あらら、もう5月!
桜餅をいくらも食べなかったのに、もう店頭にならんでいるのは柏餅。
ゴールデンウィークもコロナ禍でどこに行くわけもなく、明日から仕事ですし。
もともとあんまり外に出て走り回るほうではなく、家でモサモサやる性格なので、特に苦になることはないのですが。
昨日は「憲法記念日」日本国憲法が74年前に発布された日ですね。
そんなわけで、憲法関連の本を読んでました。
昨日の新聞によると、憲法改正すべきと、改正すべきではないという人が半々、という数字が出ていました。
改正したほうが良い、とした理由の中に「古くなったから」という理由が多くあったそうで、私ちょっとビックリしました。
なにが「古くなった」のか・・。
調査はそれ以上の中身を聴かなかったのか、載せなかったかはわかりませんが、何が古くなったと思うのかしら・・。本当に憲法そのものを読んで、そうおもったとはどうも思えないなあ。
だいたい、憲法を「変える」か「変えないか」って、そういう設問自体がヘン。
うちの洗濯機は、いったいいつ買ったのか記憶にないほど「古い」です。(買い替える気はないけど)それを替えるか替えないかみたいな設問には疑問。
一番代表的なのは、九条の「戦争の放棄」だけれど、そのほかにもまだまだいろんなことが書いてあります。
いったい、憲法のどこを、なぜ、どうしたいか、という設問なら解りますが。
あと、現在コロナ禍で社会が息詰まっているという「現状」のみを取り上げて議論するのも危険です。
だいたい憲法は、権力を持つあるいは決定権を持つ人達の暴走・・と言ったらなんだけど、その人たちに「このことをいつも念頭に入れて国民に向き合ってね」というものです。
それを勝手に「ちょっと縛りがきついから緩めよう」と権力ある人達がその力を持って変えたりしてはいけないものです。
自民党から「改憲四項目」が出ていますが、こう言っちゃなんだけど、自民党のみなさまは本当に憲法をよ~くよ~く読み込んだうえで、この項目を出されているのかしら。
いえいえ、自民党のみなさまのことだけ言っていたら不公平ね。
私たち「国民」も目先の事態だけを考えず、まず憲法をよく読んでみることが大切だと、思っています。
う~ん、美味しい柏餅が食べたい・・。