世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

「小沢幹事長vs佐久間特捜部長」

2010年01月14日 | 日記

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「小沢幹事長vs佐久間特捜部長」

個人名を出せば表題のようになるが、実は「独立国家派」と「米隷属国家派」の戦いである。

昨年秋、あの小泉純一郎が「民主党は参議院選までもたない」と嘯いた言葉を思い出した。小泉はこのような状況を見越していたようだ。彼には極めて独特の情報入手組織があるらしく、今頃ニヤリと笑っていることだろう。

筆者の推測の過程すべてを語るつもりはないが、政界のタニマチと言われた水谷建設元会長(収監中)のゲロ(小沢側に石川に5千万+大久保に5千万)を知っていたのだろう。
彼の闇ルートからの情報は東京地検特捜部の佐久間も入手していたのだろう。勿論、水谷建設元会長が石原親子との醜聞や前福島県知事汚職事件の検察有力証人という立場を考慮すると小沢資金問題の有力証言者にするには無理があるので他の人物も用意する必要に迫られた。

それが石川議員の元秘書という人物だ。この秘書は1年程度しか在籍がなく、昨年7月には参議院民主党候補に選ばれなかったと言って石川議員の元を去った男だ。小泉の闇ルートや米CIAルートが朝飯前で石川陣営に送り込んだ端末エージェントである可能性はある。身元をジックリ調べれば馬脚は現れるに違いない。

もう一人、最近は影を潜めているが、小沢の側近中の側近、先の衆議院選・自民党公認で落選した元衆議院議員T氏が居る。

つまり、東京地検特捜部の捜査の情報源は上記のように小沢幹事長に対する利害関係人が寄りあっ待っているという状況証拠がある。国沢元西松建設社長という証言者も執行猶予が前提で証言したのだろうし、水谷建設元会長も己の裁判の結果を有利に運びたい思惑があるのだ。

まぁこのような状況で東京地検特捜部は、小沢幹事長の「検察おちょくり会見」で抜いた刀の鞘を投げ捨てた按配なのである。能天気と云うか単細胞の自民党幹部や他の政党の幹部たちも大ハシャギしているようだが、小沢は屁とも思っていないだろう。

検察組織を解体させる良い材料が出てきた。徹底的に騒ぐが良かろう、そして春の人事異動を楽しみにするが良かろう。この資金問題についての説明は6月で充分だ。それで参議院選突入、一気に自民党を壊滅に追い込む。そして、衆参両院を民主党が完全に制覇した時、「検察国家」の解体法案を可決しようではないか。
安全保障も「米国・中国・ロシア・日本・インド」という大国の5角形安全保障の枠組みの構築だ。

実際問題、非常に困っているのは法務省と検察の組織自体だ。日本の検察組織には、このような跳ね返った検察の行動に出ないだけの自制力が働いていたのに、樋渡検事総長と佐久間特捜部長の就任以来、(小泉政権下以降)検察ファッショが表沙汰になり、引くに引けない状況を呈している。このようなドジを踏んだ原因は、何と云う事はない「政権交代」そのものなのだ。

5月の小沢代表辞任劇で「勝った」と思った霞が関官僚組織は、夏の衆議院選で「まさかの自民大敗北」をみたのである。ここから、検察組織は自制心を失った。
そして隠し持っていたファッショ体質を衆目の眼に晒してしまったのだ。こうなると、血みどろの小沢対地検の闘いが今後行われる事になる。
佐久間の首を替えることで終息をするか、小沢逮捕まで一気に突っ走り破れかぶれになるか、非常に興奮してしまう「大スペクタクル」が展開されるのであろう。

筆者の読みでは今回の騒動は、米国勢力の介在は少なく、一部検察内部の跳ね返り軍団と一部マスメディア(共同・毎日・読売)の血迷った行動だと推察する。*産経はマスメディアにあらず。

つまり、これは2.26事件なのである。軍部の代わりに東京地検特捜部があるのだ。佐久間特捜部長は2.26事件の荒木大将そのものである。

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今度は「贈収賄」方向転換(笑)

2010年01月14日 | 日記


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今度は「贈収賄」方向転換(笑)

小沢関連コラム封印宣言だったが、状況が大きく変わったので一言(笑)

東京地検特捜部は事情聴取要請にも応じず、新春囲碁対局などに興じ、勝手に無罪宣言の記者会見など東京地検特捜部を「おちょくり続ける」小沢一郎の態度に我慢できず怒りの行動に出た。(笑)

「こうなったら、何が何でも疑惑の連鎖で参議院選まで引っ張るぞ!」このように地検は決意した模様だ。
「ゼネコン・鹿島・4億円の資金」これで国民を洗脳しよう!「贈収賄の嫌疑」が小沢一郎に掛かっているという「贈収賄イメージ」を作りだす戦術に切り替えたようだ。

ネットの世界では、地検特捜の体たらくが露見、CIA化した地検特捜部の存在理由に言及する情報が溢れだした。これは彼らにとって恐怖である。一念発起なんとかしなくてはならない。政治資金規正法違反のレベルでは民意を動かすのが難しいと悟ったらしく、「贈収賄イメージ」で捜査継続を小沢に対して宣言したと云う事だ。立証する気はさらさらない。立件も出来ないが「贈収賄イメージ」そのものが重要だ。捜査が継続している事が大切だ。彼らはそこに気づいたのだろう。

大久保秘書公判では裁判長から、検察の証拠資料に疑問符がつくし、村木厚労省局長逮捕では唯一の生き証人係長が村木局長からの指示はなかったと言い出すなど、もう滅茶苦茶。何とかしないと、樋渡、佐久間ラインは天下り先までなくなってしまう。
特捜部と云う米国傀儡検察機構の存在にまで影響するとなると、これは万死に値する。マジに消される恐怖もあるのだろう?
どうにかしたい、なんとかしたい。しかし、小沢の牙城は揺るがない。圧力を掛ければかけるほど、一層激しく権力金棒を振り回す(笑)
おそらく、地検は石川議員逮捕、身柄拘束の強権を見せつけるかもしれない。しかし、その強権が国民にどのように受け止められるか思案はするだろう。在宅起訴でおさめるつもりだった今回の捜査が小沢の検察とマスメディアへの「徹底抗戦」でその矛先の行き場を失ってしまった。

マスメディアの報じることは嘘八百と馬脚が現れ、信頼性を失っている。検察のリーク情報も疑惑の方向性が何度となく変更された。
「本当はなにもないのだ」このような認識がネットメディアでは形成されつつある。情報がマスメディアだけの時代同様の手法で「思惑捜査」を始めた事が運の尽きなのだろう。田中角栄、金丸信時代は良かった、マスメディアさえ抑え込めば、何でも自在に出来たのに、本当地検の検事たちは大変な時代に生まれたものである、ごくろうさん!

あと4日で国会も開会する。ありがたい事に野党がどれ程「疑惑疑惑、説明責任!」と喚いても「捜査中の問題なのでコメントは差し控える」の1点張りで済む(笑)「地検さんありがとう」である。
参考人招致も倫理審査会も証人喚問も、すべては多勢に無勢。
「政治は数が力」野党自民党は参議院を制し、「ねじれ国会」成立の心構えで、国会に向かうが良かろう。


≪  「小沢氏側に強制捜査 個人事務所や陸山会捜索」 
小沢一郎民主党幹事長 の資金管理団体「陸山会」の土地購入問題で、東京地検特捜部は13日、2004年の購入当時の事務担当で元私設秘書、石川知裕衆院議員(36)=北海道 11区=の政治資金規正法違反(不記載)容疑に絡み、東京・元赤坂のマンションにある小沢氏の個人事務所や陸山会など関係先を一斉に家宅捜索、強制捜査に 乗り出した。 ほかの捜索先は、石川氏の議員会館事務所や北海道帯広市の地元事務所、大手ゼネコン鹿島の本社(東京都港区)や東北支店(仙台市)など。 特捜部はゼネコン側からの献金が土地購入費の原資だった可能性があるとみており、購入費に小沢氏からの貸付金4億円を充てたとするこれまでの石川氏の供述に矛盾があるとして、全容解明には関係先の捜索が不可欠と判断したもようだ。 特捜部はこの日、石川氏を昨年12月に続き任意で事情聴取。今後、石川氏の立件に向け上級庁と詰めの協議に入るとみられる。 小沢氏は13日夜、訪問先の名古屋市で「お騒がせして申し訳ない。国民生活第一を実現するのが役目。全力で頑張りたい」と話した。(共同通信:電子版) ≫

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