Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

エリック・ベネイ未発売のアルバム"Better&Better"

2009-10-31 09:54:58 | エリック・ベネイ未発売の曲
2002年に完成したもののワーナーの一部のエクゼクティブの反対意見により、
未発売とされてしまったエリック・ベネイのアルバム、"Better&Better"
こちらのサイトからダウンロードできる。
http://nikilati.blogspot.com/2009/05/eric-benet-better-better-special.html

パソコントラブルを恐れてひるんでいた私のために、
nkmrakikoさんが、自ら進んで先行トライし、道を拓いてくれた。
以下は彼女のガイダンス。

「AKさんが貼って下さっている「MEGAUPLOAD」のページで
「ファイルのダウンロード」をクリックします。

下のほうに「しばらくお待ちください」という表示が出ますので指示通りに。
→「無料ダウンロード」をクリック。

PC環境によってかかる時間は変わると思いますが、
これでダウンロードは終了です。

このファイルは「rar形式」とやらで、私の場合は開かなくて焦ったのですが、
執念で解凍方法を見つけました。

DL後すぐに開けない場合はこのリンクを見てみてくださいね。
http://www.geocities.jp/oresamamansee/rar.html

私はここに記載の(2)の方法で無事成功しました♪」

nkamrakikoさん、その節は、ほんとうにありがとうございました。
おかげさまで私にとって幻のアルバムだった"Better&Better"
今、聴いています!

さてトラックリスト、何曲かはすでに3rdアルバム"Hurricane"
そして今回のアルバム、"Love&Life"に収められている。
映画「グリッター」で歌われた曲、"We Could Have Been"も。
"Love don't Love Me"は、シングルカットされている。
エリックのmyspaceのミュージックページにもいくつかアップされていた。
セットリストの最後にあるURLをクリックするとダウンロード画面に入れる。

Eric Benet "Better&Better"
Tracklist:
[01] I Can't Stop Thinking About You
[02] R&B
[03] I Wanna Be Loved
[04] Pretty Baby
[05] Better & Better
[06] Love Don't Love Me (Bonus Track)
[07] Spanish Fly
[08] Can I Just Call You
[09] Trippin'
[10] Closer
[11] Sing To Me
[12] Come Over
[13] Could Have Been
[14] Touching Again (Bonus Track)
[15] Who Shall See The Day (Bonus Track)
[16] We Gon' Ride (Bonus Track)
http://www.megaupload.com/?d=RI0WC3WV

金子三勇士 12/12 20:00 BS12「クラシック・クラシック」に出演

2009-10-30 08:56:26 | ピアニスト 金子三勇士
BS12で、12/12(土)20時より放映される「クラシック・クラシック」
金子三勇士分の録画取りに昨夜、立ち会わせていただいた。
番組の中で放映される金子三勇士のエッセンスとも言える三つの作品の演奏。
音楽プロデューサー坂田康太郎のインタビューと解説で、
弱冠20才の金子三勇士、実人生の倍に匹敵するピアニストとしての経験を積んでいること、
今まで、語られる事のなかった彼の、その折々での本音。

私も知らなかったこと、
以前からその時はどのような心境だったかと聞きたかったこと、
インタビューにより明らかにされた。

"The True Story of Miyuji Kaneko"「ほんとうの金子三勇士」を観る事ができる。
12月12日、BS12、すべて12の付く放送。時間帯は夜8時より。

THIS IS IT

2009-10-29 00:00:37 | Weblog
朝、facebookで、「今晩、"This Is It"を観に行く」とステータスを出す。
「楽しんできて!」「感想を聞くのを楽しみにしている。」「明日の朝、観る」
などの返事を貰う。
アメリカで1番早い人で朝一番の上映でも、日本時間の今晩12時頃のようだ。
ブラジルやフランスからも「いいね!」
日本の上映館すべてが夜7時過ぎからとなったのは、世界との時差を少なくするためのようだ。

6時半頃、品川プリンスシネマに到着。
インターネットで押さえたチケットを発券。
以前、「ミラマックスシアター」と言われていた3Dなどの映画が上映されていた
床から天井までの大きな画面があった上映館。
"This Is It"は、そこでの上映となる。

入り口の看板前でコスプレをした男性が近くの人に写真を撮ってほしいと頼んでいた。
マイケルのTシャツを着た人達、素敵なお帽子の4人組など見かけて、
自分の服装、近所なので、少し詰めが甘かったと思う。

20分前に座席に座るとずっとマイケルの曲が流れている。
前の5人はアメリカン。
予約をしたらしい一人が「どう、この席は?」
「最高よ!」「YAY!」他のメンバーが喜んでいる。

映画は始まった。

マイケル・ジャクソンは準備ができていた。
ツアーに出るばかりに用意は整っていた。
キャプションで説明が出ただけで鼻を啜る音が聞こえる。

世界中からオーディションに来たダンサー達。
「人生は辛いことが多い、だからここに来た。"This Is It"」
一人のダンサーのメッセージからマイケルの映像へと。

マイケルは自分のコンサートに、一つ一つの歌に対して、
明確なビジョンを持っていて、努力を重ねていた。
スタッフの指摘にも謙虚に耳を傾け、マイケルと歌ったり、
演奏したりする人の緊張を理解し、手を差し伸べていた。

いつも自分のコンサートを観に来る人達のために身を削って捧げていた。
"I Just Can't Stop Loving You~" デュエットを歌う女性に、最後の"You"は、
観客のみんなに向いて歌わなくちゃ(心を込めて気持ちを表さないと)と訓え、
ギタリストの女性には、ここが君の見せ場だよ、僕がついているから、
もっと高い音で、観客を惹き付けなくちゃ、と優しく話す。
リハーサルの様子がこれだけ撮られていたのは、コンサートDVD、
メーキング付きが発売される予定があったのだろうか。

コンサート用に作られていた様々な映像。
「ギルダ」のリタ・ヘイワースからエドワード・G・ロビンソン、そしてマイケル、
イングリット・バーグマンとハンフリー・ボガードも登場。
画面は「カサブランカ」から「三つ数えろ」に変わったようだ。ボギーと撃ち合いのCG。
森林破壊から地球を救うためのメッセージの映像。

遺族達の気持ちも尊重し、亡くなってから数ヶ月で製作されたこともあり、
映画としてはまとまりがなくなった感じが否めない。
しかし、これはマイケル最後のツアーのドキュメンタリー映像だ。
これから、何十年にも渡って「ヒストリー オブ MJ」といった映画が出てくるだろう。

観終わった感想。
言葉がみつからず、facebookには、"Joy and pain..."と書き込んだ。

エリック・ベネイinノースキャロライナ

2009-10-28 08:13:17 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
ファンクラブのJannelleが10/23に行われたエリック・ベネイのnew tour、
Greensboroでのショウのリポートを書いてくれた。
ジーンズにグレーのシャツ、黒のベストとタイで登場したエリック・ベネイ、
以下の曲を歌った。

Love Dont Love Me
Chocolate Legs
Love Patience and Time
Spanish Fly
Femininity
Spirtual Thang
Spend My Life
Dont Let Go
The Hunger
I Wanna Be Loved
You're The Only One
Georgie Porgy
Billie Jean

「いきなり”Love Don’t Love Me”
(未発売に終わったエリックのアルバム”Better&Better”に収録されていたが、
シングルカットもされている)に始まり、そのまま”Chocolate Legs”へと突入する。
「チョコレッグ」, 最後のフレーズを歌う時、エリックは眉毛を上げて、
”Around me~”のパートを感情と力を込めて歌い上げた。
歌い終わったエリックは、ユーモラスに「この間、『ゴディバ』にチョコレートを買いに行ったんだけど、
ダークチョコレート、ホワイトチョコレート、キャラメル入りのチョコレートなんかがあってね・・・」と話した。

“Spanish Fly”を歌う前にエリックは、アルバムを作る時には必ず、一曲はラテン調の曲を入れている、
なぜなら、とてもセクシーな響きが加わるから、そして、”SF”について、良く調べてみたところ、
これは虫を叩いて、殺して、乾燥されたドラッグで、媚薬と思われていたが、実は毒性があるらしいと。
だから、皆はへんな虫捕まえて乾燥させたりしないで、僕のCDを買ったほうがいいと思うよ、と。

この後、エリックは”Love Patience & Time”を歌う。
(この曲をライブで歌うのは、昨年7月のミルウォーキー里帰りライブ以来、2回目)
観客は、自然にこの曲に溶け込み、一緒に”Oh, Na Na, Na Na Na Na”と歌った。

ショウのハイライトは、”I Wanna Be Loved” だった。
エリックは男性に、”I wanna be loved”、女性に”Be loved by you” と歌わせる。
そして、こんなエピソードを語ってくれた。
中学二年の時にある女の子を好きになった。 彼女の気を惹こうといろいろやってみるけど、
思わぬ効果が上がらない。意を決して、歌のコンテストに出場し、ライオネル・リッチーの”Truly”を歌う。
それから、その子はエリックに注目してくれた。
エリックは冗談ぽく、いかに音楽が自分にとって大切なもので在り続けたかと説明し、
そして、男性に「“Wanna be loved” このフレーズを、思いっきり歌ってね。」と 。

ライブの最後は、”Georgy Porgy”と”Billie Jean” で締め括られた。
“Georgy Porgy”、エリックはストップ&ホールドのダンスを観客に要求。
メンバーの紹介が始まる。ベースのグレッグは渋い喉を聴かせ、ドラムスのウェスのことは、
いつものように「彼は18才なんだよ。」とジョークを言った。

ショウの後、楽屋にはエリックの叔父、叔母が来ていて、エリックは久々の再会をしていた。
その後はファンとの時間、その場所は写真撮影が禁止されていたが、ジャネルは初めて、
エリックのサインを貰った。 ハートの結合した形の絵の上にエリックの名前。
初めて受け取るエリックのサイン。
ジャネルは感動を胸に劇場を後にした。」

Thank you、Jannelle!
素晴らしいライブ、そしてあなたがエリックに会うこともできて良かった。
半年前からこの日を楽しみにしていたんですものね。

さて、日本のエリックベネイファンのみなさま。
このセットリスト、そのまま東京のライブに持ち込まれる可能性ありますね。
ということは、私の好きな、前回の来日で歌わなかった"Spiritual Thang"
そして一度でいいから生で聴いてみたい大好きな曲、"Love Patience&Time"
アルバム未収録の曲、"Love Don't Love Me"
も聴く事ができるかもしれない。

YKさんの期待しているマイケル・ジャクソンの曲、
「ビリージーン」も歌うかもしれませんよ。

SAIL AWAY-Eric Benet

2009-10-27 10:12:31 | エリック・ベネイ未発売の曲
「さまざまな嘘や風の囁きに妨げられて
誰がほんとうの友達かわからなくなる
皆それぞれの名前は知っていても
ほんとうの姿を知ることはない
勇気と孤独のために祈りたい
心の中に獅子が存在していると信じたい

船出をしよう
飛び立とう
走り出そう
殻を破ろう

壁がみな崩れてきて、街が盗人に溢れていても
その中であきらめてはいけない
血を流しても笑顔は忘れないで
心の中に暖かさがあれば不可能なことなどない
なんで愛を恐れるんだろう
それでは決して理解し合えない
まだ無邪気な心があると信じたいから
勇気と孤独のために祈ろう

僕達は居場所を見つける
僕と君だけの
それは遥か彼方ではなく君の瞳の中
今とは違うところ、僕達は最高の場所をみつける
最も強い愛だけが生き残ることができるから」

昨年4月に"Love&Life"の発売日が定まるとともに、
エリック・ベネイ、myspaceに自身のプロフィールページ以外の
ミュージックページを作成した。

そして、トップにこの"Sail Away"、
そしてその他、"Better&Better"に含まれていた曲の内、
3rdアルバム"Hurricane"、4thアルバム"Love&Life"にも収録されなかった
数曲がアップされた。

この"Sail Away"を始め、その他の曲もとても人気が出て、
Newアルバム、"Love&Life"に収録されていると期待されてしまった。
そのためエリックはこれらの曲をミュージックページから外している。

アーティストで自身も歌うJadaが、"Sail Away"の感動を、
作品にしたのがこの映像。
曲の雰囲気に合った画像ととエリック・ベネイの過去の写真とで綴られている。

"Sail Away"は、本来、Eric Benetの3rdアルバム"Hurricane"
6曲目に収められる予定だった。
日本でも受けそうなこの曲。
なぜ外されたのか理由はわからない。

Tavis Smileyとエリックのインタビューの中に、
新曲を発売する前にリサーチを行うという話があった。
"Hurricane"のアルバムの中には、静かな語り口の曲が何曲かある。
アルバムの中の同系のトーンの曲を減らすために、
この曲は削除されたのだろうか。

最初、"Hurricane"日本版ではボーナストラックが1曲、付く予定になっていた。
残念ながらその話は流れてしまったが、
それが、この"Sail Away"だった可能性は多いにある。

"Hurricane"は、本来のエリックベネイの持ち味と違うと言われ、
アメリカのファンから余り支持を受けなかった。
日本でも同様の感想を持ったファンはいるようだ。
しかしながら、アジアの国、日本、そして特に韓国で、
"Hurricane"は、愛されている。

Eric Benet"Hurricane"のアルバムが好きな方は、
きっとこの"Sail Away"も気に入るはずだ。

「歌詞を教えて!」と頼むと、ファンクラブのメンバーのDanielleが、
「20分待って!」と返事があり、書き止めたリリックを送ってくれた。
ニューオリンズでダニエルに会った時、
「聴いては、止めて、書いては聴いて、がんばったのよ。」
ダニエルが教えてくれた歌詞を訳してみた。

'SAIL AWAY' by: Eric Benet

ブログを始めて1年3ヶ月

2009-10-26 10:13:23 | 私の日々
SHOKOさんからコメントを頂いて、振り返ってみると、
昨年7月の最後の週末からこのブログを始めて1年3ヶ月。

エリック・ベネイのファンになり、アメリカのファンクラブに入り、
アメリカのファンの人達と交流するようになって4年。
検索しても日本のエリック情報で目新しいものと出会えず、
もしかして、私が1番詳しいのかも(!?)と
昨年9/9に発売の決まった"Love&Life"を勝手にプロモーションするつもりで、
書き出した。

アメリカで"Love&Life"の売れ行きは好調で、次々とインタビューや記事が書かれ、
拙いながらもそれを訳し続けた。
日本の情報ではエリックが誤解されたり、間違ったことが書かれているのも知り、
エリックのプロフィールも「エリックベネイの愛と人生」としてまとめた。

その後、エリックはグラミーにも2部門ノミネートされる。
"Love&Life"のヒットとともにエリック・ベネイは汚名を挽回した。

2月の来日、ビルボード東京で1stショウ4日間に行き、
セカンドに行かれた方からもコメントで様子を伝えていただけた。
大阪はどうなるのかなぁと思っていたら、大阪在住の方から、
2日間、それぞれのリポートを送っていただき、これも嬉しかった。

エリックが7月にエッセンスミュージックフェスティバルに出ることになり、
ここでファンクラブのメンバーが集まることになる。
最初は無謀かと思えたが、ひとつづつ固めてニューオリンズに出掛けて、
エリックにも会えて、アメリカのファンの人達とも親交を深めることができた。
皆、スイートな女性達ばかりだった。

その上、今年はクリスマスのライブも決まり、
一年の最後をエリックベネイで締め括ることができる。
アメリカのファン同様、日本のエリックファンも皆、きっとファンタスティックな方達に違いない。
エリック・ベネイのクリスマスライブ、Eric Benetのショウ、
そしてこれを読んで下さっている方にお会い出来るのを楽しみにしています。
すれ違いになる方はぜひ、ライブレポート送ってくださいね。

マイケル・ジャクソン"THIS IS IT"を予約

2009-10-25 00:33:35 | Weblog
Michael Jackson "This Is It"、10/28から世界同時に、2週間のみの公開。

何とNさんはローソンでこの映画のチケットを発売当日に大人買い、20枚発券したそうだ。
この映画を観るのに前売り券の必要な映画館はもう手遅れかと思い、
前売りに関係のない「品川プリンスシネマ」に問い合わせる。
上映日の3日前の0時からインターネット予約可能とのこと。
「ということは、『ディス イズ イット』28日公開なら、25日の零時ですね?」と確認。

先ほど、0時をまわった頃に予約画面に入る。
最初は「ここまでする必要があるのかな?」と思ったが、
座席指定画面に入った時には、すでに半分ほどの席が押さえられていた。
座席を指定して予約をクリックすると、その席はもう埋まったとの表示があり、
新たな指定画面に。もう3分の一位しか残っていない。
この映画の人気、半端じゃないと再認識。

後ろの端の方の座席を確保。
大きな画面の上映館だそうなので、後ろで充分かと思った。
品川プリンスに関しては、2週間以上公開されるようだ。

予約番号をメモするようにとの注意書きがあり、
「ご入場の際はこちらのメールに添付されているQRコードを、劇場の発券機にかざしてください。」
とメールが送られてきた。
品川プリンスシネマの予約でも、まごついているのに、
これで良くルイジアナスーパードームの席をインターネット予約して現地でチケットを受け取れたものだ。

それにしても、ここのところ、予約にスリルを伴うイベントが多い。
Mazeの時もコットンクラブのログインパスワードが思い出せずに慌てた。

28日は水曜日なのでレディースデイ、女性は¥1,000で入場できる。
上映は19時から2回あり。

アメリカのエリックファンも読んでいた!

2009-10-24 00:02:58 | 私の日々
時々、英語のコメントが来るようになり、どうしてなのかと思っていた。
YouTubeの映像、どこからその映像にアクセスしたか、反映されるようになっていて、
埋め込み先として、このブログに飛べるのがわかった。

映像と画像だけ見て、コメントをくれているのかと思っていた。
すると、「エリック韓国ライブ」のブログにMargaretからコメントが。

「AKが韓国に行ってリポートしてくれるわよ。」と書いた本人が彼女です。
ブログの内容も読んでコメントをしてくれている。
ということは、自動翻訳を使ってるのかな?
そうなの?Margaret?
びっくり、嬉しいサプライズでした。

マーガレット、サンフランシスコから東京には直行便がありますよ。
クリスマスのエリックのライブ、良かったら来ませんか?

自動翻訳機は、時々、間違います。
私は、このブログが、正しい英語に訳されているか、少し心配しています。
(この文章、かなり自動翻訳を意識して書いている)

ショパン・イヤー2010 説明会

2009-10-23 00:19:21 | 私の日々
10/22にポーランド大使館において、ポーランド政府観光局×HIS主催の
「ショパン・イヤー2010」についての旅行説明会が行われた。

ポーランド大使館、恵比寿のガーデンプレイスからちょっとの距離だが、
地図を検索した所、住宅地で全く目印がない。
恵比寿から行きはタクシーを利用。
運転手さんもわからず、途中で降りて捜すことに。
住宅街の真ん中、旗が翻るりっぱな建物を発見。
向かいのお宅の奥様はお布団を干しているところだ。

バッグの中、そしてボディーチェックを受けて入館。
セキュリティー、体格の良い強面の男性が三人ほど立っている。
地下二階で飲み物のサービスがあり、100名位の規模の小ホールがある。
来場者は80名程だろうか。

プログラムは、
旅行説明、
三枝成彰による講演
ポーランド政府による案内、
ピアニスト、清塚信也のショパン・ミニリサイタル(ノクターン第20番、幻想即興曲、舟歌)

まずHISの担当者から、今までショパンの足跡を辿るようなツアーが少なかった、
今回、効率良くショパンにちなむ場所を回りつつ、コンサートを楽しむツアーを企画したのこと。

ポイントは記念イベント、コンサートへの参加、
来年はショパンの生誕200年を記念する数々のコンサートが年間通して行われる。
そして、ショパンの生家、お墓、ショパン博物館(現在、これらの建物は来年に向けて修理工事中)
ツアーによってはその後のショパンが過ごしたフランス、マズルカ島なども周る。

もうひとつは、10月に行われるショパンコンクールの一次予選、二次予選、本選、
入賞者コンサートを観るツアー。
こちらの旅行代金に関しては、まだ未定、2005年に行われた時は、130名が参加、
予選は約20万、本選は55万、そして1月の売り出し当日に売り切れたそうだ。
来年度は特別な年という事もあり、ポーランド政府がかなり招待席を設ける。
そのため、割り当てられる席数はいつもより少ないそうだ。

今まで、ライブの席を押さえるために必死で予約開始時間に電話をすることはあった。
しかし、1月の時点で10月の旅行、そしてこれだけの値段の物を予約するとは、たいへんなことだ。
船の旅の予約はかなり早くから入れなければならないと聞いていたが、そんな物の比ではない。

三枝成彰、ポーランドの軍服のような姿で登場。
昨日、パリとボルドーの旅から帰ってこられたばかりだそうだ。
ショパンの特徴とは、歌曲もあるがほとんどがピアノ曲。
ショパンに影響を与えた作曲家としてアイルランドのピアニストでもあるジョン・フィールドを挙げた。
ピアノコンチェルト第3番、参考のために聴くと良いとおっしゃった。
コンチェルトにもかかわらず、第二楽章はピアノの独奏だそうだ。
「CDを皆さんに聴かせようと思って持って来たんだけど、ここは掛けられないそうで。」
と残念そうにアルバムを見せる。

ショパンはなぜほとんどピアノ曲のみなのか、理由はわからない。
協奏曲を20才で書いているから、書けないわけではないはず、と。

ショパンの魅力とは。
ピアノを前に最初は長調で弾いた曲を短調に、次にメロディーをずらし、強弱、飛び出す音を作り、
5段階にショパン化させて、聴かせてくれた。
テンポをジャストにしない、短調にする、連符を多用、イ音を使う、
ジョン・フィールドはそれに近い事をしたが、開発したのはショパンとのこと。

リストとショパンの違い、
二人とも違うタイプで仲が悪かった、リストは勢いで曲を書くのに対して、
ショパンは楽譜の出版後も何度も何度も手を加えて直す。
消したり、書いたり、緻密に積み上げていく。
念力の込め方が違う、手が小さくて1オクターブがやっと届くほど、人前で弾くのが嫌い、
それに対し、リストは手が大きく、パーフォーマンスが大好き、
ハンカチや手袋を客席に投げ、女性を失神させたりした(何かR&Bのノリだ)
リサイタルという言葉もリストが作ったそうだ。

フランスに移り、作家ジョルジュ・サンドと暮らすようになってからは、
ピアノ教師で生計を立てたそうだ。
その時の一回の授業料が今の日本円で30万ほど。
裕福な家庭の子女を弟子に一人持ち、一月に3回のレッスンを付ければ、
生活していけた。
しかし、それもサンドに止められて、以後はサンドに生活を依存したそうだ。

サンドのような恋多き女性がなぜショパンのような根暗で批判的な男と10年も暮らしたのか。
CDやレコードもない時代、またコンサートもしないショパンの演奏を日々聴ける事で、
作家としてインスパイアーされるものがあったのではないかと。

チャイコフスキー、ラフマニノフ、プッチーニが甘美な旋律ゆえに軽んじられるのに対し、
ショパンの評価は常に高い、メッセージ性のあるロマン派的な考え方をショパンは嫌ったにもかかわらず、
批評家たちからも絶賛された。
曲にタイトルをつけるのも好まず、理由としては、
例えば、「雨だれ」「子犬のワルツ」などとつけられるとそのイメージで聴衆に捉えられてしまうのが嫌だった、
ストーリー性の高い文学性のある曲作りをショパンが避けたのに対し、
リストはこの道の王道を行ったそうだ。

その他、ベートーベンが毎日、髭を反っても傷だらけになるのに対し、
モーツァルトは一度も髭剃りに失敗しないタイプ(もちろん曲作りを髭剃りに例えている)
などといろいろなお話が出て、時にはピアノの音も交えて、
三枝氏のリビングルームでお話を伺うようなリラックスした雰囲気だった。

その後、ポーランド大使館からの観光案内。
中心部半径500メートル以内にショパンにちなむ場所の数々があるそうで、
それぞれの写真と紹介、ショパンの心臓が葬られている教会
(この話に実はびっくりしたのだが、後ほどの清塚信也の説明でこれはショパンの遺言と知る)
ショパンの生まれた家、生後7ヶ月には引っ越しているとのこと、
育った家、ショパンの弾いていたピアノ、アップライトとパイプオルガンの混じったような姿、
そして居間にディスプレイされているグランドピアノは日本製。
それだけ日本のファンが多いということか。
欧米にありがちな日本人には受けないパターンのウォームウェルカム。

最後は清塚信也のピアノ演奏。
「舟歌」中学生の時に「君には弾けない。」と言われつつも、
譜面の通り正確に練習して弾きこなしさえすれば良いと強引に課題に選んだそうだ。
しかしながら、第一音を弾くだけでメンターからやり直しの繰り返し、
それだけで日々が過ぎていったそうだ。

その後、実際にポーランドの地を踏み、ショパンの苦悩、
国を憂い、病を患い、その中で命を掛けて曲を作り上げた人生を知り、
この曲の持つ意味を理解するようになったと言う。

清塚信也にとって、この曲は特別な思い入れのある曲なのだ。
会場はコンサートホールではない、予定時間を越えたので席を立つ人、
携帯がなる人もいる、ピアノのコンディションもベストとはいえない。
そんな中で、清塚は会心の演奏を行った。
用意された環境の中で最高の力を出し切ったパーフォーマンス、観客には確かな手応えがあった。

ショパンにちなんだ名所を訪ねるとショパンの手の模型が売られているそうだ。
清塚はその手の大きさが自分とぴったりで驚いたと言う。

団体旅行は余りしたことがないので、旅行説明会というものに行ったのは、
初めてかもしれない。
予定時間を20分ほど越えて終了したが、こんなに盛り沢山で楽しい説明会とは、
思ってもいなかった。

ショパンイヤー、ショパンコンクールを観戦の旅、私にとって今は余りに遠い。
予選一次、二次、三次、本選、入賞者コンサートへと向け、多くのツアーが企画されている。
一次には80人のピアニストが選ばれる。
この中にいったいどれほどの日本からの参加者が入り込めるだろうか。

エリック・ベネイ、韓国ソウルでライブ

2009-10-22 00:00:31 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
エリック・ベネイ、ファンクラブのサイトに新しいニュースが出た。

Eric will perform in Seoul, Korea on December 19 at the Yonsei University Auditorium.

ファンクラブの書き込みに、
「エリックがソウルでライブするなんて、素晴らしいことね。」
「でも、誰がリキャップ、送ってくれるのかしら?」
「だいじょうぶよ、AKが行ってくれるわよ。」

読んでいて、まず唖然として、そして笑ってしまった。
思わず、「あのね、韓国は日本とは別の国。
パスポートを持って、飛行機に乗らないと行けないの。
例えて言えば、アメリカからカナダやメキシコ・・・」
と書きかけて止めてしまった。

確かに日本のライブがなくて韓国だけなら、
ソウルに行って観客の反応を見るのも、楽しいだろう。
しかし、帰ってきて翌日から日本のライブが続くのなら、
わざわざ行くには及ばない。
というか、疲れて東京のライブに差し支えたら、たいへんだ。
(私が歌うわけじゃないんだけど)
大阪さえ、行ったことがないのに。

ライブは毎日、アーティストと観客が違う空間を作り出す。
異なった会場、地元ではない他所の都市のライブなら全く別の世界を体験できる。
機会があれば、ぜひソウルもそして大阪も行ってみたい。

My mind stuck in New Orleans!

2009-10-21 00:22:37 | ニューオリンズの旅
夜10時に携帯が鳴り、見ると相手は不明で+の番号からの電話。
「もし、もし?」と出ると、一瞬間があり、「フランスのリンダよ。
あなたの声が聴きたくて電話しちゃった!」

「こっちは午後2時だけど、そっちは大丈夫?迷惑じゃなかった?」
「全然、平気よ。元気だった?」
うっかり、片言のフランス語で受け答えをしていると、
彼女が早口のフランス語で話し始めたので、
「ゴメン。ゼンゼンワカリマセ~ン。」とお詫びする。

「エリックがクリスマスに日本に来るんでしょう?」
「うん、3日予約をしたよ。」
「日本の人はラッキーねぇ。」
そうなんだ、私達は恵まれている。

お互いや家族の近況などを話して、再会を約束して電話を切った。
「いつでも、パリに来てね。いつでも歓迎だから。」
もちろん、私も同じ気持ちだと話した。

その後、「電話をくれたから、嬉しくて眠れなくなっちゃったわよ。
また、アメリカで、フランスで日本で会いましょうね。」とメールすると、
リンダはfacebookにスレッドを立てて、ニューオリンズのエッセンス、
みんなで過ごした日々が忘れられないと書き込みをした。

あの時、一緒だったファンクラブのメンバーたちから、
「自分も同じ気持ちよ。また集まりたいわね。いいえ、集まるべきだわ。」
「来年もエリックにエッセンスに出てもらって、みんなで集まりたいね。」
「懐かしい。ほんとにみんなに会いたい。」
などと書き込みがあった。

一人一人の顔が浮かんでくる。
多くの言葉は交わさなくても、相手を思いやる気持ちって、
笑顔やちょっとした心遣いで伝わってくる。

懐かしのニューオリンズ、NOLA。
日本からもっと近ければ、いいんだけれど。
せめて直行便があれば。

チキンライス対決

2009-10-20 00:02:12 | 私の日々
品川パシフィックホテル前に忽然と建ち上がった「シンガポール・シーフード・リパブリック」
シンガポールの名店3店「ジャンボ」、「パームビーチ」、「インターナショナル」が合体したレストラン。
最初は混んでいて夜の予約は取れず、昼間は予約ができないとのこと、
オープンしてから行く機会を逸していた。

品川プリンスシネマで映画を観る前にアジア好きの友人と今年の初夏、初めてランチに訪れた。
ランチメニュー、大好きな物がたくさん。
チキンライス、バクテー、ラクサ、ミーゴレン、サテイ。

海南チキンライスはシンガポールのソウルフード。
鶏を茹でて、そのスープでお米を炊き、そしてスープと鶏も食べる合理的な料理。
店に入る時から、マーライオンが迎えてくれて、外にもドリンクバーがある。
天気の良い日の中庭のテラスでのランチ、上を見上げるとラッフルズホテルのような作りに
シンガポール気分満点。

その後、ディナーで室内でも食事をしたが、やはりランチがお得で時間も長くやっているのでお奨め。
オープンエアが気持ちの良い季節、何度かランチに行き、
バクテー(いろいろな香辛料の入った骨付き肉入りスープ)やチキンライスを堪能した。
バクテーは『バクテーの素』みたいなパッケージがシンガポールやアジア系の国で売っていて、
薬膳のようなこのパックを入れながら、一口大のスペアリブを煮込めば、家でもできる。

週末の夜、恵比寿の「海南鶏飯食堂」でチキンライスを食べた。
エスニックは好き嫌いがあるから、好みの一緒の人とでないと、けっこう食べられない。
香辛料の香りや香菜が嫌いな人もいる。

夜なので、照明が暗くてはっきり見えないかな?
「シンガポールシーフード」、薬味が豆板醤、溜まり醤油、葱油に対し、
こちらは生姜が添えられる。
鶏も「シンガポール」が味付なのに対し、
「海南鶏飯食堂」は、シンプルに茹でてある。
絶えず薬味を補充しにお店の人が回ってきてくれる。
タイガービールとの相性は最高。
海老のチリソースや空心采炒めも美味しい。

一人で「シンガポールシーフード」のランチに午後の遅い時間に行くと、
座る前、暖かいクッションを椅子の上に置いてくれた。
そろそろ、オープンエアが寒くなってくる季節。
秋が深まってきている。

今年のクリスマスーThis Christmas

2009-10-19 09:26:07 | エリックベネイ-クリスマスライブへGO!
昨日から、ブルーノートのエリック・ベネイ、クリスマスライブ、
12/21~25の一般予約が開始されている。
エリックファンの方々、すでにご予約は済まされましたか?

アメリカのファンクラブの会長から、
「AK、いつ行く事にしたの?良い席は取れた?」とメールが来た。
「3日間、行くわ。良い席は当日の来た順、だから早めに行くつもりよ。」
と返事を送ると、
「うん、わかった。エッセンスのラウンジは、席がなかったけれど、
あれで着席するパターンね。
いいわねぇ。きっとクリスマスソング、いくつか聴けるわよ。」
と凄く羨ましそう。

クリスマスソング、テレビの映像など録画、録音されたものはあっても、
クリスマス以外のライブで歌うことはまず有り得ないでしょう。
またアメリカではクリスマスは家族と家で過ごす人が多い。
日本のお正月のような雰囲気。
小さな子供がいれば大切な行事だし、そうでない人も家族で集まったりする。
なかなか自分の都合で外出できる時期ではないようだ。

日本のクリスマスはどちらかと言うと外出の時期?
だからこそクリスマスにエリックのライブが企画された。
日本に住んでいて良かった!

This Christmas



Eric Benet - True To Myself Medley

2009-10-18 09:49:13 | エリックベネイの曲
みなさま、エリックの1stアルバムはお持ちですか?
"True To Myself"
このアルバムの中から、"True To Myself""Spiritual Thang""Femininity"
ヒットメドレー。
ここのところ、アメリカのライブで、
「みんな、僕のどのくらいファンなのか、テストをしよう!
この曲、知っている?」なんてパーフォームしていますよ。

アルバム"True To Myself"の1曲目のメッセージソングが、同名"True To Myself"
ライブでは、ほとんど歌うことはない。
"Femininity"は、アメリカのファンのライブでは1番盛り上がる曲、
歌詞の意味が深いので、日本では余り受けないのをエリックも知っている。

"Spiritual Thang"、日本では、2005年の来日以来聴いていないが、
海外のツアーでは定番。
クリスマスライブでは歌ってくれるかな?

Eric Benet - True To Myself Medley

Michael Jackson -This Is It

2009-10-17 00:00:03 | Weblog
私はこの映画を甘く見ていた。
わざわざ観なくてもと思っていた。
公開後、行く機会を逃していた映画「ココ・アヴァン・シャネル」を観に行き、
始まる前に、この映画の予告編が流れた。
マイケル・ジャクソン"This Is It"

画面一杯に映し出されるマイケルの映像、懐かしいマイケルの曲が次々と流れる。
マイケルはやはり偉大だった、マイケルはがんばっていた、
マイケルと彼をを支える人達の作り出す巨大なエネルギー。
この予告編を観たために、しばらく「シャネル」の映画が始まっても集中できなかった。
同じ映像をYoutubeから、引っ張ってきたが、夫に「これで感動?」と言われてしまった。
パソコンの画面ではあの凄さ、音と映像を想像できない。

ぜひ、映画館で体験したい。
10/28から世界一斉に2週間だけの公開。

http://www.michaeljackson.com/us/node/326415

Michael Jackson 'This Is It' Official Movie Trailer