鉄道ファンが地方を滅ぼす…!「もっと早く鉄道を廃止すればよかった」と地方町長も大後悔した「衝撃的な理由」(現代ビジネス)
↑こんな与太記事を見つけたのでツイッターで思いっ切り叩いてやった。↓
「赤字の鉄道に税金投入するのは無駄。とっととバス転換すべし」と言うが、そのバスも撤退してしまったら一体どうなる。地方の過疎化はもうここまで来ている。
車の運転できないお年寄りや、車も買えなくなった低賃金の非正規労働者は、自宅から一歩も出るなと言うのか?
そもそも何故こんな車社会になってしまったのか?政府がゼネコン儲けさせる為に、さして必要もない整備新幹線や高速道路の建設ばかりに金をつぎ込み、在来線の整備を怠って来たからではないか。その壮大な無駄については何も言わず。
北陸新幹線建設と引き換えに並行在来線の北陸本線は数社の第三セクターに分割され、逆に移動に余計時間がかかるようになってしまった。新幹線の恩恵に浴する事が出来るのは大都市圏の観光客とビジネスマンだけだ。それ以外の住民は全て切り捨てか?
今の車社会も政府が公共交通網の整備を怠りマイカー購入ばかり奨励して来たからだ。そして大店法を廃止し大型店の出店ラッシュを招来。その煽りで駅前商店街は軒並みシャッター街に。鉄道の赤字も元はこの政府のゼネコン・自動車メーカー優遇政策に原因がある。目先の金勘定だけで弱者を切り捨てるな。
首都圏から日帰り可!穴場ローカル線の久留里線で夏を感じてきた。 travel.spot-app.jp/kururisen_rio/
こんな素晴らしい路線を赤字だからと言って廃止するのか?ICカードも使えるようにして8:14の後は13:53までない不便な列車ダイヤ(注:下記参照)を改めればまだまだ乗客も増えるのに。何でも目先の金勘定だけで切り捨てるな。
久留里から先は誰も乗らないと言うが、終点の上総亀山周辺も見所満載じゃないか。亀山湖に濃溝の滝。なのに何故、JR久留里線の乗客が9割も減ったかと言うと、鉄道ダイヤ大削減の一方で房総スカイラインの高速バスばかり増便したからだ。だから途中の名水の里、久留里の城下町も寂れてしまった。
別に高速バスを減らせと言っているのではない。マイカーだけでなく公共交通網も拡充すれば、私の様な車難民もそれを乗り継いで、養老渓谷にも行けるし小湊鉄道、いすみ鉄道も乗れるのに。今やSDG’sで環境保護が叫ばれるご時世に、未だに高度成長期のまま資源浪費の車社会に固執。情緒的なのはどちらかw
↑ツイッターの投稿はここまで。この与太記事のお陰で、久留里(くるり)線(左上写真)の素晴らしさを初めて知る事が出来ました。今まで千葉県と言えば、銚子電鉄や犬吠埼、鴨川シーワールドしか知りませんでしたが、房総半島の内陸部にも、こんな絶景があるとは思いもよりませんでした。
特に小櫃(おびつ)川上流の亀山湖の更に先にある濃溝(のうみぞ)の滝の美しい事!光線の加減で、滝壺の水面に映り込んだ風景が上の実際の風景と重なり、まるでハートのような形になるのにはビックリ!私、本気でここに行きたくなりました。(右上写真)
しかも、公共交通網の穴を埋めようと、地元の君津市が民間業者に委託して、デマンドバスやデマンドタクシーも走らせているので、それを上手く使えば久留里線の駅からもアクセスが可能なのだと。君津市の補助があるので、バス料金並みの値段でタクシーにも乗れるのだとか。
でも、関西ではまだまだ無名のこの観光地も、首都圏では穴場の絶景スポットとして評判になり、今や週末はどこの宿泊施設も予約で一杯なのだそうです。もう全国旅行支援の予算枠もオーバーしてしまい、クーポンも使えなくなっているのだとか。でも、何とかして行きたいなあ。
(追記)
今しがた所長に下記のメールを送りました。
久留里線の旅の件の続報です。
今さっき千葉県の亀山温泉ホテルに確認したら、11月後半でも土日の予約は無理だが、平日ならOKと確認が取れました。
そこで11月のシフト希望を急きょ変更致します。確か5日、19日の土曜日に有休を入れていたと思いますが、19日をキャンセルして24日(木)に変更します。前日の23日(私の通常の公休日)は勤労感謝の日で祝日に当たりますが、翌24日は平日なので1人でも宿泊可能と、ホテルから返事をいただきましたので。
当ホテルは平日でも農溝の滝・亀岩の洞窟へのバス送迎サービスもやっているとの事。全国旅行支援の適用申請もホテルの方でやってくれるそうです。
洞窟に朝日が差し込みハート型の光になるのは3月の春分の日前後だけなので、秋にはその光景は堪能出来ませんが、それでも光線の加減で幻想的な光景が堪能できるとの事です。
おまけに、この季節は紅葉のシーズンなので、JR久留里線も上総亀山行きの便が毎日8便から12便ぐらいに増便されるとの事。当地にはデマンドタクシーもあるので、何とかなるでしょう。
やれ「鉄道ファンが日本を滅ぼす」「100円稼ぐのに1万5千円もかかるような路線をバス転換もさせずに残しておくのは無駄」と、ここまで新自由主義者にコケにされたのでは、一鉄道ファンとしても黙って見過ごす訳には行きません!
地方交通線の赤字は、新幹線や高速道路にばかり国家予算をつぎ込み、それらの沿線開発にばかり力を注ぎ、在来線への投資や在来線沿線市町村の開発を蔑ろにして、地域の過疎化・高齢化を長年放置して来た政府・財界にこそ責任があるのに。
それを事実で証明する旅にします。そういう事で、ギリギリになっての急な有休取得変更となりますが、ご了承下さい。
記事読みました。
本当に「評論家」「研究家」「解説者」の類いは好き勝手言うて小遣い稼ぎするだけの存在ちゃうんかなあと思います。(特に経済や文学、芸能のそれ)
そういえば昔あった週刊少年ジャンプの読者コーナー「ジャンプ放送局」の投稿テーマのひとつに「評論家をぶちのめせ」というのがありました。
サブタイトル?には「人のふんどしで相撲をとって偉そうにするな」などとかかれていたなあ…
とにかく「評論家」はクソな職業、毒オトナがなりたい職業ナンバーワン(私の感想です)ちゃうかと思う。