アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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商店街と歩むローカルスーパー奮戦記

2024年03月04日 20時57分43秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ
 
大阪市西成区の鶴見橋商店街にあるスーパー越前屋の特売チラシが隣の住之江区にある私のマンションの集合ポストに投函されていました。3月1日から3日までのひな祭りセールのチラシです。
 
「わざわざ隣の区にまで宣伝しに来るとは、よっぽど特売に力を入れているのだな」と、俄然、興味が湧き、3月3日の午後から電車に乗って見て来ました。
 
 
来て、まず商品の安さにビックリ!きんぴらごぼうや切干大根などの惣菜が安い物では100円から、高い物でも200円台で全て買えるのです。他のスーパーより100円は確実に安いです。
 
それもスーパー玉出やラ・ムーの様な「安いだけが取り柄」の商品ではなく、ライフやイズミヤともそう変わらない商品が、スーパー玉出並みの価格で売られているのです。
 
 
また鮮魚の安さも半端ではありません。魚市場で売っている様な、丸々した一本物の青魚が、1パック480〜580円で売られているのです。
 
お菓子も安かったです。スコーンが68円、キャラメルコーンが108円、マロッシュ69円等々。
 
 
ひな祭りにちなんで、ちらし寿司も売っていました。こちらは、ちらしセット480円、カラフルちらし398円と、他のスーパーともそんなに変わらない値段でしたが、その中で一際目を引いたのが100円の彩りちらし。私もこれは速攻で買いました。
 
勿論、全ての商品がこんな安値ではありません。他のスーパーともそう変わらない価格の商品も少なくありません。でも、例えば日ハムのバラ焼豚切落しが、ライフでは298円、イズミヤでも258円するのに、ここでは248円で売られていました。
 
 
安いのはパンも同じです。ヤマザキの三角蒸しパンが78円、ルヴァンのたまごロールやツナロールが68円、ランチパックが88円と、他のスーパーでは100円以上する商品が、ここでは数十円で買えるのです。但し、品数は限られます。食パン以外はほとんど菓子パンばかりです。でも、この値段には流石に驚きました。
 
勿論、不便な点も少なくありません。取り扱っているのは食料品だけで、雑貨や衣料はありません。支払いで使えるのも現金だけで、カード類やPayPay(ペイペイ)の類は一切使えません。店内には自販機やATM、休憩コーナーもありません。閉店時刻も19時と早いです。
 
 
でも、商店街の中にあるスーパーなので、売っていない商品は近くの店でいくらでも買い足す事が出来ます。自転車も店の前の屋根付きの駐輪場に停める事が出来るので、雨の日も商店街のアーケードから濡れずに入る事が出来ます。
 
何よりもまず惣菜系が充実しているのが嬉しいです。一人暮らしだと、野菜など買っても余って腐らせてしまうだけで、余り手の込んだ調理も出来ません。でも、最近はどのスーパーの惣菜も、少量パックでも200円台、家族用だと300〜400円台もします。その中で、100円から毎日のおかずが買えるのは非常に助かります。
 
近くのイズミヤやスーパー玉出でも、ひな祭りセールを実施していましたが、客の入りは普段と余り変わりませんでした。ところが越前屋では、店内が客でごった返していました。
 
買い物のレジ袋も、他のスーパーでは全て有料になってしまったのに、ここでは今でも2枚までは無料で付けてくれます。
 
 
 
買い物が済んだら、近くの鶴見橋商店街で、定食屋のランチがワンコインで食べられ、食後はレトロな喫茶店で一休み出来ます。近くには「鈴成座」というレトロな演芸場もあるので、休日は丸一日ここで過ごす事が出来ます。
 
近くには新世界や西成のあいりん地区もあり、特に前者はインバウンドで外国人観光客が押し寄せる様になりましたが、その反面、世知辛くなり、昔の古き良き商店街の趣は失われつつあります。
 
でも、ここにはまだそれが残っています。それを今でも毎日味わう事の出来る鶴見橋商店街の人たちを、私は心底羨ましく思いました。
 
コメント (3)
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