誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

北アルプス遠征-5(東鎌尾根~槍ヶ岳登頂)

2019-08-11 | 山歩き

     東鎌尾根から槍ヶ岳です。(7/30)

    いよいよ、今回のアルプス行の核心部へ入っていきます。

    朝起きると、昨日とは打って変わっての好天模様に小屋中が大騒ぎです。

    大天井岳と常念岳の間から朝陽が昇ってきました。👏👏

     朝陽を浴びて輝く槍ヶ岳、待ってね~今行くよ~🙏🙏

    東鎌尾根~槍ヶ岳に向かって歩き始めます。

    いきなり10m下りの梯子が登場します。

    こんな馬の背は序の口でした。

   木製の朽ちかけた3連梯子も一歩づつ登ります。

     3段の鉄製梯子を下ります。

    西岳に向かう登山者の交通整理しますが、韓国の登山者は不満のようでした。

    東鎌尾根の一部、意外と広い尾根なので恐怖心は起きません。

   ただ、風が強いと慎重になるかも

 

    ガレ場のトラバース、東鎌尾根より怖かった

 

     ヒュッテ大槍に到着

    ここまで来ると、もう大丈夫かと高を括っていたのですが・・・・

    槍はガスを纏初めて、天候は下り坂です。

   岩場のトラバース、足下は数百m落ち込んでいるので慎重に足を運びます。

    槍ヶ岳山荘が見えてきて、思わずバンザイのカミさんでした。

    槍ヶ岳山荘、600人収容?の大きな山小屋でした。

   3000m超の標高で、カミさんの呼吸が苦しくて、この日の槍ヶ岳山頂は見送る。

   ***この判断、良否の判断は難しかった。

   小屋でランチを戴き、M川さん御夫婦とのんびりしているT中さん御夫婦と再会する。

    M川さん(右)、カミさん(中央後ろ)、T中さん(左)

   一旦は、お互いの今後を祈って別れたのだが、1宿1飯の仲間として一緒に記念撮影

   この後、T中さん御夫婦は、殺生ヒュッテへと下って行かれた。

    残された我々だったが、何時の間にかM川さん御夫婦も槍ヶ岳山頂に向かわれていた。

   一瞬、我々も山頂へ登ろうと思ったが、一旦覚めたモチベーションは回復せず断念

     槍ヶ岳の勇姿を見上げながら、持参のODガス+ケトル+マグカップでコーヒータイム

   この時は、優雅な時間を過ごせたかなと、自画自賛した一時でした。

    コーヒーを愉しみながら、天に聳え立つ槍の穂先を見上げる。

   序でに、余りにもコーヒーが美味しく、自分たちだけでは勿体なくて(自慢したくて?)

   槍ヶ岳から下ってきたM川さんにも振る舞った。(押しつけちゃいました(^^;)

  

    17:00-夕食です。

   100人以上を5回入れ替えで行われ、落ち着かない雰囲気でしたが

   長崎の御夫婦が、食事ののろい私達にお付き合いくださり、しっかりビールも飲めました。

   食堂を出る時は、100人超の中で4人がビリッケツになってしまっていました。

   槍ヶ岳山荘の、スタッフさんごめんなさいね。🙏

   ***槍ヶ岳山荘、割と広いスペースでゆっくり眠れました。

     乾燥室も広く、汗で濡れた衣服の乾燥もしっかり乾いていました。

   朝食弁当~槍ヶ岳山頂~大喰岳~中岳~南岳~天狗池~槍沢ロッジの後半戦へ

コメント (4)
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