嫌な事は続くもので。つい最近風呂場で手を滑らせて脇腹を打ったばかりなのに、今度は仕事中に労災です。大した怪我ではありませんが。
昨日16時過ぎに、商品を積み替えて空になったカゴ車(上左端写真)を折りたたんで片づけていた時に、後ろのフックに止めて折りたたんだ筈の中間網(棚上の間仕切り)が上から落ちてきて、下の底板を折りたたんでいた私の頭に当たってしまいました。網をフックにかけたつもりが、実際はフックが歪んでて網が固定されていなかったようです。
ちゃんと見れば不良フックである事は直ぐ分ったのでしょうが、レーンで商品を仕分けしながら(同左から2番目写真)、その後ろでまた別の商品を積み替えてレーンで仕分けした分と積み合わせなければならなかったので、焦りもあったのでしょう。
この事故自体は決して大層なものではなく、よくある職場の小さな事故で、私も他の人も何度も同じ経験をしてきたのですが、今回はモロに頭に当たってしまったようで、血が一杯飛び出てきてしまいました。今までこんな酷い怪我になる事はなかったのに。
頭を拭ったら血が一杯出ていて、帽子も血に染まっていたので、流石にこのままではマズイと思い、急遽隣の人に自分のレーンも見て貰うよう頼んで事務所に駆け込みました。その時はまだ化膿止めの応急処置だけでまた直ぐに作業に復帰出来ると思っていたのですが、事務所で見て貰うと1センチほど頭が切れていて、そこから血がまだ流れている状態だったので、急遽所長の車で近くの病院に連れて行って貰いました。
病院で診て貰った結果、やはり頭部打撲挫創という事で、医療用のステープラーで2針縫う破目になってしまいました(同3番目、右端写真)。「ステープラー」というのは「ホッチキス」の事です。そう、文書を綴じる時にカチャカチャやるあのホッチキスです。普通のホッチキスとは別に医療用のホッチキス(スキン・ステープラー)があって、それで人間の頭も文書みたいにカチャカチャと止めるのです。私、初め何かの冗談かと思っていましたが、本当に麻酔もなくカチャカチャと止められてしまいました(泣)。流石に止められた時は痛かったです。(ちなみに、ホッチキスというのは商標名=平たく言えばチキンラーメンとかマジックインキとかと同じ商品名で、ステープラーというのが正式な製品名なのだそうです)
それでその日はもう業務免除で帰宅し、翌日の今日も休んで同じ医者に通い、明日からまた通常通り出勤し、その後数日後に抜鉤(ばっこう=ホッチキスの針抜き)が終わってようやく完治となります。その間は、風呂には入れますが患部は絶対に水に濡らせないので洗髪も叶いません。こうなった原因は、不良フックである事を見抜けなかった私の不注意にあり、同時に、そんな不良フックのカゴ車を使っていた会社側の安全管理ミスでもあります。しかし、今更そんな事を言っていても始まらないし、一番痛い目に遭うのは自分なのですから、今後は「たかが打撲」と侮らず、充分注意していこうと思います。もう二度と頭をホッチキスでカチャカチャ止められるような目には遭いたくないですから。
それにしても、何故こんな不幸が立て続けに起こるのか。そうか、これはきっと「ハシシタの祟り」に違いないw。私が先日の記事で橋下徹の事をボロクソに批判したから、橋下が怒って私に呪いをかけたのだろうw。橋下って、まるで「帝都物語」に出てくる「魔人・加藤保憲」みたいな奴だw。
ヘルメットなんて本来なら会社が用意しなければならないものですが、支給されるのを待っていたらまた怪我するとも限らないので、もうホッチキスでカチカチされるのは嫌ですから、一応見てきました。
でも、いざ試着してみると、結構重いし大きさもぶかぶかだし機能性もイマイチだったので、結局買いませんでした。
その代わりに、パイル生地のヘッドキャップ(バンダナの大きいヤツ)を買ってきました。これなら、前面しか補強されていない作業帽とは違い、頭全体を覆う事が出来ます。これを巻いてその上から会社の作業帽を被れば、若しまた万が一の事があっても、今までよりはマシかなと。まあ所詮気休めですが。(勿論、万が一の事にならないように気を付けるのが前提ですが)
木曜日あたりからは洗髪もOKという事で、後は来週月曜日の抜鉤(ホッチキスの針抜き)を待つのみです。さぞかし痛いのだろうなあ・・・。
とりあえずこんな所なんかどうだろう。
http://item.rakuten.co.jp/soukai/4513643456036/
http://item.rakuten.co.jp/offer1999/10026386/
休業初日から3日目までは、雇用主から平均賃金6割相当の休業補償給付が支払われ、4日目からは、雇用主に成り代わって国(政府・労基署)から、前者の休業補償給付に平均賃金2割相当の特別給付金が加算された額が支払われる。(労基法、労災保険法)
http://www.asahi-net.or.jp/~rb1s-wkt/qa3342.htm
休業3日目までと4日目以降とでは、補償の仕組みが変わるのだそうです。こんな事は社会保険労務士などにとっては常識なのでしょうが、非正規になってから初めて労災のお世話になる私にとっては、初めての経験なので、ここにメモしておく事にします。
そもそも今回の労災の原因は、私の不注意だけでなく、安全管理を怠った会社にもある訳ですから、たとえ2日限りの微々たる額(両日合わせても8千円位にしかならない)でも、その分の補償は正当な権利行使として堂々と要求していこうと思っています。
あと、前回コメントで触れた帽子についても、ネット通販で手頃な物が見つかったので、早速注文しました。11月1日(木)の晩に宅急便で届く予定です。普通の帽子ですが、今までのペラペラの物とは違い、防護機能も一定備わっているので、ヘルメット程ではないにしても、ある程度の代用にはなるでしょう。