わあっ! ビックリした。
前回投稿したのは10月だったとは・・・。
もう12月。 今年もあと残すところ三週間になっていたのですね。
<希望の党>がコケて、自民党が悪運(?)強く選挙に勝って、真摯に丁寧に説明すると言いながら安倍首相はまともに答弁しないで、東芝に続いて日産・神戸製鋼と検査に不正があって、カタルーニャが独立宣言したのにリーダーが逃げて、北朝鮮がミサイル打ち上げて米大統領が戦う気満々になって、日馬富士が引退。
いろいろあり過ぎて、寒い部屋にあるパソコンの前に座る時間の確保と覚悟のタイミングが合いませんで・・・。
12月議会も終盤に入りました。
今回、また、伊藤議員の辞職勧告決議案が提出されました。
伊藤議員との付き合いはもう長いので(私が議員になる前からですから、かれこれ30年位)性格はよーくわかっています。
先に書きましたように、世の中多くの問題課題がございます。
彼女の性格はよーくわかってのことですが、問題課題として取り上げるべき視野を世の中に向けた方が、生産的だと思います。
熊本市議会で、赤ちゃん同伴出席した議員がいて、侃侃諤々の議論がされていますね。
( 話はそれますが、わたし、自分のつうしんに「けんけんがくがく」と書いて指摘を受けまして、本来は「かんかんがくがく」であると、この年になって知りました。指摘してくださった方に感謝です)
で、赤ちゃんです。
テレビを見ていて、以前の「アグネス論争」を思い出しました。
当時もいろいろな方たちが意見異見を述べられて、著名な方が次から次に出てきたもんだから、いったい何を問題にすべきか、わからなくなったことがありました。
相撲で暴力が問題なのに親方や協会の確執問題になっちゃった、のと同様に。
議会運営で言えば、あれは妊娠をして議会事務局に話した時点で、事務局長は議長に伝え、議会運営委員会にて協議する内容とすべきでした。議会の在り方としてもっと真摯に受け取るべきでした。
世の中的に言えば、あれは議員という立場のわがままだ、とか、ほかに面倒みる人間探せよ、とか言われますが、私がまず思ったのは、「ほう、やったな」でした。
子どもはいつどんな状況でも、<母親がみるべき>という観念が無意識のうちに定着しているのではないでしょうか。
先日、会派の定期報告会を行ったのですが、「子どもは3歳くらいまで、母親が面倒をみるべきで、保育園に入れることはどんなものか。藤原議員(この方、私をあいちゃん、と呼んでます)はどう思いますか」と聞かれて、ああ、今でもこういう考えをお持ちの人、いるんだな、と思ったものです。
親や家族が保育できない時に、子どもを安心してあずける公的なシステムは行き届いているいるでしょうか。
ましてや突然の子どもの病気など、保育園児でもアウトです。誰かが仕事を休むか・・・となり、たいてい母親が休むことになる例が多い。
今回の件は、一人の議員という特別職にある女性だけの問題ではなく、すべての<子持ちで働く人々>の問題です。
社会で子どもを育てるという体制の弱さの問題です。
保育を無償にすれば万々歳にしようとしている理解の無さにはびっくりです。
こうして国の借金は増える一方だけど、「タダ」で人気取りをして、次は憲法を変えようとしているのですね。
近畿財務局は、首相夫婦に<忖度>したかもしれないけど、この際、申し上げます。
私たち国民は、首相に<忖度>する必要なんぞさらさらありませんから。