眠れぬ夜、想像すること、これからの自分

昨夜なんとなくボクシングの試合をテレビで見た
ほとんどテレビは見ないし、ボクシングも好きじゃない
だけどなんとなく見た

若い人気のボクサーの試合だけに大会場にたくさんのお客さん
ゴールデンタイムという時間帯でのテレビ放送
きっとありえないくらいたくさんの人たちの思惑と欲望が渦巻いてるんだろうな

若い人気のボクサーはもっともっと攻めたかっただろう
だけど負けるわけにはいかない、そう負けない試合をしなければいけないのだ
そんな風に戦うのっていうのはどんな気持なんだろう？

想像も出来ないくらいの厳しい練習と減量を行い
負ければたくさんの人たちの落胆や侮蔑を受けるだろうなと考える前夜
おそろしく孤独だろう

そんな中で戦うものに対して、浴びせる罵声の意味がよくわからない
見たくなければ見なければいいのに
そんなことを考えると眠れぬ夜となった

今きっとこの世界に足りないのは想像力だ
自分のことを探したり考えたりする時間があるなら
もっともっと人や社会のことを考えたり想像するべきなのだ

もちろんわたくしも出来ていない
それを自覚してこれから生きていかなくては
想像してごらん？って誰かが歌ってたじゃないか