藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

私の顔が色づいた!

2015年06月23日 | 議会状況

 六月議会も、議員19名の一般質問が終了して、次には各委員会の日程となりました。

 新人議員も6名が一般質問に立ち、たどたどしくも初々しい感じ。

 
 今回の議会に提出された議案は、「えっ!」と驚くようなものは無く、税制改正や道路線認定等でした。


 最初は・・・。

 
 しかし、補正予算に<追加>がでました。

 
 それは、「市長の海外視察」。 288万8千円。


 その理由は、「姉妹都市締結をするのにふさわしいかどうかを市長自らが見に行く」予算が必要になったため」です。


 昨日、その補正予算が議会を通りました。


 でも、私たちの会派、共産党、維新の岩佐氏、無所属の伊藤氏は、反対しました。

 
 反対の理由は、おおよそ三点です。


 ・年度がかわって最初の議会の<補正予算>に、<追加>で出す内容ではないこと。
   
   「補正予算」は、たとえば災害への対応、政策の変更(政策の追加ではない)、制度の改正、などの場合行うものです。
   
    今年度の政策にもない、当初予算にない、庁内の政策会議でも協議していない、いままで議会に一言の報告もない。

 ・姉妹都市をつくること自体は良いことだと思います。それに反対するわけではない。でももっと事前にすることがある。
   
   けれど、何の前ぶれもなく、「カリフォルニアのフォスターシティ市」の日系市議会議員からの話、ということで、市長自らが行くのは如何なものか。
   昨年から話が来てました、相手の市議が今年で辞められるので、急ぐことになった、という説明でしたが、一方で、「締結するかどうかは、市長が見てきてから、市民会議にかけて決定します」ということです。

   じゃあ、断ることもできるのですか?と質疑しましたら、「まだ決まっていないので」と繰り返しの答えです。

   じゃあ、先方には、市民会議で決定するというプロセスは話してあるのですか?と聴きましたら、「話していない」とのこと。


 ・約300万という市民の税金を使って市長がわざわざ行く必要がない。

   「まだ締結するかどうか決めていない」 で、もしお断りすると、288万はフイになります。「わかってよかったじゃないか」という方もいるかもしれませんが、なにも市長を含めた4人が行かずとも、これだけインターネットが発達している今、いくらでも事前情報交換できると思います。
   
   大体、市の長期計画(平成32年まで)にもない姉妹都市締結です。もっと市民交流から始めるとか、庁内での政策会議できちんとプロセスを踏むとか、じっくり取り組んでから正式訪問して<姉妹都市締結>を行えばよいのではないでしょうか。

   「最少の費用で最大の効果」というのが、行政の姿勢のはずです。市民のお金ですもの。


 そんなわけでしたが、新政会・公明党・起風会・民主党・生活者ネットの賛成で、市長の夏の海外視察が決定しました。



 六月議会と、家族の入院で、まるきり休むことがない日々を送っていたら、

 顔にぼつぼつが見事に復活。


 私の顔が色づいた!! 
コメント
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