今日も髪はクルックル

コーヒーロースターの毎日です。

水を撒く

2015-10-21 08:47:19 | Weblog
実家の庭には、柿、酢橘、枇杷などの食べられる木が植わっていた。
金木犀や薔薇や水仙などの季節により香る草木もあった。
夏場ともなれば祖父が水を撒いていた。

最近雨が降らず良い天気が続いている。
だけど良い天気って思うのは人だけなのかもしれない。
喉が渇いたんだ水をくれよ、草木はそう言っているかのように枯れ始める。

小さな庭に水を撒く。
いつかは実家の大きな庭にも水を撒きに通うのだろう。
効率では考えない。受け継がれてきたものを受け入れたいと思う。

そこに意味を見出そうとする必要もないし、そもそも意味などないのかもしれない。
祖父母が苦労して働いて作った庭。
その草木に水を撒くことに意味など必要はないんだ。

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