Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

エリックベネイの愛と人生-2 India

2009-01-31 08:51:28 | エリックベネイの愛と人生
インディア

One More Tomorrow
エリック・ベネイ「Love’n Life, 愛すること、生きること」の中に、
エリックの娘、Indiaの事を歌った曲が二つある。
ギターを弾きながら率直に自分の思いを語る”Sing To Me”と、
インディアが生まれた事を感動的に綴ったメロディアスな “One More Tomorrow”
「もし明日が自分の生涯最後の日と知ったなら、Indiaと一緒に過ごしたい」

Eric Benetが26歳の時、Indiaの母Tamiは、交通事故で亡くなった。
写真で見ると華やかな雰囲気の愛らしい人だ。
エリックとタミの間にどういう事があったのか、詳しくは語られていない。
そして、彼女は突然この世を去り、後には15ヶ月の娘インディアが残された。

この時、エリックには究極の選択が迫られる。
インディアを人にゆだねるか、自分が育てるか。
エリックはインディアを引き取った。

近くに住む母や姉やベビーシッターに協力してもらいながら、
二人で食べていくために昼はUPSで働き、
夜はスタジオエンジニアのアルバイトもした。

それでも、音楽への情熱を失う事はなく、手帳にいつもメロディーや詩を綴っていた。
時々、誰もいない夜中に知り合いのスタジオに入れてもらうと、
そんなノートに書いたメモから、曲を作ってみたりした。

一緒に音楽の仕事をした仲間は彼の事を忘れはしなかった。
Jeff Lober が、自分のアルバムにヴォーカルが必要になり、エリック・ベネイを呼ぶ。
エリックは、Michael Franks 等のアーティストのバックヴォーカルとしても参加している。
そんな生活が続いた後、書きためたノートから作った曲のデモテープを、
かつて姉リサと組んで歌っていた時のプロデューサーに送ってみた。
それがきっかけとなり、Eric Benetのファーストアルバム、”True To Myself”が誕生する。

エリック・ベネイにとって娘インディアは、彼のLove & Life であり、
「愛すること、生きること」そのものだ。



エリックベネイの愛と人生-1 Sis2sis

2009-01-30 09:12:17 | エリックベネイの愛と人生
エリック・ベネイのビルボード東京のライブまで、
後20日余り。

今まで書いてきたブログの中で、エリックの人生、音楽性、
人柄が良くわかる部分を改めて振り返ってみたい。

Sister2Sisterという雑誌にEric Benetの記事が掲載された。
写真も含めると14ページがエリック・ベネイの特集。
エリック、マニュエラそれぞれのインタビュー、
娘インディアの父への手紙。

てっきりアフリカ系アメリカンの女性誌かと思っていたら、
この雑誌は中高生のコーラスや歌の専門誌で、
アメリカでもどこでも売っている物ではないらしい。
コピーした物がファンクラブのページにアップされた。

この記事の中で今まで明かす事のなかった
エリックベネイの心境や生活が語られている。

今までのインタビューと重なる部分は省略すると、

例えば、デビューした頃は自分が自信を持って一生懸命やっても、
ヒットチャートで15位なのに全くたいした事のない歌手の曲が、
1位を取ったりすると納得できずにイライラしたと言う。
今はそんな事は超越してしまったらしい。

ある時から人に対してネガティブな感情、
自分よりも成功している人を羨んだりすると、
そういう価値観が自分の中心になり、
負の力が自分の人生にさえも悪い影響を及ぼす事に気づき、
人の成功を喜べるように自分がだんだんと変わってきた。

ハル・ベリーとのいざこざにおいても、
一つだけ良かったのは、娘のインディアとの絆が深まった事。
インディアの怒りや悲しみを受け止めて、
すべてを説明し理解してもらった。

いつも人に好かれたいと思う性格だった。
でもハリーとの事を通して強い人間に変われた。
自分が人に対して間違った接し方をしていないと思えれば、
マスコミでどう取り上げられようが気にならなくなった。

「インディアを一人で育ててきて泣いた事ある?」聞かれ、
実は今でも、と。
23才で亡くなったタミ(インディアの母)は娘を心から愛おしみ、
可愛がっていた。
インディアがそれを知る事ができないと思うと、
今でも泣けてきてしまうそうだ。

マニュエラの詳しいバックグラウンドも知らなかったのだが、
イタリア系とエジプト系にモロッコの血も入っているそうだ。
カナダで育ち子供時代から夏休みなどを
親戚のいるいろいろな場所で過ごしたと言う。
今、チャリティーのプロジェクトに力を注いでいて、
限られた地域に生活し将来の夢などを持てない子供達に、
チャンスを与える活動をしている。
アロマ系グッズの会社も経営していて、
調香もフランスで学び自社製品のフレグランスをブレンドしているそうだ。

マニュエラの事を彼女ほどのgiving person、
人に与えて、与えて、尽くす人を知らないとエリックは評した。

私もマニュエラに東京滞在の折の事でメールで
やり取りをしたのだが、
彼女のとても暖かい心遣いが感じられた。

インディアのダディーへの手紙はもちろん感動的だが、
意外だったのは、一番好きな店がLAにあるKatuya。
日本食レストランで寿司をアメリカ風にアレンジした料理を出す店。
それなら東京が大好きと言っていたのも頷ける。

エリック・ベネイは実家に帰ればおふくろの味、
ビッグママのフライドチキンを食べたりするようだが、
普段は豚は食べず、牛は好きだけど、めったに食べない。
揚げ物も控え、生野菜中心の食生活。
パンはなるべく食べないようにして、
砂糖、炭酸やジュースも抜きで水をよく飲む。

マニュエラが仕事で自宅を空ける時は、
エリックに鍵を預け留守を頼むと言う。
しばらく振りに家に帰りドアを開くと、
彼女の大好きな芳しい百合の花の香りが漂ってくる。
リビングルームのテーブルには美しいカサブランカが
たおやかに活けられ、冷蔵庫はフルーツや食料品で満たされ、
部屋の植物は良く手入れをされて生き生きと輝いているそうだ。
素晴らしい

http://www.trueebfans.com/s2s/index.html

MUGEN

2009-01-29 08:33:57 | 私の日々
アメリカの人達にとって日本でR&B系の人気があるのは、
予想外らしい。
そしてエリックベネイファン達も私の音楽の好みを聞くと、
意外そうにする。

20代前半まで家族で千代田区二番町に住んでいた。
町としての輪郭がオフィス街であり住宅地ではないため、
不便に感じる事も多かった。

平日の賑わいが消え、休日には静まり返ってしまう。
日常的な買物をする店は少なく限られている。
市ヶ谷、四ツ谷まで徒歩か、あるいはバスを利用していたのが、
麹町駅が出来てからはとても交通の便が良くなる。

高校時代も半ばに入った頃、この場所に住んでいる事が、
俄然と輝きを佩びてきた。
歩いて10分ほどで赤坂見附。
そこに「ムゲン」はあった。

上の階のビブロスは7時過ぎからの営業だったのが、
ムゲンは6時、もしくは5時半頃からやっていたように思う。
開店と同時に入って、7時半頃まで店内にいても、
8時前には家に帰り、「千代田図書館に行って、勉強していた。」
(良い子の皆さんは真似してはいけません

ある年の夏、6人組のR&Bのグループ、
スタイリスティックス風に歌うアーティストがしばらく出ていた。
何度か、通ってしまった。

コンサートにも足を運んでいたが、
ムゲンで身近に触れる音楽は深く濃いものがあった。

その後、ファンになったアーティストの経歴を見ると、
日本のムゲンに出た事のある人が多くてびっくりする。

ジェームズ・イングラム
ジェフリー・オズボーン
ピーボ・ブライソン
コモドアーズ

彼らのステージを気付かずに見ていたのかと
ふと思う。

エリック・ベネイが、一回り年を取っていて、
もしムゲンに出ていたら?!

もちろん私は彼を見逃したりはせず、
その時から今までずっとファンで、
エリック一筋○○年!と胸を張れた事でしょう

エリックベネイ-Chocolate Legs

2009-01-28 08:52:59 | エリックベネイの曲
「次の歌で僕が言いたい事、
それは自分自身が経験した事なんだけれど、
外で大変な思いをして、一日を過ごし、家に帰ってきた時、
誰かが自分を肉体的にも精神的にも、すべてを受け止めてくれる、
そうすれば、僕もチャージができて、
又、翌日へと立ち向かっていける勇気が生まれる。
"Chocolate Legs"は、そんな歌なんだよ。」

昨年、12/30のアトランタのショウ。
前日のワシントンのライブが雪のため、キャンセルになり、
このライブは2008年、最後のステージ。
そのせいかエリック・ベネイも気合が入る。

いつもと違い、バックのキミーもコーラスをつける。
ホーンも入っている。
観衆にも"Wrap Them Chocolate Legs Around Me"
と歌わせる。
同じ曲を決して同じ様には歌わないのがEric Benet。

歌い終わって、
「ねぇ、これでみんな"Chocolate Legs"がどういう歌か、
わかったでしょう?」

ファルセットを酷使するこの「チョコレッグ」
3日間で7ショウをこなした昨年のサンフランシスコでは、
歌われる事はなかった。

Eric Benet"Love&Life"は、
全体のバランスの取れたアルバムで、好きな曲ばかりだが、
"Chocolate Legs"はエリックの歌の巧さ、
エンターテイナーとしての資質が抜きに出ていて素晴らしい。
エリック自身もライブで歌うと一番評判の良い曲、
と言っている。

ビルボード東京のライブでもぜひ歌って欲しい。
その際には、皆さま、
どうぞ、"Wrap Them Chocolate Legs Around Me"
とバックコーラスをよろしくお願いします!

Chocolate Legs

Thanks Troylynn!


オバマ大統領とジョイナーへのトリビュート

2009-01-27 09:31:49 | エリックベネイの日々&KyteVideo
アメリカのRadio-Oneの主催で、
1/17の6時から、Lincoln Theatreでバラク・オバマと
トム・ジョイナーへのトリビュートショウが開催され、
エリック・ベネイも出席した。
トム・ジョイナー「バラク・オバマと名前が並べられるなんて、
身に余る光栄。」
オバマ新大統領(この時は次期)に捧げるパーティーですが、
本人はもちろん最も忙しい時期、出席はされていません。
エリック曰く、「トム・ジョイナーはDJであるだけでなく、
音楽、そしてアフリカ系の社会に多くの貢献をしてくれた。」

その他のゲストは
Chuck Brown
Raheem Devanghn
James Ingram
Dick Gregory
Jeff Major
Jemie Foxx

司会はTom Jpyner モーニングショウのHuggy Low Down。

昨年の2/6にLAのLexus Listening Loungeで開かれた
プレ・グラミーパーティー
TV-Oneのファウンダー、Cathy Hughesを囲む会にも、
サプライズゲストとしてEric Benet、
そしてJames Ingramが出演した。

どうもジェームズとエリックはキャシーのお気に入りらしい。
私も両方ともファンなので、Cathy Hughes、羨ましい限り
RADIO ONE AWARDS-TV ONE

エリックベネイは1:28に登場。
Thanks Gab!


エリックベネイ、パリへ

2009-01-26 08:52:51 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
エリック・ベネイ、パリライブのポスター。
フランスにエリックベネイファンのLindaがいる。
彼女がこのポスターの画像を送ってくれた。
http://ja-jp.facebook.com/group.php?gid=45539921484

日本ツアーの後、デンマーク、イギリスが決まり、
そしてフランスの日程が出た。
その後、オランダのライブも決まる。

リンダはご主人と二人で既にチケットも買ったそうで、
この日を楽しみにしている。
「フランスに来てくれないのなら、
もうアメリカに行くしかないかしらねぇ。」
などと言っていたのが、ヨーロッパツアーが決まり、
どの国に行くのが近いかと考えている内に、
自分の国をエリックが訪れる事がわかる。

フランスの人は夏に一ヶ月近くバカンスで休みを取り、
アフリカやアジアへと旅立つ。
それなのに北アメリカは遠い国のようだ。

私がエリックと一緒に撮った写真を見て、
「次は私よ!」と言っていたリンダ。
「とうとう私の番が来たわ!」
と大喜びしている

エリックベネイを歌うアジアの歌手達

2009-01-25 09:51:51 | Weblog
エリック・ベネイの歌をカラオケで歌おうと何度か試み、
お店で外国語歌曲集を出して来て貰う。
さすがにEric Benetのカテゴリーはなく、
Toto バージョンの"Georgy Porgy"などで我慢。

しかしエリックベネイの曲は皆、難しい。
なかなか簡単に口ずさめる物はない。

フィリピンの女性歌手の歌う
"The Last Time"
さらっと歌っているかと思ったら、
後半で聴かせてきた。

この曲は韓国の歌手達の歌っている映像、
日本の歌手、橋本昌彦さんのYouTubeも観たが、
それぞれ持ち味を生かして自分の曲にしている。

2005年のブルーノート東京のライブ、
"The Last Time"を歌う前に、
「たくさんの人に時を越えて、歌い継がれる曲を作りたいって
デビッド・フォスター話し合ったんだ。」
とエリックベネイは言っていたが、
こうして、2009年の現在もアジアの国々で歌われている。

Sarah On Stage - The Last Time - 18Jan09



エリック、アムステルダムへ

2009-01-24 09:16:14 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
エリック・ベネイ、日本の東京、大阪から、デンマーク、
そして3/3にオランダでのライブとなる。

オランダで3名のファンクラブメンバーが待ち受けている。
Eric Benetのオランダ訪問はこのポスターだと初となっているが、
実際は北海ジャズフェルティバルで、'97 7/11に訪れている。
翌年もエリックベネイ、出演する予定がキャンセルになり、
実に12年振りのショウとなる。
http://www.allxcess.com/ericbenet.html

最初はパリかロンドンまでエリックのライブを観に行くつもりだったそうだ。
ところが、自分の家からバイクで10分のライブハウスにエリックが来ると知り、
夢のようだと喜んでいる。

オランダのファン達は熱い。

ファンの一人の2歳になる息子が、エリックとインディアの
"You're The Only One"のアカペラヴァージョンの映像、
インディアに向かって、"Hi!"と挨拶をしているのがとても可愛らしい。
インディアもこのYouTubeの映像、とても気に入ったらしく
自分のマイスペースに貼り付けている。
I think Benicio is in love with....?



コンサートはどうだった?

2009-01-23 09:57:54 | Weblog
コンサートやライブ、もちろん一昨日のオバマ大統領の就任式も、
感想を聞かれて、一言で「良かった」という事を伝えたいなら、
皆さま、どのような表現をされますか?

「とても良かった。」
「素晴らしかった。」
「素敵だった。」
「最高!」

アメリカのエリックベネイファン達の表現を何年か聞いてきて、
日本より移り変わりが早いと言うか、
言葉の流行り廃りが激しいように感じる。

数年前は、ライブの感想を尋ねると、
「爆弾だった!」
「爆発!」
「吹き飛ばされた!」
「凄まじい~!」
こういった表現が多い。
吃驚するほど素晴らしかったというわけだ。

ここ数年、「アメリカンアイドル」を観ているが、
審査員達の感想の表現も同じように毎年、
変化が感じられて面白い。

「鳥肌がたった。」
「カリスマを感じた。」
「衝撃的だ。」

やはり古典的な「素晴らしい」とか、
「忘れられない。」なども、
引き続き使われている。

反対の意味で悪い表現も、
そしてメールやコメント特有の決まり文句も、
どんどん変わる。

以前は新しい言葉を捉えて、
使って行こうと試みていたが、
アメリカ以外の国の人とのやり取りに、
こういった表現を使うと通じないのに気付いた
(当然です!)
最近は余り気にしないで、
自分なりの簡潔な言葉で表現すれば良いと思っている。

大統領就任式から一夜明けて

2009-01-22 09:29:30 | エリックベネイの日々&KyteVideo
エリック・ベネイファンクラブのメンバー、
そのほとんどはアフリカ系の女性だ。
オバマが選挙で次期大統領に選ばれた時、
メンバー達は「涙が止まらなかった。」
「嬉しさで泣き明かした。」

オバマが大統領候補になり、期日前投票で投票したエリック・ベネイ、
「亡くなった父にこの日を見せたかった。」
次期大統領に決まった時はデイブ・コズのジャズクルーズで、
カリブ海上にいたエリック、感涙に咽びながら、
「とうとうこういう日が来た。アメリカは素晴らしい国だ。」
と映像を送信してくれた。

コンサートやインタビューでもエリックは、
ずっと「選挙に行こう。」と呼び掛けていた。
Eric Benet、最初はオファーのあった就任祝賀会-Inaugural Ball、
残念ながら、この話は流れてしまったが、
就任関連イベントの方には出演が叶い、
そして就任式ーInaugurationにも、参加。
昨日のワシントンの熱気を伝えてくれた。
http://www.kyte.tv/ch/113570-eric-benet

ところで、日本では21日午前1時半頃から中継されたこのイベント、
多くのアメリカ人は仕事をしている日中で、ファンクラブのメンバー達も
オンタイムでじっくり観る時間が取れなかったようだ。
それでも「『プレジデント オバマ』その言葉の響きが嬉しくて、
何度も繰り返して口ずさんでいるのよ。」なんてコメントが。
中にはこの日の為に仕事を休んで一日中テレビにかじりついていた人も。

それと日本では余り話題にならなかったが、
牧師のスピーチがとても素晴らしかったと賞賛していた。

ミシェル夫人のドレス、テレビでは黄色だったが、
なぜか新聞ではグリーンに見える。
希望を表す黄色、キューバのデザイナーの作品だそうだ。

他の女性達がウールやカシミヤ系のコートがほとんどなのに、
彼女はレースやオーガンジー風のコートとドレスのアンサンブル。
色もダークカラーの人が多く、たまに鮮やかな赤やコバルトブルーが見える。
ミシェルは華やかな中にも自然に溶け込む色。
首回りにはビーズ刺繍、グリーンの手袋で引き締めている。

晩餐会でのワンショルダーのコラージュの沢山付いた白いドレスは
台湾出身のデザイナーの作品だそうだ。
多民族の融和を目指すこだわりがこんな所にも感じられる。

エリック・ベネイの曲をバックにバラク・オバマとミシェルの映像。
二人の折々に見つめあう姿、優しい眼差しが、
"Say Love"、この曲の雰囲気にとても合っている。
ミシェルの着ている服はいつもシンプルでシックだ。

Eric BenetとJeff Lorberの"Say Love"
Barack & Michelle Obama






エリック・ベネイ、大統領就任式へ

2009-01-21 12:11:26 | エリックベネイの日々&KyteVideo
Eric BenetからKyte videoが送信されてきた。
http://www.kyte.tv/ch/113570-eric-benet

その一、オバマ大統領就任式へ向かうタクシーの中から。
アフリカ系のタクシーの運転手にエリックベネイは尋ねる。
Eric「君はどこ出身?」
「ガーナ。」
E「こんな日が来ると思っていた?」
「うん、僕はずっと信じていたよ。ほんとにハッピーだ。」

E「マーティン・ルーサー・キングは、約40年前に
この日が来る事を予想していただろうか。
キング牧師もきっと天国で喜んでいるだろうなぁ。」

エリックは自分はVIP席のパープルチケットを持っていると見せる。
就任式の会場全体の見取り図が色分けされてあり、
紫に塗られた部分のブロックに座れるそうだ。

「やはりDCの街の雰囲気、もちろんアメリカのどこでも、
今日は皆、高揚感を味わっていると思うけれど、
ワシントンは格別だね。
車で行ける所まで行って、後は歩いてみよう。」

その二、ゲートが開くのを待ちながら。
早めに着いたがまだ門が閉じられている。
救急車が待機している。
どうも持っているチケットの色でゲートや入場順が違うようだ。
それぞれ、黄、紫、銀、
この色のチケットはここで待っていて良いのか等と、
警察官や近くの人と確認し合っている。
シルバーのチケットの人達の方が早く入場できるようだが、
しかし席としては後ろのようだ。

エリックベネイの存在に気付いて、写真撮影をせがむ人達も出てきた。
エリックもにこやかに応じている。

Eric Benetは近くの人にインタビューを始める。
E「どこから来たの?」
「リッチモンド、バージニア。」
E「ずいぶん遠くから来たね。」
「私はサンディエゴよ。
あなたはどこから?」
E「もともとはミルウォーキー、ウィスコンシンなんだけど、
今はLAに住んでいるよ。」

いろいろな人種が溢れている。
皆、厚着をしていて、吐く息が白い。
凄く寒そうなのにみんな顔が輝いていて、
大勢の人がいるのに落ち着いて、お互い親しげな雰囲気。

その三、まだゲートは開かない。
更に大勢の人が集まってきて、門の前は人で一杯。
ひしめき合っているが、混乱はなく和やかなムード。
「あなたエリック・ベネイに似ているわね?」
E「今日、もう5回も間違えられたんだ。
彼は僕よりも、ずっと背が低いんだよ。」
「あら、そうなの? 知らなかったわ。」

さてさて、画像の送信はこれで終わったが、
この後、就任式に参加した感想を聞くのが、
楽しみだ。

アレサ・フランクリン、ヨーヨーマのパーフォーマンスに始まり、
そして宣誓式、就任演説。
旅に例えアメリカ合衆国の歴史を振り返る。
先人を称え、アーリントン墓地に眠る国の為に自らの命を捧げた人々を悼み、
世界の他の国々、未来を担う後世の人々の為に
この困難な時代の中で自分達こそ、変わらなければならない、
希望、美徳、誇り、そして融和と自由。
「60年前なら地元のレストランに入れなかった男の息子が、
今、ここで神聖な誓いをしている。」
この辺りからぐっと来る。
危機的な状況を認め、そしてそれを時間は掛かっても必ず変えて見せる
という誓いが込められた力強いスピーチだった。

画像は1/17の夜のリンカーンシアター、
オバマとトム・ジョイナーに捧げるイベントに出演した
デモンテとエリックベネイ。
ジェームズ・イングラムも共演している。

東京は昨日、今日と曇天に寒波、そして風邪やインフルエンザのため、
マスクをした人、咳き込む人、街の風景は暗い。
もっと寒いはずのワシントン、人々の表情は明るく、希望に満ちている。

オバマ次期大統領の祝賀イベント Part.2

2009-01-20 09:59:55 | エリックベネイの日々&KyteVideo
18日夜ワシントンで行われたオバマ次期大統領就任祝賀イベント、
19日、毎日新聞の夕刊に記事をみつけた。

リンカーン記念堂で行われたコンサートには、
ブルース・スプリングスティーン、ボノ、ビヨンセ、
ボン・ジョビ、シャキーラ、俳優のトム・ハンクス。
そして89歳のアメリカの歴史に因縁が深い歌手、ピート・シーガー。

オバマはミシェル夫人と共に訪れ、
勢揃いした歌手達と外でコート姿で握手している写真が掲載されていた。

ピート・シーガーが「我が祖国」を歌い、
ビヨンセが「アメリカ・ザ・ビューティフル」で締め括ったこのイベント、
いったいエリック・ベネイはどの場面でどのような曲を歌ったのかと思ったら、
何と全く違うイベントでした。

新聞に掲載されていたのはリンカーン メモリアル、
エリック・ベネイが出演したのはリンカーン シアター。
こちらの方も主催がRadio Oneなので、
そのうち写真や録画もアップされる事でしょう。

オバマはこのイベントの前にアーリントン墓地を訪れ、
19日はキング牧師の生誕記念行事に出席。
そして20日は就任式となるが、日本時間では21日、
午前1時から日本のテレビでもオンラインで見られるそうだ。

オバマ次期大統領の祝賀イベント

2009-01-19 09:50:13 | エリックベネイの日々&KyteVideo
Inaugural Ballーオバマ次期大統領の就任祝賀会ーが、
多数開かれ、MTVなどで中継もある。
オバマも就任式後に10数箇所の祝賀会を訪れるそうだ。

その他の祝賀イベント、
Inauguration celebration(Inaugural event)も
一昨日位から、各所で開かれている。

その内の一つ、アメリカのRadio-Oneの主催で、
1/17の6時から、Lincoln Theatreでバラク・オバマと
トム・ジョイナーへのトリビュートショウが開催された。

ゲストは
Chuck Brown
Raheem Devanghn
James Ingram
Dick Gregory
Jeff Major

そしてEric Benet!!!
その他、サプライズゲスト。

司会はTom Jpyner モーニングショウのHuggy Low Down。

1/20前後、DCには多くの人が殺到するようだ。
地元の人達も楽しみにしている。
バラク・オバマの就任演説を始め、
ワシントンはいったいどのような興奮で包まれるのだろうか。

エリック・ベネイ、当初はオバマ大統領就任祝賀会で歌う予定だった。
残念ながらこの会はキャンセルとなったが、祝賀イベントの方に呼ばれた。
この時期の熱気に溢れるDCに
エリックベネイはいつものバンドクルーと共に滞在している。

You're The Only Oneアカペラにギターの伴奏が!?

2009-01-18 08:01:42 | Weblog
YouTubeでEric Benetと書かれた動画を開くと、
エリックの歌がウェディングパーティーなどで歌われていたり、
一般の人がセルフでエリックの曲を演奏していたりする。

これもそういった動画かと思ったら、
声はまさしくエリックベネイ。
では近くにエリックがいるのかと思えば、
エリック・ベネイと娘のインディアの歌う
"You're The Only One"のアカペラバージョンの動画、
それに合わせてギターの伴奏を付けている映像。
けっこういい感じを出している。
原曲ともエリックとインディアのアカペラの曲とも
違う味わいがギターが加わる事で生まれる。

なかなか斬新なアイデアでした!
我こそはと思う日本の方にもぜひ、こんなパターンで
エリックベネイとの共演はたして頂きたいものです

eric benet and daughter India "you're the only one" with guitar



リッキー・マイナー出版記念パーティー

2009-01-17 09:05:02 | エリックベネイの日々&KyteVideo
画像は1/15、リッキーの出版記念パーティーでの、
Eric Benet、Rickey Minor、そしてBrenda Russell。

今年に入ってエリックベネイの新しい写真がアップされないなぁ
と思っていたら、ファンクラブのメンバーが教えてくれました。
Thanks Dreamlocs!

アメリカンアイドルのミュージカルディレクターとして
親しまれているリッキー・マイナー。
"There's No Traffic on the Extra Mile"
という自伝的な本を出版した。
音楽業界で積み上げてきた経験が綴られているそうだ。
http://rickeyminor.com/

この出版記念パーティー、エリック・ベネイの他にも、
スティービー・ワンダー、ジャーメン・ジャクソンなど
多彩なゲストが出席している。

数年前、エリックはミルウォーキーに帰りたいような事も漏らしていたが、
やはり、LAに住んでいればこういった催事にも容易く駆けつけられて、
業界の人々と親交を暖める事もできる。

エリックベネイ、以前インタビューで
作曲はいつも音楽が心の中にあり浮かんでくるが、
作詞はすごく時間が掛かると話していた。
詩に詰まった時など、こうして様々な人々と関わり
受ける刺激から歌詞のワン・フレーズも生まれてくるのでは。

エリック・ベネイの元気そうな様子に一安心。