いつも応援している金子三勇士君、そして三勇士君の尊敬するツィメルマン、
それ以外でプロのアーティストのピアノソロリサイタルに行くのはほんとうに久しぶりだ。
しかも大きな会場ではなく、ライヴハウスの中でも抜群の音響のコットンクラブ。
どのような演奏が聴けるかと心待ちにしていた。
コットンクラブのプロモーションページのタイトルには
「感動ふたたび!『こころ』の叫びを静かにときに強く、
歌うように奏でるジャズ・ピアノの貴公子がソロで再登場」
更なる解説として:
昨年11月、コットンクラブに初登場。
繊細かつダイナミックに鍵盤を操る圧巻のステージで
会場を感動の渦に包みこんだイタリア・ペルージャ出身、
現在はパリを拠点に活躍する人気ジャズ・ピアニスト、ジョヴァンニ・ミラバッシ。
民衆歌や革命歌を取り上げた2000年録音の名作『AVANTI』から10年以上経過した昨年、
「閉塞感が漂う世界で、ピアニストとしての私が伝えなければならないメッセージがある」
という強い思いを胸に、“革命”をテーマにキューバの首都ハバナで
「インターナショナル」「リリー・マルレーン」ピアソラの「リベルタンゴ」などを録音。
ソロ・ピアノ・アルバム『ADELANTE』(“前へ”の意味)として発表し
話題を呼んだジョヴァンニがふたたび会場を沸かす。
(コットンクラブのHPより)
3歳からピアノを学び、10代でジャズへと傾倒し、
パリに移り良いメンターとの出会い、また作品が評価されたこと、
日本においてもプロモーションに積極的なレーベルの尽力もあり、
ここ数年、毎年来日が続いている。
東京でのリサイタルの前には福岡にある古民家で限定50名の会場にて、
3日間ソロでの演奏を行ってきた。
日本びいきだということが良く分かる。
ピアノはスタインウェイBタイプ。
ステージの中央に置かれている。
MCはイタリア語かフランス語かと思いきや、英語だった。
半ばうつむき加減で演奏しながら自分も唸るように曲を口ずさんでいる。
CDには情熱的な曲や哀愁を含んだ曲もあるが、1stでの演奏は、
甘美で心が潤う曲が続く。
そのクライマックスは"Libertango"だった。
いつも聴いている金子三勇士君がリスト型だとすれば、
ジョヴァンニ・ミラバッシの作り出す音はショパン型とでも例えられようか。
アンコールで戻ってきたジョヴァンニ、
「演奏し過ぎて時間をオーバーしてしまったみたいなんだ。
だからアンコールは短い物を。」
来日回数が多いだけに和風の旋律もところどころに挟んだりする。
終わって思ったことはたぶん2ndではかなり違ったセットリストになるのではないかと。
1stで優しくウォーミングアップしたジョバンニ・ミラバッシ、セカンドでは、
情熱的な曲を持って終わるのではと思うと、更に2ショウ続けて聴きたい気持ちになった。
会場の隅でサイン会が始まる。
私の前に並んでいた人が「どのCDがお勧めですか?」と尋ねると、
「どれも自分にとっては子供のようなもの。一つを選ぶことなどできない。」
最新のCD"Adelante"を購入後、少し話をすることができた。
真面目でシャイな性格、ここでもショパンを思い出してしまった。
語学は英語、仏語、イタリア語、スペイン語が話せるそうだ。
福岡、日本の地方都市での滞在を楽しんだとのこと。
イタリア人でありながら、完璧にフランス人的なキャラクターだと思った。
帰宅後、購入したCDを聴きながら余韻に浸った。
ソロのみのリサイタルとは違い、CDにはヴォーカルやバックバンドも入った曲もあり、
それぞれが趣がある。
それ以外でプロのアーティストのピアノソロリサイタルに行くのはほんとうに久しぶりだ。
しかも大きな会場ではなく、ライヴハウスの中でも抜群の音響のコットンクラブ。
どのような演奏が聴けるかと心待ちにしていた。
コットンクラブのプロモーションページのタイトルには
「感動ふたたび!『こころ』の叫びを静かにときに強く、
歌うように奏でるジャズ・ピアノの貴公子がソロで再登場」
更なる解説として:
昨年11月、コットンクラブに初登場。
繊細かつダイナミックに鍵盤を操る圧巻のステージで
会場を感動の渦に包みこんだイタリア・ペルージャ出身、
現在はパリを拠点に活躍する人気ジャズ・ピアニスト、ジョヴァンニ・ミラバッシ。
民衆歌や革命歌を取り上げた2000年録音の名作『AVANTI』から10年以上経過した昨年、
「閉塞感が漂う世界で、ピアニストとしての私が伝えなければならないメッセージがある」
という強い思いを胸に、“革命”をテーマにキューバの首都ハバナで
「インターナショナル」「リリー・マルレーン」ピアソラの「リベルタンゴ」などを録音。
ソロ・ピアノ・アルバム『ADELANTE』(“前へ”の意味)として発表し
話題を呼んだジョヴァンニがふたたび会場を沸かす。
(コットンクラブのHPより)
3歳からピアノを学び、10代でジャズへと傾倒し、
パリに移り良いメンターとの出会い、また作品が評価されたこと、
日本においてもプロモーションに積極的なレーベルの尽力もあり、
ここ数年、毎年来日が続いている。
東京でのリサイタルの前には福岡にある古民家で限定50名の会場にて、
3日間ソロでの演奏を行ってきた。
日本びいきだということが良く分かる。
ピアノはスタインウェイBタイプ。
ステージの中央に置かれている。
MCはイタリア語かフランス語かと思いきや、英語だった。
半ばうつむき加減で演奏しながら自分も唸るように曲を口ずさんでいる。
CDには情熱的な曲や哀愁を含んだ曲もあるが、1stでの演奏は、
甘美で心が潤う曲が続く。
そのクライマックスは"Libertango"だった。
いつも聴いている金子三勇士君がリスト型だとすれば、
ジョヴァンニ・ミラバッシの作り出す音はショパン型とでも例えられようか。
アンコールで戻ってきたジョヴァンニ、
「演奏し過ぎて時間をオーバーしてしまったみたいなんだ。
だからアンコールは短い物を。」
来日回数が多いだけに和風の旋律もところどころに挟んだりする。
終わって思ったことはたぶん2ndではかなり違ったセットリストになるのではないかと。
1stで優しくウォーミングアップしたジョバンニ・ミラバッシ、セカンドでは、
情熱的な曲を持って終わるのではと思うと、更に2ショウ続けて聴きたい気持ちになった。
会場の隅でサイン会が始まる。
私の前に並んでいた人が「どのCDがお勧めですか?」と尋ねると、
「どれも自分にとっては子供のようなもの。一つを選ぶことなどできない。」
最新のCD"Adelante"を購入後、少し話をすることができた。
真面目でシャイな性格、ここでもショパンを思い出してしまった。
語学は英語、仏語、イタリア語、スペイン語が話せるそうだ。
福岡、日本の地方都市での滞在を楽しんだとのこと。
イタリア人でありながら、完璧にフランス人的なキャラクターだと思った。
帰宅後、購入したCDを聴きながら余韻に浸った。
ソロのみのリサイタルとは違い、CDにはヴォーカルやバックバンドも入った曲もあり、
それぞれが趣がある。