藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

このところ

2010年04月19日 | その他
 このところ、何故か初めましての高齢のおじ様たちに話かけられることが続きました。

 あるスーパーのおせんべ売り場で・・・
「私はねえ、」と、後ろでどなたかが。振り向くと、おじ様がおせんべの袋を持っておられまして、「このおせんべいが大好物なんですよ。」

 私:「そうなんですか、これ、美味しいですよね。」
 おじ様:「いつもこれを買うんですよ。」
 私:「少し甘くてね。私も好きですね。」
 おじ様:「私の家はoooにありましてね。それで・・・」と、話は続きます。

 市役所のエレベーターで・・・
「いやあー」と、横におられたおじ様がグルリと頭を回して、「きれいになりましたなあ」

 私:「エレベーター、明るくなりましたね。」
 おじ様:「稲城はお金があるんですねえ。」
 私:「ま、あるような無いような、ですね。」
 この後、おじ様は並んでお話して行って、実は家とまるで反対方向にきたことに、大分たってから気がつかれてました。

 そしてまたあるスーパーで、店の入り口近くにあるバナナに近寄ったとたんに、
「どのバナナがいいんですかねえ。」

 私:「私はいつもこれ(・・・とあるバナナを指して)ですね。」
 おじ様:「ほおお。」
 私:「少し高いけど、食べた!って満足する味ですね!」
 おじ様:「ほおおお。じゃ、私もこれに。」
 私:「あ、でも、好き嫌いがありますので、お口に合いませんでしたら、ゴメンナサイ。」
 おじ様:「いやいや、大丈夫ですよ。勉強になりました。」

 
 私は、初対面のおじ様やおば様と、こういった出会いで話をするのが結構好きです。そして、私は初めて行った場所を歩いていて、道を聞かれるとか、酔っ払いにからまれるとか、結構あります。前、歩いていていきなり、前から来た人に、結婚式の引き出物のような大きな風呂敷包みを「これ、あげるよ!」なんて言われたりも。
 ボ~っとして見えるのかしら。ぽや~んとしているのかしら。

 時々思います。
もしかしたら、神様みたいなのが、姿形を変えて私を試しているのではないかと。
そう思うほど、唐突に初対面のおじ様達が現れるもんで。勿論、だから良い感じに対応しようとか思ってしゃべっているんじゃあないですよ。

 人は自然と切り離せない生き物だと、先日書きましたが、同じく人とも切り離せない、それが<人間>なのね、と感じるこのごろであります。


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする