槍ヶ岳の穂先に登る。(7/31)・・・因みに、65歳のバースデイ👏
昨日予定を変更したので、早朝の槍ヶ岳山頂位アタックです。
穂先は濃いガス纏っていて、なかなか姿を見せてくれません。
4:50-ガスの中を山頂を目指してスタートする。
早朝のガスの中の為か登る人は少なく、各自思いのペースで登って行けて楽だ
ただ、昨夜の雨で岩が濡れていて滑りやすく、気の抜けない岩登りとなった。
<(_ _)>槍ヶ岳アタック編のPHOTOが、M&Sモードで真っ黒(>_<)😢😢
槍ヶ岳の山頂、ここまで苦労してきたのに・・・
photoの記録は真っ黒だけど、むしろ記憶には鮮明に残っています。
なかなかガスが晴れてくれず、20分ほどガスの晴れるのを待ました。
女性が歌う「アルプスいちまんじゃく」の唄が、心に染みて和ませてくれました。
6:00-下山開始です。
カミさんは岩場の下りが大の苦手、身体が強ばらなければ良いがと心配
私は下から、他の登山者が、カミさんの動きを見ながらアシストして無事に下山
下山に要した時間は、〇×△分でした。
山荘に戻って朝食を戴き、改めてスタートとなります。
予定より少し時間が遅くなったが、このまま下山するのは勿体なくて
当所の予定通り、大喰岳~中岳~南岳~天狗池から槍沢ロッジへ向かいます。
テント場の横を通って下りに掛ると、ブロッケン現象が現れました。
グングングングン下ります、後の登り返しを考えると言葉が出ません。
標高3000m、こんな雪渓が至る処に残っています。
後ろを振り返ると、先ほど登った槍ヶ岳が見送ってくれていた。
槍ヶ岳山荘から35分、大喰岳に到着
日本で有数の高い標高の稜線、森林境界値を超えているので岩稜帯です。
登って下って、嫌というほどのアップダウンとの闘いが続きます。
3段の梯子を登って
中岳に到着です。(山荘から、1時間20分)
中岳から穂高連峰、ジャンダルムを望みます。
4日目ともなると疲れが見え始めます。
天狗池/南岳の分岐点が見えてきました。
槍ヶ岳の下りですり減らした神経が、疲れに拍車を掛ていたそうです。
天狗池/南岳の分岐点から南岳を遠望
ここから、単独で南岳を早掛けすることにしました。
雷鳥に会えるかもしれない期待もあったが、ただただ南岳を目指しました。
分岐から13分、南岳の山頂です。
遊びに来ていた南岳小屋のスタッフさんが、シャッターを押してくれました。
南岳からの穂高岳は素晴らしく、天に建つ北穂高の小屋と山頂に立つ登山者は目に余った。
南岳から天狗原分岐に戻ると、恐怖のロープ場へ向かいます。
カミさんのアシストで、photoはありませんが、この岩場は2度と御免です。
天狗原からの難所を下って、疲労困憊気味です。
この先に残っている長い行程、頑張れとしか言葉がありませんでした。
天狗池です。
雪解けが遅く、池の1/4ほどしか水が溜まっていません。
辛うじて、槍の穂先が逆さ槍ヶ岳として天狗池に映っていました。
天狗池~水俣乗越~槍沢ロッジは、2時間を予定しているど疲れが心配
西岳ヒュッテから同定した、天狗池~槍沢大曲ルートを確認しながら槍沢大曲へ
西岳と西岳ヒュッテです。
東鎌から槍ヶ岳への尾根です。
2度雪渓の斜面をトラバースします。
天狗原分岐まで下ってきました。
まだまだ下りが続きます。
14:00-水俣乗越に到着~♪
しかし、ここからはダラダラした歩きで、槍沢ロッジまでの1時間が果てしなく遠い
途中で赤っぽい屋根が見えて、おっロッジが見えたと喜んでいたらババ平らのトイレ
更に歩くこと30分で、ようやく槍沢ロッジに着いた(辿り着いたが本当かな)
槍沢ロッジ、チェックインをすませると真っ先に飛び付いたのは炭酸飲料でした。
賞味期限切れのccレモンが、¥200で飛ぶように売れていました。
槍沢ロッジは、有り難いことにお風呂があります。
4日間の汗と垢を一生懸命に擦って洗い流したけど、石鹸がないのでイマイチでした。
お風呂から上がり、ゴール目前のカンパイは、最高の気持でした。
もう一日あるけど、ここまで来たらアルプス成就のカンパ~イ♪
部屋に帰ったのまでは記憶にあるけど、その後は爆睡で記憶にございません。
今回の北アルプス山行で、yamahiro=613座 asari=360座を達成