世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

日本の検察機構とマスコミは特殊な世界

2010年01月23日 | 日記

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日本の検察機構とマスコミは特殊な世界

三権分立が民主主義の根幹であるにも関わらず、起訴に関する全権限を持つ「天の仕置人」検察庁検事たち。
彼らの身分は完全に守られ、退庁後弁護士業も行え、天下りも確保される。笑いが止まらぬこの身分の人々は、司法試験を通ったエリートと云う人生だけを経験する。

最近では衆議院予算委員会の話題を独占、国会をも間接的に支配している。(笑)この誰も触れられない身分、起訴の全裁量権を胸一つで決定出来る「神様」の制度は、世界広しといえども、日本と韓国だけ。検察司法制度もグローバリズムにしましょうよ!
米国CIAのお膝元の「NYタイムズ紙」から笑われているじゃありませんか!

大体が地検特捜だけに捜査、逮捕、立件、起訴、公判のすべてが独占集中しているなんて異様、異常。
ファシズム的素養が備わり過ぎ、明らかに戦後の闇資金を暴くGHQ謀略諜報組織だった名残が色濃く残っている。戦後は64年ですよ、もう解体、乃至は捜査、逮捕は警察に委ねるべきでしょう。

正義の検察、国民に信頼される検察である為にも、地検特捜部と云う世界に類を見ない権力が集中する組織は解体されるのが時代の要請ではないのか?すべての権限があるから使いたくなる、その維持のために何かを捜査をしていないと、存在が危うくなるような精神状態に追い込む組織は不自然である。


≪NYタイムズ 検察捜査と報道のおかしさ指摘 
20日付の米紙ニューヨーク・タイムズが小沢疑惑を報じ、日本の検察の異様さと大マスコミとの癒着ぶりを指摘している。
 マーティン・ファクラー氏の「指導者たちが守旧派の攻勢を受け、停滞する日本」との記事で、小沢疑惑の実相が、官僚組織を改革しようとする小沢と、組織防衛に血眼になっている検察の権力抗争であると指摘した上で、日本の検察の特殊性を次のよう説明している。 「2600人の検察官からなる日本の検察は米国など西欧の民主主義国家の司法組織と全く異なっている。検察は、捜査対象・時期を決める権利ばかり でなく、起訴前に捜査対象者を逮捕し数週間拘置する権利まで持っている。このことにより検察には警察・司法長官、そして裁判官を総合したような権力が与え られているのだ」
 そして、検察と大マスコミが密接な関係にあり、小沢報道は「ほとんど検察寄りのものばかり」であると指摘し、「事件の報道は検察のリークに基づき、容易に予想がつく物語パターンで展開されてきた」と、大マスコミの報道をバッサリ切り捨てた。(日刊ゲンダイネット21日)≫


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今日本は最もCIA支配下にあるのかも?

2010年01月23日 | 日記

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今日本は最もCIA支配下にあるのかも?

国会の予算委員会を聞いていると、「自民党」も「みんなの党」も「共産党」も口裏を合わせたように「鳩山・小沢資金疑惑」で攻め立てている。

自身乃至は自党のプロパガンダとして予算委員会を利用していると云うことだろう。まぁ逆説的にみると「予算なんか最後は強行採決するんだろう、折角だから、目立つ所で目立ちたいわけよ」という言い分も判らないではない。(笑)

それにしても、質問内容が乏し過ぎる。すべてがマスメディアの報道を根拠にしている。そもそもは「関係者」なる人物のリークが元ネタなわけで、検察庁が主導する予算委員会という構図にさえ見えて来る。(笑)

23日土曜日の小沢幹事長の地検特捜事情聴取がどのような方向性を暗示するか興味は尽きないが、垂れ流される報道に振り回されるのも馬鹿げている。そこで今夜は原口総務大臣が発言した「クロスオーナーシップ規制」を考えながら、現在の騒動の元凶を探ってみよう。

『「クロスオーナーシップ」とは、特定資本が新聞社や放送局など多数メディアを持つことだ。新聞やテレビが同一資本のため言論が単調になることや、特定メディアの寡占状態を招くとして、先進国の多くが規制している。』(日刊ゲンダイ)ということだが日本はご存じのように新聞社とテレビ局は系列がはっきりしており、資本の関係も深いし、人事の交流も盛んである。

筆者及び知り合いの多くは、自民党政権下においては、この「クロスオーナーシップ規制」を重要視していなかった。なぜなら、自民党政権下では日本のマスメディアは民主党政権下ほど金太郎飴報道ではなかったからである。

読売・産経は保守、朝日と毎日はリベラルと云う何とはなしの認知が国民の中に存在していた。それが民主党政権下になった事で掌を返したように「金太郎飴報道」になったのだから、これは変だと思うのが当然だ。

特に小沢一郎率いる600人の訪中団が胡錦濤主席と接見して中国に傾斜していく民主党の動きから雲行きが怪しくなったと記憶している。駐日大使NO1候補だったハーバード大学教授ジョゼフ・ナイ氏が「G2戦略は誤りだったかも」と言いだした辺りから極端にマスメディアの「金太郎飴報道」が顕著になった。

このジョゼフ・ナイ氏は米国CIAの頭脳とも言われる人物である。同氏が日本の親中政権(民主党)の成立自体不快に思っていたのに、その中心人物である小沢が西松建設問題でコケルと思っていたにも関わらず、気がつくと日本の政権を掌握する立場にいることは米国にとって極めて憂慮すべき事だと考えた可能性は高い。(西松問題で小沢も民主党もコケなかったので駐日大使を辞退したのが事実のようである)

筆者は極端に今回の小沢問題をCIAまで関連付けるつもりはなかったが、西松献金問題、鳩山故人献金問題、羽毛田会見事件、藤崎駐米大使会見、そして地検特捜の形振り構わぬ死に物狂いの小沢土地取得捜査、さらに全マスメディアの己の立ち位置を捨てた「金太郎飴報道」。此処までお膳立てを揃えられると、CIA陰謀説に強く傾きかけるわけである。

このようにしてマスメディアが「金太郎飴報道」になってしまったのは朝日新聞と毎日新聞の変節が大きく影響している。仮に朝日と毎日がリベラルであったなら、このようなCIAまで引っ張り出す推理は浮かばない。これは仮に日本を支配する米国勢力が存在するとして、見え見え過ぎる乱暴な戦略だ。おそらく、属国支配をオブラートで包んでおく時間的余裕も経済的余裕もなくなった米国であれば、牙を剥いて見せることもあるのだろう。北朝鮮のミサイルは飛んでくるぞと脅すくらい、彼らの取っては朝飯前の仕業だろう。(笑)

CIAまで引っ張り出さないとコケない小沢一郎であり民主党と云う事のようだ。しかし、仮にCIAが強く関与しているとなると、西松事件の二の舞は許さんぞというプレッシャー(佐久間エージェント?への厳命)が加えられているであろう。

ジョゼフ・ナイ教授は民主党政権の温存は認めるべきだと考えているようだ。自民党では国民の理解を得る事は困難だと云う事のようだ。小沢さえいなければ、鳩山でも菅でも岡田でも誰でも良い。どうもそのように考えている節がある。 ここまで考えると、地検特捜部の「キチガイに刃物」は現実となる可能性が高くなる。これは一大事と云うところだが、モノは考えようである。地検特捜部の「小沢逮捕」と云う事実は日本人に何を訴えるかと云う問題になってくる。

「ダーティー小沢」レベルの話ではない、小沢がお縄になるのである。石川議員が捨石どころか小沢幹事長も国民主権政治の捨石になる可能性が出てきたと云う事だ。(小沢逮捕がなければ、CIA陰謀説は大きく後退する。)

勿論、この推理展開はCIAの支配が本当であればと云う前提だが、大いにあり得る話である。このような状況になった時、鳩山由紀夫がどのような選択をするかが問題だし、注目に値する。再び米国支配の政治を行う約束のもと民主党政権が続くのか、又もや自民党が息を吹き返すのか、今後を楽しみにするしかなさそうだ。


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