アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

信じる者は救われるw

2015年10月21日 07時28分43秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ


 最近は休日も戦争法の反対集会やデモに出かけたり、ブログを書いたりばっかりで、息抜きする事が余りなかったので、この前の日曜日に久しぶりに京都競馬場に行ってきました。しかし、終日競馬ばかりで休日を過ごすのもアレなので、競馬場に行く前に、近くの先日国宝に指定されたと話題にもなった石清水(いわしみず)八幡宮にお参りしてきました。
 しかし、参拝と言っても初詣しかした事がない私にとっては、神社の格式なんて全然分かりません。でも、祭神も分からず参拝するのも何なので、少し調べてみました。確か天満宮の祭神が菅原道真でしたね。それに対し八幡宮の祭神は、神社本庁のホームページによると応神天皇や神功皇后のようです。京の都を守る為に、鬼門(北東)の比叡山延暦寺とはちょうど京都を挟んで向かい合わせの裏鬼門(南東)の方角にある男山の山頂に、石清水八幡宮が造られたそうです。
 なるほど、昔は疫病とかが流行っても、今ほど医学が発達していなかったので、ひたすら神仏にすがるしか無かったのでしょう。今なら、こんな「靖国神社」みたいなものをあちこちに造る暇と金があるなら、「もっと医療や福祉に金を回せ」と言えるのでしょうが…w。
 まあ、そんな神社の格式なんて今の私にはどうでも良い事なので、軽いハイキング気分で石清水八幡宮にまずはお参りしました。京阪電車最寄駅の八幡市駅には特急は止まらないので、枚方市駅で各駅停車に乗り換え、八幡市で下車してケーブルカーで男山山頂にある石清水八幡宮を目指します。男山(鳩ヶ峰)は標高わずか142.5メートルの低い山なので、ケーブルカーだと3分余りで山頂に着きます。山頂にはエジソンの記念碑もありました。何でも、ここの竹の繊維がエジソンの発明した電球のフィラメントにも使われたという事で、それを記念して建てられたものだそうです。



 山頂に着いたのがちょうどお昼時だったので、休憩所兼カフェで地場の野菜が一杯入ったカレーを食べました。じゃが芋・玉葱・人参だけでなく筍も入っていて、非常に美味しかったです。昼食後に石清水八幡宮にお参りしましたが、本殿はあいにく改装工事中で余り風情が感じられませんでした。私は絵馬を買って「競馬が当たりますように」と願掛け。山頂からは京都盆地が一望です。
 この石清水八幡宮やその周辺は桜や紅葉の名所で、山麓の宇治川・木津川合流部にある「背割堤」などは、シーズンには大勢の人出で賑わうのだそうです。その他にも、時代劇のロケによく使われる「流れ橋」や、ライト兄弟と同じ時期に飛行機を発明した二宮忠八を祀った「飛行神社」などの見所が周辺には一杯あるのですが(八幡市観光協会ホームページ参照)、今日の私はあくまでも京都競馬がメーンですので、もうそちらには立ち寄らずに競馬場に向かう事にします。
 しかし、八幡市駅から競馬場最寄駅の淀まで、たった1区間なのに運賃がなぜ210円もするのか。別に府県境をまたぐ訳でもないのに。同じ1区間でも淀屋橋から天満橋までなら150円なのに。客の足元を見透かすような京阪電鉄の姿勢に少しイラっと来ました。また、その1区間の間に木津川、宇治川と2つも大きな川を越えるのですが、木津川が比較的きれいだったのに引き換え、宇治川の濁り方がひどかったのが印象的でした。まるで大和川のような濁り方に、宇治川上流の「近畿の水がめ」でもある琵琶湖の汚染が心配になりました。



 さて、その京都競馬ですが、当日は秋のGIレースの一つ、秋華賞が開催されました。私はそのレースで、有力馬4頭(7)(10)(11)(18)の三連複ボックスと、1番人気(18)から穴人気の(6)(9)2頭にワイドで流したのですが、何とワイドの方が(6)-(18)、(9)-(18)の両方的中!久しぶりに1万円以上儲ける事が出来ました。ひょっとしたら、これも石清水八幡宮にお参りしたおかげかもw。




 昔は荒れる事も多かった秋華賞ですが、最近は比較的順当に終わる事が多いです。だから、買い目もフォーメーションで余り手広く流すような事はせずに、できるだけ絞るようにしました。狙い目はやはりオークス・ローズS組から。秋華賞の舞台となる京都内回りの芝コースは差しで決まる事が多いので、差し馬や追込馬を中心に。その他の馬も、来る事が滅多にない紫苑S組は全部消して、たとえ条件戦と言えども古馬としのぎを削って打ち勝って来た馬に限りました。いくらGIだGIIだと叫んでも、三歳馬レースのタイムなんて、所詮は古馬1000万条件や1600万条件のレースと同じレベルでしかないのですから。

 本命◎は、全6戦とも連対の(18)番ミッキークイーン。鞍上も浜中俊なので信頼できる。
 対抗○は、その◎をローズSを後一気で差し切ったルメール騎乗の(11)番タッチングスピーチ。
 単穴▲は、2連勝後にローズSでも3着に入った上り馬で武豊騎乗の(7)番トーセンビクトリー。
 連下筆頭△は、先行馬で決め手勝負には不安も残るが、やはり桜花賞馬でローズSでも4着死守、騎手も岩田康誠の(10)番レッツゴードンキ。
 この4頭の三連複ボックスが一応、本線です。
 その一方で、3着には伏兵が絡む事も多いので、
 桜花賞5着、ローズS5着でまだまだ見限れず、思い切った騎乗をする事が多いデムーロが乗る△(9)番クイーンズリング。
 オークスでクイーンズリングやレッツゴードンキに先着し、京都芝3着2回の実績もあり、前走の甲武特別で古馬に勝った△(6)番マキシマムドパリ。
 この2頭に本命◎の(18)番ミッキークイーンからワイドで流す馬券も押さえで買いました。



 そして、1着が本命◎(18)ミッキークイーン、2・3着にも△(6)番マキシマムドパリや△(9)番クイーンズリングが入り、本線で買った方は外れましたが、押さえで買ったワイド2頭が両方とも的中!
 当日のレースは、(16)番ノットフォーマルが速いペースで逃げる中、有力馬の大半は中団から後方に待機し、最後の決め手勝負にかける展開になりました。私が馬券を買った馬も、(6)番のマキシマムドパリと(10)番のレッツゴードンキ以外は、全て後方から追い上げる形になりました。

 結果はやはり、レースレコードを更新するほどのハイペースとなり、前が失速し総崩れになる中で、先行馬ではマキシマムドパリのみが3着を死守した以外は、全て後方から追い上げてきた馬が1着から5着まで独占する形となりました。1着のミッキークイーンや2着のクイーンズリング以外だけでなく、4着にもオークス5着のアンドリエッテ、5着にもオークス4着のアースライズが、それぞれクビ差、アタマ差で入っています。今回はたまたまワイドの押さえで的中する事が出来ましたが、これも展開一つで外れていた可能性が非常に高かったと思います。

 その中で、3番人気の先行馬△(10)レッツゴードンキは、ノットフォーラムの乱ペースに撹乱され17着に沈みました。この馬は、桜花賞(GI・芝1600m)こそ4馬身差で圧勝していますが、その次のオークス(GI・芝2400m)では折り合わずに10着に沈んでいます。そして、前走のローズS(GII・芝1800m)では着順こそ4着とマアマアの結果に終わったものの、逃一杯の中でどうにか掲示板を死守した形となっていました(前掲の「対戦成績表」参照)。以上の経過からも、今考えると、秋華賞でも失速する可能性は高かったのではないでしょうか。
 その一方で、同じ先行馬でも(6)番のマキシマムドパリが、レッツゴードンキのように失速せずに3着を死守できたのは、「遅咲き」で「今が華」とも言える状態だからではないかと思います。
 そうであるなら、いくら桜花賞馬で騎手もベテランの岩田康誠で調教成績も良かったと言えども、レッツゴードンキは「危険な人気馬」として思い切って「消し」にして、今まで全て連対している本命の◎ミッキークイーンから他の○▲△4頭に、1着固定の三連複で流していたら、更に配当金を上積みする事が出来たかも知れません。あるいは、印の4頭だけでなく、今回4着のアンドリエッテや同じく5着のアースライズにも流せたかも知れません。もちろん、闇雲に馬券を買うのは愚の骨頂ですが、ある程度の見通しさえ立つならば、それ位の「メリハリのある」買い方をしても良かったかも知れません。
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1 コメント

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宇治川は (あるみさん)
2015-10-21 19:56:57
京阪が渡る少し上流で、桂川と合流します…で、ここで京都の「生活排水」が混ざってくるので、木津川より汚くみえるわけです。
あと、運賃は駅間距離が長いから高いのではないでしょうか…昔の路線なので、両河川を直行して渡るよう鉄橋を架けるのが経済的だったのでしょう。このあたりもぐねぐね曲がってますからね。同じ京阪でも、真っすぐで隣の駅が見える、野江~土居間とは、大違いです。
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