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黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

値段はケチっても栄養までケチってはいけない

2023年07月19日 16時37分25秒 | なにわB級グルメ探訪
 
昨日7月18日に放送された「NHKクローズアップ現代」を身に摘まされる思いで観ました。物価高騰の中で食費を節約し過ぎて栄養失調になる人が増加。腹持ちが良いからと脂質や炭水化物の多い食べ物ばかり食べていると糖尿病や虚弱体質になると。私も栄養バランスに気を配っていたつもりでしたが、写真の10の食品群(※)を満遍なく取れているかと問われたら…。
 
※10の食品群→「さあ、にぎやか(に)いただく」と覚えるのだそうです。
 さ=魚、あ=油、に=肉、ぎ=牛乳・乳製品、や=野菜、か=海藻、い=芋、た=卵、だ=大豆、く=果物
 
魚は最近ほとんど食べていません。せいぜい、さんまの味醂干しか、カツオのたたきぐらいで。鯖缶のストックはありますが、これはあくまで非常用です。肉も豚肉か加工肉。牛乳は皆無。野菜は言わずもがな。海藻は最近ようやく取り始めました。芋は馬鈴薯を摂取。卵・大豆はまず大丈夫。但し味噌汁ばかりだと塩分取り過ぎるので要注意。果物…そんな物買う位なら晩飯のオカズを買うわい。今やフルーツなんて資産家階級の贅沢品じゃないか!
 
 
番組紹介の節約&お手軽レシピも見ましたが、単に値段だけがネックじゃないのです。例えば肉みそ麻婆豆腐(※)も、割高な麻婆豆腐の素や豆板醤を使わなくても作れる点は確かに魅力的ですが、一人暮らしの身では片栗粉や薄力粉を買っても余らせるだけです。それらも買わずに済むレシピをもっと公開してほしいです。
 
※肉みそ麻婆豆腐のレシピ(抜粋)
 材料(1人前)
 肉みそ(豚ひき肉60g、みそ小さじ1、焼き肉のたれ市販品大さじ1、水大さじ1、片栗粉小さじ1)
 木綿豆腐1/2丁、にら1本
 
 作り方
 ①肉みそを作る(作り方の詳細はこちら
 ②木綿豆腐をサイコロ状に切る。耐熱の皿に入れ、細かめに切ったら、肉みそと混ぜる
 ③ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)で1分30秒間加熱し、混ぜる 
 
勿論、私自身も出来る限りの事はしています。栄養失調にならないように自分なりに気をつけています。決して物価高や自民党の悪政に手をこまねいている訳ではありません。
 
 
公休日の今日もお昼はカレーにしました。自炊生活中心になると、買って来たものを腐らせる訳にはいかないので、外食はほとんどやらなくなりました。その中で、野菜の残り物を処分できる味噌汁をいつも重宝していますが、これも余り食べ過ぎると塩分の過剰摂取になってしまいます。でもカレーならその心配はありません。今日は以前社販で安く買ったボンカレーで済ませましたが、別にカレーのルウもちゃんと買って来ました。
 
そして三角コーナーをミニキッチンの隅に置いて玉葱・馬鈴薯の貯蔵庫にしました。玉葱・馬鈴薯は日持ちしますが、スーパーの袋に入れたままでは痛みやすくなります。だから風通しの良い三角コーナーに入れて台所の隅に置いておくのです。丸型のザルではなく三角コーナーなので嵩張りません。三角コーナーの中でも比較的網目が小さいものにしたので玉葱の皮が床にこぼれ落ちて飛散する心配もないでしょう。
 
ミンチカツも牛カレーシチュー用の代用品です。最近ではカレー用牛肉も高くなり簡単には買えなくなりました。安い豚肉で代用する手もありますが、賞味期限が短いので常に献立と睨めっこしなければなりません。でも使い切りの惣菜ならその煩わしさから解放されます。
 
以前買った豆苗もベランダで水耕栽培してサラダとして再利用。豆苗は安い上に数回使えるので重宝しています。敢えて言えば生野菜特有の青臭さがあるのが欠点ですが、それもシーチキンと和えてマヨネーズをかければ解消します。シーチキンは使い切りの少量パックを買いました。次も魚肉ソーセージと和える予定です。
 
後これだけは言っておきたいです。身近にあるもので利用できるものは何でも利用した方が良いです。地域の子ども食堂やフードバンクなんか、その最たるものです。もし、子ども食堂等が身近になくても、それに代わるものは探せばいくらでもあります。例えば会社の社員食堂や役所内の食堂などです。従業員は割安価格で栄養バランスのとれた食事が食べられるし、外部の人間でも、割引価格より少し高くなりますが、それでも市場価格よりはるかに安い値段で食事が出来ます。「政府が無能だから仕方ない」と諦めていたら、最後には皆、野垂れ死んでしまいます。値段はケチっても栄養までケチってはいけません。

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2023-07-19 23:59:54
今日は。経済的な問題はありながらも、ご自身の健康維持のため真剣に考え工夫しつつ自炊されていますね。同様に独り暮らしの私も頭が下がり、同時に身につまされます。

色々な食品・栄養素がありますが、肉は基本的に人間が生きるために必要ありません。特に加工肉は有害。なるべく避けた方が良いです。また牛乳も基本的に飲む必要はありません。それこそ嗜好品としてたまに飲むぐらいなら良いでしょうが、毎日欠かさず飲む必要のないものです。他の乳製品も同じでしょうね。

それと味噌汁。塩分は糖分とは異なり、人間が生きる上で不可欠のもの。極端に多いのは問題ですが、1日に味噌汁1杯2杯程度なら特に問題ないと思いますよ。
長崎に原爆が投下された時、秋月辰一郎博士と言う方が「被爆者にはとにかく塩を一杯つけた玄米の握り飯と、辛い味噌汁を飲ませろ!」と指示したそう。それを飲食した人は、急性の原爆症からも守られ延命できたそう。今は減塩が強調されますが、そうした効用もあるようで、私は塩分はそれなりに摂らないと生命維持が出来ないと思ってます。過ぎたるは及ばざるがごとしではありますが。

あと果物も、果糖が多いので余り食べ過ぎは良くありません。毎日必ず食べる必要もないもので、特に食事時以外に(おやつのように)食べるのは避けた方が良いみたい。確かに高いですしね。私も食べるとしても少しだけ。それも毎日ではありません。

今年も暑い夏ですが、どうか食生活に気をつけて元気に過ごし、お仕事も出来れば無理のない範囲で続けて下さい。
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Unknown (プレカリアート)
2023-07-20 12:26:45
unknownさん、コメント有難うございます。秋月辰一郎先生の事はWikipediaにも載っていました。↓

玄米と味噌と塩を使って「塩辛い玄米のおにぎり」と「塩辛いカボチャの味噌汁」を作り、同病院の職員・患者たちに毎日、毎食与えたところ、原爆による症状(白血病、貧血ほか)が出なかった上、何十年もほとんどの人が原爆症を発症しなかったと秋月は著書で語っている[4]。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E6%9C%88%E8%BE%B0%E4%B8%80%E9%83%8E

私も、今の冷蔵庫にある食材が片付いたら、また南瓜の味噌汁を作ってみようと思います。
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