歳。
候補者の中で教会関係の仕事についている人が度々出てくるが、
日本語で適切な訳がみつからない。
"Rock Me Baby"
審査員たちから「アーメン!」「ジーザス!」と掛け声が上がる。
欠点のないゴスペルボイスに4つのYES。
前回はハリウッド寸前で敗退した。
その原因はランディーのせいで緊張したとのこと。
確かにランディーに無表情で聴いていられたら緊張しそうだ。

デレク、21歳とデビッド、24歳の兄弟。
それぞれも音を外しているが二人合わさると余計に酷い。
それなのに審査員たちのNOを信じずに食い下がる。
4人がいくらどこが悪いのかと説明しても納得しない。
とうとうランディーに「そういう態度が問題だ。」と言わせた。

サヴァナ、24歳。
"At Last"
ジャジー、ブルージーな歌で、
先ほどの兄弟が持ち込んだネガティヴな空気をお祓いしてくれた。
目の前に景色が広がっていくようなイマジネーション豊かな歌。
4つのYESを獲得。

クリスタベル、29歳。
年齢制限のギリギリだ。
アリシア・キース"If I Ain't Got You"
三人の子の母。
教会のコーラスの仕事をしている。
難しい曲を原曲の持ち味も尊重しながら自分の歌にアレンジした。
4つのYES。

アン、23歳。
夫の推薦を受けてランディーが
アメフトチームの試合中のスタジアムにスカウトに行った。
フェイス・ヒル"Stronger"
余裕がある。審査員とアイコンタクトしながら歌った。
カントリーのどこが好きかとの質問に「物語を感じるから。」
4つのYESでハリウッドへ。

サンアントニオ、2日目。

メキシコ風の街並みが映し出される。
その河を下る舟の上で歌っているヴィクトリア、19歳。
"Big Girl Don't Cry"
声量はあるけれど音域が狭い?ピッチが外れている?
キース「感情が伝わって来ない。」
ランディー「今一つ、ぴんと来ない。」
ところが普段歌っているメキシコ民謡を歌うと審査員4人を納得させた。
4つのYES。

この日のハイライトはパパ・ピーチズ、19歳。
「見た目は白人の少年でも自分の中には大きな黒人の女性がいる。」
ミシシッピー育ちでゴスペル、そして自己流のダンスを踊る。
歌も自作だった。
歌詞には「ゲイで何が悪いんだ。」と入っている。
声も良いし、自分の世界を持つアーティストだ。
ニッキーとマライアはYES。ランディーとキースはNO。
ここでの決定権を持つランディーをニッキーが泣き落とし合格に。

サンニ、16歳。
タンザニア出身の母とケニア出身の父がアメリカの大学で出会い結婚。
サンニが誕生した。スワヒリ語も話せる。
マイケル・ジャクソン"Who's Loving You"
若さ溢れる新鮮なパーフォーマンスに4つのYES。

アダム、19歳。
マライアのファンで会えた時点でもう泣いている。
エタ・ジェームズやマライアみたいなほんとうのソウルを歌いたいと。
雰囲気から決して歌を期待していなかったのにも拘らず、
審査員たちをスタンディングオベーションさせ、ハリウッドへ。

会場はカリフォルニア、ロングビーチのクイーン・メリー号の船上へと移る。
ニッキーは別の仕事のため欠席。
マライアは渋滞で遅れる。

キースとランディーのみの審査が始まる。
シュバ、17歳。
クリスティナ・アギレラ"Something Got A Hold On Me"
2人ともYES。

マット、26歳。
6年間、イラクで兵士として従軍し大きな爆発に巻き込まれて負傷した。
"A Change Is Gonna Come"
キースに「厚みのある声。」と言わせて合格。

ジェサイヤ、16歳。
キンブラ"Settle Down"を歌い始めると船の避難警報が鳴り始める。
オーディションは中断され全員が避難。
番組のプロデューサー、ナイジェルの姿も見える。
警報解除後に再びオーディション。
ジェサイヤの集中力は切れることなく落ち着いている。
3人からYESを貰って合格。

マイカ・ジョンソン、24歳。
扁桃腺の手術の際に神経がダメージを受け、話すことに障害が残った。
言語療法士、スピーチセラピストの元で今も指導を受けているが、
完璧に回復する見込みは期待できないそうだ。
それなのに"Chichen Fried"を歌い始めると全く障害が出ない。
キースがハモリの下のパートを自然に歌い始めた。
コーラスを付けてあげるキース。
3つのYESでハリウッドへ。

ロングビーチ2日目。
ニッキーも戻ってきた。

レイチェル、21歳。
"People Get Ready"
自然体だけど、周りを惹きつけるカリスマがあり、嫌味がない。
カントリーシンガーのウィノナ・ジャド(女優のアシュレイ・ジャドの姉
エリック・べネイやマイケル・マクドナルドとハリケーン・カトリーナ被災者を
救済するためのチャリティーCD"Heart of America"にも参加)
に歌い方が似ていると言われる。
「幸福度コンクールだったら間違いなく優勝するね。」と審査員から。
周りを笑顔にして本人も4つのYESで更に笑顔に。

ブリアナ、16歳。
歌のコンペティションに出てから学校でいじめにあうようになり、
転校もした。
母の「誰もあなたから音楽を奪うことはできない。」という言葉に支えられた。
いじめにあっている人へのアドバイスは?とライアンに聞かれ、
「自分で自分を認めること。
他人の意見に振り回されず、人と違っていることを気にせず、
自分に誇りを持つこと。」と言い切った。
"Up To the Mountain"
「今日はあなたのための日。
今までの苦労はすべてこの日のためにあったのよ。」とニッキー。
「人と違うからいじめられた。でも実力があることを今日、証明できた。」
とマライア。
4つのYESでハリウッドへ。

マテウス、21歳。
低身長症で社会の偏見と闘ってきた。
「この番組に身長制限はあるの?」との質問に
「才能があるかどうかのみ。」とランディーは答える。
"A Change Is Gonna Come"
審査員たちを圧倒し4つのYESを貰う。
「すべてがここに繋がっていた。今までの苦労が報われた。」とマテウス。

49名がハリウッドへと進むことになる。

エリックべネイはヴィーガンなのか?

2013-02-12 17:00:55 | エリックベネイの愛と人生
ここ数年、エリック・べネイはインタビューで食生活に関して触れられると、
「お酒はビールは飲まない。ワインを嗜む程度。
飲み物は水。炭酸は取らない。コーヒーも飲まない。
温かい緑茶、ジャスミンティー、どちらもない場合は紅茶にしている。
肉は一年に一回か二回位、ハンバーガーかステーキを食べる。
炭水化物も控えている。スィーツは食べない。
ライヴの続く時は水分を良く摂るように心掛ける。」
こんなことを言っている。

2005~6年の映像ではフライドチキンを食べている様子もあるが、
その後、2009年はホテルオークラでお寿司をカウンターで食べている映像とか、
出身地のミルウォーキーでオーガニックレストランで食事している様子を見た。
アメリカのツアーの時の朝食ではオートミールと紅茶を取っている。
姉ジェニファーの家族とサンディエゴで食事した時は、
メニューの中からイカのフライを選ぼうとしているエリックに、
ジェニファーが「ここは週末は寿司バーも出るのよ。」と言うと、
「それじゃ、寿司にしよう!」
LAでエリックのお気に入りのレストランは「カツヤ」、寿司系の創作日本料理屋。

エリックの食べ物の主義はいったい何なのかとずっと思っていた。
玄米菜食やベジタリアンとは違う、魚は食べるのだから。
マクロビオティックのようでもあるけれど、何かちょっと違うなと思っていた。

エリックの妻、マニュエラが「ある日の娘ルチア(1歳2か月)の食卓」としてこの写真を載せた。


説明に「蒸した枝豆、炒めた人参、ズッキニ、カリフラワー。
ケールのサラダ、ブルーベリーとマンゴをデザートに。」とある。

何人かが質問をし、それに対して、
「娘はヴィーガンに育てているの。
動物は食べない。塩、砂糖も取らない。
お誕生日のケーキのアイシングのみローファットシュガーで。
母乳で育ててきたけれど今はもう回数を減らしているわ。
最初から娘は野菜が好きだったし、自分も野菜にいろいろなスパイス、
インド風だったり、地中海風だったり、
ラテンやエジプト風味を加えて変化を持たせるように料理している。」
とマニュエラは答えた。

更に「いつから始めたの?ご主人も一緒にそういう食生活をしているの?」
と質問が入る。
マニュエラは「以前からその傾向はあったのだけど、妊娠して娘が生まれてから、
更に気を配るようになったのよ。
いろいろな種類の食べ物を取り、そしてそこにスーパーフードを加えている。」
「スーパーフードとは?」との質問に、
「例えばアラスカの天然サーモン、キーウィ、ブルーベリー、キノア、サツマイモ、
ブロッコリー、ウォールナッツ、豆類、アヴォカド、オリーヴオイル、緑茶。」
スーパーフードとはパワーフード、免疫力を上げる/体の力を高める食べ物だろうか。

ヴィーガンとは私の認識ではベジタリアンの更に厳しいもの、
卵、乳製品も取らない、野菜の中でも癖の強い物、玉ねぎ、ニンニク、ネギ、
ニラ、ある種のキノコ類を取らない思っていたが、念のため検索を掛けてみる。
すると「酪農製品を取らない菜食主義」と出てきた。
また日本と違いアメリカではこれは食べ物だけでなく、主義として
革製品を持ったり着たりしない、動物を実験に使った化粧品なども使わないとある。

なるほど、エリックとマニュエラの若さとナイスバディーはそこから、
生まれていたのか、と納得した。
しかし。
昨年の夏のツイッター、マニュエラの留守に自宅でポテチを食べながら、
ビールを飲んでいる画像をエリックはアップしていた。
そして21歳になった娘のインディアとビールで乾杯する様子も。
決まりごとに縛られず時には脱線するのがやっぱりエリックらしい感じだ。

アメリカンアイドル シーズン12 ルイジアナ予選

2013-02-09 20:16:33 | アメリカンアイドル
ルイジアナ州、画面は河の周りに広がる湿地帯の様子が流れる。
あの独特の湿気と照りつける太陽、ケイジャンフード、
アメリカ南部の雰囲気が伝わってくる。

メーガン、22歳。
ミス・バトンルージュ。
3日前に事故にあい入院中だが松葉杖でやってきた。
病院に戻ると手術が待っているそうだ。
"Something Gotta Hold On Me"
病院を抜け出してくるだけの意味のある挑戦だった。
自分の今の状態を歌にして同情を引く手段ではなく、
ギャグにまでした。
迫力のあるパーフォーマンス。
審査員はタフな人に優しい。
これからの戦いは強くなければ勝ち残れない。
4つのYESでハリウッドへ。

チャーリー、17歳。
シャイな性格。
クイーン"Breakthru"
率直に言って本人の歌と審査員の様子を観ながら、
巧いのかどうかわからなかった。
「もう一曲。」と言われて"Nature Boy"
これにはゾクっときた。
メロディーの変調の多いこの曲をそれに振り回されることなく、
歌い切った。
テクニック満載だが情感もしっかりこもっている。
キース「男性とも女性ともつかぬ魅力ある声。」
誰かが「変声期は終わっているのか?」(笑)
ハリウッドへ。

マディー、17歳。
ニューオリンズのカフェ・デュ・モンドで歌っているところに、
祖母の推薦を受けてランディーがスカウトに行く。
このカフェの名物、ベニエが懐かしい。
おばあちゃんは彼女が審査を受けている間、
ニューオリンズのビーズネックレスをライアンにも渡している。
ビートルズ"Oh Darling"
キース「自分のスタイルがある」
4つのYES。

画面は木の枝にぶる下がる南部独特のスパニッシュモス、
湿地帯、ブードゥー教の怪しげな雰囲気が映し出される。
ここからは候補者たちの危ない映像ばかり。
聴くに耐えない歌、歌とは言えない歌が続く。

ポール、22歳。
"I Won't Let Go"
素直に心のままに歌い上げる姿に好感度がある。
余裕も感じる。
4つのYESに家族全員、おばあちゃんも泣いて喜ぶ。

南部色豊かな郊外のプランテーションの映像が映る。

カルビン、27歳。
軍の病院でリハビリ専門の医師をしている。
マックスウェル"Whenever Wherever Whatever"
難しい曲を楽々と歌いこなす。
こんなドクターが歌いながら治療してくれるなら、患者も喜ぶに違いない。
4つのYES。

ミッシェル、19歳、ブレアナ、18歳、ブランディ、26歳、
歌える美女が続々と登場し、ハリウッド行きの切符を手にする。

ダスティン、27歳、消防士。
"She's Every Woman"
4つのYESを獲得。

バーネル、19歳。
三代に渡ってニューオリンズに住んでいた。
ハリケーン・カトリーナで2005年に町が水没した時に家を失った。
その後、家族でバトンルージュに引っ越す。
絶望の中から生きていくしかない、自分には歌がある、
と立ち上がる。
"I'm Here"
キースが感動の余り、顔をくしゃくしゃにしている。
マライアも涙。
審査員たちはスタンディングオベーション。
両親と祖父母が抱き合って喜んでいる。
人柄も素朴で好感度が高い。
4つのYES。

34名がハリウッドへと進んだ。

News For You-Lyric video

2013-02-07 10:51:27 | エリックベネイの曲
ここのところ、アメリカでのエリックべネイ、ライヴ映像を観ていると、
"The One"からの三つ目のシングルカット"News For You"
渾身の力を込めつつ、表面はさらっと歌っている、そういう感じがとてもいい。

ライヴではアメリカのファン達が一緒に歌っている。
これがまた盛り上がる。
全部は無理でもサビの部分だけでもリリックヴィデオで覚えて、
一緒に歌いたいですね。

失敗から恋愛に臆病になっている女性に
「僕は今までの君の相手とは違うよ
他の誰もできなかったような方法で君を微笑ませてみせる
心を開いてみせる」とエリックは歌っている。

Well Listen To This
See I've Got News For You
Cause You Don't Know How I Do
I'll Find Ways To Make You Smile
That They Never Know About
Reaching Corners Of Your Mind
That No One's Tried To Find
When Your Time For Love Is Though

WELL I GOT NEWS FOR YOU!

"News For You" Lyric Video

アメリカンアイドル シーズン12 シャーロット予選

2013-02-06 17:15:54 | アメリカンアイドル
アメリカンアイドル、以前はタイムリーな画像を捜して貼りこんだりもしたが、
検索を掛けると先の結果を知ってしまうことが往々にしてあり、
ここのところはずっと同じ画像のままにしている。

ノースカロライナ州シャーロット、シーズン10の優勝者、
スコットがここからスタートした。
カントリーの人気がある土地でもある。
スコットも応援に駆け付け、コンテスタント達に声を掛ける。

ブライアン、ジョージアから来た27歳。
簿記の仕事をしている。
3年前に妻が癌で余命も宣告された。
幼い子供を抱えながら妻の看病をした。
妻は奇跡的に回復し、この日も息子と応援に来ている。
"Let It Be"
今シーズン、2回目に聴く"Let It Be"
どちらもたいへんな苦労をした人が、心の底からの叫びを歌にした。
そういう時にこの曲は凄まじいばかりの輝きを放つ。
4つのYESでハリウッドへ。

ジミー・スミス、25歳。
金髪のカーリーヘアで笑顔がキュートなカントリーシンガー。
"Bless the Broken Road"で4つのYES。

ブルージーに歌い上げるサリナ、17歳、
ヘイリー、26歳、ミニー・リパートンばりの7色の声を聴かせたナッシェル、19歳。
才能のある候補者が次々とハリウッド行きの切符を手にする。

今回から採用された推薦制度。
叔母の推薦を受け、ランディーは高校までイザベル、16歳に会いに行く。
外見も可愛いし、態度も自然体で落ち着いている。
サム・クック"Nothing Can Change This Love"
好感度も高く、審査員たちから高い評価を受け、ハリウッドへ。
スターの風格がある。

タイーシャ、21歳。
バンドのボーカルをしている。
ジョニー・キャッシュ"Folsom Prison Blues"
「もう一曲!」と言われてアラニス・モリセットを歌う。
キースとニッキーがYES、ランディーとマライアはNOと票が分かれ、
キースの意見が優先されてハリウッドへ。

サマー、20歳。
"Lean On Me"、「ジャンルは?」と聞かれて高飛車に
「そうねー、カントリー程度のもの("Country thing")を、
ソウルっぽくして歌いたいわ。」
と言ってしまったことがキースを刺激した。
カントリーを軽く見るなと言わんばかりに反応する。
「ほんの脳外科手術程度のことをやっている、なんて言い方をするか?」
マライアも「ほんとうにカントリーが好きなの?」
キースも「それならカントリーのどこが好きなんだ?」

「歌のコンペティションだから(言動に納得はできないが)YESとしよう。」とキース。
ハリウッドへ進めることになるが、
ニッキーが「ちょっと!カントリーミュージックについてのディベートじゃないのよ。
なのに尋問みたいなことをしたりして。
ここで何を歌おうが、どう言おうが彼女の自由じゃないの。」
「君だって『ヒップホップ程度のことを軽くやってるわ』みたいに言われても平気?」とキース。
「何しろ、人に何を歌うべきだとか、何が好きかを強制するようなやり方は嫌いだわ。」
マライアやランディーと言い争いになり、ニッキーは部屋を出ていく。

しかし・・・マライアとニッキー、二人のバトルを今回売りにしているが、
実際はきっとニッキーが楽屋で「マライア、ショービズだから面白くしたいの。
よろしくね。」なんて言っているような気がする。

ブランディー、25歳。
エタ・ジェームズ"All I Could Do Was Cry"
番組の雲行きの悪さを拭い去るような情感のこもった歌に審査員たちも満足。
4つのYES。

アシュレー、22歳。
アフリカ系だが金髪に染め、鼻の真ん中に鼻輪のようなピアスをしている。
あちこちにちょっかいを出して騒々しい。
出てきた時には誰も彼女が歌えるなんて思ってなかった。
キャリー・アンダーウッド"Cowboy Casanova"
ハリのある声、カントリーが合っている。
「この曲を歌えたなら、何でも歌えるはずだ。」とランディー。
ハリウッドへ。

ジャネル、22歳。
選んだのはキースの曲、"Blacktop Ends"
途中から違う曲に移って行き、キースの曲のメドレイになりキースを喜ばす。
4つのYES。

ロドニー、警備員をしながらストリートで歌っている。
集まったお金はホームレスにあげる。
自分も4年前はホームレスだった。
エドウィン・マッケイ"I'll Be"
豊かな声量でのびのびと歌い上げ、4つのYES。

ここでキースが別の予定のために中座する。

キャンディス、22歳。
シーズン11、ラスヴェガスのグループ審査では、
その後トップ10入りをするディアンドレと同じグループだった。
キャンディスはここで脱落している。
今回はリベンジ。
ゴスペルボイスで審査員たちを圧倒し、マライアに「今までの候補者で最高のでき。」
とまで言わせた。

ジェブリア、16歳。
ボニー・レイット"Pride & Joy"
受け答えが大人っぽい。歌もこの若さとは思えない落ち着きがある。
3つのYESを獲得。

セリサ、26歳。
3歳の娘がいて、娘の父親である彼女のパートナーは大事故にあい、
今も闘病中だ。
今回の応募は彼には知らせていないそうだ。
受かったらサプライズにして喜ばせたいからと。
娘のロンドンはニッキーのファンで彼女のことを「ダンダン」と名付けている。
「私が歌っているところ、"Dadandan"から取ったのね!」とニッキーも嬉しそう。
歌は、ドラマのテーマ曲"Fresh Prince of Bel Air"
人柄だけでなく、歌もドラマチックだった。
「幼い子供を抱えて彼の闘病も支えている。あなたは強い人ね。」とニッキー。
ハリウッドへ。

カントリーが人気のシャーロットからは37名が審査を通過した。
次回は私の好きなニューオリンズのあるルイジアナ州。
ブルースやソウルを歌える人が現れるだろうか。

エリックべネイ、二つのNews For You

2013-02-04 19:57:51 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
2 EB True EB Fans


こちらはDCのHaward Theatreでのライヴ映像。
グレーの光沢のある素材のスーツに薄いパープルのシャツ、
パープルに黄のストライプのタイ、同色のチーフ、
シャツにはカフスもしている。
正統派にきっちりと歌い上げる。
客席から"Sing it, Eric!"と掛け声が上がる。

Eric Benet "News For You" BBKING'S


一方、こちらはNYのBB Kingで行われネットで世界に中継された方のライヴ。
タイはほどき、胸元も少し緩めている。
「僕のアルバム"The One"から最初のシングルは"Real Love"、
次が"Hurriett Jones"、そして三つ目がこの"News For You"
アース・ウィンド&ファイアーやメイズ、フランキー・ビヴァリーみたいな、
そんなバイヴの曲にしてみたかった。」とMCも入る。

寛いだ雰囲気の中にエリック・べネイらしさがとても良く出ている。
歌の中にすっかり入りこみながらも、ファンとも充分コネクトしている。
ネクタイを引っ張るファンがいる。
最前列にノリの良いファン達がいて、熱い声援を送りながら、
盛り上がっている様子も見える。
エリックの楽しんで歌っている姿を良く捉えている映像だ。

アメリカンアイドル シーズン12 シカゴ予選

2013-02-03 21:29:56 | アメリカンアイドル
かつてジェニファー・ハドソンを選出したシカゴ。
才能あるコンテスタントが現れるという期待感がある。

マッケンジー、17才。
父はソングライターでキーボードプレイヤー。
「間違いなくスター。」とニッキーに言わせる。
マライアも涙ぐんでいる。
4つのYESを獲得してハリウッドへ。

キアラ、21才。
オバマ大統領の誕生会で歌ったという。
こういう登場の仕方をする人はがっくりさせられることが多いが、
セリーヌ・ディオン"Prayer"
実力の伴った歌を聴かせた。
声の強弱の付け方、高音の柔らかな持ち味が素晴らしい。
4つのYES。

ステファニー、21才。
"Dream of a little Dream of Me"
ミュージカルっぽい雰囲気。プロの風格がある。
しかしニコールだけ「惹きつけるほどのものがない。」とNO。
3つのYESでハリウッドへ。
ニコールは後になって「アイシャドーが私と同じ色で気に入らなかったの。」
なんて言い出して他の審査員から呆れられている。
しかしアイシャドーはむしろ言い訳で、
何となくステファニーが気に入らなかったのだろう。

ゲイブ、21才。
ストーンズの"Gimme Shelter"
ジャック・ブラックに似たハードロッカー。
圧倒的な声量。
「バラードも歌えるのか?」と聞かれて、
"We All Die Young"をソフトに歌い始めるが、
途中から結局ハードロックにしてしまう。
4つのYES。

シカゴはやはり歌の巧い人が多いと思っていたら、その後不調が続く。
審査員、"No"と言い続けるのも辛い。

イザベル、15才。
"Baby It's Cold Outside"
キースがコーラスを付けてあげる。
ランディーだけがNOだが他の審査員はYES。

この後、キースは自分のライヴのために審査員を抜ける。

グリフィン、22才。
"Washed by the Water"
外見でニッキーを虜にしてしまったが、歌も負けず劣らず良かった。
しかしランディーは納得せずにNO。
それでもマライアのYESでハリウッドへ。

カーティス、24才。
ゴスペルボイスに審査員全員からYES。

マライア、19才。
拒食症を克服し、ここまでやってきた。
"Let It Be"にマライアは涙。
ニッキーもランディーも感動している。
「心の痛みが歌にこもっていた。」と。
3つのYESを貰い、家族と共に泣き崩れる。

シカゴ二日目、キースもライヴから戻ってきて参加。
抜けてみるとけっこう存在感があったことに気付く。
ニッキーとマライアの間に入って困惑しながらコメントする姿が笑える。
ニコール・キットマンの夫ということも私は知らなかった。
クールに見えるが素直な反応に好感が持てる。なかなか素敵な人だ。

ブランディー、17才。
"Your Cheating Heart"
審査員が目の前にいることを意識しない堂々としたパーフォーマンス。

ジョシュ、24才。
ブライアン・マクナイト"Back At One"
原曲を自分らしくアレンジ。高音も巧みにコントロールしている。

コートニー、18才、アンドリュー、28才、
息子の歌を一度も聴いたことのない両親の前で"Super Star"を歌い、
お母さんを泣かせたクリフトン、22才。
アフリカ系の優れた候補者が続き、ハリウッドへの切符を受け取る。

ジョニー・キーザー、前シーズンにもいてどこで落ちたか思い出せない。
トップ24を目前としての落選だっただろうか。
"Try A Little Tenderness"で4つのYES。

ケズバン、27才、路上のアーティスト、炎のパーフォーマンスもする。
奇抜な服装から審査員たちも彼(彼女?)の歌に対して懐疑的な様子が見て取れる。
「付き合っている人はいるのか?」とのキースの質問に、
「この番組はそんなことも言わなければ、いけないわけ?」
ニッキーがハンサムなコンテスタントに度々「彼女はいるの?」と聞き、
皆「いない。」と答えてきた流れから自然な質問だったが、
ケズバンの反応にキースはまじめになって「いや、言わなくていいんだ。」と答える。
この一連の受け答えが可笑しい。
「ピノキオ」を歌うと悲哀が滲み出る。
圧倒された審査員から「自作の曲も聴きたい。」
奥の深さを感じさせるブルージーな声、
「あなたの人生が伝わってきた。」とマライア。
4つのYESを獲得。
終わった後もライアンに「では、ハリウッドで。」と言われて、
「後で登録の時にまた会うでしょ?」と言ってしまい、
「今の撮り直す?」なんて聞いている。
何だか応援したくなるキャラの人をみつけてしまった。

ラザロ、21才、キューバからフロリダに移住した。
その過程で吃音がひどくなってしまう。
スムースに言葉が出てこない。
友達もずっとできず、音楽だけが救いだった。
"Bridge Over Trouble Water"
歌い始めると言葉によどみはなく、なめらかに歌いこなす。
4つのYESに涙する様子にこちらも貰い泣き。

シカゴからは46名がハリウッドへと進んだ。

Bobby Womack UNSUNG.

2013-02-02 15:38:13 | Weblog
"Unsung"(世に知られていない、充分に評価されていないの意)
昨日アップしたブログのアイザック・ヘイズの逸話、
今日見るとyoutubeの映像が既に消去されている。
いくつか残っているとMichikoさんから教えていただいた旧シリーズの内、
スライ&ファミリーストーンズ、アトランティックスターも消えてしまっていた。
これでは動画が観られる内に少しでもエピソードを書き留めておきたいと思い、
残っていたボビー・ウーマック分に慌てて目を通す。

ボビー・ウーマックの生涯は"Across 110th Street"の歌詞そのもの、
「生き残るには強くなれ、生きるか死ぬかを選ぶのは自分だ。」
栄光と挫折の繰り返し、絶望から音楽を通して何度も立ち上がっていった姿に感動した。
ボビーにとって音楽は至福であり、苦難から脱出する手段でもあった。
最後のソウルマンと言われるボビーだが、
いろいろなジャンルの曲にソウルフルなテイストを加えたという点で、
最初のソウルマンだったとも言われる。
ソウル、ポップ、R&Bのシンガー、ソングライター、プロデューサー、ギタリストだった。

ボビー・ウーマックはオハイオ州クリーブランドで5人兄弟の真ん中として
1944年に生まれる。
父は聖職者で両親は教会のコーラスで歌っていて子供達も加わる。
その後、他のコーラスとも組みゴスペルグループとして演奏活動をするようになる。
ツアーではやはりゴスペルを歌っていたアレサ・フランクリン、
マーヴィン・ゲイ、サム・クックとも一緒になった。
50年代終わりに兄弟5人で独立することになり、このことは父を悲しませる。

ウーマック・ブラザーズではヒットがなかったが、
グループ名をヴァレンティノズに変えた後、アルバム"Do It Right"の中の
"I'm Looking for Love"がヒットチャートに上る。
「急に女の子たちに追いかけられるようになってびっくりしたよ。」
とボビーは懐かしそうに笑う。
"It's All Over Now"はローリングストーンズがカヴァーしヒット、
初めてボビーは多額のチェックを手にした。

64年、サム・クックがダウンタウンLAのモーテルで射殺死体となって発見される。
サムの謎の死に衝撃を受けながらも彼の家族を慰めている内に、
サムの未亡人、バーバラへの同情が愛に変わる。
サムの死から4か月後、21歳になったばかりのボビーは29歳のバーバラと結婚した。

このことはファンや業界のひんしゅくをかった。
多くの人からのバッシングを受け、仕事も追われた。
過激に反応したサムの身内からバーバラと共にホテルの一室に呼び出され、
危険な状態にまで追い込まれたが、バーバラの機転で事なきを得た。
スランプからコカイン、最初は少しだったが、だんだんと依存するようになる。

他のアーティストに楽曲を提供しながら3年が過ぎた頃、
"California Dreaming"でボビーは返り咲いた。
「木の葉はブラウン、空はグレー、こんな冬の日はカリフォルニアを夢見る」
この時のボビーの気持ちそのままのような曲。
「とうとうサム・クック未亡人の夫ではなく、『ボビー・ウーマック』
として人から認識されるようになった。」

1971年、ボビーは5年連れ添ったバーバラと別れる。
その別離を基に書いた"That's the Way I Feel About Cha"
この曲でボビー・ウーマックは70年代ソウルシンガーとしての立場が確立された。
後にジョージ・ベンソンがカヴァーしてヒットする"Breezing"など
精力的に楽曲を制作していく。
左利きのギタリストとしてもボビーは独特の持ち味を出している。

1972年、初めて映画のテーマ曲"Across 110th Street"を書き、
自分でも歌った。
この曲は後にタランティーノ監督の映画「ジャッキー・ブラウン」
リドリー・スコット監督の作品「アメリカン・ギャングスター」でも使われる。
実体験に基づく重みがこの曲に彼の声に込められている。

カントリーソングだったジム・フォードの"Harry Hippe"
これを最初にカントリー調に歌い、そこにソウルなフレーヴァーを添えて
自分の曲にしていく映像が挿入されている。
ヒッピーな生き方をするハリーの歌、これを人々はボビーと一緒に組んでいる弟、
ハリーのことを歌ったのかと思ったそうだ。

1974年、またしても悲劇がボビーを襲った。
ある晩、弟のハリーが突然訪ねてきたガールフレンドと争いになり刺殺されたのだ。
場所はボビーの自宅で病院に搬送される途中にハリーは息を引き取った。
ラジオのインタビューがオンエア中にこの知らせを受けたボビーは、
その晩の演奏はとてもできないと中止し、ツアーもキャンセルした。
クリーブランドの両親をLAに呼び寄せ、悲しみを分かち合い、
共に過ごすことでお互いの傷を癒そうとする。

その後、ボビーはドラッグにますますはまっていった。
カントリー&ウェスタンのアルバムを制作したが、
レーベルからは評価されなかった。
1975年、ボビーはハリウッドをドライブしていて、
歩いていた女性レジーナに声を掛ける。
メキシカンレストランで語り合った後に
いきなりプロポーズし、2人は結婚。
2年後に子供を授かるが突然死という不幸にみまわれる。
これも夫婦でコカインさえやってなければ避けられたとボビーは話す。

70年代でキャリアが終わったかに思われたボビー、
81年に"If You Think Your Lonely Now"
妻と電話で喧嘩になり、電話を一方的に切られる様子を歌にした。
アルバム"Poet"は高い評価を持って受け入れられる。
デビッド・T・ウォーカー「彼はいつも困難からそれを歌にして立ち上がっていく」

3年後、アルバム"Poet Ⅱ"をリリースし、
パティー・ラヴェルとのデュエット"Love Has Finally Come At Last"
はR&Bチャートのトップ10入りする。
ツアーではアルトリーナ・グレイソンと組み、この曲を歌った。
映像が素晴らしい。
私生活でも妻との間に娘と息子を授かり、
前妻との間の息子ヴィンセントも二人を可愛がった。

しかしながら90年代に入り、
レーベル間の争いに巻き込まれ音楽活動に支障をきたす。
また21歳だった息子ヴィンセントは自殺してしまう。
抑うつからのピストル自殺だった。

20年間ドラッグを用いそれを隠すこともなかったボビー、
「とうとうドラッグに自分の人生を乗っ取られてしまった。」
ジーナとは離婚、「2人ともドラッグ漬けで
このままではお互いにダメになると思った。」とジーナ。
「自分は強い人間だと思っていたけれど、今度ばかりは打ちのめされ、
とてもステージには立てない。
もう何もする気になれないと感じた。」とボビー・ウーマック。

映像は2011年のレコーディング風景へと変わる。
15年振りでボビーは新しいアルバムの制作へと挑んでいる。
ある女性との間に二人の幼い息子もできた。
家族と音楽が彼を支え、糖尿病や二回の前立腺癌の手術も乗り切った。

別れた妻や子供達とも家族としての交流は続いている。
前妻のレジーナ「彼が私を必要とすることがあれば、
喜んで手助けをするわ。だってずっと私達にそうしてくれて来たんだから。」
ボビーも「今までかかわった女性のことは肉体的には一緒にいなくても、
決して縁を切ったつもりはない。何かの時には力になるつもりだ。」

「音楽を通して人と触れ合うことができる、
人の心の中に自分の魂が生きることで、
自分も生かされ、生き残っていくことができる。
音楽はすべてを一つにすることができるからね。」とボビー。

昨年の来日後も癌で手術をしたと聞く。
あらたな病も見つかったと今年になってニュースが入ってきたが、
ボビーは負けないはずだ。
あの時はボビーのことを何もわかっていなかった。
このドキュメンタリーを観た後で
昨年のボビー・ウーマックの来日を迎えたかったと思っている。

Bobby Womack UNSUNG.


タミー・テレル UNSUNG,
http://blog.goo.ne.jp/ak-tebf/e/91fe99b4d88558916b97d50c0d451b10

アイザック・ヘイズ UNSUNG.
http://blog.goo.ne.jp/ak-tebf/d/20130201