Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

ダライ・ラマに歌ったEric Benet

2014-02-27 13:22:41 | エリックベネイの愛と人生
「ある朝、突然電話がかかり『ダライラマ様のために歌っていただきたいのですが。』
そんなことってあると思う?」とエリックべネイ、一昨日FBのページに投稿した。
その後、トップの画像がアップされ、ダライ・ラマと彼の信者たちのイベントのために
LAで二日に渡って歌うとある。

妻のマニュエラと娘のルチアも共に招かれ、ダライ・ラマと面会した。
その際、ルチアは"Hi Dalai Lama"と挨拶し、
自分の得意な歌を一緒に歌ってもらおうとしたそうだ。

キーボード奏者、今回はここのところ一緒に組んでいたジョナサンではなく、
2009年の来日に同行したShirota。
彼も感極まりステージに出る前にエリックと記念撮影をしている。


エリック・べネイ、妻のマニュエラ、同行したシロタ、
それぞれがたいへん名誉なことと書き込んでいるが、エリックの服装がちょっとラフ過ぎ?
それも自然体、歌の雰囲気に合わせて選んだものかと納得。


二日目の今日、エリックべネイは自分でパワーブレークファーストを作った。
ダライラマに会うのだからこれくらい食べなければという気合が伝わってくる。
本人のキャプションによると内容はオートミール、ライスミルク、ラズベリー、
ストロベリー、バナナ、ドライのクランベリーとレーズン。
ちなみにエリックはいちおうヴィーガン(菜食主義でも決まりがより厳しい)をやっている。


そしてたった今、エリックべネイは新しい写真をアップ。
「自分にとって感動的な瞬間だった。」と。
デビッド・フォスターと共にダライラマのために歌っている。
エリックがダライ・ラマのために選んだ曲は何だったのだろう?

大統領の執事の涙 Butler

2014-02-26 01:11:19 | 私の日々
全く予備知識のないまま、地元のシネコンの前を通りかかり観ることになる。

綿花畑で働く家族、母親の役、どう見てもマライア・キャリーだと思ったら、
ほんとうに彼女だった。
冒頭の部分だけでセリフもほとんどないがマライアの存在感が光る。
白人の家族に仕える奴隷の子供としての厳しい環境と事件。
しかし農園主の母親(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)に救い上げられ、
サービスのプロとして子供の頃から仕込まれる。
この女性との信頼関係が後のセシルの輪郭を形作る。
やがてそこに先がないことを見定めて離れることになるが、
バーテンダー、給仕として仕事に恵まれた結果、
ホワイトハウスのバトラーとして採用される。

「事実を基に描かれたフィクション」とのことだが、
実際に7人の大統領に仕えたバトラーの存在がニュースになり、
実在の人物から掘り起こされた物語ということになる。

大統領や夫人、それぞれの人となりが描き出される。
JF・ケネディーやナンシー・レーガン、癖のあるキャラクターだが、
抜きに出た魅力も持ち合わせていたと思わせる。
ケネディーを演じるジェームズ・マースデン、
ナンシー役のジェーン・フォンダの演技によるところが大きいのかもしれない。

妻役のオプラ・ウィンフリーは、アフリカ系アメリカ人の黒柳徹子、
それを更に辛口にしたイメージの司会者であり女優。
仕事に徹する夫セシルとすれ違いの生活からアルコールにおぼれたり、
隣人と浮気したりもありだが、最後は夫との信頼関係を取り戻す。

部屋の空気となるようにサービスするようにと教育され、
白人と迎合して生きるかに見える父、それを嫌い公民権運動に走る息子、
その息子の存在を気に掛けてくれる大統領がいて、
セシル(フォレスト・ウィテカー)の苦労や努力を買う大統領や夫人がいる。

父の仕事を軽蔑する息子にキング牧師は諭す。
「彼らの勤勉な仕事振りのお蔭で黒人の持つ典型的なイメージが改革されている。
自分達では気付いていなくてもバトラー達は私達と同じ『戦士』なのだよ。」
父と息子との葛藤と和合、そこで息子よりも夫の気持ちに添おうと努力する妻。
歴史をたどりながら家族のドラマとしても深い。
断絶してしまった父と息子の間もそれぞれが時を経て相手の気持ちを、
理解しようと歩み寄るところに救いがある。

セシルが生まれた時、ホワイトハウスに仕えていた頃にも想像もできなかった、
アフリカ系アメリカ人初のオバマ大統領誕生へと物語は繋がっていく。

この部分、エリック・べネイという一人のアーティストのファンとなり、
同じファンであるアフリカ系の女性達と交流する中で、
オバマ当選へと一緒に気持ちを運んだ頃のことを懐かしく思い出す。
エリックはクルーズの仕事が入っていたので、
オバマに投票するために、期日前投票を済ませた。
クルーズ船の中からオバマ当選の喜びに泣くエリックの姿が投稿された。
大統領就任式、一般席で観戦するために乗ったタクシーの中で、
「こんな日がくることを亡くなったお父さんに見せたかった。」と
感無量になって話すエリックべネイの姿もかつてのSNSの投稿で見た。

テーマの一つが差別であるだけに観た後でいろいろと考えさせられる。
州に依っては、スタンド ユア グランド法が未だに存在し、
アフリカ系アメリカ人への偏見が無くなったとは言えない社会。
そしてR&Bやソウルミュージックを愛し、
アフリカ系のアーティストやファン達と交流しながらも、
真の意味での彼らの苦労は何もわかっていないのかもしれないと一石を投じられた、
そんな思いが残る。

監督は「プレシャス」のリー・ダニエルズ。
セシルに理解のある同僚としてキューバ・グッディングJr,
問題の多い隣人役にテレンス・ハワード。
ロビン・ウィリアムズ(アイゼンハワー)、リーヴ・ジェレイバー(ジョンソン)
アラン・リックマン(レーガン)、ジョン・キューザック(ニクソン)
がそれぞれの大統領を個性的に演じている。

映画のコマーシャル、日本のヴァージョンは娯楽作品的なイメージ、
US版はもっとシリアスなドラマを予感させる。

映画『大統領の執事の涙』予告編


THE BUTLER Movie Trailer (2013)

Pharrell Williams, a Priceless Surprise

2014-02-25 18:53:24 | Weblog
ファレル・ウィリアムズ、突然にファンのもとを訪れて喜ばせ、
泣かせる映像をSNSでみつけた。
見ただけで状況は一目両全だが、詳細を検索してみた。
http://www.examiner.com/article/pharrell-makes-preschool-teacher-and-class-happy-with-surprise-appearance

場所はロンドンでファレルの大ファンであるクイーンという女性が、
3~4歳の子供のためのプログラムを行っている。
その中でファレル"Happy"を一緒に歌って踊る場面、
この一ファンとしての活動をドキュメンタリーとして
撮影が行われることになっていた。

A Priceless Surprise for Pharrell Williams' fan Queen


ここにファレルが登場し、そしてまたその後にマスターカードが、
コマーシャル"Priceless Surprise"としてこの場面を使うことになった。
"priceless"という単語、改めて辞書で引いてみる。
「金では買えない、たいへん貴重な、素晴らしい、信じられない」
と記載がある。

ファレルはファンを突然訪問して喜ばしている自分が
Priceless Surpriseをしているのではない、
ファンであるクイーンが自分の曲のスピリットを受け継ぎ、
子供達をインスパイアーしている、
その行為自体が"Priceless Surprise"なのだと結んでいる。

グラミー賞の時も常にナイル・ロジャースや周囲の人に敬意を表していたファレル、
彼の謙虚さとキュートさがぎゅっと詰まった映像。

Pharrell Williams gives his fan a Priceless Surprise

マサ小浜スペシャル、3/1に演奏する曲は!?

2014-02-22 17:02:42 | その他のライブ
ソチオリンピックのフィギアスケート、男子個人ショートプログラム、
テレビ中継を観ていて羽生結弦がゲーリー・ムーア「パリの散歩道」
Gary Moore"Parisian Walking"の曲に乗って演技する様子に私の目と耳は釘付けになった。

ゲーリー・ムーアのコンサートに行ったのは32年位前?
その時にしていた仕事の関係から本人のマネージャーにチケットをいただき、
渋谷公会堂だったと思うがコンサートに呼んでいただいた。
ファンでも好きでもあったわけではない。

まず驚いたのは羽生が完璧にROCKしていたことだ。
フィギア的なバレー、ソーシャルダンスな動きではなく、
ロックともヒップホップとも繋がる滑り方。
豪快にのびのびと屈託なく最高得点で決めてくれた。

また当時は余り興味のなかったこの曲、
ここのところ、マサ小浜さんのギターを聴き込んでいるせいか、
マサさんの演奏で羽生が滑っている様子が目に浮かんでくる。
思わずその気持ちをツイートすると、
即、マサ小浜さんから「3/1にやりましょう!」とお返事が。

3/1(土)に目黒ブルースアレイにてマサ小浜スペシャル、第14回目になる。
いつもブルース、ロック、ファンク、R&B、
エリック・べネイの曲、昭和歌謡に至るまでたっぷりと聴かせてくれる。
時としてマサコ・ハマーと間違えられることがあるが、
日本が世界に誇るトップギタリスト、マサ・小浜。
今回はどういうセットリストになるのだろうか。
そしてマサさんの演奏する"Parisian Walking"、はたしてどんな感じになるのか?

Pharrell & Nile Rodgers BRIT Awards 2014

2014-02-21 10:22:27 | NILE RODGERS & the CHIC organization
BRIT Awards 2014に出演のためにロンドンを訪れていたナイル・ロジャース。
インターナショナル・グループ部門でのダフト・パンク"Get Lucky"での受賞、
ナイルがステージでトロフィーを受け取る画像。

その後、Pharrell Williamsと共に"Get Lucky""Good Times""Happy"
のパーフォーマンスがある。
欲を言えば"Good Times"をもう少し聴きたかったような気もするが、
ここに少しでも挟まれたことに感謝。
"Good Times"の歌詞、"Happy days are here again"からファレルの"Happy"
へと移行していく。
Nile Rodgers、グラミーの時もだったが、
とにかく嬉しそうな様子が表情から体全体から伝わってくる。

Pharrell & Nile Rodgers perform 'Get Lucky/Good Times/Happy' | BRIT Awards 2014


「ナイルは今回のグラミー三冠を心から喜んではいない。
自分ではなくダフト・パンクの歌だから。」
と書いている音楽関係の専門家の意見を読んだが、それは違うと思う。

かつてナイルは行きつけのコーヒーショップで"We Are Family"が流れてきて、
「これは僕の曲なんだよ。」と言ったのに冗談かと思われてしまった。
いったんはそのまま引き下がったが、やはりはっきりさせようと思い、
きちんと説明してわかってもらい最後はハグして別れた、
とナイルは2010年のブログに書いていた。

作曲者、プロデューサーのこういうエピソードは多々ある。
"My Girl"のイントロの部分が流れて来た時、ジェームズ・ジェマーソン、
やはりダイナーにいて「この曲は僕の・・・」と言い掛けてやめてしまった、
どうせ信じて貰えないんだろうと思ったんだろうと同席したアーティストが、
インタビューの中で話していた。

私も最初はナイルが今回のグラミーへのノミネート、
特に思い入れがないのかと思っていた。
しかしグラミーでのパーフォーマンス、受賞する時の様子を見て、
ほんとうに喜んでいる様子が節々に出ている。
今まで賞とは余り縁がなかったナイル、
昨年一年間は海外でも多くの都市でコンサートを行い、一気に活躍の場を広げた。
製作者としてだけでなく、パーフォーマーとして各地で知名度が上がったこと、
間違いがない。
またこの映像でもそうだが、ファレル・ウィリアムスはいつもナイルを立ててくれている。
「ナイル、ロジャースに拍手を!」と始まり、最後も「ナイル・ロジャースでした!」と結ぶ。
グラミーでも受賞の都度、ナイルに感謝の言葉と態度を表していた。

BRIT Awardsのアフター・パーティーではお馴染みのCHICのメンバーが駆けつけ、
ナイルと一緒に出演している。
周りの人たちに支えられてナイル・ロジャース、ロンドンで至福の時を過ごしている。
それはナイルの人柄と今までナイルが周囲にいつも惜しみなく、
自分の持てるものを与えてきたからに他ならない。

アフター・パーティーでのNile Rodgers

Ain't No Sunshine & Lovely Day

2014-02-19 18:04:23 | 私の日々
地元の駅ビルにある中古レコードの置いてあるショップ。
近々閉店という噂を聞いたのでのぞいてみる。
¥400位からの膨大な数のレコードが箱に並べられている。
二箱ほど中にあるレコードを物色したが、
雪の終わりを待っていたかのように花粉が飛散しているようで、
体力、気力も弱っているのか、集中力にも欠けているようで、
出物探しをあきらめ店を離れる。

帰宅し、Bill Withers "Greatest Hits"久々にレコードを掛けてみる。
レコードとCD、当然レコードの音の方が良いと以前は思っていた。
恵比寿のソウルバー・ブラウンシュガーで同じ曲のCDと、
レコードの聴き比べをさせて貰ったことがあるが、
カウンターに居合わせた人達とどちらが好みかなどと話し合いながら、
意外にCDの方が音の響きが良かったりすることに気付いた。
今の方が録音技術の進歩などもあり、
一概にレコードの方が優れているとも限らないようだ。

"Just The Two Of Us"から始まるこのレコード、
"Ain't No Sunshine"から"Lovely Day"と繋がっていく。

今まで考えたこともなかったけれど、
この二つの曲の歌詞、かなり矛盾していると気づく。

Bill Withers - Ain't No Sunshine


前者は「彼女が去ってしまった今、陽も射してこない。」と歌い、
後者は「太陽の光が痛いほどまぶし過ぎて君のことを見るとほっとする。」
太陽が好きなのか嫌いなのかと尋ねたくなる。
"Ain't No Sunshine"は寒さ厳しい場所、"Lovely Day"は炎天下での曲、
と思えば納得もできるが、彼女がいる時は疎ましかった太陽、
いなければ恋しくもなると歌っているようにも取れる。

Lovely Day Bill Withers


掛けっぱなしで10曲以上聴けるCDと較べると片面4曲程度のレコードは分が悪い。
それでもジャケットが絵になるのとレコードを掛けるというゆったりした雰囲気、
部屋の空気感まで変わるようで捨てがたく、レコードの魅力には抗えない。

ニック・ウェストの日々

2014-02-17 13:20:01 | その他のライブ
8日から降り始めた雪のため翌9日も交通機関がマヒする中、来日したNik West。
彼女が13日に帰った途端、東京は14日から再び雪となる。
「あなたが帰ちゃったからこちらはまた凄い雪よ。」とツイートすると、
「こっちは太陽が輝いている。今度、また持っていてあげるわね。」とお返事が来る。

自宅に帰ったニックは早速、子供を抱きながら掃除する様子をアップ。
彼女から離れようとしないので抱いたまま掃除機をかけることになったそうだ。
ふだんから重たいベースを持っていることを思えばなんてことはないのかもしれない。
ツアーを終えて家に帰るなり掃除機をかけているニックの姿に、
雪と飛散し始めた花粉のせいにして掃除機掛けをさぼっていた自分を反省。


翌日は「釣りに行ってきた。2尾ほどナマズが釣れたので、それを料理している。」
バス(bass)ではなくナマズ(catfish)をから揚げにしている様子をアップしている(笑)
「ベース(bass)と歌ばかりか、釣りと料理の才能にも恵まれているのね。
私はあなたの"Black Beauty"を今聴いているけれど。」とツイートすると、
お礼のお返事が来る。


率直に言ってライヴで観たカリスマ的な姿と違う余りに自然体の日常、
このギャップに驚いている。
普段はほんとうに普通に生活しているんだなと。
普通どころか釣りに行って食材を確保して来るとはなんとワイルドな。

もう一度、ライナーノーツ、その他のインタビューなどで彼女の経歴を確かめる。
出身はフェニックス、アリゾナ、年齢は明かしていない。
20代前半との記事と後半としている記事がある。
13歳からギターをやっていて、16歳からベースに転向する。
きっかけは父親と車に乗っている時にラジオから
マイケル・ジャクソン"Wanna be Start Something"が流れ、
そのベースのカッコ良さについて父親に感想を話したところ、
すぐにベースを買ってくれる。

本人の書いたライナーのサンクスノート、感謝の言葉の部分に、
「お父さんは私が左利きなのに(確かに掃除機も料理するのも左手を使っている)
普通にベースを弾けるように教えてくれた。
(父はギタリストのT.West)
そして男の子のことなんて気にしないで、自分らしくしていればいい。
演奏がしっかりできることを大切にね。」と言ってくれたとある。
母親もいつも自分の才能を信じて一番のファンでいてくれたと。
学生時代は陸上競技の選手だったこと、
生活のために一時期はモデルをしていたこともライナーで読んだ。
いろいろな要素が組み合わさって今の彼女を作り上げている。

"Eyes Closed"は目を閉じてベースが演奏できるかという問いから生まれた曲だそうだが、
ライヴで「目を閉じている時が一番セクシーだと言われるけれど、どうかしら?
これからやってみるから見ていて。」とこの曲を演奏する前に話していたことを思い出す。

2010年のyoutube映像をきっかけにフェンダー社に認められて、
バックアップされ、フェンダー・アーティストとして扱われるようになった。
その後SWR社がスポンサーとなり、Black Beautyというベース/アンプの販売時に、
その名前に合わせて"Black Beauty"という曲を書いた。

オリアンティ(マイケル・ジャクソンとも共演した女性ギタリスト)
と共にシングルもリリースし、既にセカンドアルバムも制作中とのこと。
これからがますます楽しみなアーティストだ。
今回の日本盤、リリースは下北沢を拠点とするSweet Soul Records。

Nik West 2/12 2nd @ Blue Note Tokyoのライヴレポート
http://blog.goo.ne.jp/ak-tebf/d/20140213




Eric Benet wishes you a Happy Valentine's Day!

2014-02-15 12:33:38 | エリックベネイの日々&KyteVideo
Eric Benet名義で今朝6時の配信、ファンとして登録しているメンバー達に、
トップの画像のヴァレンタインカードと下記のyoutube映像が配信された。
日本時間も考えてもう一日早く送ってくれれば良かったのに(笑)

添えられたカードに自筆で書かれている文章、
エリックらしい心遣い、そしてソングライターとしてのセンスを感じる。

「ヴァレンタインは一年の内でロマンティックな気分に浸る時。
既に相手がいる人は一緒にいる人に感謝の気持ちを深め、
今、愛する人がいない人はかつてのロマンスを思い起こし、
次へと向かっていく時。
それぞれが自分に相応しくこの時期を過ごせるように。」

一日遅れましたが、Happy Valentine's Day!!
ファンのために"Spend My Life with You"を歌うエリックべネイの動画、
お楽しみください。

もう既に皆様、ご存知かと思いますが、
女性が男性にチョコレート、本命と義理チョコを贈るのは日本だけの習慣。
アメリカでは男女問わず相手に気持ちを表す日。
30年程前にアメリカ人に"Happy Valentine's!"と教わり、
「Dayは付けなくていいの?」と確認すると「これが決まり文句。」と言われた。
数年前まではこの挨拶が飛び交っていたが、
今年は全て"Happy Valentine's Day!"になっていることに改めて気付いた。

下記の動画、最後まで決めてくれれば良かったのに、
終わり際でドタバタになる。これもエリックらしくて微笑ましい。

Eric Ben�・t wishes you a Happy Valentine's Day!



Nik West 2/12 2nd @ Blue Note Tokyo

2014-02-13 15:20:21 | その他のライブ
おもむろにクルー達と登場したかと思うと、ベースを演奏しながら、
後姿を客席に向けつつステージに上り、リズムを刻む。
パープルのトサカのようなヘア、アイシャドーはトサカに合わせて紫、
リップはアイスピンク、ブラックのトップは裾の部分にフリルが入り、
ミニスカートのようにも見える。
ゴールドのタイツにフラットな同色のブーツ。
とにかくカッコイイ。スタイルが抜群、いきなりニックの世界に取り込まれる。
しょっぱなからグッと観客のハートを掴む。

一見したところ、見た目は違うがジョディー・ワトリー、
CHICのフォラミ、そして性格や方向性は全く違うがエンダンビの姿に通じるものがある。
要するにカッコカワイイ女性ということだ。

ニック・ウェストのライヴに行きたいと思ったのは、前日のことだった。
ライヴハウスのスケジュールを先々まで見渡したところで、
観たいアーティストのライヴがほとんどない。
そんな状況の中で断トツでNik Westの存在が輝いて見えた。
映像、エピソードなどを読み、曲を聴き画像を見ている内に行きたい気持ちが募り、
ツイートしたところ、ライヴ仲間の方から「明日、行きますけれど?」
とお返事をいただき、急遽ご一緒させていただくことに。

事前に読んだ本人のFBのページ。
東京に着くまでの珍道中が綴られていた。
まずLAの空港でカルト的な騒動を起こした不審人物がいたためか出発が1時間遅れる。
後30分で着く予定の時に、成田空港が雪のために着陸できないとアナウンスが入り、
更に2時間近く遅れて到着する。
予定よりも3時間遅れで空港に着くとブルーノートのドライバーが出迎えてくれたが、
「雪のために車は途中で置いてきた。」と言われ、荷物と楽器を抱え、
凍てつく寒さと疲れの中、電車と地下鉄を乗り継ぎ、ホテルまでようやくたどり着く。
いやはやたいへんな思いをしたけれど、ステージではぶっ飛ぶわよ!といった内容。
到着してからはツイートも頻繁、私達ファンのツイートもがんがんリツイートしてくれる。

女性のベーシスト、初めて観るが演奏だけでなく歌えるというのが彼女の強み。
セクシーかつ見ていて美しい動き。
ファンキーでありながらクラッシー、品格がある。
動作というよりも所作と言いたくなる無駄のなさ。
アドリブと計算している部分とのミックス感が良い。
イナバウアーあり開脚あり、ステージに寝てベースを唸らせたりで飽きさせない。

固めるバンドも強力だ。
David Schulz(key)
Hubie Wang(g)
Brittany Maccarello(ds)

ここにゲストでMaxayn Lewis、マクサンがボーカルとして登場した。
「私を呼んでくれてありがとう。」と言うマクサンに
「来てくれてありがとう。」と答えるニック。
「こういう若い人が頑張っている姿を見られるのは嬉しい。
今日来た観客の皆さんも彼女がこれからずっと有名になった時に、
『私達は初期の頃から知っている』と言えるわよ。」

マクサンの歌を骨太に支えながらも自分らしさもしっかりとアピールするニック。
マクサンを立てつつ、彼女が話し終わるや否や、いきなりベースで突っ込んだところ、
ここの部分のテンポ感が堪らなかった。

MCもたっぷりあったが、"Black Beauty"の説明の中で、
これはメーカーがこの名前のベースを出したことにちなみ作った曲だが、
自分はブラックガール、そして見た目もこんな感じ、でも自分は自分でいい、
そんな想いを曲にしたと話してくれた。

プリンスとの出会いの部分の語りが面白かった。
夢の中にプリンスが出てきて二人でバスケットボールをする。
「そんなシュートじゃだめだ。」とプリンスに言われて見ると、
バスケットボールではなくベースをプリンスが持っている。
自分の夢はかつても暗示的なことが示された経験があるので、
慌ててプリンスの映像を見たり、曲を聴いたりしている。
すると何通ものメールや電話が掛かってくる。
遅い時間なのにと思いつつ、電話に出るとそれはプリンス本人からで、
彼女と共演したいという申し出だった。
ニックの友人のドラマーから連絡先を聞いたとのこと。

そして翌日、プリンスのスタジオに行くことになる。
弾いてみるように言われたが緊張の余り良い演奏ができない。
何しろすぐ後ろにプリンスがいて見てるのだから。

するとプリンス、「どうしたんだ、ニック。
君のyoutubeは観ている。ああいう風にやってくれ。
自分が自信を持って納得できる演奏をしなければ周りにも伝わらないよ。」
そして「こんな感じに演るといい。」とニックのベースを持って見本を示し始める。
この辺りをすべてニックは一人芝居で見せてくれるのだが、
プリンスとのやり取り、自分の固まってしまった時の演奏とプリンスの見せた演奏。
目の前でドラマを見ているようだ。
その都度、彼女は自分の心の中の気持ちも言葉にする。
「うそ、プリンスが私の映像を見ていてくれたなんて!」
プリンスからベースを返された時「わっ、私のベースをプリンスが弾いた!」

客席から「ほんとの話なんだね?」と掛け声が掛かる。
「そう、トゥルーストーリーよ。」と頷くニック。
1年半前位とニックは話していた。
彼女の観客を取り込む動作の数々、ベースのインパクトは
プリンスと共演したことで磨かれた部分もあるのかもしれないと思わされる。

youtubeに映像を挙げ、そこからフェンダーに見出され、
プリンスとの出会いもありで、
短期間の内に一気に表舞台へと飛び込んできた印象があるが、
子供の頃からずっと演奏活動は続けて来ている。

ほんとうのファンクとは、というところからスライの"Thank You"
THANK YOU FOR LETTING ME BE MYSELF/WE WANT THE FUNK/LET'S WORK
と続く流れが超絶ファンキー。

最後は「皆、私がファンキーだと思ったら立ち上がって。」
私は三人目くらいに立ってしまったが周りのファンク通の方は中々厳しい。
「まだだめなの?」とニックのベースは更に勢いを増す。
最後には全員が立ち上がった。

終了後のサイン会、間近で見るとほんとうにまだ若いということがわかる。
初来日、観客に暖かく受け入れられたことを素直に喜ぶ姿が可愛い。
「素晴らしかった。既に次回を楽しみにしている。」と伝えると
「今度は暖かい時にね。」とウィンク。
最後は楽屋へと戻るところまで見送ることになり「また来てね!」と声を掛けると、
戻って振り向き笑顔を見せてくれた。


今日の日中、彼女のアルバムを室内で大きめの音で掛けてみた。
決して柔な家ではないと思いたいが、ベース音に壁が振動する。
昨夜の感動が甦る。
我らがエリックべネイとニックウェストが共演する姿の妄想をする。
その気持ちを思わずツイートすると成田でボーディング寸前のニックが
早速リツイートしてくれていた。
今のエリックの傾向とは違い似合わないことは重々わかってはいるのだが。

「ニック・ウェストの日々」
http://blog.goo.ne.jp/ak-tebf/d/20140217

金子三勇士 Roland US版CMに出演

2014-02-12 11:08:01 | ピアニスト 金子三勇士
Roland Home Piano Series - Artist Impressions


金子三勇士、ローランドのCMに出演するのはこれが3回目だろうか。
初回はDavid Benoit、George Duke等と共に演奏を聴かせたが、
今回は初めて本人のコメントも入る。
そして今回のヴァージョンにはJudith Hillの姿も。

本人のツイートによると「この動画の2分2秒から演奏しています曲は、
バルトーク:チェルゲーの踊りです。
チェルゲーはタンバリンのようなハンガリーの民族楽器で、
それを使った民族音楽と踊りをイメージした作品です。」

映像中の本人のコメントにもあるが、消音にして夜間もヘッドホーンをつけて、
演奏することができる。
リビングルームにあるスタインウェイは日中、
自室にはあるローランドは夜になってからの練習用と使い分けている。
またピアニストは夜中であっても演奏が気になってくることがある、
そういう時に近所や家族に気兼ねせず音を確かめることができる、
これはとてもありがたいことと話していた。

金子三勇士、国内での演奏会が週1回のペースで続いている。
その中でも最も大きなイベントは、6/23(月)6/26(木)サントリーホールにての
ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団、指揮ソルタン・コチシュとの共演。
ハンガリーで育ち、音楽教育を受けた金子三勇士がハンガリートップクラスの
交響楽団、指揮者と共にステージに登る。
またコチシュは三勇士にとって幼い頃からアルバムを聴き込んできた指揮者。
日本で実現するハンガリー三者のコラボレーションに期待が膨らむ。
https://www.japanarts.co.jp/concert/concert_detail.php?id=200&lang=1

スケールの大きなコンサートも良いが、金子三勇士を身近に感じたい方にはこちらもお進め。
4/20(日)3時より座間にての演奏&トークショウ
http://magcul.net/event/harmony-hall-zama-20140420/

最後はおまけです。
マネージャーのK氏が送って下さった題して「三勇士とお弁当」
ツアー先できちんとした食事ができているかと心配する私のツイートを見て、
過去にアップして下さったものです。


イギリスのEric Benet

2014-02-11 15:48:02 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
2/9、スウェーデン・ストックホルムでのコンサートを終えたエリックべネイ、
バンドのクルー達は既に帰国した。
エリック本人はその後、イギリスに向かい、ロンドンで今日はインストア・イベント。

ツアーでの日々と題して下記の画像をアップ、なかなか素敵なホテルですね。
イギリスにはファンが多いと聞いてはいるが、
言葉も通じるし、のんびりと一人、ロンドンでの休日を楽しんでいるようだ。


ツアーが始まると生活が不規則になり体重が増減してくる、
体力が弱ってくることをエリックはいつも気に掛けている。

滞在先のホテルでも時間を見つけてワークアウト。


食事と運動で若さとスタミナを保つ努力を心掛けるエリック・べネイ。
姉リサがアップした20年前の写真。
エリックは体型も顔立ちも大きな変化がみられない。
むしろ体型はそのまま、顔立ちは今の方がずっと深みが増している。
それは本人の日々の鍛錬、それとも先天的な遺伝子のお蔭なのか。


昨日、久々に偶然会った友人に、
業界ではスキャンダルをきっかけに落ちて行ってしまう人が多い中で、
かつてはどん底まで追い詰められたエリックが今の姿へと返り咲いたこと、
それはまれにみる素晴らしい生き方だと言われた。
エリックの若々しさは繊細だけれど穏やかな性格、
そこによるところが大きいのかもしれない。

今月終わり、オハイオでのライヴへと向けて、
おどけて"Chocolate Legs"の曲を歌いつつ「僕のライヴを観においで!」
と歌に乗せて誘うエリック。
フェイスブックのファンサイト、本人のツイッターでも閲覧できます。

https://www.facebook.com/photo.php?v=807165535964244&set=vb.170093733004764&type=2&theater

ドイツのEric Benet

2014-02-07 10:27:05 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
今回のヨーロッパツアー、ドイツの大都市をいくつも周っている。
エリックべネイ、アメリカ以外の人気のある国として、
イギリス、フランス、日本、南アフリカ共和国をあげているが、
今回、ブライアン・マックナイトと共にドイツ各地でコンサートすることで、
ここでも新たな多くのファンを獲得できるに違いない。

トップの画像は「オバーハウゼンで頑張っているよ!」と題して。
そしてこれはオバーハウゼンでのセットリスト。
マイクとイヤホーンに現地のウィスキーがアレンジされている。
イヤホーンにはエリックのイニシャルのBとモニターにはERICの文字が。
赤と緑、ウィスキーのラベルのくすんだベージュ。
エリックなりに絵になるショットを考えているところが微笑ましい。
ちなみにエリック・べネイ、ビールの産地、ミルウォーキー出身だが、
アルコールは余り飲まない。
ワインは嗜み、ビールも最近はちょっと飲むようになった程度。



こちらは「ジャーマン・チョコレート」とのお題。
チョコレート、もちろんアフリカ系の人に対しての表現であり、
そしてエリックべネイの曲、"Chocolate Legs"
疲れを癒してくれる相手に対しての感謝の気持ちを歌っている。
「『チョコレート・レッグス』、アフリカ系女性を賛美する曲と思われがちだけど、
チョコレートでもいろいろな味があるでしょう?
ホワイトチョコとか、ビタースイート、キャラメルとか。
ナッツ味、ワサビ風味なんていうのもあるかもしれない。」
とエリックは各地のライブで歌う前にこんな前コメをしていた。



最後の動画はKorinさんがみつけて教えてくれた。
2/8のデンマーク、コペンハーゲンのコンサートを楽しみにしている人達が、
エリックべネイ"Chain"の曲をコーラスしているもの。
デンマークのファン達も熱い。

Shiva "Chains" (Eric Ben�・t)

ヨーロッパのEric Benet

2014-02-04 20:37:19 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
今日の東京は朝から寒く、とうとう夕方からは雪が降り始めた。
我らがエリックべネイは更に寒さ厳しい北ヨーロッパでのツアーを続けている。

2/1 ドイツ・ベルリン
2/2 ドイツ・フランクフルト
2/4 ドイツ・オバーハウゼン
2/5 ドイツ・ハンブルグ
2/6 ドイツ・シュツッツガルト
2/8 デンマーク・コペンハーゲン
2/9 スウェーデン・ストックフォルム

パリの滞在中にエリックべネイが立ち寄ったカフェバー。
そこでライヴを行っていたアーティストがエリックをみつけ、
一緒に歌わせる映像がアップされた。

埋め込みができない設定になっていますがyoutubeに飛べば閲覧できます。
妻のマニュエラも一緒に映っている。
促されて一緒に歌うエリック。
オフに行った場所で快くリクエストに応じ盛り上げる姿に人柄の良さが滲み出る映像。

Sol' N Co live with Eric Benet


ベルリンでのセットリストもエリックはツイッターに載せている。

今回はブライアン・マックナイトと二人でのコンサート。
曲目は少ないが、各地で観客を沸かせている映像も次々と上がってきている。

1/30、アムステルダムのコンサート、"Harriett Jones"で登場するエリックべネイ、
一曲目を歌う時のエリック特有の緊張感が伝わってくる。



そして、その後"Sometimes I Cry"を歌うエリックべネイ。
こちらはぐっとリラックスして観客とコネクト、歌に入り込んでいる様子が伝わってくる。

Eric Benet @ Melkweg Amsterdam 30-01-2014 - Sometimes i cry