Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

金子三勇士 10/16 「大田区障害者の日の集い」に参加

2011-10-17 08:31:30 | ピアニスト 金子三勇士

10月16日、日曜日の午前と午後に渡って蒲田駅前アプリコで行なわれた
「大田区障害者の集い」クラシックコンサート、
予定されていた視覚障害者のピアニストの方が体調を崩されたため、
急遽、金子三勇士が代役で演奏することになった。

金子三勇士、今週末には名古屋、大阪でのリサイタルを控えている。
「リスト生誕200年記念コンサート」に向けて、
演奏曲目の練習に励んでいたところに急に決まったコンサート。

代役で弾くのはショパン「ピアノ協奏曲第1番」
2010年の4月にオペラシティーで東京フィルとの共演で演奏。

2010年4/22、金子三勇士「ショパンピアノ協奏曲第1番」
広上淳一指揮、東京フィルハーモニー楽団
http://blog.goo.ne.jp/ak-tebf/d/20100423

その後、同年7月に葛飾シンフォニーホールでショパンピアノ協奏曲第1番第1楽章のみの演奏。

金子三勇士 2010年7月4日 「おなじみのクラシック音楽大集合」
梅田俊明指揮クラシックオーケストラ
http://blog.goo.ne.jp/ak-tebf/d/20100704

それ以来、コンサートでは演奏していなかった曲を短期間で仕上げることになった。
13日になってオーケストラ、東京フィルと指揮者、大友直人とのリハーサルが行なわた。

13日の朝、大田区役所に問い合わせると、
既に前売りのチケットは販売終了している。
開演1時間前に売り出される当日券のみとのことだった。

金子三勇士の弾くショパン「ピアノ協奏曲第1番」には特別な思い入れがある。
また家からそう遠くない場所にこのコンサートホールがある。
2時開演の午後の部を観に行くことに決め、地元の友人たちにも声を掛ける。
会場すぐ近くに住む友人夫婦が自転車で駆け付けてくれた。

2階席、バルコニー席もある1400人収容のホール。
一階前方は車椅子の方用に座席を外して対応。
中央が障害者の方達のための座席。
また一階後方には通常の車椅子席を更に広げて、
たくさんの方がそれぞれの障害の状況に応じて移動可能なように、
空間が作られている。

司会者の紹介で担当の方の挨拶、
そして東京フィルのメンバー、指揮者の大友直人が登場し、
ヘンデル「水上の音楽」

金子三勇士が壇上に迎い上げられショパン「ピアノ協奏曲第1番」
この曲は19才のショパンが母国ポーランドを離れる決心をし、
旅立つ前のコンサートで披露した曲。
ショパンのポーランドへの想い、これからの将来への夢など、
いろいろな気持ちが込められた曲。

また金子三勇士にとってもこの曲を初めて演奏した昨年の4月は、
ピアニストとしてプロでの契約が決まったものの、
まだデビューコンサートにも至っていなかった時期。
この曲へのショパンの想いと当時の金子三勇士自身の心境が重なる。

オーケストラの演奏が続きピアノの演奏が始まる。
その瞬間、ここに至るまでの金子三勇士のピアニストとしての
道のりが胸に迫ってきた。

階下の会場を見ると、知的障害者の方で気に入った場所で手拍子を取ったり、
リズムに乗って踊っている人もいる。
演奏中にも掛け声が掛かる。
これはクラシックコンサートでは稀でもR&Bのコンサートでは普通のこと。

本来ではクラシックコンサート、楽章の終わりでは拍手が入らないはずだが、
第一楽章の終わりに拍手が入る。
第二楽章の終わりでは最後のピアノの演奏が終わる前に拍手が始まるが、
金子三勇士、落ち着いて拍手をかき消すこともなく弱音の部分を演奏、
第三楽章に繋げる。

2009年、金子三勇士が東京国際フォーラムでの子供のための演奏会で、
チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」を演奏した際、
司会進行の三枝成彰氏が「クラシックでも楽章ごとに拍手しても、
気に入れば前に出てきて気持ちを表してもスタンディングしても良いと思う。」
と話されていた。

金子三勇士 チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 8/11・12 2009
http://blog.goo.ne.jp/ak-tebf/d/20090813

東京のクラシックコンサート、クラシック専門のコンサートホールでは、
独特の張りつめた空気感がある。
そういう意味ではこの日のコンサート、こちらもリラックスして観ることができた。

金子三勇士、ショパン「ピアノ協奏曲第1番」残念ながらCD化されたアルバムがない。
家で聴く他のアーティストの演奏と較べると、
三勇士のこの曲には、優しさが溢れている、
感情が込められていながら抑制の効いた格調を感じる。
金子三勇士の弾くこの曲のCD化、いつか実現するだろうか。

演奏の後、指揮者の大友直人ともに金子三勇士、
壇上で司会者からインタビューを受ける。

2~3歳からピアノを始めたとのこと、
その位の子供でも鍵盤を押すだけの力があるのか、
今は学生だが来年卒業後、社会の荒波に揉まれることになるが、
将来の抱負はなど。

演奏が終わった瞬間に思うことは?
三勇士「毎回、『生きていて良かった』と幸せに感じます。」

将来、どのような活動をしていきたいか?
「ハンガリーと日本で育ったことから、
国際交流に役立つことをしていきたい。
また音楽を通じてそれが可能だと思っています。」

インタビュー後、リスト「愛の夢第3番」
「皆さんの心に届く演奏をしたい。」との言葉の通り、
協奏曲ではオーケストラの音と調和するように音をコントロールしていたが、
この曲の後半からのクライマックス部分では2階席後方にいた私にも、
この曲にリストが込めた愛、それがひしひしと伝わってきた。

障害のある方達にもぜひトップレベルのクラシックを楽しんで欲しいという趣旨の元、
この日に向けて準備をされてきた方、
演奏者たち、指揮者、司会者、
障害者の方に付き添ってお世話されていた方達、
それぞれの暖かい真心のこもったコンサートだった。

終了後、楽屋を訪ねて近況などを聞く。
この演奏会の後は今週末の名古屋、大阪へと向け、
全力投球すると語ってくれた。

Happy Birthday Eric Benet!!!

2011-10-15 00:00:23 | エリックベネイの日々&KyteVideo
お誕生日おめでとう、Eric Benet!
今日でエリックも45歳。
何だかどんどん若返っているようにも見える。
それでも映像で較べてみると確実に年は取っているのだけど、
とってもいい感じに大人の男になっている。

そして子供の頃からの純粋な気持ちを失わず、
年齢を重ねて更に優しくなったようにも思う。

先月のマニュエラのお誕生日、
エリックは日本にいて一緒に祝うことができなかった。
エリックべネイの今日のお誕生日はマニュエラとインディア、
家族、みんなでゆっくりと過ごして欲しい。

今回の来日公演では、多くのファンを掴んだに違いない。
ますます日本で人気が出て、来日回数が増えていく、
そんな気がしている。

Xファクター #1

2011-10-13 16:25:37 | Weblog
chanparaさんが「『Xファクター』が面白い」とツイ―トした。
ここのところ、テレビのチャンネルがぐっと増えてきて、
各局でもBSとスカパー両方に分散していたりするので見逃していた。

早速チャンネルと放映時間帯を教えて貰い録画。
#1~3を通しで観る。
完璧にはまってしまった。
channparaさんからは寛大にも「ブログ化権を譲る」との申し出を頂く。
#1~#3をまとめて書こうかとも思ったが、
せっかくなのでどの人が優勝候補になるか目を光らせつつ、
#1から書き留めていくことにした。

FOX238開局記念番組として放映が始まった「Xファクター」
あのサイモンが、ポーラがいる。
年齢制限は12歳以上、上限なし。
ティーン向けのアイドルだけではなく、人生の年輪を重ねてきた人の、
生きざまを観ることができる。
ソロでもグループでもOK。
「アメリカンアイドル」のオーディションでは審査員のみだが、
こちらは4000人余りの観客の前で歌う。
オーディション終了後はブートキャンプ。
ボーイズ、ガールズ、グループ、30歳以上の4つのカテゴリーに分かれる。
賞金額も500万ドルとレコード契約。
シーズン5から観てきたアメアイ、シーズン3から観ているアメダンと違い、
どのような展開になるかが全く読めない。

審査員はサイモン・コ―ウェル、ポーラ・アブドゥルに加え、
ソングライターでプロデューサーのLA・リード。
シェリル・コールとニコール・シャージンガ―は交代で務める。

番組のタイトル、"The X Factor"とは未知の才能、
成長する要素を備えた人を捜す意味が込められている。

オーディションはLAからスタートする。
2万人が受け付け前に並んでいる。
候補者は審査員3人以上の"Yes"を貰うとブートキャンプに参加できる。

トップバッターはレイチェル、13歳。
「賞金は何に使いたい?」との質問に、
「家はお金がないから、6人家族で寝室が2つ。
私は女の子だから自分のバスルームを持ちたいの。」
可愛いけど全く嫌味のない自然体。
ダフィーの「マーシー」で会場は徐々にスタンディング。
ウィットの効いた受け答えと歌の実力も伴い合格。

テレル・カーター。
アフリカ系、出てきただけで会場からはうっとりするため息の漏れる外見に加え、
スティービーの"Ribbon In The Sky"を完璧に歌い切り、スタンディングオベーション。
スティービー・ワンダーの歌は難しく、アメアイでは失敗する人が多いが、
こちらの「Xファクター」では歌いこなす人がこの後も続々と登場する。

エローナ、14才、アジア系。
"Beautiful"で4つのYesを獲得、ブートキャンプへ進出。

ジョン・リンダール、14歳。
「今まで大勢の人の前で歌った経験は?」
「学校内のイベントだけ。」
サイモン「今後、どれくらい頑張れると思う?」
「今まであなたの観てきた誰よりも。」と強気の答えに好感度が上がる。
同級生達が皆で応援に来ている。
合格。

サイアミ―ズ、アフリカ系、30才。
プリンスのコピーにも見えるし、歌手と言うよりパーフォーマー。
しかし最初は「?」の表情だった審査員と会場を最後は沸かせる。
賛否両論だったが3つのYesを貰い合格。

3:15amの会場前の様子が映し出される。
既に多くの人が並んでいる。
番組が進むにつれ、そこのオーディション会場よりも別の場所の方が近かったのでは、
と思う候補者が登場する。
早めに並ばないとある程度の人数で打ち切られてしまうのだろうか。
またいくらなんでもいきなりではなく、スタッフの下付けがあってから、
審査員と観客の前に登場か、などと考える。

ダンとベニータ、70才と83才の夫婦。
年齢を越えての出場とトークで会場を盛り上がらせたが、
歌はちょっといただけなかった。

その後も奇人変人が続く。

シモ―ヌ・バトル、USCの2年生、アフリカ系。
いかにも強気で"When I Grow Up"
内容がないパーフォーマンスかと思ったら意外にサイモンがYes。
納得しない審査員と観客のために「アカペラで何か歌ってみせてくれ。」
ちょっと考えた後、先ほどとは全く違う雰囲気のジャジーな曲。
会場はスタンディング、3人からYesを貰い次のラウンドへ。

ステイシー・フランシス、42歳のシングルマザー。
20代後半に付き合っていた男性から「もう遅い。才能がない。」
と言われて歌を諦めたと言う。
「今日は私の最後のチャンスよ。子供のためにも前進したい。」
サイモンから「なぜ今頃になって?」と質問され、
「夢を抱いたまま、私は死ぬことはできない。」と返す。
その言葉の重みと彼女の命懸けでこの場に臨んでいるという気迫に息を飲む。

キャロル・キングの"Natural Woman"
アレサ・フランクリンのヴァージョンで。
歌詞の一つ一つが心に突き刺さる。
彼女の人生とこのオーディションが重なる。

「朝の雨を見ていると、何の意欲もわいてこない
もう1日頑張らなければと考えただけで、疲れてしまう
あなたに会うまでは人生は私に冷たかった
でもあなたの愛は私の人生の平和の鍵
あなたは私を本物の女にしてくれる

私の魂は遺失物保管所にあったけど、
あなたが引き取りに来てくれた・・・」

この歌詞の中の「私」はスティシーで「あなた」とは
このオーディションだと思ったら涙。
魂の込められた歌、ここに賭けてきた彼女の想いに、
観客も審査員もスタンディング。

歌い終わって歓声を聴き、熱狂する観客を見て涙するステイシーの姿に、
またこちらも貰い泣き。
「君には才能がある」とLAリード。
「あなたは一生に一度のチャンスを掴んだわね。」とポーラ。
「今までで最高のオーディション。」とサイモン。
マスカラもアイラインも落ち黒い涙を流す彼女の姿を心から美しいと思った。
これこそ、本物の嘘のない涙。

「あんな風に言って貰えるなんて信じられない。
認めてもらえるなんて思ってもいなかった。」
と楽屋でも涙の止まらないステーシー。
賞金に期待して来ている人もいるだろう。
がステイシーにとっては自分の歌で人を感動させることのできた喜びの方が、
どれだけ大きいことか。

会場はシアトルへと変わる。
ニコール「自分もオーディションに朝4時から並んだ経験があるから、
皆の気持ちがわかる。」

ジオ、インド系だろうか。
自作の歌もひどかったがズボンを下ろしてしまい退場に。
ブーイングの嵐、会場から席を立つ人もいる。
ポーラも楽屋へと戻ってしまった。

マーカス・キャンティ、20才、アフリカ系。
大学に行く前に2年だけ歌手を目指したいと親の許可を貰い、
その2年がもう少しで終わろうとしている。
この番組で認められなかったら諦めるつもりで最後のチャンスに賭けて出た。
スティーヴィー・ワンダー"I Wish"
何とも応援してあげたくなるような初々しさがある。
会場も徐々にスタンディング、審査員のポーラとニコールも体を揺らし踊り始める。

観客の姿に感極るマーカス。
幸福感を噛み締めながら舞台に仰向けになるマーカス。
LAリードから「ボビー・ブラウンもプロデュースしたが、君には通じるものがある」
サイモンは「アッシャーに似ているぞ。」
4つのYesを貰い合格。
家族がおじいちゃんまでステージに走り寄ってきて抱きついている。
オーディション番組を見ていていつも思うのは、
喜んだり、残念がったり、共感してくれる家族や友人がいるって素晴らしい。
「ボビー・ブラウンにアッシャーだよ。」とママに向かって興奮気味に話すマーカス。
「ママと一緒に喜べて最高だ!」

ジ・アンサー、20代前半から後半の3人組。
グレイ、PJ、ジャレット、ユタ州からやってきた。
3人とも眼力がある。
"Rolling In The Deep"
歌も期待を裏切らない。
観客もスタンディング。

23歳のニッキ―。
チャカ・カーンに似ている風貌。
ところが歌い出したら、想像を絶するひどさだった。
音痴というレベルではなく、聴くに堪えない声を出す。
リズムや音程以前の問題。
こういう人が自信を持って出てきて歌うのがアメリカのオーディション番組の凄さ。
マイクの調子がおかしいから、もう一曲歌うと言い始め、
観客のブーイングが始まる。
「君の歌はひどい」と審査員が言うと観客は拍手。
今までは審査員に否定されても納得しない候補者がアメアイなどではいたが、
この番組は後ろに控えている観客達が証人となってくれる。

その後も数人変人が続いた。

クリス・ルネ、28歳。
ごみの収集を仕事としている。
アルコール中毒で施設から出てきたところ。
70日余り断酒できていると言う。
「息子と自分のために頑張りたい。」

オリジナルソング「幼い相棒」
アメアイでは「オリジナルソング」と言うと、
相場が決まっていた。
今回も「オリジナルを歌う」と候補者が言うと、
審査員達もため息をつくのだが、実際に歌い出すと、
この番組に限っては良い曲が多く出てくる。

審査員は顔を見合わせて驚いている。
観客もスタンディング。
「未知の要素」Xファクター。
「ここで未来のスターに会えた時こそ、自分にとって最高の時だ。
君とこの番組はお互いに相手を必要としている」とサイモン。
「番組中も断酒は続けると約束してくれ。」とLA。
4つのYesを貰って次のラウンドへと進出。

「アメリカンアイドル」「アメリカンダンスアイドル」と違い、
今後の進行の仕方が未知なだけに、私にとって番組そのものがまさしく「Xファクター」
これからも毎週続く「Xファクター」から目が離せない。

Eric Benet - Georgy Porgy LIVE

2011-10-08 09:35:46 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
画像は2009年のお誕生日プレゼントと共に
ファンクラブ代表のトロイリンから渡された
参加したファン達の写真が載ったカードを眺めるエリック。
(もちろん私もその中にいますw)

今回のエリックべネイのライブでも必ずアンコール曲で登場した
"Georgy Porgy"
この映像は2009年の10月、オハイオの"House of Blues"
ファンクラブの皆でお誕生日にプレゼントした弾丸から作られたネックレス、
(銃の規制と弾丸の再利用の意味を込めて)
ショウの前に代表のトロイリンやアメリカのファンクラブのメンバーが
手渡しそれをつけたまま、ショウで歌っている。

そうです。
この盛り上がりはアメリカであるだけではなく、
TrueEBfans達の声援がひと際高い。

エリックは皆にマイクを向けて、
"Georgy Poorgy pudding pie, kissed the girls and made them cry"
以外にも、"Over You""I Can Hear"
と歌わせていて、大きな声が返ってくるとすごく嬉しそう。

そしてこの時のツアーではこの曲の後に必ず"Sway"が付いてきた。
右にスウェイ、そして左に。
"just sway it, all the way it wit"
最後はエリックからOKが出るまで全員がホールド。

歌いながらエリックは何回も飛び跳ねている。
今回の東京公演でも時々ジャンプしているエリックの姿、
見かけた。
嬉しいとジャンプが出るエリック。

次回の来日では更に声援を送り、
たくさんエリックを飛び上がらせたい。

Eric Benet - Georgy Porgy LIVE

Eric Benet New Interview in Australia 10/5

2011-10-06 21:17:26 | エリック・ベネイ関連インタビュー
オーストラリアを訪れているエリックべネイの新しいインタビューがアップロードされた。
http://theorangepress.net/2011/10/interview-eric-benet/
Kristie.theorangepress.net

何とも間延びしたインタビューにも聞こえる。
オーストラリアの音楽事情とはどういうものなのだろうか。
またインタビューアーが自分を語り過ぎだ。
それなのに同意して聞いて上げてから、
自分の意見を言っているところにエリック・べネイらしさを感じる。

それでもエリックの知らない一面、
東京滞在中に観たジノ・バネリのショウの感動、またバネリもエリックのショウを観に来てくれて、
交流が生まれたことなどが興味深かった。

*****************************
グラミーノミネート・R&Bシンガーのエリック・べネイと、
彼の次のアルバム、好みのアーティスト、好きな場所について、
語り合った。
エリックは今、オーストラリアにいる。
シドニーとメルボルンで10/6,8にショウを行なう。

Kristie Nicolas「初めまして、エリック。どうぞよろしくお願いします。」
Eric Benet「こちらこそ。」

K「オーストラリアはどうですか?」
E「ちょっと寒いね。」
K「そうなんですよ。
いつもは10月暖かいんですが・・・ごめんなさい。」
E「どうしちゃったんだろうね?」
K「私も昨日、アメリカから帰国したんですが、
春の陽気を期待していたら、全然違っていて。
時差ボケとかは大丈夫ですか?」
E「昨日はかなり悪かったけど、今日はだいぶ良くなったよ。」
K「それは良かった。
何しろ、あなたの普段いる場所からはここは正反対の位置ですからね。」
E「確かに。」
K「あなたは今日、これからもたくさんの予定、インタビューも入っていると思うので、
できるだけ手短に行きますね。」(ところが全然手短ではない)
E「いやいや、気にしないで。」

K「ありがとうございます。
ではまず今回が初のオーストラリアですが、どうですか?」
E「オーストラリアは前から来てみたいと思っていたんだ。
来るのもライブをするのも初めてで、きっと素晴らしいショウになると思っているよ。
そしてね、またこれからも来てみたいと思っている。
来年、新しいCDを出したらまた戻ってくるからね。
その時は自分のバンドも連れてくる。」
K「それは嬉しいです。今回は一人なんですか?」
E「うん。一人で歌うのももちろん良いけど、
自分のバンドと一緒のライブミュージックも聴いてもらいたい。」
K「もちろんですよ。ライブミュージックに勝るものはありません。
でもほんとうに来てくれて、ありがとう。
私たちは世界の裏側にいるので、中々アーティストに来てもらえないんです。
ところで、オーストラリアの聴衆は何を求めていると思います?」
E「僕の作り上げる世界を感じ取って欲しい。
1996年に最初のアルバムをリリースしてから、ずっと活動して来た。
最初のアルバムから最新のアルバムまでいろいろな曲を歌うつもりだ。
いつも僕のライブは真剣勝負だからね。」

K「それでは皆が馴染んでいる曲を歌ってくれるのですね?」
E「もちろん。」
K「"Lost In Time"を聴くと本物の70年代のソウルミュージックを感じます。
次回のアルバムもそんな感じでしょうか?」
E「うん。似ているとは言えるけど。
"Lost In Time"が70年代半ばのテイストのソウルだったのに対して、
今回は70年代風でありながら、新しい感覚のアルバムにもしたいと思っている。
そして自分のレーベルからの初めてのアルバムにもなる。
そこで70年代の雰囲気を大切にしながら、現代的にもしたいと思っている。」
K「でもあなたはテクノやヒップホップなどとは一線を画していますよね?」
E「確かに。オールドスクールは僕のDNAに組み込まれている(笑)
自分自身そのものだ。
人工的なサウンドを作るなど考えられないよ。
テクノにある良さも認めるけれどね。
今回のアルバムでは生音も大切にしながら、少しミックスもしてみたいと思っている。
もちろん自分の今までのスタンスを変えずにね。」

k「それを聞いて安心しました。
70年代、80年代のソウルは大好きなので、アーティストにはそれを大切にして欲しいし、
流行に流されて欲しくないと思っていました。
今までどんなアーティストに影響を受けました?
どんな人とデュエットしたいですか?
尊敬するアーティストは?」
E「それはもう、60年代、70年代、80年代のR&B、オールドスクールには、
たくさんのレジェンドがいるよ。
例えば、僕はちょっと前まで東京でライブをしていたんだけど、
そこで自分にとってのアイドルだったジノ・バネリのショウを観ることができたんだ。
アメリカでは彼を知らない人も多いのにだよ。君は知っている?」
K「私も知りませんでした。」
E「彼は素晴らしいよ。
僕が育った70年代の音楽はジャズ、フュージョンに
ソウルフルテイストを加えたものが中心だった。
フュージョンに近かったかな?
そしてジノ・バネリも僕の東京のショウに来てくれたんだ。
僕の音楽も気に入ってくれて今度、一緒に何かしたいと言ってくれてね。
感動したな。」

K「尊敬している人に認められるなんて最高の経験でしたね。」
E「ほんとうに。」
K「私も彼の曲を聴いてみます。
まだまだ知らないアーティストがソウルジャズ界にはいるんですね。」
E「みんな、僕が聴いて育ったのはスティービー・ワンダー、
ダニー・ハサウェイ、ルーファス、チャカ・カーンと思っているけど、
実はスティーリー・ダンやジノ・バネリのファンでもあったわけだ。
だから東京で彼のショウに行くことができて、
向こうも来てくれたのは素晴らしい出会いだった。」

K「新人ではどんな人が好みですか?」
E「自分らしさを大切にしている人が好きだね。
そしてCDだけではなく、ライブで本領発揮できる人。
例えばレディシ。
君はレディシを知っている?」
K「はい、あなたの"Lost In Time"でのデュエットを聴きました。
大好きですよ。」
E「彼女はライブだと更に輝くんだ。
すべてのジャンルにおいて高い芸術性がある。
僕は彼女のファンなんだよ。」
K「それを彼女に伝えてますか?
"Lost In Time"の中でもレディシはほんとに良いですからね。」
E「彼女は人柄もとっても可愛いんだよ。
一緒に仕事ができて楽しかった。」

K「今回が初のオーストラリアですが、どんなイメージがありましたか?
また期待通りでしたか?
オーストラリアを観光する時間はありますか?」
E「実際、余り詳しくは知らなかった。
ただ暖かい場所のイメージがあったのに、すごく寒いね。
他には・・・そうだな、僕の知っているオーストラリア出身の女性は、
皆、きれいだけど、ここに来てみて、マネージャーと二人で、
きれいな人ばかりなんで通りを歩いていても二人でウーマンズウォッチング、
楽しんでいるよ。」
K「それは良かった。失望させずに済んで。」
E「とんでもない。僕の奥さんが一緒に来ていたら、
歩きながら余所の女性に気を取られる僕にパンチしているよ。」

K「そろそろ時間ですね。
私はニューヨークから帰って来たばかりなんですが、
NYには興奮と感動がありました。
あなたにとってそういう都市は?」
E「確かにNYにはどこにもない強烈なエネルギーがある。
僕もニューヨークは好きだ。
そして学ぶものもある。
ワクワクするもの、クリエイティブなものがたくさんある。
でも僕が今、行きたいのはバリ島。
インドネシアのバリには小さな村がたくさんあるんだ。
山のウブドも好きだし、海の近くの熱帯雨林、トロピカルな場所も良かった。
バリに行くと生き返るんだ。
いつでも行きたい場所のトップリストに上げているよ。」

K「NYとバリ、対極的な場所ですね?」
E「ほんとうにその通りだ。二つの違った魅力がある。
NYは、することがたくさんある場所なのに対し、
バリは精神的な癒し、童心に返って、自己のバランスを回復することができる。」

K「どうもありがとうございます。
明日のショウを楽しみにしています。」
E「みんなにツイッタ―、@ebenet、
そして僕のウェブサイト、ericbenet.netをチェックするように伝えて。
最新の情報をアップしていくからね。」
K「はい、わかりました。
オーストラリアの休日も楽しんで下さい。」

エリックべネイ、オーストラリアを初訪問

2011-10-04 00:10:19 | エリックベネイの日々&KyteVideo
Eric Benetは昨日から初めてのツアーのためにオーストラリアへと向かった。
エリックは海外で人気のある国として、日本、フランス、イギリス、南アフリカ共和国、
などを上げていたが、最近は韓国、その他のアジアの国、インドネシア、フィリピンなども入るのでは。
初めて訪れるオーストラリアでの人気はどのようなものなのだろうか。

先日、ハリウッドで行なわれたパーティー。
大がかりなパーティーで噴水には人魚に扮した女性も登場したようだ。

エリック・べネイがフォーマルな姿でベリー・ゴーディーなどと写っている写真がある。




また新しい写真の撮影もあり、こちらでもエリックは正装している。




2005年の来日、2007年の来日ではエリックべネイ、
スーツにタイで歌った。
楽屋で会う時、サイン会に現れる時のジーンズとTシャツ姿とのギャップがまた新鮮だった。

ここのところの来日ではカジュアルな装いが多いが、
たまにはエリックべネイのドレスアップした姿も見てみたいものだ。

オーストラリアでのツアーが終わると、今月後半は、
カリブ海のクルーズ船にてのライブが入っている。
これは一度参加してみたいと思ってシュミレーションしてみたが、
短期間で日本からの参加はいろいろな意味で難易度が高そうだ。

2008年11月1日のブログ
「エリックべネイ、デイブコズのクルーズに参加」
http://blog.goo.ne.jp/ak-tebf/d/20081101

初秋の夜は更けて

2011-10-03 06:33:41 | 私の日々
恵比寿「ブラウンシュガー」、来週にソウルソニックブギ―で行なわれる11周年。
都合で伺えないこともあり、土曜の夜9時過ぎにご挨拶もかねて夫と参上。

既にマスターもスタンバイしてくれていたので、早速、鰯のマリネ。
酢と塩で〆た大阪の鰯、これは小振りだけれど丸々と太っていて、
脂ののりがまろやかだ。
パブリカの彩りも鮮やかに付け合わせの玉ねぎがピッタリ合う。

トマトサラダ。
たっぷりのトマトとレタス、スライスした胡瓜とともに、
先ほどとは全く違ったさっぱりしたオイルに酢を効かせたドレッシング。
先程の付け合わせの野菜とは切り方、彩りも味付けも全く違えている。

岩中豚のスペアリブ。
「ブラウンシュガー」のfacebookページで見てからずっと食べたいと思っていた。
夜中にこんなものをアップロードされてはたまらない。
タクシーで店まで掛けつけたくなる。
風味のある下味が付いていて骨からはらりと取れる肉の部分をがっつりいただく。


最後は裏メニューのじゃこ飯で〆る。
ここはソウルバーでありながら、ある時は和食屋、またある時は洋食屋、そしてフレンチ。

この辺りで電話で「ブラウンにいるよ。」
と約束していたパプアニューギニア出身のRがやってきた。

8月の旅行ではたいへんお世話になった。
Rがいてくれていろいろと気を配ってくれたお陰で最高の旅行になった。
iPadでスライドにしてその時の写真や動画を見せながら
話が弾む。

ここの店でRと知り合い、思わぬ成り行きからパプアニューギニア(PNG)
への旅をすることになった。
人との出会いや縁とはほんとうに不思議なものだ。
親切にしてくれた人達、美しい景色、現地の美味しい料理、
いろいろなことが蘇ってきて、感無量になる。
Rも短期帰国期間中に私達の相手をする時間を作ってくれたのは、
きっとたいへんだったと思い、感謝の気持ちで胸が一杯に。

そこにテキサス男が登場。
確か彼とこの店で会ったのは7月末。
9月から東京勤務になるとのことで事前に住む場所を捜しに来ていて、
偶然通りがかりのこの店に入ってきたとその時は言っていた。
交通の便を考えると都心に住みたいが、愛犬のために庭付きの住居が必要なので、
迷っている、留守中の犬の世話を焼いてくれるペットシッターはいないのだろうか、
そんな話をした覚えがある。
また「あえてなぜこの時期に東京へ?」
と聞くと以前はドバイに住んだこともあり「どこにいても危険も安全も付いて廻る。
日本の生活に不安はない。」

なんとこの店に来るのはその時以来だそうだ。
今は東京に住み、引き続き、愛犬が到着するまでに一時的に住んでいる現在の家から、
犬と暮らせる家を捜すとのこと。
「ようこそ、日本へ」と挨拶。
白人なのにR&Bが大好き、映画はクエンティン・タランティーノの大ファン。
平均的な白人男性とはかなり違っている。
Rともスポーツの話で盛り上がっている。

テキサス男のリクエストで「同じ曲をCDとレコードで比べたい」
スティーヴィーやジェームズ・イングラム、
何曲か聴いてみてそれぞれの利点と欠点などを語り合う。

Rが日本語が堪能で周囲にも溶け込んでいる様子を羨ましそうに眺めながら、
「どれくらい勉強すればそんなにできるようになるんだ?」
「20年いるからね。」との答えに唸ってしまう。

「あなた、日本語のレッスンは?」と聞くと、
「来週から週に1度一時間、プライベートレッスンを受ける。」
「足りないわね。せめて週に2時間、あるいは週に2回。」
まだ1から10までの数しか知らないので、お店の皆で店内で必要な会話を教える。
「教科書よりもこういう場所でのレッスンの方が役に立ちそうだ。」と言うので、
「月曜は休みだけど、その他は開いてるから毎日、ここに来て勉強しなさい!」

「Rは日本語も巧いけど、英語もクイーンズイングリッシュだな。
俺の南部訛りの米語よりもずっときれいだ。」とテキサス男。

PNGを訪れてから初めて東京でRと会った。
改めてRの姿を見ると独特の気品がある。
ヨーロッパの貴族、またアジアの王族に会った時もこういうオーラを感じた。
RはPNGの酋長の息子、現地でも人目を惹いていたが、
日本においては20年掛けて築いてきた実績もあり、
その自信が更に彼を輝かせているのかもしれない。

私の好きなオールドソングが掛かるとテキサス男は言った。
「この曲、知っている。お母さんが良く聞いていた。」
「それって私とあなたのお母さんは同じ位ってこと?」
「僕のお母さんは62才だよ(笑)」
「あなたは?」
「38歳。」
「ふーん、まだお酒を飲むのには早い年齢ね。
この店は40歳以上じゃないと入れないのよ。」とからかいつつも、
"Welcome to the family!"

Rから次回のPNGの旅では海ではなく、山側もぜひ行ってみないかと話が出る。
Rのfacebookには山岳地帯の景色の写真が載っているが、
写真からも空気感、神秘的な雰囲気が伝わってくる。
日本から6時間半、時差も一時間の国。
Rの故郷は国内線に乗り換えて約1時間で行けるそうだ。

夫がエリックべネイが今回のライブで歌ったアイズレイの"Footsteps in the Dark"
をリクエストするとテキサス男は「気に入った。その曲のタイトルを書いてくれ。」

常連で顔見知りのS君がやってくる。
中目黒「マキムシ」のシェフも仕事を終えて到着。
時計を見るともう既に時刻は2時近い。
名残惜しいがお店を後にすることにする。

一緒にお店を出たRから"You made my night!"と言われる。
こちらこそ、彼に同じ言葉を返したい。そして"Night"だけでなく"Trip"とも言いたい。

10月最初の週末を気の合ったメンバー達とゆっくり堪能することができた。
こういう出会い、心安らぐ空間を作ってくれているマスターとよっちゃんに感謝。

ヨーロッパの金子三勇士

2011-10-02 11:52:11 | ピアニスト 金子三勇士
金子三勇士、久々にハンガリーへと里帰りをしている。
ブタペストから育ての親、祖母のいるDebrecenへと移動。
ここでミニコンサートが開かれ、客席にいた祖母を三勇士は、
観客へと紹介。
感動的な場面だったそうだ。

Debrecenからハンガリーの地方都市Gyorへと向かう。
ここでのコンサートのリハーサル後、
翌日にはワルシャワへと飛び音楽関係者の
クローズドイベントにて演奏。

その後、ウィーンを経由して、
またGyorへと戻り、10/1にこの地でコンサートを行なった。
暖かな地元の観客、ブタペストから駆け付けた親戚や、
友人たちに囲まれて最高の演奏を聴かせたに違いない。

帰国後、10/6には川口リリアホールにての、
コンサートが早速入っている。

訪欧中は忙しかったことと思うが、
料理上手の祖母の手料理やケーキを食べて、
少しふっくらした姿で帰ってくるのではないだろうか。

金子三勇士今後のコンサートスケジュール
10/6  川口リリアホール
10/21  名古屋宗次ホール
10/22  大阪シンフォニーホール
10/29  伊那市生涯学生センター
11/3  横浜みなとみらい小ホール
11/5  桐生市市民文化会館
12/3  葛飾シンフォニーヒルズ  

エリック・べネイへの5つの質問

2011-10-01 00:00:19 | エリック・ベネイ関連インタビュー
エリック・べネイへの5つの質問
Newアルバム、そしてベビー誕生について
By Yolanda Sangweni
Essence com

http://www.essence.com/2011/09/29/eric-benet-expecting-a-baby-new-album-real-love/

今、エリックべネイは幸せだ。
新婚ホヤホヤなばかりか、最新のシングル”Real Love”
が発売される。
2012年にはエリック自身のレーベルとパートナーであるEMIにおいて、
新しいアルバムが発売される予定。
(注:日本のみ引き続きワーナーと契約続行)

彼は一児の父親でもある。
娘のインディアは今大学2年だが、今後エリックにはもう一人の子供が誕生する予定だ。

さてこのエリックの輝くばかりのオーラを我々も浴びてみたい。
彼が”Real Love”について、新しいレーベルについて、ベビー誕生について、
どんな話を聞かせてくれるだろうか。

新曲、”Real Love”について聞かせてもらえる?
べネイ「まず僕は今までのレーベル(ワーナー)から離れた。
今はEMIに在籍している。
"Real Love”をEMIの関係者に聴いてもらい、
これをシングルとして発売することにした。
既に完成したCDからシングルカット、という形ではなくね。
今後、4か月は新しいアルバム完成へと時間を掛けるつもりだ。
制作段階だが、方向性と雰囲気はつかんでいる。
でも”Real Love”は唯一の完成した曲だ。」

新しいアルバムはどういうコンセプトになる?
「僕の曲は自分のその時の心境をすべて反映させたものだ。
だから今はとてもハッピーなのでそれを、
"Lost In Time”が70年代へのオマージュだったのに対し、
今回はオールドスクールの現代風といったような内容にすることを考えている。
いつもの通り、人工的な音楽ではなく、
生の優れたアーティスト達との共演も望んでいるよ。

もう一つ、今回の新しい試みとして、
ジョーダンハウスという自分自身のレーベルとEMIとの共同発売としてこのアルバムを考えている。
“Real Love”は僕自身のレーベルからの初めてリリースする曲になる。
他のアーティストも抱えるレーベルにしたいと思っているが、最初の曲は自分の作品にしたかった。
そしてそこからの収益で今後の運営計画も成り立つと思ったしね。」

あなたにとっての”Real Love”の定義は?
「それはまさに自分と妻であるマニュエラとの関係そのものだよ。
自分の人生においてそういう存在をみつけるのはたいへんなことだ。
僕はマニュエラと会えてほんとうに良かったと思う。
同じ価値観を持ち、波長が会う相手と出会えたことは恵まれている。

人生において自分に相応しい相手をもう探さなくても良いということは、
何とも心安らぐことか。
一緒にいて幸せに思えて、その人といると自分らしくいられる相手と過ごせるのは快適だし、
そこから新たなステップへと踏み出していくこともできる。」

新婚生活はどう?
「7/31に結婚したけど、アジアツアーも行ったし、これからオーストラリアツアーもある。
離れているのは辛いけど、その分一緒にいる時の幸福感も大きい。
これからもずっとそんな感じだと思うよ。」

新婚で新しいレーベルとマネージメント、その上、ベビー誕生だとか?
「ほんとうに幸せな出来事が続いている。
幸福感、充実感、人生においてワクワクするような期間を過ごしている。
一人娘のインディアは今、大学二年だけど、もうすぐ僕はもう一人の子供の父親になる。
インディアの父親になった時の僕は父として若かったと言える。
今は、父親としては年長の類になるかな。」