Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

エリックべネイ、ジャパン・コリアツアー

2011-09-30 00:23:03 | エリックべネイ、2011年来日へ
画像はブルーノート東京からエリック・べネイのツアーに来場した観客宛てに送信された
エリックべネイの写真とメッセージ。

エリックのツアーに同行しているビジューが日本と韓国のツアーの画像をたくさんアップロードしている。
もちろん、その中で皆さんの一番の関心はソウルでのセットリストなのでは。

意外なことに"Lost In Time"からの曲は日本同様"Sometimes I Cry"のみ。

しかしエリックべネイ、韓国では"Hurricane"が定番になっている。
また"Still With You"も歌っている。
これは韓国の歌手たちがこの二曲をカバーしているという情報が
きちんとエリックに伝わっているからに違いない。

さてビジューのアルバムを見ると、名古屋では味噌煮込みうどんを食べているし、
東京ではバーガーキングを捜し求めてようやく辿りつき、
またマクドナルドにベーコンエッグバーガーがあるのに感動したりしている。
マニュエラもマックにポークバーガーがある、と来日した時に驚いていたが。
鍵付きの傘立てにも感心して写真を載せている。

海外の人の視点から見た日本の様子が窺えて興味深い。

Eric Benet"Hurricane"、2005年の来日以来、聴いていない。
"Still With You"は日本どころかアメリカでもライブで歌われることはない。
韓国の人達のエリック人気が定番のエリックべネイのセットリストを塗り替えている。


Eric Benet - Never Want To Live Without You LIVE

2011-09-26 10:01:43 | エリックべネイ、2011年来日へ
Eric Benet、9/13に来日、9/14の名古屋に始まり、9/15のコットンクラブ東京、
9/17のモーションブルー横浜、9/18~9/21のブルーノート東京、のべ14ショウを終えて、
韓国へ飛び、その後週末はNYでのショウを終えたところ。
エリックべネイにとって怒涛のような10日間だったに違いない。

その間、休日はジノ・バネリのライブを東京で観たり、
前回よりは多少ゆっくりと過ごすことができたのではないだろうか。

今回、待望の"Never Want To Live Without You"
ライブで歌うことはなかった。
マネージャーのケヴィンから長いツアーでこれを歌ってしまうと、
喉を酷使することになるからと聞いた。

以前、インタビューでエリックはファルセット自体は体調さえ整っていれば、
それほどたいへんではないと答えているが、
それに対して、"Never Want To Live Without You"
歌い上げるタイプの曲はかなり喉に負担が掛かるのが改めて聴いてみるとわかる。

初日の名古屋ではセットリストにあった"Why You Follow Me""Spend My Life"
東京初日のコットンでは1stでは"Why..."、2ndではこの曲はなくて"Spend..."
翌々日のモーションそしてブルーノートではこの2曲ともセットリストから消えた。

"Why You Follow Me"は私にとって好きな曲だが、同じライブで"Spanish Fly"
ラテン系が二曲というのはダブると思ったのか、
日本ではラテン系あまり受けないと思ったのだろうか。

"Spend My Life With You"がなくなったのは、やはりこの曲は相方がいないと、
ちょっと寂しいと思ったのかもしれない。

エリックべネイの今回の来日でパーフォームしたセットリスト順にCDを作り、
途中の"Why You Follow Me"の後に勝手に"Never Want To Live Without You"
を挟んで聴いている。
この辺りで入って欲しかったかなという思いから。
そして最後には新曲の"Real Love"

エリックべネイ、約2週間に渡ったツアーを終えて、
東京にいて一緒に祝えなかった妻のマニュエラの誕生日をゆっくり祝い、
パパを恋しがっていたインディアとも積もる話をして、
次回の来日はぜひ、二人で日本へとやって来て欲しい。

Eric Benet - Never Want To Live Without You LIVE

エリックべネイ、台風の真っ只中の1ショウは?

2011-09-24 11:01:30 | エリックべネイ、2011年来日へ
エリックべネイ、9/21のライブは台風の日になってしまった。
セカンドはともかくファーストはまさに暴風雨の真っ只中。
ショウの開始も危ぶまれたところ、ブルーノートは「開催します」

いらしていた方からロビーの人もまばらで、
席は三分の一位しか埋まらなかったと聞いた。

そんな中でエリックがどんなショウをしたのか、
行っていた方から教えていただいた。

まずはJIさん。
 「昨日の1stショー!!
 オーディエンスが少ないのはわかっていたので、
私と娘、Kaoruusuiさん、Mさんはとにかく盛り上げないとEricが"かわいそう"。
そして、2ndにも盛り上がった気分で繋げたいということで、
かなり頑張ってコーラスしたり、
EricFanはここにいるのよ~ってアピールして盛り上げました。 
たまたま 近くに座っている方もノリがいい方で一緒に盛り上げてくれましたよ。

Eric "さいあくなてんき"って日本語で言ってから、
でもここは(ブルーノート)いい天気だよって言ってました。たしか…
 これは確実に言ってましたよ。
「最高のオーディエンス!!」って!!
2ndでも言ってましたけどね。

アンコールは、真ん中の通路からお客さんひとりひとりと握手したり、
ハグしながらステージへ。
こんな天気なのに、来てくれてありがとう!!って気持ちがあったんですよね!

2ndのアンコール前にも言ってましたけど、"もっとききたい?"
Ericの日本語の発音 超ーーかわいいですよね!」

そしてkaoruusuiさん
「興奮しててあんまりおぼえてないんですが 思い出す限りこんな感じです。
ロビーでもお話しましたが…
一曲歌い終わったら "サイアクナテンキ!"とシャウトしてました!

Sometimes I Cryのあと 思わず泣いてしまっている女性を見つけて
エリックは近くに寄って行って
"Oh are you crying? Be happy!! "って声かけてました。

"Don't Let Go" のときマイクをJIさんとお譲さんと私に向けて 歌わせてくれましたよ。
→ファーストは少なめ&大人しめでしたが JIさん隊長のもと がんばりました!」

う~ん、観客は少なかったようだけど、台風が来てこういう交通状況だったらしかたない。
そんな中、来てくれた観客に感謝の気持ちを込めて歌い、
いらした方達も最高の一時を過ごせたようで良かった!
きっと皆さんにとってもエリックにとっても忘れられないライブになったことと思います。

JIさん、kaoruusuiさん、ライブレポ、ありがとうございました!
いらっしゃれなかった方も次回の来日を励みにまた頑張りましょう。



Eric Benet @Blue Note Tokyo 2nd 9/21 2011

2011-09-23 00:06:29 | エリックべネイ、2011年来日へ
昨日はkaoruusuiさん、JIさんチームが早めに行き整理券を取り、
1stから観ることになっていた。

天気はどんどん悪くなってくる。
台風が近づいてきて、午後になるころには暴風雨の真っ只中。
これは早めに出ないとブルーノートに到着できるかと心配になって来た。

Kaoruusuiさん、JIさんチームは無事到着、合流でき、
そしてkaoruusuiさんから嬉しい提案が!
最後のショウで今回の感謝を込めて、
みんなで一輪づつメッセージを書いたお花をプレゼントしようと言う。
雨の中、全員分のお花を買いに行って下さるとのこと。
ほんとに感激してしまった。

夕方になってkorinさんから連絡が来る。
岡山からいらして大阪で新幹線が動かなくなっているとのこと。
何とか無事にと思わずにはいられない。

その後、東京方面の電車は出ないとアナウンスがあり、
諦めるとのコメント。
わざわざ遠くからエリックのためにいらっしゃるおつもりだったのに、
何とも残念な気持ちで一杯になった。
「みんなは楽しんできて。」とのfacebookのコメントにジーンときてしまった。

ところが私も甘かった。
自分を囲む路線はすべて止まってしまった。
こんなひどい交通状況は震災以来ではないだろうか。
タクシーも全く見当たらない。
バスだけ列ができているが、バスでどこかに出ても、
そこからブルーノートに行き付けるあてもない。

無線タクシーを呼ぶことにした。
電話がつながるまで、20分余り。
ようやく繋がってからもずっと待たされる。
遂に出てきたオペレーターに居場所を伝えるが数分間待たされた後、
「車はありません。あきらめて下さい」と言われて「そんな!」
「一旦切ってもう一度お掛け下さい」やっとの思いで繋がった電話、
切るわけにはいかないと思っていたら「一台、15分位で行ける車をみつけました。」
10分後から約束の場所に出て待っていたが、その車がやってきたのは約1時間後。
更にブルーノート着までに一時間近く掛かった。

nkmrakikoさんも駅で動けなくなっているらしい。
Etsuさん、chanparaさん、Aさん、Sさん、みんな、無事来れるだろうか。

2009年のエリックべネイ、ブルーノートクリスマスライブの時、
恵比寿から乗ったタクシーの運転手さんに「ブルーノートへ。」とつげると、
「こんな早くからやってないよ。」と言われ、
「席を取るために早く行くんです。」と言うと、
「でも開いてないかもしれないよ。」
「外で待つ覚悟です。」と言うと「お客さん、この暗いご時世に
それだけ楽しみなことがあるって幸せだね。」と言われたことを思い出した。

何事もなくライブに行けることのありがたさ、
来られなかった人もそれほどまでしてでも行きたいライブがあるということは、
きっとハッピーなことに違いないとその言葉の意味を噛み締めていた。

ようやくたどり着いたブルーノート。
夫は既に来ていた。
そしてSさん、Aさんとも会えた。
Mayaさんもいる。
在日フランス人のN'dickouはご主人とお友達を連れてきている。
Masamiさん、Makiさんも到着。

ファーストが終わり、観ていたJIさん、JIさんのお嬢さん、Mさん、
kaoruusuiさん達が出てくる。
みんな、顔が輝いている。
エリックのライブは確実に女性を美しくする。
美容液やサプリの比ではない。

Eさんもやってきた。
見当たらないのがEtsuさん。
こちらに向かう電車が動かないので諦めるとのメールが後ほど来た。
残念、今日はこういう方達がたくさんいらしたんだと思った。
1stもかなり空席が目立ったようだ。
ライブの時間が最も台風のピークに当たってしまった。

前方を固めてばらけて座り、二列目は中央付近に固まる。
私を見つけたBijuが「わぉ。来られたんだね?」と喜んでくれる。
facebookに何回か、この会場に至るまでの状況のステータスを出しておいたが、
読んでくれていた。

Kevinから明日の韓国行きのために朝6時半にホテルを出ると聞く。
ライブが終わってからホテルへ戻りパッキング。
6時半出発では起床は5時半頃だろうか。
「なぜ"Never Want To Live Without You"を歌わないの?」と尋ねると、
何日も続くツアー、"Sometimes I Cry""Chocolate Legs"ばかりか、
"Never Want To Live Without You"を加えてしまうと喉の消耗度が大き過ぎる」、
そういう判断だったと聞いた。

"Love Don't Love Me"からスタンディング。
この日は、コットン初日に近いスタイル、水色のシャツに白のビンテージっぽい雰囲気のベルト、
そこにはG44の刻印が(kaoruusuiさん情報)、ジーンズ、黒いベスト、
黄にドットのタイ、靴は白地に赤いラインが。
"The Hunger" と続く。

「今日は来てくれてありがとう。」と日本語で。
1stではもっと日本語が連発だったとか。
Kaoruusuiさん、JIさん、ぜひ1stの様子も教えて下さい。

「僕の最初のアルバム、"True To Myself"から最初のシングルカットだよ」、
と"Spiritual Thang"

その後、"Chocolate Legs"
「チョコレートでもいろいろある。これはすべての女性の歌だからね。」
じっくり聴いていた皆、終わると一斉にスタンディング。
ここのところ、このパターンが定着している。

"Don't Let Go"でエリックはまた私の前に来てしまった。
私の目を見つめながら「カップルが関係を維持していくのはたいへんなことだよね。」
「世の中は隙だらけだ。ブレークする機会はいくらでもある。」
私も神妙に頷きながら、聴いているが、
何でいつもこの曲の時の聞き役を私にするんだ?
はい、これからも充分夫婦の良好関係を保つように気を配ります。
何だか、これがエリックから今回の来日の最後に貰ったメッセージのようだ。

"Sometimes I Cry"
エリックのこのファルセットを聴くのは今回、これで最後なんだなと、
うっとりと聞き惚れる。
最後はスタンディング。
kaoruusuiさんの合図でこの曲の終わりと共に皆で深紅のバラ一輪をエリックに差し出す。
男性は夫もSさんも。
エリックは連日来てくれたSさんのことをもう覚えていて、
乗りだしてがっつりハグ。
場内から歓声が湧く。
ライブ中にSさんと握手も何度もしていた。
「わっ、嬉しいね。みんなの愛のバイブを感じるよ。」とエリック。

"You've Got A Friend"
一緒にコーラスしながらも聴き納めになるエリックの生の声を逃すまいと
耳を澄ませている。

"Footsteps"
今までにないイメージをエリックは話し始めた。
「時は1978年。派手なキャデラックのオープンカーに乗っている。
真夏の太陽が照りつける日。
そしてとなりには彼女が座っている。」
「ウェス、そんな感じにドラムスを頼む。」とエリック。

"You're The Only One"
もう皆がコーラスしてくれることをエリックは知っている。
この曲を日本で歌うことを楽しんでくれている。

いったん楽屋へと入ったエリック。
「もっと聴きたい?」日本語で聞いている。
もちろん、みんなは「聞きたい!」
"Georgy Porgy"の曲とともに戻ってきたエリック。
バンドの紹介も入る。

楽しかった一週間、EBウィークの終わり、
最後に聴く曲。
退場するエリックは自分に手を伸ばす人だけでなく、
食事を続けている人にまで手を差し出していて感心した。
自分のファンにもショウを楽しみに来た人にも、
満遍なく接するエリックの姿。

男性が何人もハグや握手を求めていた。
エリックにとってこれはどれだけ嬉しいことか。

Aさんはエリックが来日中に行ったジノ・バネリの曲、
新旧取り混ぜて作ってきたCDをエリックにプレゼント。
男性のAさんからの贈り物に「えっ、ぼくに?どうもありがとう。」
とエリックは微笑みながら受け取っていた。
AさんはCDにメッセージも添えて渡していた。

終わった後、捜しても見つからなかったchanparaさん、
"Chocolate Legs"の頃に会場に着いたとのこと。
またなんとnkmrakikoさんが来たのは"Georgy Porgy"の時だったそうだ。
エリックはこの日の観客を素晴らしいと言ってくれたが、
こうやって遅れても駆け付けてくれる観客がいるとは何と幸せなアーティストなんだろう。

終わった後、エリックが帰り支度をするのをしばし待つ。
このブログを読んで下さっていると声を掛けて下さった可愛らしい方、
素敵なお父様をご紹介して下さり父娘でエリックのライブなんていいなと思いましたよ。
残念ながら時間切れでお帰りになられたのですね?
chanparaさんやEさんも時計を見て慌てて帰って行かれた。

しばらく待った後、ケビンに呼ばれて通路に行くと、
すでにエリックは来ていて、そこにいたファン達にサイン、
記念撮影をスタッフが静止したが「OKだ。いいよ。」と応じていた。

皆、名残惜しい気持ちで一杯だ。
全員の集合写真の際、慌てて後から飛び込んだ私は、Mayaさんのお顔を半分隠してしまった。
前回の時は注意していたのに、この日は気持ちに余裕がなかった。
Mayaさんごめんなさい。
この件は必ず色をつけてお返しします。

帰って行くエリック、この日に着ていたミリタリーっぽい黒のジャケット。
これはマニュエラのプレゼントのグッチだと聞いている。
初日のコットンでも素敵な紺のカーディガンを着ていた。
エリックの服装はラフな時もいつも拘りがあるのだと思った。

今回のエリックべネイ、今までで一番若々しく見えた。
そのことをアメリカのファンサイトに写真と共に投稿すると、
「エリックは髭を剃ったから。」
「もともと遺伝的に若く見えるものを持っている。」
「エリックは普段から節制して努力している。」
私達も次回に会うまで、更に磨きを掛けてエリックべネイを迎えたいですね!

この日は久保田利伸さん、ナイル・ロジャース&CHICのドラムス、ラルフ・ロールズも来場していた。

Eric Benet Interview on Inter FM 9/18 2011

2011-09-22 10:35:40 | エリックべネイ、2011年来日へ
kaoruusuiさんが「エリックべネイ、これからインターFMに出演」
とツイートしているのを発見。
放送時間はとうに過ぎてしまっているので、
「内容をレポートして!」とお願いする。

昨夜、未明に送られてきた内容を見て私は仰天した。
全部、英語のインタビュー、最後に簡単な日本語の説明が付いたらしい。
kaoruusuiさんはこれを何度も聴き直して書き取り、
私に送って下さったのだ。
これでは英文科のレポートに近いものを要求してしまったと気づく。

英文中で二人ともわからなかった言葉"Power cake"という言葉が、
下記の訳注では○○と空欄になっている。
アメリカのエリックべネイファンサイトにスレッドを立てて尋ねる。
朝になったら何人かがコメントを付けて説明してくれていた。
それは"Powder keg"ではないかと。
Koruusuiさんも朝、もう一度聴き直して、
"Keg"ではないかと既に気づかれていた。

"keg"とは"powder keg"
1.火薬だる
2.大災害・大事件などを引き起こす危険をはらんでいる場所、状況
とkoaruusiuさんが辞書で調べてその後、メール下さった。

エリックは「愛とは諸刃の剣」
美しく甘い部分だけではなく、危険も痛みもはらんでいるということ
を言いたかったのだとわかった。

番組は20分余り。
途中で"Never Want To Live Without You"
"Feel Good"
"Sometimes I Cry"
も流れたとのこと。

日本のインタビューでありながら、
月並みに軽く流さず、がっつりと本音を語っているエリックべネイ。
決して手を抜かずに真剣に一つ一つに答えてくれている。

以下、kaoruusuiさんが送って下さった内容と画像をそのまま掲載いたします。
ほんとうにどうもありがとうございました。

***********************

(日本はどう?ときかれて)
エリック:日本のファンは、BEAUTIFUL!いつも温かく迎えてくれるし
日本食がおいしいのは言うまでもないしね。
また戻ってくることができて、とってもうれしいよ。

音楽はセラピーでもあるよ、音楽を作ることは癒しだね。
僕は自分の仕事が大好きなんだ。

♪Never Want To Live Without You

(Lost In Timeについて聞かれて)
エリック:僕の育った70年代は、R&Bはもっとリアルでピュアで、輝いていたよ。
R&Bは50年代に生まれて、70年代に成熟したんだ。
最近は、セレブリティやセンセーショナルなことばかりに
目が向けられてしまっていて寂しいよ。

♪Feel Good

フェイスとはGeorgy Porgy以来に共演できて嬉しかったし
アルバム「Lost In Time」を作るのは、どの曲もとても楽しかったよ。

(2011年のR&Bは?)
When my album came out, both R.Kelly and Johh Legend came out
with throw-back holding torchs for 60’s & 70’s R&B albums as I tried to do.
It’s kinda sad that integrity and passion that we talked about earlier
for the 60’ and 70’s is taken off a little bit.
I’d like to see a little bit more musicianship and a little bit more talent in vocals
without having the crouch of technology to make them sound presentable.
I would hope that’s gonna be trend and you know, that’s continue.

面白いことに、僕のアルバムが出たころ原点回帰のトレンドがあったよね。
R.KellyもJohn Legend(& The Roots)も70年代に思いを寄せた
Throw Backなアルバムを出したし。

※「Love Letter」/ R.Kelly (2010年12月14日発売)
※「Wake Up!」/ John Legend & The Roots(2010年9月21日発売)

音楽に対する誠実さや情熱が、昔よりも少し薄れてきてしまっているのは悲しいことだよ。
僕は、もっとミュージシャンシップやボーカルの実力に頼ったものにしたい。
見栄えを良くするためにテクノロジー(今回は、autotuneとは敢えて言わず)
に頼ったりせずにね。このトレンドが続くことを望んでいるよ。

(O’JaysのEddie Levertとの共演について)
Living Legendと共演できてうれしかったよ。

Just a joy to be around and he is… he has just a great spirit,
incredible powerful voice and it was just a great experience working with Mr.Levert.

(Indiaとの共演について)
That’s always the most rewarding.
India is at her 2nd year at college now and she’s very much a grown woman with her own ideas
and her own direction at she’s pointing in her life.
I couldn’t be more proud of her.
We get in to the studio, it’s clear that she is…ummm her musical talent is crazy!!
I’ve worked with vocalists to been recording professionally for decades
and getting a decent vocalism is not the easiest thing to do sometimes but…
India has a talent, undeniable and when she just kinda goes to the studio,
1 or 2 takes and says , ‘’Is that a right, Daddy?’’
and I say ‘’Yeah you kinda nailed it’’. So that’s great I love working with my daughter.

Indiaと共演することは、いつだってもっとも有意義なことだよ。
今、彼女は大学2年生で、きちんと意見もあるし、人生で目指すヴィジョンを持った、
立派な大人の女性だよ。
彼女をとても誇りに思っているよ。
スタジオに入れば、明確なのは、彼女の音楽的才能がクレイジーってことさ!
たくさんのヴォーカリストと一緒に仕事をしてきたし
何十年もプロのレコーディングアーティストをやっているわけだけど
きちんとした発声をすることは、ときに最も難しいことなんだけど
Indiaには才能がある、紛れもなくね。
スタジオにやってきて、1・2テイクとって、「パパ、こんな感じでいい?」
っていうからさ、「うん、素晴らしかったよ! 」っていうんだ。
彼女と共演するのが大好きさ。

(インタビュアーが、もし彼女に才能がなかったらどうする?と聞いて)
Uh, I always wanna be a honest daddy so I would say you are good at so many other things・・・
正直な父親でありたいと思っているから、もしそうだとしたら違う道を勧めるよ。


(ロマンティックな曲はどうやって生まれるの? インスピレーションの源は?と聞かれて)
Love takes the most real estate in my subject matter.
(ここはエリックのジョークだと思うんですが・・・)
Uhh… I am inspired by India, frustrations of the world.
Some of the most minuscule that might happen later on at night
when you’re falling asleep and when you think about it you realize some of the lessons that learnt…
uhh… I think about love is a ….it’s a power cake (ここがどうしてもわからなくてすみません!)
both of pain and joy…volumes of volumes to write about that concept itself and….
creatively I just keep going back to that.

僕の中で、愛が最も誠実な「財産」だよ。
そうだな。Indiaや、世の中のフラストレーション、日常の些細なこと、
寝る前にふと思い返した時に気づくこともあるしね。
僕が思うのは、愛は痛みと喜びの○○ってこと。
これからもこのコンセプトを大事にしていくよ。

(最後に)
Japan is my favorite country and Tokyo is my favorite city to perform.
Great musicians with me and it’s incredibly good time so you cannot miss the show!

東京はお気に入りの場所だよ。 素晴らしいミュージシャンと一緒にライヴをするよ。
絶対に見逃せないショーだよ!
♪Sometimes I Cry


Kaoruusuiさん、これだけの内容を書き取って訳して下さったのはたいへんだったと思います。
ほんとうにありがとうございました。
「愛には痛みと喜びの二面性がある」という言葉、エリックから聞くと深みがありますね。
インタビューの良い雰囲気、エリックの人柄、日本が大好きだということが伝わってきます!
たいへん興味深いインタビューでした。

昨夜のエリックべネイ

2011-09-21 10:45:43 | エリックべネイ、2011年来日へ
画像はSさんから送っていただいた9/15、コットンクラブでのEric Benet。

昨日のライブ、本来は行かないつもりだった。
がふと、こんな衝動に駆られた。

たまには普通の客として、エリック・べネイのライブに行ってみたい。
後方から観客とエリックの様子を観てみたい、と。
セカンドにぎりぎりで入れば、そんなこともできるかもしれない。

この日は何人かの方から別々にセカンドで行くと連絡も頂いていた。
しばらく何とかならないかと試行錯誤したが、残念ながらあきらめることにした。

午後7時、これから1stだな、と思いつつ、
エリックの今回のライブ順に曲を並べて作ったディスクを掛ける。

メールでいただいたのでお名前は出して良いかわからないので仮名で内容を。
THさんからセカンドを待つロビーが空いていると連絡を頂く。
「やっぱり行けば良かった・・・」と思っていると、
始まる前には席がほぼ埋まったと連絡を下さる。
午後9時半、これから始まると思い、エリックが歌っている曲を聴きながら過ごす。

終了後、THさんからこの日の観客の雰囲気がとても良かったとのこと、
自分の後ろのテーブルのチームがスタンディングで特に盛り上がっていたとある。
おっ、これはEAさん達に違いないと思った。

THさんもエリックのショウは二回目、コットンクラブでもエリックに会っているし、
また男性のファンが最前列で応援してくれることはエリックにとって嬉しい。
"Don't Let Go""You're Got A Friend" "Georgy Porgy"などではエリックと握手。
ご一緒したエリックのショウが初めての方にも「もっと聴いていたかった」
と喜んでいただけたそうだ。
コットンのセカンドで"Spend My Life"をエリックは歌った。
これも聴きたかったとのこと、また"Spanish Fly"がなかったことも教えていただいた。

そのメールを頂いた頃から雨が激しく降り始める。
THさん、EAさんを含め、遠くから来た観客の方達も無事に帰宅できますように、
と想いを馳せていると、EAさんからもメールが来た。

「今日はかなりなノリノリでして凄く良いライブでしたよ(^O^)」
やはり"Spanish Fly"はなかったとのこと、
EAさんチームはスタンディングでずっと踊っていたら、
エリックも身を乗り出して手を差し伸べてくれて、
"Georgy Porgy"も一緒に歌ったそうだ。

バンド紹介の時のエリックの素の嬉しそうな様子が微笑ましかったこと、
ベースではベースになりきり、ビートボックス化していたファンキーな様子に、
観る側も萌え状態になり、テンションが上がったとのこと。

退場の際にエリックはEAさんの頬にタッチしていったそうだ。
EAさん、昨日は顔を洗えなかったのではないでしょうか。
エリックの声の状態もとても良かったと書かれていた。

昨夜のライブも素晴らしかったようで良かった!

さてこれから今日のライブ。
台風の直撃になる。
今日は岡山からみえる方もある。
明日はエリックは韓国へと飛ぶ。
飛行機や新幹線の状態が心配される。

韓国ではエリックのコアなファン、二コルが
エリックのライブのためにプサンからソウルへと向かう。
前回のキャンセルでとてもがっかりしていて、
今回の来韓へと望みをつないでいる。

そして今日はみなさん、台風の中、
最後にエリック・べネイに一目会いたい、
最終日のショウを楽しみたいという思いでやってくる。
交通機関の動きに支障が出ず、台風被害も最少に留まり、
今日のライブが滞りなく行なわれて、何もかも無事に運びますようにと祈願。

エリックべネイのこれから

2011-09-20 11:01:23 | エリックべネイ、2011年来日へ
モーションブルーのショウの始まる前にケビンやビジューと話す。

ケビンからエリックのレーベルはアメリカでは既にEMIに変わり、
日本だけ引き続きワーナーになったと聞く。
レーベルが変わったことで今後、更に自由に活動ができ、
日本に来るチャンスも増えるよ、と話してくれた。
また日本のアーティストとのコラボのオファーも来ているとのこと。

ブルーノート4日間を終えた後、
翌日は早朝の飛行機で韓国へ。
ソウルでライブを終えた後、韓国からニューヨークへと飛び、
一日休んだ後、NYでライブがあるそうだ。

エリックもケビンも時差ボケからまだ回復していなくて、
疲れが出てきていると言う。
そして時差に慣れる頃にはアメリカに戻るんだよね、
なんて話をする。

ケヴィンに引き続き、"Never Want To Live Without You"
やって欲しいとリクエスト。「エリックにも伝えておく。」

ビジューはiPhoneで撮ったヨーロッパツアーの様子をソフトを使い、
映像にしてセピア系や70年代風のフレーバーを添えてアップロードしている。
「あれ、すごく面白かったし、良かった。」
と言うと「今、日本版も作ってるんだ。」
と途中まで見せてくれた。
観客の様子もライブ中に撮ったものを混ぜ込んである。
あなたの姿も写っているかもしれませんよ!

ケヴィン達は横浜に早めに着いて、サウンドチェックを済ませた後、
近くにちょっと遊びに行ったそうだ。
観覧車にも乗ったとか。
えっエリックも観覧車に乗ったかって?
エリックは軽い高所恐怖症だと以前話していましたから、
それはないと思います。

以前、デビッド・フォスターの自家用ジェットに誘われて、
乗っている映像がありましたが、顔が凍りついていました。
デビッド・フォスターに「私の飛行機に一緒に乗らないか?」
なんて誘われたら断れるはずもありません。

ライブの後、Etsuさんとも話したのだが、
エリックの歌う前に「フッ」と漏らす声。
歌詞と歌詞の間の掛け声、
そういうエリックの歌い方が好きと。
この日、モーションブルーで初めて気づいた。
それはこの会場の持つアットホームな雰囲気がなせる技なのかもしれない。

さて今後のエリックの日本での活動。
来年の三月にライブがあるとケヴィンから18日ブルーノートの後、
極秘情報として教えてもらった。
写真撮影に立ち会った皆も聞いていたから、
ここに簡単に紹介します。

5人のアーティストと一緒のステージとのこと。
一緒に組む相手はブ○ンディー、べ○ーフェ○ス、ボー○ズ○メン、ブラ○アン・マック○イト。
だったかな?
という予定だそうです。

さて今回、エリックの服装について書き忘れてますね。
初日のシューズはナイキの茶系とKaoruusuiさんに教えていただきました。
横浜ではジーンズはかなりグレイに近く、
ベストはグレイ。
靴は紐なしのコンバース?
そして一昨日のブルーノートは黒のベスト、白いシャツ、ストライプのネクタイ、
そして靴が。。。赤が入ってませんでしたっけ?
スニーカーに詳しい方、教えてね。

はい、そして只今、メールを頂きました。
メールということは内容からお名前を出して良いのか分かりませんので、
匿名情報とします。
コットンクラブの時のアンダーウェアはJockeyの白とのことでした。
前回の来日ではJIさんからカルバンクラインとコメントあり。
皆さん、素晴らしい観察眼です!

Eric Benet @Blue Note Tokyo 2nd 9/18 2011

2011-09-19 13:24:58 | エリックべネイ、2011年来日へ
昨日のセカンドショウ、ショウの開始は8:45。
整理券配布は7時からとのこと。
5時過ぎにはブルーノート着を目指して出発。

ロビーに着くと1stへの入場が既に始まっている。
男性のSさん、ナイルロジャースのTシャツ全員分を作って下さったYさん、
既にカウンターでビールを飲んでいる。
その隣にJIさんとMさんも発見。
Yukaさんはお友達と通しで既に中に入っているそうだ。
Eさんもやはり1stに来ていた。
nkmrakioさんもやってくる。
2007年のエリックのライブで一緒のテーブルになったAさん、
彼と一緒に来ていて紹介してくれる。

モーションブルー横浜の化粧室で知り合ったMAさんも声を掛けてくれた。
「敬老の日のミュージックフィー無料があるので、
母も来れれば良いと思ったんだけど。」と聞き、
うちの母もエリックが大好きなので一度連れてきて上げたいと思ってはいるが、
ブルーノートの環境は80歳近い母にはちょっと厳しそう、などと話す。
Masamiさんもお友達と、そしてNoaさんもいる。

入場が始まった時、JIさん、Yukaさんチームはマイク正面、
ステージに向かって左側一列目。
私たちは二列目の一番左。
SさんとYさんはJIさん達のテーブルの後ろ、二列目。
Masamiさんとお友達もこのテーブル。

私達のテーブルに相席した男性、お名前を聴き損ねましたが、
前日のモーションセカンドにも行かれたとのこと、
このブログも読んで下さっているとのことでした。
「えっ、どうして私だってわかったんですか?」
「写真が出てますから。」
自分の写真を出していたことを忘れていた。

私達の前のテーブル角の席に座っていたEmikoさんと彼、
お二人もこの日は通し。
やはりブログを読んで下さっているそうだ。

私達と同じテーブル後方の方達もエリックのファンで、
名古屋まで行かれたと言う。

こういう状態だったのでステージに向かって左前方、
約20名以上がコアなファンで固まっていた。

Kevinがやってきて、しばらく皆と話している。
「ここの辺りにTrueEBfansが集中しているからね。」
と話すと「男性のファンが増えたんだね。」
「そうなのよ。"Sometimes I Cry"以降の変化だわね。
あそこに座っている男性はね、車のラジオからこの曲が流れてくるのを聴いて、
慌ててタイトルとエリックの名前を書き取り、CDショップへと直行、
それ以来、エリックの大ファンなのよ。男性に"Sometimes I Cry"は、
絶大な人気ね。」と言うと「僕だってあの曲大好きだよ。」
「今日のメンバーはだいたい何人くらい?」と聞くので、
人数を伝えると"OK, see you later!"
と言ってフロアから離れていった。

フロアが暗転する。
"Love Don't Love Me"のイントロが始まると、
横浜モーションの例にならってエリックが登場する前から、
私の周囲はオールスタンディング状態でエリックを迎えることになる。

そしてそのまま、"Love & Life"から"The Hunger"

「僕の最初のアルバムからの最初のシングルだよ。」
と"Spirtual Thang"

前日、ビルボード東京でライブをやっていた
アル・マッケイのメンバーが来ていた。
またジノ・バネリ達も来ていたとウェスがfacebookに書き込んでいるが、
これは1stだろうか?

今までのエリックべネイのライブ、
初日は時差ボケを吹き飛ばし、テンションを高めようと楽屋でも音楽を流したりしている。
緊張感もある。
中日は少し疲れも出てくる、
最終日になると終わりが見えてくるだけにすべての力を出し切る。
ところがこの日のエリックべネイ、ナチュラルハイというのだろうか、絶好調、
今回、最初は押さえ目にしてきてここで爆発したと言う感じだ。
あるいはやはりホームグランド、何度も出演しているブルーノートは安心するのだろうか。

"Chocolate Legs"
座ってうっとりと聴き入る。
最前列と違い、二列目になるとエリックの全体像を安心して眺めることができる。
最後は散々、じらしたあげく"Around me~!"
ここで観客はスタンディングオベーション。

"Spanish Fly"
「インターネットでも調べたけど、興奮剤、媚薬として小さな虫を潰して使っていた。
ちょっと汚い感じがするよね。今はバイアグラとかいろいろあるけど、
皆はそんなものを使う必要はない。僕の曲を聴けばいい、Eric BenetのCDを買おう!」

「スパニッシュフライ」の曲を歌い始めたエリック、「誰かサルサ踊れない?」
何人かの女性がステージに招かれるが、Masamiさんは勇敢にも挙手。
ステージに上がると本格調のサルサをエリックと見つめあって踊ってみせた。
Masamiさん、めちゃくちゃ、かっこ良かったですよ!
着ていたドレスもサルサにピッタリ。

皆さん、我こそはと思わん方、ステージでサルサをエリックと踊ろうと、
狙っている方はぜひ、サルサを練習すると共に、
サルサを踊ることを前提にこの日の服装を選んで下さい。

"Don't Let Go"
これもエリックは「みんな、このフレーズを歌ってね。」
前日、横浜で私達のテーブルの前で「良い関係を維持するのは難しい」
とスピーチが始まってしまい、私達に心配させてしまったゆえか、
今回はこの曲の前のMC、歩きながら誰とも目を合わせないように話す。

"Sometimes I Cry"
個人的には今回が一番、感動してしまったかもしれない。
この曲をエリックが歌う所作は限りなく美しい。
少し距離をおいたことで全体の動きと共に、
声の色の変化もゆっくりと聴き込むことができた。
何度でも歌って欲しい曲。
またしても観客はスタンディングオベーションで拍手が止まない。
エリックも感極り、「今日の観客は最高だ。」

「子供のころ、このレコードを良く聴いていた。
その頃はCDじゃなくて、そしてこの曲はLPではなくもっと小さいシングル。
何度もレコードを掛けては聴いていたんだ。」

"You've Got A Friend"
「辛い状況の時でもかならず前向きに捉えて明るく前に進んで欲しい」
これはまだ復興が進まぬ被災地の人々や日本の現在へのエリックなりの応援歌。
みんなで一緒に"You've Got A Friend"とコーラス。
これは後ろにゴスペルクワイヤーでもいて歌って貰ったら更に映えそうだと、
連日聴いていたら欲が出てきた。
いや、私達がその分、客席からコーラスすれば良いんです。
毎回、少しアレンジが変わる。
同じ曲を同じようには歌わないのがエリック・べネイ。

「もう一つ、昔からずっと親しんできた曲をやろう。
ウェス、70年代風にドラムスを打ってくれる?」とエリック。
アイズレ―の"Footsteps"
エリックの足取りはあくまでも軽やか。
この曲、今までは座って聴いていたが、腰を掛けると、めざとくMr.Yにみつかり、
「えっ、座っちゃっているの?」という表情でこっちを笑って指差す。
中央左前方はずっとスタンディング。
はい、ごもっともでした。即、立ち上がる。
エリックの指揮で"Oh Yeah""Oh Oh Yeah"とみんなでコーラス。

"You're The Only One"
何度も書いているが、この曲は特別な思い入れがある。
この曲が始まると個人的に凄いテンションに入り込んでしまう。
エリックもそのことを知っている。
思わず自分の席から前方中央に移動してエリックを指差しながら、
"You're The Only One I Love, You're The Only One I need in My Life"
コーラスというレベルを通り越して絶叫状態。
周りの人も一緒にトランス状態に入り、飛び跳ねエリックをポイントアウトとして、
同じように叫んでいる。
気が付くと私の周りには知らない人がたくさん。
周囲の人達が一列目の座席との間の通路にどんどん入り込んできてぎっしり、
凄まじい熱狂の嵐になっている。

アンコールはお約束の"Georgy Porgy"
いつの間にか、外人部隊、多国籍軍が私の周りを囲んでいる。
一緒に"Georgy Porgy Pudding Pie, Kissed The Girls and Made Them Cry!"
とみんなでシャウト。

エリックは満足げにステージから離れていく。
ハグした時にエリックは今までになく汗ダクになっていた。
ショウの間も二列目の私のところまで何度も手を伸ばして握手してくれた。

前方一列目、私の隣に座っていたEmikoさん、
エリックと握手ができて大喜び。
「こんないいいことがあるなんて。」と感激している。
2年ほど前にエリックのファンになり、今日初めてライブに来て通しで観たそうだ。
思わず、私は「羨ましい~」
「初エリック」という経験は一度しか人生にない。
もう一度「初めてエリックのライブを観る」という体験をタイムスリップして、
やってみたい。

お馴染みのメンバー達は写真撮影に備えて早めにチェックを済ませる。
化粧直しに席を立つ人達もいる。
ケビンの姿が後方に見えたので手を振るとグーサインを出した。
これは「後でエリックに会えるよ。」という意味かと勝手に解釈。
周りに座っていてショウを盛り上げて下さった方、
通しで、また名古屋まで行って下さった方、初対面の方達にも、
しばらく待って欲しいと伝達する。

中々ケビンはやってこない。
もしかしてあのサインは「今日のショウは最高だったね!」
という意味ではなかったのかと疑問に思えてきた。

エリックも疲れていればファンと会わないし、
気分的にノッテなければファンと会う時間を作らない。
しかし今日のショウの盛り上がりは絶大なものがあった。
必ず会ってくれるという確証が私の中であった。

ケヴィンがやってくる。
「今日は早く帰ってエリックをゆっくり寝かせてあげたいんだ。
だから楽屋口に連れてくるけど、悪いけど写真撮影は遠慮して欲しい。」
「それはもっともよ。良く分かるわ。昨日も横浜で遅かったし。
でもケヴィン、一つのカメラで全員でワンショットだけならいいかしら?」
「あっ、それはいい。それなら大丈夫だよ。」

周りに伝えて待機しているとケヴィンが呼びに来る。
化粧室前の通路で全員、椅子を配置したり、
持つレコードがダブらないように打ち合わせなどして記念撮影の準備。
エリックをしばし待つ。

エリックはジーンズにTシャツ、そこに素敵なニット系のジャケットはおり、
舞台衣装は手に持って現れた。
このジャケットはマニュエラのプレゼントのグッチかな。
歓声が上がる。

ケヴィンがカメラを構えてくれるが、全員の顔が出ているか気になるので、
ケヴィンの横に立ちチェックする。
向かって左の方達、少し間隔を取っていただくようにお願いしましたが、
顔が隠れ気味になってしまい、ごめんなさい。
後方の方達もお顔が小さめになってしまいました。

念のため、もう一枚掲載しますので、
どちらかにお気に入りの写真をみつけて下さればと思います。


みんなでエリックとケヴィンにお礼。
「エリック、明日はマニュエラのお誕生日でしょ。
おめでとうと伝えてね!」と言うと、
「わぉ、喜ぶよ。ありがとう!」と両手を上げてにっこりしてくれた。

マニュエラに祝誕生日のコメントを送る。
「お誕生日、おめでとう。
あなたの愛と幸せを誕生日なのに私達に分けてくれて、
ほんとうにありがとう。」

みんなでエレベーターへと乗り込むエリックをお見送り。
ケヴィンから今後の極秘情報を仕入れましたが、
ここだけの話、後日のブログで伏字でこっそり、
ぼかして掲載します。

なお日本のファン達と撮った記念写真、
エリックも気に入ったようで個人名義のfacebookページのプロフィール写真に、
早速使ってくれてます。

Eric Benet @Motion Blue Yokohama 2nd 9/17 2011

2011-09-18 13:01:50 | エリックべネイ、2011年来日へ

初めて行くライブハウス、モーションブルー横浜、
違う場所で歌うエリックべネイの姿を観られるかと思うと期待が膨らむ。

実は2005年のエリックの来日の時、この会場の下見までした。
ところが、予約日に出遅れて結局ソルドアウトとなり、
その年の来日はブルーノート東京のみの鑑賞となる。

所用があり、横浜に着いたのは。。。
今、ふっと記憶に蘇って来た。
桜木町からタクシーに乗った時、大観覧車の中心にある時計が、
6時14分を指していた。

桜木町駅に着いた途端、東京中心部とは違う風の匂いを感じた。
浜風というのだろうか。
涼しくて心地良い。

赤レンガ倉庫が陽が暮れたばかりの風景の中に美しくライティングされている。
外でビールを飲んでいる人もいて、ここにはオープンエアのゆったりとした空間がある。

モーションブルーに着くと、まだ1stの最中。
中にはJIさんがお嬢さんやお友達といらしているはずだ。
二組ともその後のセカンドも引き続きで通し。
セカンドではEtsuさんもお友達とみえることになっている。

モーションブルー脇の外のテラスでは夜景を見ながら、
食事やお酒が楽しめる。
まだ時間は30分以上あるので、ここで軽くアルコールを。
観覧車、港みらい、ランドマークタワーが鮮やかに浮かび上がる。

そろそろ1stが終わるころかなと思っていると、
ビジューとPAの人達が外に出てきて寛いでいる。
私はそれを見ていてとても良いと思った。
何とも微笑ましい様子だった。
クルー達にとって忙しいツアーの合間に横浜でのライブは、
都心とは違うちょっとした解放感が味合える一時かもしれない。

JIさんチームとも合流。


JIさんのお譲さんは1stの"Spanish Fly"でエリックと一緒にサルサダンスを踊ったそうだ。
アメリカンスクールに行っているとダンスも必須科目で習うのかな?
外見はスーパーモデルのよう。
そしてとても可愛らしくて礼儀正しい女の子です。


モーションブルー横浜、受け付けの後、
トンネルのような空間を抜ける。
フロアに至る右横には落ち着いたバースペースもある。

入ってびっくりするのはお店のキャパが小振りで、
その上、ステージがかなり低い。
これはどの席に座ってもぐっとアーティストを身近に感じることができる。
テーブルや椅子の感覚も広めにとってあるので
他のライブハウスで感じるような圧迫感が全くない。

いつものアナウンスの導入部分が「音楽は僕にとっての最高の部分だから。」
で終わり、"Love Don't Love Me"の曲をバンドが演奏し始めた途端、
ステージ前アリーナ付近はエリックが出る前に一斉に立ち上がった。

"Love Don't Love Me""The Hunger"を歌い終わったエリックは、
「マイクを替えたから、スイッチして。」と何度か言い、
マイクテストを何度か呟く。
これをもし他の人がやったら、ショウの流れを変えてしまうような雰囲気になると思うが、
エリックはこれもショウの一部分のような感じに、
自然に歌うようにスムースにやってのける姿に見とれてしまう。

音の質感がようやく変わり、"Spiritual Thang"
これ、皆さんご存知かと思い書いていませんでしたが、念のため"Thang"は"Thing"のことです。

"Chocolate Legs"
「この曲にアフリカ系以外のファンから、『自分達は違うの?』と抗議を受けてね。」
エリックは次々といろいろなチョコレートの種類を上げる。
「だからすべての女性達のための歌なんだよ。」

"Spanish Fly"でエリックは女性をステージに上げる。
私よりもお姉さま風の方、私の子供位の若者。
すべてのファンにエリックはまんべんなく、
対等にサービスしてくれているのがわかり嬉しくなる。

"Don't Let Go"
エリックは私達のテーブルの前に立つと、
「カップルにとって良い関係を維持していくのはほんとうにたいへんなことだ。
どんなことがきっかけで別れに繋がるかわからない。
関係を壊してしまうのは簡単だ。」
と話し始めた。

教会で牧師から説教を受けているようだ。
「えっ、私達のこと?」
「うそ!私達、危ないかしら?」
「どうしよう?」
と夫と顔を見合わせて、オーバーアクションで困った表情をする。
エリックは「君達に関しては大丈夫だ。」
と太鼓判を押してくれた。
愛と魂の伝道師エリックべネイから保障されたので、私達の関係も当分は安泰かと思われる。

"Don't Let Go"このフレーズはコーラスになりますので、
みなさま、どうぞよろしく。

そして"Sometimes I Cry"
この日も素晴らしかった。
曲が終わった途端、周りは一斉にスタンディング。
しばらく拍手が鳴りやまない。
微笑みながら、その様子をエリックは眺めていた。

「困難な状況になった時、最初はそれに打ちのめされるかもしれないけれど、
一つ一つ克服していくことができる。
そしてそのためには、一人ではなく、周りに自分のことを思ってくれる人、
支えてくれる人がいることも忘れないで。」
"You've Got A Friend"
私にとっては慣れ親しんだ曲だが、意外に知らない方もいるようだ。
コーラスする部分はタイトル通り"You've Got A Friend"
"Winter spring summer or fall
all you have to do is call
and I'll be there yes, I will
you've got a friend"

そしてアイズレ―の"Footsteps"
リズミカルにステップを踏みながら、エリックの歌は続く。

「僕の4番目のアルバム"Love & Life"からの最初のシングルカットで、
僕にとって二回目の全米No.1になった曲だ。」
"You're The Only One"
この曲は立ちあがって聴く曲ではないかもしれないが、
私にとっては思い入れが深いので、スタンディングで一緒にいつも歌ってしまう。
エリックも私がこの曲を大好きなことを知っている。

アンコールはお約束の"Gerogy Porgy"
もう耳にタコができていると言われそうですが、
"Georgy Porgy pudding pie, Kissed the girls and made them cry"
ぜひ、一緒にコーラスして下さい。
何人かの女性をエリックはステージへと招き踊らせる。

その後、バンドの紹介を一人づつしていく。
2年位前には散々書いていたが、私はこういう時のエリックを見ているのが大好きだ。
それぞれの楽器になり切ったようにリズムを取り、心から楽しげに音に身をゆだねる。
他のメンバーに演奏させる間、ステージを離れるようなアーティスト、
こういう時に自分はじっと静観しているようなアーティストもいるが、
エリックに関してこれは有り得ない。

エリックは大勢のファン達のハグや握手を受けて退場していった。
サイン会はなしとのことだったが、
この後、お店が落ち着くのを待って、
エリックが入口付近のバーコーナーで会ってくれることになった。
東京の宿泊先へとこれからツアーバスで帰るので、
余り時間はないとのこと。
全員に事前にカメラとサインを貰うものを用意してもらっていると、
エリックがやってくる。

一人づつのミートアンドグリートが始まる。
それまで賑やかに待っていた皆も緊張の面持ちで自分の順番を待ち、
手短に何を伝えるかを頭の中でまとめている。

一通りの方が終わったので私達も前に出る。
エリックとがっつりハグしてしまった。


一人、iPhoneのケースにサインしてもらった方がいた。
とても素敵なサインだった。
私も今度、頼みたくなってしまった。

エリックの大ファンで今回ライブを6回観るJIさんとMさん、
ずっと応援してくれているEtsuさん。
前回の来日では時間切れで集合写真のみだった方達が、
それぞれ2ショットを撮ることができて、ほんとうに良かった。

エリックが去った後の全員の様子。

許可なくブログに出してしまいましたが、皆さんOKの方と勝手に判断しました。
みんな、輝いている。
約2年振りで撮るエリックのファン達の集合写真、
皆さん、それぞれ確実に女振りを上げてます。

エリックがガムが欲しいと言い、JIさんが持っていたガムをエリックに渡す。
思わず「エリックと同じガム、私も食べたい!」とおねだり。
これからはエリックが噛んだのと同じブランドのガム、愛用してしまいそうだ。

エリックべネイ、日本の休日、そして新曲"Real Love"が!

2011-09-17 10:48:38 | エリックべネイ、2011年来日へ
昨日はオフの一日、エリック・べネイはワーナーブラザーズをまず訪問したようだ。
chanparaさんからワーナーのツイッタ―ページを教えていただいた。

「エリック・ベネイ】社員みんなでお出迎えです\(^o^)/
カッコいい!っという男女からの声が、そこらじゅうから聞こえてきますっ(=´∀`) 」

Eric Benet、このTシャツは今年のニューオリンズ、エッセンスミュージックフェスティバル、
夜のライブ以外に昼間、コンベンションセンターで行われる関連イベント、
ここのフォードのブースでインタビューを受けた時と同じTシャツ。
スニーカーの紐の色がTシャツと同じ。
この辺りにエリックの拘りが感じられる。
指には結婚指輪が光っている。

2009年の2月、エリックとバンドのクルーたちは地下鉄を乗り継ぎ、
ワーナーを訪ねる。
特にお出迎えもないまま、自分達でエリックの担当者のいるフロアへと向かう。

待たされている間、社員達のおやつ、お土産かと思われる和菓子を摘まんでみる。
「これは何でできているの?」と尋ねるエリックに、
英語のできる社員が説明している。
薦められて食べたエリックとケヴィン。
ケヴィンは「うっ」という表情で吐き出してしまったが、
エリックは「うん、いいね。」と飲み込む。
はい、エリックってそういう人なんです。

そしてオフィスの脇には昼食真近らしく、
配達されてきたお弁当が積まれている。
そのご飯の真ん中に乗せてある梅干を指差し「これは何?」
などとエリックは聞いている。

みんな、仕事中でエリックは野放し状態。
でもそんな状況を楽しんでいるかに見えた。

ところが今回のワーナーの訪問、
こんなウェルカムボードまで用意されて、その上、社員総出でお出迎えとは。

いかにワーナーにおいてエリック・べネイの立場が向上したか、
"Lost In Time"の売れ行きが好調だったかが伺える。
違いますか?ワーナーの方?

その後、夜はコットンクラブでジノ・バネリのショウをクルー達と楽しんだようだ。
東京で他のアーティストのショウを自分も出演したライブハウスで観る。
その感激をエリックはツイ―トしている。
感動もあり、そしてアーティストとして勉強にもなったようだ。
それはケヴィンも同じだったようで、ショウの様子を撮った動画をアップロードしている。
ケヴィンは野球ファン、「今度の東京滞在中に初めて日本の野球を球場に観に行くんだ。」
と嬉しそうに話してくれた。

来日して仕事だけでなく、せっかくだったら日本滞在も楽しんで欲しい。
ワーナー訪問と夜のコットンクラブのライブを観に行く間には、
また大好きな原宿にでも出掛けたのだろうか。

コットンクラブの9/15、セカンドの映像がアップされている。
いらしていた方はそこにいる自分を見つけるかもしれません。
ERIC BEN遵ッT : Blue Note Tokyo2011 trailer : Live@Cotton Club 9.15thu


昨日、facebookのエリックべネイファンサイト、
"Eric Benet
Brand new single "Real Love" coming out next week. Are you ready? #reallove"
と記載された。
一昨日、楽屋で会った時に言っていた通り、新曲"Real Love"が来週、リリースされるようだ。
それなら、日本のライブでお披露目してくれないかな?
"Real Love"もうこのサイトから聴けますよ!
http://soundcloud.com/primary-wave-music/eric-benet-real-love
JAPANツアー中に新曲のリリースを発表、試聴できるようにするとは粋な計らい。
これにはアメリカのファン達も大喜び。

エリック・べネイ、今日は横浜モーションブルー、明日からはブルーノート東京で4日間のライブ。
私はたいへんなことを忘れていた。
21日で今回のエリックべネイアジアツアーは終わりかと思っていたのだ。
22日には韓国ソウルでのライブが入っていた。
ということは今日から6日間のライブが続く。
頑張れ、エリック!

Eric Benet @Cotton Club Tokyo 1st-2nd 9/15 2011

2011-09-16 20:53:00 | エリックべネイ、2011年来日へ


ビルボード東京の自由席は予約日に電話した順の入場。
ブルーノート東京は当日会場に来た順。
しかし室内で椅子にも座ることができる。

コットンクラブ、何時頃に行ったら良いのかと何人かの方から質問を頂くが、
今までこれほど気合を入れて観るアーティストのライブでコットンに行ったことがない。
入場までビルの建物内ではあるが入口付近に行列して待つ形になる。
今まで早めに行くとしてもせいぜい開場の30分から1時間前位だっただろうか。

以前、ナイル・ロジャースのライブの時にCDを忘れて
オープンしていないコットンクラブに取りに行ったことがある。
午後2時頃だったが既に並んでいる、というか床に座っている若者達がいた。
その日の出演者は日本の女性アイドル系だったと思うが。

コットンクラブの席取り、どうしたものかと悩む。
通しで観るので1stは欲張らず、2ndで前の席に行ければ良いか。
状況が許せばせめて4時前位には着くようにしようかと予定していた。

当日は折りたたみ椅子を用意、またラフな格好で待ち、
室内で着替えることにして靴や洋服も鞄に詰め込む。
今までサインを貰い損なったLP3枚と"Lost In Time"のCD。
待っている間に読む本まで用意した。
たいへんな大荷物になる。
夜用のメイクで太陽が照りつける道を東京駅からコットンまで歩く。

着いたのは3時半過ぎ。
そこには何と先客がいた。
どんな人がいるかと思っていたら、nkmrakikoさんとSさんだった。
Sさんはセカンドからだと言う。
どうせ待つなら立ち見でも1stからにすればと話しがまとまる。

Sさんは前日、出張先の名古屋のセカンドを観ていた。
セットリストを持って来て下さったので拝見する。

Intro: Love Don't Love Me
The Hunger
Spiritual Thang
Chocolate Legs
Spanish Fly
Don't Let Go
Sometimes I Cry
Why You Follow Me
You've Got A Friend
Footsteps
You're The Only One
Spend My Life
Georgy Porgy

前日、名古屋を観た方のツイ―トでも書かれていたが、
"Never Want To Live Without You"がない。
ラテン、サルサ調の曲はいつもどちらか一曲なのに、
"Spanish Fly"と"Why You Follow Me"の二曲がある。

何と私が子供の頃から大好きな曲(正確には中学生頃から)"You've Got A Friend"
があるではないか。
"Footsteps"って何だろう。
新曲?
皆でそんな話をしていた。

Eさんがやってくる。
JIさんもkorinさんもやってきた。
大勢だと待っている時間の経つのも早い。
程なく、入場となった。

皆で一緒に座るのではなく、正面を固めてばらけようということに。
同席された方もノリが良い方で観る気満々。

ビジューが開演寸前にステージに出てきてセットリストを貼り始める。
名古屋と同じもの。
やはり"Never Want To Live Without You"はない。
ビジューに「やらないの?」と聞くと「昨日と今日はやらない。」
ということはこれから後半のライブ、ブルーノートなどでは歌うのだろうか。

またエリックはいつも来日すると必ずセカンドの後は毎回サイン会をやっていた。
ところが前日の名古屋でなかったと聞き、コットンのスタッフに確認すると、
コットンでもなし、またブルーノートでもやらないと言われた。

しかし今までは初日の1st、曲を書き取るのに必死だったが、
最初から知ってしまったのとエリックのライブがアメリカで無かった時期は、
アメリカのファン達からのメッセージを預かったり、また日本の様子を伝えるために
エリックの来日期間中、ライブから帰ると徹夜で英文レポートを仕上げなければならなかったのに、
どちらの義務からもお役御免になってしまった。

2009年のクリスマスライブと同じオープニング。
「なぜ人は僕が音楽をやっているかと聞くが、僕が音楽をやっているんじゃない。
音楽が僕をやっているんだ。」とエリックのアナウンスの入った録音と
ヒット曲のスニペットから始まる。

"Love Don't Love Me"で私の周辺は全員スタンディング。
ステージに上るエリックとハグ。
そのまま"The Hunger"へと続いていく。
"The Hunger"は予定外だった。
歌詞の詰めが甘かった、充分に記憶できていない。

「僕の最初のアルバムからの最初のシングルを歌うね。」と"Spiritual Thang"
"Spiritual Thang"が終わり、次が"Choco Legs"だと知っているので、着席。
「チョコレッグってどんな足のことなのかって?
これはチョコレート色だけじゃない、キャラメルやバタースコッチ色、
そしてラテン味だったりワサビ風味だったりする。すべての人のための曲だ。」
疲れて家に帰った時にチョコレートのような君の存在が僕を癒してくれる、
というこの曲。

"Spanish Fly"で「これは昔から伝わる媚薬なんだよ。蝿みたいな虫を叩いて作ったんだ。」
立ち上がって一緒にサルサダンスを踊る。
この日のエリックの服装はジーンズに白いシャツ、黒のベストにサングラス、
1stでは黄色に黒のドット柄のタイ、2ndではストライプのタイだった。
この曲の途中でエリックはタイを緩め、サングラスを外す。
歓声が上がる。

"Don't Let Go"
「夫婦や恋人同士が関係を維持していくのはたいへんなことだと思うけれど、
それだけに成し遂げることができたら、素晴らしいと思うんだ。」
これはエリックがマニュエラとの結婚でまた、気持ちを新たに歌っているかに聴こえた。
「ある朝、老夫婦が仲良く歩く姿を見た。
二人の間に今までいろいろなことがあったのだと思いを馳せる。」という歌詞。

"Sometimes I Cry"
この曲をどれほど聴きたかったことか。
今、目の前でエリックが歌っている。

"Why You Follow Me"
これも大好きな曲。
セカンドではこの曲が無くなり、代わりに1stになかった"Spend My Life"が入る。

"You've Got A Friend"
歌詞はほとんど暗記しているので、一緒にエリックと歌うことができて嬉しい。
この曲をエリックが歌ってくれるとは思わなかった。
1stから2nd、更にアレンジが加わり、ゴスペル色が強い印象になる。
ずっと聴いてきたジェームズ・テーラーやキャロル・キングの原曲とは違うエリックのバージョン。

"When you down and troubled
and you need some loving care
and nothing, nothing is going right
close your eyes and think of me
and soon I will be there
to brighten up even your darkest night"

そうか、エリックは日本の皆を元気づけたいと思って、
ヒーリングソングとしてこの曲を選んだんだと気づいた。

"You just call out of my name
and you know whereever I am
I'll come runnning to see you again"

まだ余震もある。
そういう中で娘とお腹に子供のいる妻を残してきてくれたエリック。
みんなのために僕は来たんだよ、という気持ちが伝わってくる。

ここは一緒に歌って下さいね。
"Winter spring summer or fall
all you have to do is call
and I'll be there yes, I will
you've got a friend"

君がたいへんな時に呼ばれたらすぐ駆け付けるからね、というこの曲。
「みんな、友達いるよね?」
「ぼくとは友達?」
「僕は日本のみんなの友達だよね?」とエリック。

次の"Footsteps"という曲。
私は知らなかった。
夫とnkmrakikoさんからアイズレイの曲だと聞いた。
その後、ファンサイトに昨日の内容を投稿すると、
最近、ソウルトレインのトリビュート番組の中でエリックはこれを歌ったらしい。
ところがその曲はオンエアされたのに皆が楽しみにしていた"Sometimes I Cry"
は番組中に放映がカットされてしまったそうだ。

そして"You're The Only One"
この曲は個人的にとても思い入れがある。
発売日、シングルカットされる日が決まらずどんどん伸びてヤキモキさせられた。
2007年のブルーノート東京のライブで世界に先駆けて披露された曲でもある。
個人的にも辛い時期だっただけに、エリックのこの曲発売へと目一杯感情移入していた。
それだけに立ちあがってエリックと一緒に歌わずにはいられなくなる。

アンコール、"Georgy Porgy"で帰って来てくれるとわかっていても、
やはり拍手し続けなければ。
最後は皆、スタンディングでエリックと別れを偲ぶ。

セカンドの前に楽屋に呼んでもらう。
部屋の前で立ち尽くしていると、「何してるの?」"Come on, come in!"
久々で会うエリック。
夫が先に握手してハグしているので「私も入れて!」と割り込む。
ほんとうに懐かしい気持ちで一杯だ。
いつも忘れてしまうので、慌てて「インディアは元気?」
「インディアは元気でやってるよ。勉強も音楽も頑張っているよ。」

「マニュエラと結婚おめでとう。そして赤ちゃんもネ。」
「ありがとう。」

「"Trinity Goodheart"(エリックの新作テレビ映画)日本でも観たいわ。」
「そうだねー。」

「新しい曲"Real Love"の歌詞をあなたはツイートしていた。」
「"Real Love"はね、後1週間でリリースされるよ。」

写真をそれぞれ撮って、これから食事が始まる様子だったので、
失礼することにする。

あー、またしてもLPにサインしてもらうのを忘れた。
会った時に頼むことの手順を書いた紙を持っていたのにどこかにやってしまった。
やはり手の甲に書いておかないと。

コットンのロビーにもどるとセカンドを待つ人達の熱気が溢れている。
このブログを通して、またfacebookを通して知り合った方達から声を掛けていただく。
可愛くて小柄なイメージだった方がクールで背の高いカッコイイ系の美女だったり、
反対にきりっとしたイメージだった人がキュートな感じだったり。

前回のエリックのライブでご一緒した方にも声を掛けられた。
ナイル・ロジャースのライブを通して知り合った方達も来ている。
結局、前方の席、ほとんど約30名近くが知り合いという状態で、セカンドは始まった。
当然、しょっぱなからスタンディングになる。

終了後、サイン会はないとのことだったが、
観客の熱気と翌日がオフということもあってのことか、
エリックはサイン会&記念撮影をするために遅くなってから会場へ姿を見せた。

私の順番が来た。
「もうさっきも会ったのに度々、ごめんね。」と言うと
「とんでもない、いつもほんとうにありがとう。」
サインを頼むと何も言わなかったのに"AK True EB 4 Life!! Eric Benet"
と書いてくれた。


サインの列は続いている。
マネージャーのケヴィンに「"Never Want To Live Without You"が聴きたいんだけど。」
と言うと「わかっている。エリックに伝えておくよ。でも決めるのは彼だから。」と。
さて、今回の来日中に聴くことができるのだろうか。

この日にお初にエリックのライブを観た男性、
「セカンドを待つために並んでいたら周り中、綺麗な人ばかりだった。」
はい、エリックのファンの人達は男女共にみんな、輝いているんです!

Eric Benet True Story

2011-09-15 00:00:19 | エリックべネイ、2011年来日へ
ここのところ、頂くコメントでこのブログを最近になって、
読んで下さっている方が多いことを知った。
そこで今まで訳してきたインタビュー記事でエリックべネイの本質に迫るものを
改めて掲載したいと思う。

2009年2/9のブログで翻訳した記事で"Love and Life"発売後のインタビューだが、
アルバムのみならず、エリックの人生、音楽について深く踏み込んだ内容だ。
発売されなかったアルバム、"Better & Better"についても触れている。

*****************

エリックベネイの真実

たいへん長い記事だが、Eric Benetは深く心の内や経験を語っている。
インタビューアーの聞き方がうまく、
エリックが自分を振り返る呼び水となっている。

やはりお蔵入りしてしまったアルバム”Better & Better"は、
エリック・ベネイにとって割り切れない思いが残っているのだろう。
しかしそれでもあきれめずに音楽活動を続けてきた事で、
ワーナーの上層部のメンバーが交替し、
その事で状況が変わってきたというのも”Love & Life"の1曲目、
"Love Patience & Time"の歌そのもの。
継続は力なり。
デモンテと組んでいる理由や音楽の好みについても良く説明されていて、
興味深い。

Cleyton Perry
2008/10/16 BC MUSIC
"Eric Benet True Story"

過去、何十年もの間にR&Bはすっかり変わってしまった。
特に男性歌手にとっては。
90年代のヒップホップの波に追われて一人又一人とキャリアを終えて行った。
しかしながらエリックベネイはこの業界の中で自分に正直でありつつ、
独自の音楽を切り開いている。
彼の4枚目のアルバム、EricBenet“Love & Life”クラシックR&Bへのオマージュであり、
パブリシティの力を借りる事なくじわじわと人気が定着している。
“You're The Only One” は、Urban AC Radioで1位となり、
古き良き時代の音楽を思い出させた。
忙しい中Eric Benetは、Cleyton Perryのインタビューに答えてくれた。
最近のR&B事情、父親としての自分、
そして完成したのにもかかわらず発売される事のなかったアルバム、
"Better & Better"について。

この業界であなたが息の長い活動を続けている秘訣は?
Eric「その時の流行や人気のある音楽を追った事は一度もない。
つまり自分として納得できる良い曲を作る、自分に正直にやってきただけ。
机に向かい歌を書く時、自分の魂を込めた曲を作る。
決して流行にのった曲を作ろうとか、ヒットする曲を書こうとは思わない。
自分のできる限りの力を尽くして感動できる最良の物を作るだけ。
今、売れっ子のプロデューサーがいるから、その人と組めばヒット曲が出せる、
なんて事は僕のスタイルじゃない。」

“Love & Life”は、近年のR&Bアルバムの中でユニークさと
クラシックR&Bへのオマージュとしてずば抜けている。
R&Bが数年の間で変わってしまったのはなぜ?
「僕にとって今、R&Bと言われている物は本物ではない。
どちらかと言うとそれはポップダンスミュージックだ。
自分の考えるR&Bはネオソウルとかalternative。
こだわっている違いは曲の作り方。
ヒットR&Bはプロデューサーがホットビートを作り、
まるで機械作業のように音が加えられていく。
そしてそこに歌詞が載せられる。
それでも良い曲が生まれる事もあるけれどね。」

どうしたら本来のやり方ができる?
「自分の好きなやり方はオーガニックな音の作り方。
ピアノとギター、そしてメロディーが生まれ、曲の旅が始まる。
そしてクライマックスを向かえ終わる。
これはクラシックR&Bが作られたやり方。
今でも時々こうやって作られた曲も聴けるけど多くはないね。」

“Love & Life”のプロデューサー、Demonte Poseyとはどのように
知り合った?
「デモンテとは14年前に従兄弟のGeorge Nashに紹介された。
彼は素晴らしいよ。いろいろな音楽性、コード、アイデアが溢れている。
自分と彼の共通している点は、力強いシンプルなメロディー、
そしてそれを重ねていく曲が好みだという事。」

“Love & Life”のコンセプトは?
「“Hurricane”の時は、まさに心の中がハリケーンの状態だった。
“Love & Life”を作った今は、毎日を楽しく感謝の気持ちで過ごしている。
自分の今の状態がそのままアルバムになった。」

LoveとLifeにはどういう互換があると思う?
『愛について学んでいないなら何も学んだ事にはならない』という言葉があるけれど。
「その言葉は“Love & Life”の1曲目”Love Patience & Time”にあてはまる。
この曲では、どんなに暗い時があってもそれを通り抜ければ、
どんなに絶望的な事が人生にあってもそれを乗り越える事により、
生きている事の素晴らしさ、世界の美しさに気付く日が訪れる、と歌っている。
今の世界は混沌とした状態だけれど、前向きに明るく対処すれば、
その事を通して学ぶ事ができる。 そしてその経験がずっと先になって役に立つ。」

真実を書く事はどのようなプロセス?
「まず紙が必要だね。それがセラピーの一歩。
人々について書く。酷い目にあった時は復讐するチャンスだよ。
今回のアルバムを作っていて、これが楽しくてだから曲作りはやめられないと思ったよ。」

『人生は良いカードだけではないけれど続ければ良い事もある』という言葉があるけれど。
「僕は楽器は得意じゃないし、歌もダンスもそんなに巧くない。でも精一杯やる。
そうすれば必ず上手にできるようになる。
それに気付かない人も気付いた時遅すぎる人もいる。」

いつ自分の才能に気付いた?
「未だにそのレベルに達しているとは思えないけれど。
一年生の音楽の時間に、皆が自分と同じように音が浮かんでくると感じている
と思っていたら、違うという事に気が付いた。
そして教会のコーラスで歌と声で神の意志を人々に伝え感動させる事ができると知った。」

“Love & Life”の中の”You’re The Only One”のヒットは
MyspaceやYouTubeでのエリックベネイとインディアのデュエットの影響が大きい。
テクノロジーではなくてこのようなキャンペーンの仕方をした理由は?
ファンとの交流をキャリアに中でとても大切にしていますね?
「自分の音楽を好んでくれる人達がいて、娘を学校にやれて二人で食べていける、
その感謝の気持ちを忘れた事はないよ。
だから皆が自分に求めている事、期待に応える様な曲を作りたいと思っている。
そしてそうする事が楽しい。
皆が気に入ってくれて何度も聴いてくれると思うとすごく嬉しいんだ。」

“One More Tomorrow”はインディアに捧げているけれど、
キャリアにおいて父親である事はどのように関わっている?
「良い父親でありたい、良い人間になりたい、という事は自分にとって大切な事だった。
子供を育てるという事は素晴らしい経験だった。
そして良い男、ソングライター、人間へと鍛えられた。
いろいろな面で僕を良くしてくれた。」

2001年の“Better & Better”はなぜ完成したのに発売されなかった?
映画「グリッター」で使われた“Could Have Been”も入っていたのに。
「きっとこのアルバムは良くなかったんだよ。
レコード会社にとって時としてアーティストは使い捨てだ。
大勢の中の一人に過ぎない。
レーベルの中心になる人がアルバムを評価しなければ発売されない。
それが“Better & Better”で起きた事。
でもその中には自分でも諦めきれない自信作もあったから、
“Hurricane”の中に”Pretty Baby”と“I Wanna Be Loved”を入れた。
いつか“Better & Better”が発売される事もあるかと思っている。
今でも素晴らしいアルバムだと信じているから。
イギリスで実現するかもしれない。」

そこから何を学んだ?
「何の要求もされずに自分の好きなようにアルバムが作れるようになるまで、
ずいぶん時間がかかった。
ワーナーに1996年からいるけれど、もうかなりの人が入れ替わっている。
エクゼクティブが5回変わっているかな?
そして今いる人達が自分にとって良い環境を作ってくれているのだと思う。」

********************************
アルバム"Better and Better"に収録されている曲は、
その後発売されたアルバムに収録されたり、また今回のアルバムのボーナストラック、
そしてiTunesの単発購入などで現在、聴くことができる。
「酷い目にあった時は、復讐のチャンス。」とは意味不明と問い合わせをいただいたが、
"Love Patience & Time"の歌詞の一節などに、ある大女優のことを指したと思える歌詞がある。

これは絶対に歌いますよ!

2011-09-14 00:00:27 | エリックべネイ、2011年来日へ
nkmrakikoさんが7/2のエッセンスミュージックフェスティバルで撮ってきてくれた
エリック・べネイ"Never Want To Live Without You"の映像。

"Sometimes I Cry"を歌った後のエリックべネイ、
「"Lost In Time"からのもう一つのシングル、皆知っている?」
場内では同意の歓声。
「僕は本物のR&B、自分が聴きながら育ったような曲、
そういうR&Bを作りたかったんだ。
だって最近の曲ときたら・・・もう歌えないし、楽器も弾けない輩には、
スタジオ入りして欲しくないよ。
これから聴かせる曲はちゃんと歌って演奏して作った曲。
心の中の真実が込められた歌だ。
それは、その曲のタイトルは・・・」

ここで少し間が入る。
エリックはよく自分の曲のタイトルを言おうとして、
ちょっと沈黙する瞬間がある。

「僕の最初のアルバムの曲は・・」と言い黙っていると、
周りが"True To Myself"
ラジオ出演でパーソナリティーが"Hurricane"の最初の曲"Be Myself Again"
を"Me Myself Again"とずっと間違えて話していて、
エリックも"Me Myself Again"と言い続けていた。
要するに、話や歌詞の中に入り込んでいると正確なタイトルを失念するようだ。

で少し間があって(もしかするとわざと気を持たせたのかもしれないが)
「"Never Want To Live Without You"」

場内は観客でびっしりだ。
曲のイントロが始まるとしょっぱなから観客はエリックと一緒に歌っている。
"I'm known to have a heart that love could'nt find I used to,
Come and go no thought of what I left behind but now,
Somehow I've grown to see the world through brand new eyes,
A better world that you've shown to me"

最初の一節だけでも皆さんもぜひ!
このブログ、読んで下さっている方はエリックのライブに行っても、
最前列を取るような方ばかりでしょう。
日本のファンがこの曲の出だしを一緒に歌ったらエリック喜ぶだろうなぁ。

そしてお約束のここは外せませんよ。
これはライブに来る前に予習してお友達やご家族がご一緒の方は、
ライブの待ち時間にみなさんで音合わせをして下さい。
"So I never wanna live without you babe,
I'm never gonna live to doubt you no I,
Never wanna live without you babe,
Never wannna live,
Cause you're the biggest part of my life"
ここ、5行目はともかくとして最初の4行はばっちり決めたいですね。

私はまたライブに向けて突っ走りみなさんに多くのことを、
要求し始めているでしょうか。
しかし観て下さい、このエッセンスの盛り上がり。
日本もまた負けていないことを最初の名古屋、
次はコットンクラブ東京、モーションブルー横浜、ブルーノート東京と
エリックべネイに伝えたいと思いませんか?

Eric Benet - "Never Want To Live Without You" @Essence Music Festival 2011

エリックべネイは新曲の歌詞をツイ―トしていた!

2011-09-13 00:00:19 | エリックべネイ、2011年来日へ
エリックのライブが真近になって、
アメリカのファン達から続々と伝えて欲しいというメッセージを受け取っている。
前は一つ一つエリックの前で読上げたりもしたが、最近はプリントアウトしてまとめている。

その中でもブラジルのぺタルズからのメッセージだけはカードに書いて、
エリックに渡す。
なぜなら、ぺタルズはエリックべネイ不毛の地、ブラジルでずっとずっと
エリックを待ち続けているからだ。
確か2002年からだったと思う。かれこれ10年。

数日前のエリックべネイのツイッタ―。
"I love you, not just for who you are
but for the way you've made a better man outta me"
#Real Love

こんな風にエリックのツイ―トは始まっている。
facebookのファンサイトでもこれは同じだ。

次にEric Benet、
"You got your funny ways girl and Lord knows
I got time still we keep on getting better and better all time"
#Real Love

だんだんとこれはひょっとして?と思い始めた。
そして最後がこれだった。
"In a world when nothin's quite what it seems, we got something real"
#Real Love

はい、もうこうなったら間違いありません。
これはエリックべネイの新曲、"Real Love"の歌詞です。
さて、これをツイ―トしたのは、
はたしてエリックは日本で歌うつもりだからなのでしょうか!?
わかりません・・・
また世界に先駆けてのサプライズが日本で起こると嬉しいのですが。

さて名古屋の方はいよいよ明日がエリックのライブですね。
実は名古屋に行ってみたいと思い宿泊場所も含めて調べたりもしたのですが、
今回は東京、横浜で燃焼することにしてあきらめました。
関西方面の皆さま、どうか日本で一番最初のエリックとの一時、
最大限に楽しんで下さい!

セカンドの後、今までの来日でエリックは必ずサイン会をやってきました。
みなさん、サインはもちろんCDに?

4月のナイル・ロジャースのライブの後、
ある男性がノートパソコンを差し出し「ここにサインして欲しい」
ナイルも「ほんとうにここでいいのか?」
しばらくどのようにサインするかためらった後、書いてましたが。

2009年のエリック・べネイの来日、
携帯にサインしてもらった方がありました。
個人的にその画像を送って下さったのですが、
サインをエナメルコーティングした後、周りをデコレーションしてあり、
とても素敵でしたよ。

さあ、名古屋の反響で今後のエリックの日本ツアーの選曲、
それどころか、また新しいCDに入れる曲にも影響が出てくるのでは?
名古屋のみなさん、よろしくお願いします!


今度のバンドメンバーは?

2011-09-11 00:00:23 | エリックべネイ、2011年来日へ
2005年の来日、エリックが連れていたバックボーカルはステファニー。
控えめな女性でエリックを立てていた。
バンドはエリック名義ではなくキーボード奏者がリーダー。

大阪で演奏していたドラムスが急に帰国してしまい、
急遽東京では違うメンバーが加わる。
フォーンも入り、それなりの人数だったが、キーボードの音が大き過ぎて、
エリックの声が聴こえないところもあった。
エリックも気づいているようだったが、特に意思表示をしなかった。

こういう時に巧く観客に悟られないように伝えないと、
その後のライブの雰囲気がぐっと悪くなる場面に
何回か別のアーティストのショウで立ち合っている。
本人ではなく、サポートしているアーティストがさりげなく指示、
あるいはPAが調整してくれれば一番良いのだが。

2007年の来日ではバックボーカルはベル・ジョンソン。
素朴で自然体。可愛らしいキャラクターだった。
マイケル・パウロバンドとの共演。
エリックが登場するまで初日はマイケルパウロのインストが6曲、
その後は3曲となった。
この年はブルーノート東京だけでなく、東京ジャズフェスティバルにも出演した。
マイケルパウロはサックスやフルートを使ってエリックの楽曲に華を添えてくれた。
しかしながら、バンド自体が余り黒っぽくなかったような気がした。

2009年の2月、エリックはミルウォーキー出身者を中心に、
自分のバンドクルーをオーディションで選んだ。
バックボーカルにはEW&Fのジョンソンの娘、キミ―・ジョンソンを選んだ。
彼女も華やかで姉御肌、人柄も良さそうだった。
日本のライブにも彼女を連れて来てくれるかと思ったら、
残念ながらビルボードのステージ、
メンバーはベース、ドラムス、キーボードのみだった。
"Spend My Life With You"をどうやって歌うのかと思ったら、
エリックは一人で歌ってみせた。
ニューオリンズのエッセンスの時はここに観客達の大合唱が加わった。

12月の来日、エリックのアルバムに共同制作でも加わっていたデモンテがキーボードから抜け、
別の演奏者と共にやってきた。
ロシア系で一見、バンドのメンバー達から浮いているようにも見えたが、
意外にしっかりと馴染んでいた。

さて今回の来日、ずっとエリックのツアーに同行しているリー・ラベルの名前が当初、
確かコットンクラブの詳細の中に書かれていて、ブルーノートやモーションブルーは記載がなかった。
いや、ブルーノートに書かれていてコットンになかったか、どちらだったか忘れた。
それが今はコットン、ブルーノートともにリー・ラベル抜きのメンバーが掲載されている。

リー・ラベルとのデュエットで"Feel Good"が聴けるかと思っていたが、
残念ながらこの曲はセットリストから消えそうだ。
エリックはいつもショウの中でラテン系のナンバーもパーフォームする。
ここのところの来日では"Spanish Fly"が続いていたが、
海外では"Why You Follow Me"をリーと共に歌っている。
リーとのサルサダンス付きで聴けるかと思っていたが、
たぶんエリック一人のダンスと歌になりそうだ。
その時はみなさん、ダンスとコーラスでぜひ、盛り上げて下さい!

しかしながら、今回のバンドメンバー、前回のミルウォーキー人チームとはまた違い、
映像で観るとジャジーな雰囲気がある。
2009年はほとんど同じメンバーで2月と12月の東京、7月のニューオリンズと観てきた。
今回、違うクルーたちと馴染みの曲、初めて聴く"Lost In Time"からの曲、
どのようなアレンジで聴けるかと楽しみにしている。

希望としては、昨年のレディシのライブのように、
本人のライブ、そしてジャズのビッグバンドの来日にヴォーカルとして参加する、
そんなエリックべネイのショウも一度は観てみたい。