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なにわB級グルメ探訪11 失われゆく大阪の味 

2008年07月23日 22時20分16秒 | なにわB級グルメ探訪
 久しぶりに、このグルメシリーズをアップします。今日のバイト休みに、数週間ぶりに大阪・難波に出ました。

 関西も梅雨明けして猛暑日が続いているので、今日のランチは一丁「鰻のまむし」にでもしようかという事で、わざわざ大阪市内まで出て来たのです。明日24日は「土用の丑」だし、夏バテ予防にはビタミンB群の補給が欠かせないので。幾らプレカリアートと言えども、たまには栄養のある物も食べなければ。ちなみに「鰻のまむし」と言うのは、「うな丼・うな重」の事を指す関西言葉です。
 それで、以前食べた事のある難波・千日前の「いづもや」で、「鰻のまむし」を食べようと折角出てきたのに・・・。何と、千日前の「いづもや」は、この3月を最後に、既に閉店していたのでした。
 「いづもや」というのは、HPにもあるように、元々は東京の鰻料理の老舗ですが、私の中では、幼い頃に食べた「千日前いづもや」や「喜楽別館」のうな丼が、昔懐かしい関西の味としてイメージされています。

 そうして幼い頃の記憶を辿り、折角久方ぶりにやって来た「千日前いづもや」も閉店とは。それにしても、新世界「いづみ食堂のシチュウー」閉店を始めとして、古き良き大阪のかつての味が、次第に失われていくのは、余りにも寂しいと言うか・・・。但し、「くいだおれ」閉店については、既存エントリーにもあるように、余り感慨は無いのですが。

 そう言えば、かつて道頓堀の戎橋(通称:ひっかけ橋)の袂にあった、あの有名なカツレツの老舗「ぼんち」も、たこ焼きチェーンの「くくる」や、石川県金沢発祥の「ゴーゴー・カレー」に、姿を変えてしまっています。この前その「ゴーゴー・カレー」も食べてみたのですが、ランチをかき込む段には、あれで十分でしょう。味もまあソコソコ美味しかったし、
 何と言ってもカレーはそのまま胃袋に流し込めるので、夏バテ気味の時には便利です。しかし、そうは言っても、所詮はかき込みランチ。やっぱり落ち着いて食べたい時は、「シチュウー」や「鰻のまむし」が一番です。結局今日は、「いづもや」近くの、吉本興業関係者がよく行くと噂される昔ながらの大衆食堂で、「鰻のまむし」を食べる事にしました。

(参考資料)

・丼週間6日目 うな丼 「千日前いづもや」(Mのランチ)
 今は無き「千日前いづもや」のリポート。東京・神田にある「いづもや本店」は今も盛況なのに・・・。
 http://www.doblog.com/weblog/myblog/48775/1580427#1580427
・勝太郎 ぼんち(成瀬国晴の関西オイシイとこどり)
 このお店も、もう道頓堀にはありません。天満橋のOBPにて営業中です。
 http://osaka.yomiuri.co.jp/naruse/nr60703a.htm
・映画「ぼんち」について
 上記店名の由来ともなった「ぼんち」の意味についても解説されています。
 http://www.raizofan.net/~raifclub/link4/movie4/bonchi.htm
・ゴーゴーカレーのHP
 創業者がメジャー投手の松井ファンを自称しているだけあって、その店舗運営スタイルはどう見ても体育会系のノリ。しかし私は、そういう「根性論てんこ盛り」はどうも苦手で。
 http://www.gogocurry.com/
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1 コメント

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Unknown (フルダヌキ)
2017-08-30 13:31:55
千日前の鰻の豊川も今はありません。豊川の下の受付で土産の鰻の折の包装を凄く早く魔法のようにパッパとやってくれてたお姉さんがおられたのを思い出します
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