Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

それでは、行ってきます! v.7

2009-07-01 00:00:00 | ニューオリンズへの道
その航空会社のホームページには問い合わせ先の記載がない。
HPを読んでいる内に疑問点が沸いてきた。
荷物は成田で預けてニューオリンズで受け取れると思っていた。
ところが、国際線から国際線は、そのようだが、
国際線から国内線の場合は一度、預けた荷物を乗り継ぎ都市で、
受け取り、そしてまた、チャックインと書いてある。
その上、預ける荷物、一個に15ドル、2個からは更に金額が上がると記載。
また、長時間のフライトは、通路側に予約をしたい。
これも格安航空券を買った旅行代理店によると、できないと聞いた。

一昨年の10月、ベルギーまで行った時、ラグビーWカップのため、
飛行機は満席、成田でチェックインしたら、
プレミアムエコノミーにもかかわらず既に真ん中の席のみ。
体格の良いスコットランド人とドイツ人に挟まれ、通路側の人に寝込まれてしまうと、
小心者の私は化粧室にも立てない。

航空会社の電話番号を代理店で調べて貰い電話する。
やはり、荷物は一度、受け取り、再チェックインになると言う。
したがって、入国審査と荷物を見つけて受け取り、再チェックインするのに、
一般的なディスカウントチケットの乗り継ぎの1時間では、
空港に慣れてないと厳しいかも、と教えてくれた。
乗り換えを1時間40分後に設定しておいて良かった。(それより遅い時間は、
到着が夜になるので、この便を選んだ)
国際線から同日に国内線に乗り換える場合は預け荷物に料金は発生しないそう。
代理店を通して買った格安チケットでも5日前から電話で、席の予約できるそうだ。

今まで、海外に行く時、どんな近くでも荷物は預けた。
しかし、今回、こんな遠くに行くのに荷物を預けるのをやめよう、
そう思い始めた。
夏服が少々、必要最小限の寒暖を防げる服装、そして化粧品。
人によって何が面倒かそれぞれ価値観があるかと思うが、
荷物を預けてチェックイン、着いたら受け取って入国審査、
荷物をチェックインさせて乗り換え、また降りてから荷物をピックアップする、
その間、「私の荷物・・・あれかな? これかな? ほんとに出てくるの~。」
なんて考えながら待つ、それを短期のの旅行で何回もやらなければならない。
そんなんだったら、持ち込んだ方がずっと楽だと思った。

夫と夫の小学生時代からの友人、Kさんと地元のお寿司屋さんで飲む。
Kさんは某航空会社の国際線機長で後輩の指導にもあたっている。

今回の旅行の話になり、
「その航空会社、ホームページに問い合わせの電話、
書いてなかったんだ。」と言うと、
「ようするに、電話してくるな。
HPを見て自分で判断しろ、ってことだな。」

「荷物を乗り換え都市で受け取ってまた預けて入国審査。
面倒だから、ずっと手荷物で行っちゃおうと思って。」
「それは、正解だ。」

「めだたないようにしろって言われたんで、こういう普段着で行こうと思って。」
「今の状態、そのものがニューオリンズでは、目立つぞ。」
確かに東京の寿司屋に自然に溶け込む外見では、
ニューオリンズ、エッセンスフェスティバルでは返って浮くかもしれない。
もう何が目立つんだか、良くわからなくなってきた。

「最初の2泊は一人、そして後2泊は3人部屋なんだけど。」
「相手はどんな人?」
「どんな人と言われても・・・同じ位の年齢の女性で、
一人はアフリカ系アメリカ人、もう一人はアラブ系フランス人。」
「うぁ~、クリスチャン、モスリム、ブディストかぁ。」
そんな発想、全くなかった。
宗教対立だなんて。
でも、確かに意外とエリックベネイファンは信心深い。
毎週、日曜の朝は教会に行く人が多い。
というか、信仰はあって当たり前、という雰囲気がある。
ファンクラブのサイトでも誰かが病気をしたり、家族に不幸があると、
「あなたのために祈るわ。」
「朝晩の祈りにあなたのことを入れる。」
「祈る」という言葉が日常的だ。
もちろん私もそういう時は一緒に祈っている。
「祈る」とは、その人の事を「想う」ということだ。

「三人部屋、気を使うかなぁ。」
「気が張っていることが、大切だ。
のんびりして、そういう気分で外に出る方が危ない。」

「ところで、飛行機、自分が操縦しているのは、
絶対、落ちない、エンジントラブルもないって信じているんでしょう?」
「いや、後輩にも言ってるんだけれど、
経験のあるパイロットほど、最悪の事態を常に想定して、
それに対処する方法をいくつか考えながら、操縦している。」

今度の旅行、ひとつ、ひとつの事がうまく行かなかった時、
それにどう対応するか、考えておかないと。

エリック・ベネイファン、25名の集い。
携帯がなったら、全員、当然、エリックの曲で混乱するだろうな。
「ブライアン・マクナイトの"Back To One"なんかどう?
ダウンロードできるよ。」と夫。
とんでもない、そんな曲が着信に鳴ったら、
みんなに大顰蹙をかってしまう。
「エリックの曲で、いい!」

みんな、マイケル・ジャクソンの急死に大きな衝撃を受けた。
とても話す気になれないとか、落ち込んでいて悲しいとか、書いている。
そして「彼は、きっと今、もっと良い場所に行っていると信じたい」
「マイケルのために祈っている」と。
マイケルが亡くなって一週間後のフェスティバル。
日本で言えば初七日の法要。
15周年というだけでなく、たいへんな節目のエッセンスに行くことになった。

銀座コリドー街のBar Kajimaに立ち寄る。
加島さんとお客の男性、二人ともニューオリンズ、行ったことあり。
二人に「全然、心配ない。観光地だから。賑やかだし。
ただ、めちゃくちゃ暑いよ~。」と言われた。
外に出てコリドー街を歩き始めると、開け放たれたバールから、
懐かしい曲が聴こえてきた。
Eric Benet"You're The Only One"、思わず足を止めて曲を聴く。
これはまさしく私にとってのゴスペル(良いニュース)だ。

今日からニューオーリンズへ向け出発します。
ということでブログは一週間ほどお休みになります。
帰り次第またご報告を。
では、皆さん行ってまいります!

プランテーション v.6

2009-06-30 10:12:59 | ニューオリンズへの道
アメリカの映画などに出てくる南部地方の美しいプランテーションの風景。
ニューオリンズの町中だけでなく郊外も見てみたいと思っていた。

また旅先に一人で着いた翌日から、すぐに慣れない町を歩き始めるより、
とりあえずホテルのデスクで現地のツアーを申し込み、
バスに乗り、うたた寝でもしながら、未知の場所を観光する。
体力を消耗する乗り換えが必要な遠方の都市に行った時は、
こうやってウォームアップするのも悪くない。

着いたら、翌日のプランテーションに行くツアーを見つけて、
申し込むつもりだった。
それが、調べていく内に、どうも疑問に思えてきた。
プランテーションの華美な姿の影には
虐げられてきたアフリカからの奴隷達がいる。
豪華な邸宅から離れて敷地内には奴隷小屋が建っていたそうだ。
そういった物は取り払われて美しい部分だけ見せている現在。

私が前日、何をしていたかという話になって、
「プランテーションを何軒か見てきた。
どこもとっても綺麗だったよ。」では、済まされないだろう。
じゃあ、黙ってとぼけて行ってくればいいかというと、
私の性格ではどうもそういう事はできない。
そう考えているうちに行く気がなくなった。

街中とホテルでゆっくり過ごせば、
普段はバタバタしているんだから、充分じゃないかという気になる。

エリックベネイのファンクラブのメンバー、
今回の会合の出席者は約25名。
約23名がアフリカ系アメリカ人。
アラブ系フランス人が一人。
そしてアジア系が私一人。

普段はみんなとエリックを通して一つになっていて、
余り差を感じることはない。
先方も私に対してそう言ってくれているが、
アフリカ系アメリカ人、また先日フランス映画で
アラブ系フランス人の戦時中の苦労を綴る映画を見たが、
計り知れない苦難の歴史がある。

4年以上前からエリックベネイのファンクラブの人達と、
ネットやメールで親しくするようになり、
私のボキャブラリーから「黒人」という言葉は消えた。
自分が黄色い人と言われたら気分が悪いだろう。
自ら、アフリカ系の人が自分の事を語るのに、ブラックと言う表現は使っても、
他人種が使うのはとても失礼に思えるようになり、
いつのまにか使えなくなってしまった。

今のアメリカにおいて、○○人という表現も余り良くないようだ。
○○出身の人とか、○○の人々、そういう言い方が好まれる。
人の国籍について簡単に判断するべきではないという事だろうか。

追記
その後、2011~2012年にかけてのニューオリンズ再訪でプランテーションに
行ってきました。
2012年1/6のブログ
http://blog.goo.ne.jp/ak-tebf/d/20120106

ルームシェア v.5

2009-06-29 07:43:38 | ニューオリンズへの道
朝パソコンを開くとLとRからメッセージが来ていた。
二人は同じ部屋を取っているが、良かったらそこに一緒に泊まらないか、
という内容だった。

ありがたい申し出だと思った。
一人で違うホテルに泊まる事、料金が高くなる事、
心配してくれて心遣いしてくれているのが良く分かる。

若い頃だったら願ってもないお話。
しかし、この年になってメールではお馴染みでも
会った事のない人達と一緒に狭い部屋、
いわゆる雑魚寝。
そんな状況の中で眠れるか?
バスルームの順番や気苦労もあるだろうし。

ニューオリンズの町自体はそれほど危険ではないにしても、
フェスティバルの期間はどうなのだろうか。
地図で見るとみんなのホテルと私のホテル、1ブロックほど、
スーパードームから遠くなる。
「80ヤードってどれくらい?」と主人に尋ねると、
「俺ならピッチングかサンド、あなたなら9番アイアンの距離でしょ?」
なるほど。

友人に話すと、「ゴルフ場じゃないんだから、
例え短距離でも一人で夜中にホテルまで歩くより、
知らない人でも、一緒の部屋の人がいてくれた方がいいよ。
相手が一人より二人いて三人なら、なお気楽。
怖い思いをするより、眠れなくて疲れる方がずっといい。」

という事で、RとLに「良い事を提案してくれてありがとう。
私は早朝に発つので、二人を起こしてしまうのが、ちょっと心配。
それでも良ければ一緒の部屋にして貰おうかな?」

さてみんなの泊まるホテルは世界共通のビジネスっぽいホテル。
フェスティバルに掛からない最初の二日、
ツインのシングルユースならお部屋が空いている。
フェスティバル期間中、そこが取れずに
私が押さえたホテルは古色蒼然とした南部調。
最初の2泊から皆と同じホテルにする方が楽に決まっている。
でも、サザンテイストのホテルにもちょっと泊まってみたい。
「1ブロックでもスーツケース持って移動するより、
同じホテルに留まった方がいいに決まってるじゃない。
何考えているの?」と主人と友人に言われた。

ずっと前、スイスで4人部屋に一人で泊まった。
すごく気味が悪かった。
やはり2泊して、みんなのホテルに翌朝移動することにした。

「何かすることある?」とRに尋ねると、
「ただホテルに来てくれさえすればいいのよ。」

「それ、いいね! ありがとう。」
Rは、携帯の番号を書いてきた。
Lから、「こんな旅行をすることになるなんて、
凄いことになったわね!」と書き込みがあったので、
返事を書きかけていると、チャットが開く。

彼女は自分の名前に"想像力”と入れているので、
「まさにあなたのお陰でこの旅行が始まったわ!
ティーンエイジャーじゃあるまいし、
この年になってこういうパターンで旅するなんてって夫に言われた。
そして今回を逃したら、もうこんな機会ないかも、って。」

「確かにそうね。
でも私達、まだ若いわよ。
True Eric Benet Fans! 
すべてはエリックのせいね!」と返事。

彼女はパリを発ち、アムステルダムで乗り換えてヒューストン。
そしてニューオリンズ。
私と同じくらい、時間が掛かるようだ。

それにしても航空券は格安、ホテル代はルームシェアするから、
フェスティバル期間中、4泊でもかなり安くあがる。
コンサートチケットも自分で手配したので、実費のみ。
何より縁もゆかりもないニューオリンズの地に自分が向かう、
という思いもしない展開になった。

ニューオリンズへGO! v.4

2009-06-27 08:55:28 | ニューオリンズへの道
とうとう決めた。
航空券は、1時間の乗り換えは心配なので、航空会社の時刻表から、
乗り継ぎ都市から1時間半後にニューオリンズに向かうフライトを選ぶ。

ホテルはルイジアナスーパードームに徒歩で行けて
ニューオリンズ中心部にも歩ける所。
ファンクラブメンバー達が泊まるホテルから1ブロックほどの距離。
その他、フレンチクォーター中心部や格安ホテルに泊まるメンバーもいる。

Essence Music Festival、
コンサートチケットの予約が思うように行かなかった。
何回か試みるがエラーになってしまう。
住所の入力の仕方を変えてみてようやくゲット!

ところが、チケット、合衆国、カナダの人は郵送、それ以外の国の人は、
受け取り場所が"At the venue box office"と書かれている。
「現地のオフィス」とは?
「ルイジアナスーパードームでいいのね、きっと。」と言うと、
夫が「それはないと思うよ。チケットぴあで予約しても、
セブンイレブンとかで引き出すじゃない。」なんて言いだした。
ニューオリンズのチケットマスターの支店にでも行くのかと心配になる。

ファンクラブの会長に分からない部分のセンテンスをコピぺして送信。
説明してもらう。
当日、会場で受け取れるとわかる。
しかし、間際に行くとかなりな混雑が予想されるから、
事前に早めに受け取るに越した事はないとアドバイスされた。

チケットマスターの説明にも、海外から予約した場合、
アメリカのイベント、開催日前は会場がクローズになっていて、
チケットの引き換えが出来ないのが一般的。
当日、早めに行くことを薦めてあった。

次に米国入国のためのESTA。
最初に見つけたHPでずっと質問事項を入力していたら、
何と$45の請求の画面が・・・
取り消しにして新たに公式のESTAのURLを調べる。
先程の偽者、ページのバック画面が本物と同じ。
これに引っかかった人ってお金払って、きちんと申請されるのか、
それとも空港に着いたら申請されていなくて飛行機に乗れない・・・
なんて事ありなのか?!
こんなのに引っ掛かりかけたオオボケは私だけ?
ともかく無事にESTA申請は完了。

ニューオリンズに行くのは、もちろんエリック・ベネイのショウを観たいし、
4年近い付き合いになるファンクラブの面々とも会いたい。
エリックベネイの最もコアなファン達と一緒にエリックのショウ、
そしてエッセンスミュージックフェスティバルを体感したい。

初めてのニューオリンズの街の雰囲気を味わいたいし、
郊外のプランテーションも見たい。
料理教室も参加したいけれど、この日程では難しそう。

いろいろと土地にまつわる歴史を調べてみると、南北戦争の激戦地であり、
綿花栽培のために多くのアフリカ人が奴隷として使われたこと、
ハリケーンカトリーナで大規模な被害を受けた地域だという事も知った。

Eric Benetのスタンディングの2ショウ、
蒸し暑くて、室内はクーラーがギンギンのニューオリンズ。
さあ、軟弱な私が強力なメンバーと一緒にどこまでサバイバルできるか。

他のメンバーたちの多くはダラス7/1→ヒューストン7/2→ニューオリンズ7/3~5。
ニューオリンズに7/2に着いて7/4に帰る人、
飛行機で夕方着き、7/3のショウを観て泊まらず翌朝帰る人。
皆、ほんとうにタフだ。
(つづく)

昨日、マイケル・ジャクソンが亡くなった。
初めて聴いたのは、ラジオから流れてきた「ベン」のテーマだったと思う。
こんな綺麗な声の少年がいるのかと思った。
そこから遡り、"ABC"や"I Want You Back"を知ったように記憶している。

1983年のモータウン25周年の映像が印象深い。
出演にはいろいろな確執があったと聞いている。
「スリラー」のプロモーションビデオ、未だに色褪せることのない作品。
2005年にハリケーンカトリーナのチャリティーシングルを制作したが、
未発売のままになっているそうだ。

電車の中で隣の席の女子高生達が、「まだ若いのに。」と声を顰めていた。
こんな若い世代にも惜しまれているとは。
50才、短かったとも言えるし、充分に生きたとも。
facebook、myspace、皆、追悼の書き込みをしている。

エッセンスへの道 v.3

2009-06-26 09:34:56 | ニューオリンズへの道
エッセンスミュージックフェスティバル、
コンサートチケットの手配を試してみる。
一番安い席が$51、まだ空きはある。
アメリカ国内の人、カナダの人、その他の国、
と買い方が違う。

ファンクラブのメンバーが泊まるホテルの近くに二つ、
空室のあるホテルをみつけた。
一つは安め、もう一つはちょっと高めだが、値段が上がるのは、
7/3,4,5の3日間。
フェスティバル前後に連泊した場合の一日分を計算すると、
納得できない値段ではない。

空港からの足。
そのホテルを利用した他州の人のコメントを読む。
リムジンバスもあるが、フェスティバル中は待ち時間が長いので、
タクシーも$30位だから、そちらを利用した方が良いと。

ホテルからスーパードームまでは1キロ弱。
近くのホテルの皆とロビーで落ち合い、歩いていく事ができる。

フレンチクォーター、バーボンストリートなどの繁華街。
こちらもホテルから歩ける距離のようだ。

格安航空券で乗り換え時間に1時間しか取っていない物がある。
1時間・・・行きの飛行機が少しでも遅れたら、かなり焦る。
一方、乗換えで行きに5時間近く乗り継ぎで待つ物もある。

インターネットでいろいろ調べていたら、
エリックベネイファンクラブの会長から催促メールが来た。
「どうするの? 来るの、来ないの?
まだ返事、貰ってないわよねぇ?」

「ずっといろいろ調べていたのよ。
そしてヒューストンはあきらめた。ややこしくなるから。
行くならニューオリンズだけにする。
みんなの泊まるホテルはもう満室なので、
近くのホテルを検討している。
後は航空券とコンサートチケット。
全部の金額を出してみてリーズナブルだと思えたら、
数日中に決める。
そしたらすぐ知らせるからね。

今回、みんなは1月末から準備をしていた。
だからちょっと出遅れたかもしれない。
でも、もし今回行かれなかったら、次のファンクラブの集いは、
絶対に行くからね!」とメール。

「OK、手配がうまくいって来られるといいわね。」と返事が来た。

ヒューストンではエリック・ベネイ、ボーイズⅡメンとのコンサート。
終わった後、楽屋で皆と会う時間を空けてある。
しかしニューオリンズのEssence Music Festivalではラウンジで1人で2ショウをして、
翌日はメンフィスでのショウがあるエリック。
ファンクラブの集いに出席できるか約束はできないそうだ。
エリックに会えなくても、ここ4年余り文通ならぬネットやメールで、
親睦を深めてきたファンクラブのみんなが一同に会する7/3、
このチャンスを逃したら彼女達と今後会うことはないかもしれない。
(つづく)

Do you know the way to New Orleans? v.2

2009-06-25 20:58:51 | ニューオリンズへの道
航空券を調べる。
とんでもない遠回りで2回乗り換えもさせる格安チケットもあるが、
まだアトランタ、ダラス、ヒューストン乗換えがある。
待ち時間が長過ぎるのも辛いが、短すぎて焦るのも困る。
行った事のない空港だと乗り換えに取る時間の目安が把握できない。
行きの飛行機が遅れたり、キャンセルになったりすると、
乗り継ぎ便を逃すことになるので慌てる。荷物が付いてこない事もある。
だから、乗り換えは苦手だ。

ホテルを調べる。
教えてもらったホテルはミュージックフェスティバル中は満室。
その他のホテルを見ると、なんとこの期間、スーパードーム近辺のホテル、
例えば普段1泊¥5000位の部屋が¥15000に。

ファンクラブのメンバーが押さえていたホテルは、
中の上クラスのホテルだった。
もっと安い所に泊まるのかと思ったので、意外。
会長が合宿所に中程度のホテルを選んだのは安心と
スーパードームへ至近距離を買ったのかと思う。

とにかく近くのミドルクラスのホテルは空いていない。
そして高級ホテルと格安ホテルが空いている。
また値段についてもフェスティバルに向けての早割り期間
存在したらしいがもう終わっている。

スーパードームのすぐ前にハイアットがある。
ニューオリンズ中心部へはシャトルバスも運行しているとある。
願ってもない条件と思ったら、改装中で再オープンは今年の9月。

始めたばかりのfacebook、myspaceと違って勝手が分からない。
いじっているうちに思わず、
「ニューオリンズのエッセンスに行きたいけれど、不可能にも思える。
難しすぎるし、また今からじゃ遅すぎるようだし。」と書き込んでしまう。

その後、見るとファンクラブメンバーたちからのレスが付いていた。
「おいで!」
「待っているよ!」
「会いたいね!」
「実現したら、ほんとうに素敵!」
(つづく)

ニューオリンズへ v.1

2009-06-24 23:16:27 | ニューオリンズへの道
ゴールデンウィークも終わりに近づいた頃、
フランスのエリックベネイファン、Lから突然メッセージが来た。
「思い切って初めてのアメリカへの旅を決断した。
ヒューストンでエリック・ベネイのライブを観て、ニューオリンズへ移動、
3日間、エッセンスミュージックフェスティバルを観て、
Eric Benetファンクラブの集いに出る。
そしてその後、友人に会うためニューヨークへと向かう。
あなたにも会えるといいんだけれど。」

つい先日まで体調を崩していると言っていたので心配していたが、
さすがバカンスにはアフリカやアジアに足を伸ばすフランス人。
旅慣れている。

「私も行ってみたいと思ったけれど、航空券、ホテルの予約、
Essence Music Festivalのコンサートの予約、ホテルとコンサート会場への移動の足、
夫は行って来いと言ってくれたけれど、一つ一つの準備のたいへんさと
人から危険だと言われ、あきらめたのよ。」とメール。

「一人旅は勇気がいるけれど、夫や親友に励まされて、
人生は短いからチャンスを逃してはいけないと思って。」と返事が来た。
う~ん、フランスぽい決め台詞。

彼女はコンサートのチケットと航空券は自分で予約して、
後は現地の親しい人に手配を頼み、いっしょに行動するという。
「あなたもアメリカのファンクラブの会長とか他のメンバーに、
相談すれば良かったのに。」と言われた。

確かにそうなんだけれど、相談したらひっこみがつかなくなるし、
自分の力である程度段取りをつけてからと思っていた。
とりあえず、会長に「Lが行くんだってね。
私も行こうと思って調べたけれど、手配や移動のたいへんさ、
土地に不慣れであきらめていた。
やっぱり行きたいなぁ。」と連絡する。

「ワォ!ほんとに?!来ればいいじゃない?
でも心配なのはヒューストン、皆と同じ席がもう取れなくて、
一人だけ離れてしまうから。
皆で7/1はダラス、そして7/2はヒューストン。
7/3、ヒューストンのライブの翌日、朝の飛行機でニューオリンズへ移動するわ。
ニューオリンズはだいじょうぶよ。
まだチケット売っているし、エリックのショウはラウンジで立ち見で座席関係ないし。
ドームは同じセクションの席はもう取れないけれども、
5箇所の会場の出たり入ったり自由のコンサート、
私達の席の近くにきっと空席があると思うから、そこに座ればいいと思う。
私達の泊まるホテルはH。同じホテルが取れればねぇ。
そこならスーパードームに歩いていけるから。
何でも相談して。」と返事を貰った。

日本の感覚で、ライブハウスに一人で行くよりも着席のヒューストンのアリーナ、
気軽かと思っていたところ、以前に、このブログでも書いたが、
「日本の女が一人で南部地方都市のR&Bコンサートに行くならお洒落はするな。
肌どころか顔も隠すぐらいにして出口に近い目立たない末席を取れ。」
とまで言われてしまった。
会長もその事を気にしているとわかった。
ドームでも私だけ離れた席になることを心配してくれている。
(つづく)

エッセンスミュージックフェスティバル

2009-05-20 00:00:26 | ニューオリンズへの道
ニューオリンズのルイジアナスーパードームで7/3~5に開かれる
Essence Music Festival、
今年は素晴らしいラインアップだ。
http://www.essencemusicfestival.com/

大箱で座席指定のメインステージが1つ、
400人位でスタンディング、2ショウがあるスーパーラウンジが4つ。
メインステージのチケットの座席を押さえるスタイルだが、
スーパーラウンジはそのチケットで自由に出入りできる。

エリック・ベネイはラウンジに出演する。
ビヨンセ、ジョン・レジェンド、アル・グリーンは当然だが、
マックスウェルやオンボーグ、チャーリー・ウィルソン、
ニーヨもメインステージ。

エリックがメインステージではなくて、ラウンジなのは少々不本意。
もっともファンにとっては小さな会場で、
身近にアーティストを感じられるのに越した事はない。

日本からチケットを購入する場合は、クレジットカードでticketmaster。
米国、カナダ在住者はその後、チケットが郵送されるが、
日本から行く場合は現地預かり。
パスポートと購入時のクレジットカード、発券番号を提示して受け取る。

7/3、エリック・ベネイは19:30から2ショウ。
メインステージのビヨンセ、ジョン・レジェンド、ニーヨも魅力だ。

7/5、メインステージのアル・グリーン、ライオネル・リッチー、
そしてラウンジのレイラ・ハサウェイ。

さあ、どの会場のどのアーティストを選ぶか。

7/3~7/5、スーパードームに徒歩圏のニューオリンズのホテル、
料金は通常の約二倍ほどに上がる。

7月3日(金)
Main stage:
Beyonce, John Legend, Ne-Yo, Salt N Pepa, DJ Soul Sister

Superlounges:
Eric Benet, Sharon Jones & the Dap Kings, Solange,
Sierra Leone Refugee All Stars,
Keri Hilson, Marva Wright, Big Sam's Funky Nation,
Preservation Hall Jazz Band Revue,
Dwele, DJ Captain Charles, DJ Jubilee,
DJ Dynamite Dave Soul and DJ EF Cuttin.

7月4日(土)
Main stage:
Maxwell, Anita Baker, Robin Thicke, Charlie Wilson,
Jazmine Sullivan, DJ Soul Sister

Superlounges:
Ledisi, Janelle Monae, Zap Mama, Irvin Mayfield,
Dan Dyer, Little Freddie King,
DJ Captain Charles, DJ Jubilee,
DJ Dynamite Dave Soul and DJ EF Cuttin.

7月5日(日)
Main stage:
Maze featuring Frankie Beverly, Lionel Richie, Al Green,
Teena Marie, En Vogue, DJ Soul Sister

Superlounges:
Raphael Saadiq, Lalah Hathaway, Melanie Fiona, Ryan Leslie,
Blind Boys of Alabama, The Knux,
Trombone Shorty and Orleans Ave All Stars,
Rebirth Brass Band, DJ Captain Charles, DJ Jubilee,
DJ Dynamite Dave Soul and DJ EF Cuttin.

アメリカ南部への旅

2009-04-07 12:13:20 | ニューオリンズへの道
エリック・ベネイ、7/1にダラス、7/2、ヒューストンで、
ボーイズⅡメンとジョイントコンサート、
そして7/3は、ニューオリンズのエッセンスミュージックフェスティバル、
続いて7/4はメンフィスでのライブとなる。

ニューオリンズのルイジアナスーパードームは大箱で、
ビヨンセなどの着席のコンサート、
そして4つある300人位のキャパのスーパーラウンジでは、
スタンディングでのライブ。エリックはここで7/3に2ショウを行う。

ニューオリンズでエリックのショウを観た後、
数年振りにアメリカのファンクラブの集いが開かれる。
しかしエリックは翌日のメンフィスのライブも控えているので、
登場するかは定かではないそうだ。

またヒューストンのコンサートは大勢のファンが参加するらしく、
エリックもバックステージで皆に会うつもりでいる。
ファンの中には7/1のダラスから始まり、
ニューオリンズまで通しで追っかける人もいる。
さすがにメンフィスはニューオリンズからの交通の便が悪いらしく、
またアメリカ建国記念日を挟むミュージックフェスの雰囲気を楽しむため、
ニューオリンズに留まるか、ここで帰るかに別れる。
メンフィスでは現地周辺のメンバーが控えている。

この時期に多くのエリックベネイファンが集結する事になる。
そうなるとどうもムズムズしてくる。
とりあえず、シュミレーションと情報収集をしてみた。

ニューオリンズへ成田から最短に行くためには、
乗換えがヒューストン、ダラス、アトランタになる。
それぞれ12時間近いフライトの後、乗り換える事になる。
それなら、ヒューストンかダラスで降りて、
エリックのライブを鑑賞し、翌日、移動するのもやぶさかではない。

アメリカ南部は訪れた事が一度もない。
書店のガイドブックコーナー、何社もの旅行ガイド本が並ぶ中、
「アメリカ南部」という本は一冊しかなかった。
おまけにこの本、2007年度版。
インターネットで検索してもパッケージツアーが存在しない。
ヨーロッパの小都市に行くための本やツアーがあるのに対し意外だ。
2005年のハリケーンカトリーナの被害も影響しているのだろうか。

身近な人で2006年にニューオリンズに一人旅してきた年配の女性がいる。
日中は一人で観光やお料理教室などに参加して、
夜は知り合いの方と食事を楽しまれたそうだ。

エリックベネイファンクラブのメンバーで、
エッセンスフェスティバルに行く人達は、
もう一月末位からスーパードームに近いホテルを押さえていた。
エッセンスに向けて近くのホテルから部屋が埋まっていくらしい。
ヒューストンやダラスで降りる場合もライブ会場の近くか、
あるいは空港の近くにホテルを取りたい。

ライブのチケット、ヒューストンを試してみると、
まだ余裕があり、インターネットの画面から座席指定もできる。
ニューオリンズのエッセンスも、最初は3日通し券のみの販売だったが、
今は1日券が買える。
スーパードーム、メインステージの席を予約して購入する形になるが、
エリックのショウがお目当てなら、そこに座ることはないので一番安い席で充分。
(1チケットでス―パードーム内のメインステージと4か所のラウンジのライヴが観られる)
こちらもまだチケットが取れる。

さてこんな夢は現地の事情に詳しい方の一言で打ち砕かれた。
「もし日本人の女一人で南部の地方都市のR&Bのコンサートに行く気なら、
絶対おしゃれなんかしてはいけない。
夏でも肌どころか、顔も隠す(!?)くらいにして、
東洋人である事、女性である事も分からないくらいにしないと。
良い席は目立つから、出口に近い末席を取り存在を消しているように。」
ロスやニューヨークのライブハウス、サンフランシスコでコンサートに行くのとは、
どうも事情が違うようだ。

グーグルアースで、地図から航空写真、そして現地に立った時の写真へと入れる。
ヒューストンとダラスのコンサート会場を映し出してみた。
東京で大きなコンサートホールは立地が良い所にあるのに対し、
どちらも市街地から、かなり離れた閑散とした場所。
そしてほとんどの人が車で来るので、周囲は巨大な駐車場に囲まれて殺伐としている。
コンサートの終わった後などは、その様子が一変し喧騒と熱気に包まれる事だろう。
インターネットで映し出された風景を見て、とんでもない勘違いをしていたと悟った。

後日、知り合いから「だいたいどうやって会場まで行き来するつもりだったの?
タクシーで一人で行ったとしても、帰りはどうしようもないよ。」と言われた。

R&BそしてEric Benetファンをやってきて現地のファンとの落差、
文化や歴史の違いを感じる瞬間がある。
エリック・ベネイ、アジアでもヨーロッパの都市でも自然に溶け込んでいるが、
残念ながらファンの方はどこでも受け入れられるわけではないようだ。
充分に準備の時間を掛けて、そしてお金も貯めて、
アメリカの都市でエリックのライブを観る日がいつか巡ってくる事だろう。

エリック、エッセンスミュージックフェス2009へ

2009-02-01 08:56:33 | ニューオリンズへの道
エリック・ベネイはニューオリンズで開かれる
エッセンスミュージックフェスティバルへの7/3の出演が決まった。 
場所はニューオリンズスーパードームの中のスーパーラウンジ。
ショウは2回。

1晩に1枚のチケットでメインステージ(ドーム)と、
4つのスーパーラウンジのショウが見られる。
すべて同時にライブが進行していくので、
観たいアーティストのショウをいくつか決めて出入りができる。
スーパーラウンジはオールスタンディング。
早めに行けばステージ前を確保できる。

誰がいつ出演するか、
すべてのアーティストのスケジュールは
まだはっきりしていないが、

Eric Benet
Beyonce
Maxwell
Anita Baker
Al Green
John Legend
Robin Thicke
Salt-N-Papa
Ne-yo
En Vogue

などが出演する予定。

ハリケーンカトリーナの被害が大きかった2005年のみ
ヒューストンで行われたが、ニューオリンズで、
今年で15周年のこのジャズフェス。
記念行事も含めて盛大になるようだ。

エアラインのチケットはともかく、
ホテルに関しては今から予約しないと、
ドーム近くのホテルが確保できないらしい。

我こそはと思う方はお早めにご準備を!
New Orleans Essence Fest.
http://www.essencemusicfestival.com/