北アルプス第1歩です。(7/28)
夜中、一晩中雨の音(沢の水音だった!)が耳についてよく眠れず4:40起床する。
いよいよ表銀座と言われる燕岳~槍ヶ岳、コースを入念にチェックしてスタートに備える。
朝食を頂きます。
初日で気分が高揚して食欲がないけど、燕岳までの急坂を考えてしっかり食べます。
お世話になった有明荘です。(運命のM田さんご夫婦と)
心配されたお天気も青空が顔を見せ始めました。
有明荘から15分、登山口に到着しました。
ワクワクの第1歩、資料通り階段の登山道が待ち構えていました。
ゲッ、急登なのは事前チェックで覚悟していたけど想像以上だね。
ゆっくり(?)と急ぎましょう。
歩き始めて1時間、第1ベンチで水分補給です。
水を補給しないと、顔が浮腫んでダルマさんになるそうです。(燕岳まで2L補給?)
第3ベンチを過ぎると、最大急登が待っています。
初日だから、この急登も難なく乗り越えましたが、富士見ベンチまで急登が続きます。
フウウウウ~、合戦小屋に到着です。
ここまでの所要時間2時間45分、予定よりも45分早い到着です。
ここでスイカを食べないと、燕岳は語れないですね。(*^_^*)
1/8カットで¥500でした。
合戦小屋でエネルギーを補給したら、燕山荘を目指して歩きます。
合戦沢の頭近くで、yamahiroの足に異変が起きました。
両足が痙攣して、曲げることも伸ばすこともできなくなり、登山道脇で動けなくなる。
足を動かそうにも動かず歯痒い、追い越していく登山者を羨望の眼差しで見送る。
と、ある登山者が≪ 芍薬甘草湯 ≫をくださった。
戴いた薬を飲み休んでいると、さらに若い女性登山者も同じく≪芍薬甘草湯≫を下さった。
困ったときはお互い様とは言いますが、有難いことでした。
20分ほど休んだだろうか?
ようやく動き出した足を労いながら、最大急登を乗り越えて合戦の頭に到着
振り返ると有明山がガスの上に顔を出していた。
合戦の頭まで来ると、燕山荘はもうすぐです。
2度、3度と階段状の登山道を登っていくと、ぼんやりと燕山荘が見えてきた。
ガスの中に姿を現した燕山荘
テント場も人気が高く、12:30でかなり埋まっていました。
12:33-燕山荘に到着~~~♪
まだ、槍ケ岳はおろか燕岳の姿も見ていません。
取り敢えず、チェックインを済ませて、ガスが晴れることに期待します。
部屋は、別館で1区画4人部屋でした。
P
燕山荘の名物、コーヒー&ケーキセット(¥)を戴きます。
味はともかく、これをチョイスしないと燕山荘は語れないそうです。
ケーキセットを戴き、昼食を済ませると燕岳のガスが晴れてきたようです。
大勢の登山者がこのタイミングを逃すまいと燕岳に向かいます
燕岳が見えてきました。
アルプスに来たんだぁ~と、実感がわき上がってきました。
空荷なので、天空を山歩しているようです。
イルカ岩
イルカは数頭居るようでした。
眼鏡岩
燕山荘から道草時間を含めて40分で燕岳の山頂です。
この後、燕岳北岳を予定していたが、稜線も頂もガスなので北岳は断念しました。
今回のアルプス行の一番のお目当てはコマクサの花鑑賞です。
白花コマクサも数株見かけました。
自撮り棒延ばして、腕も精いっぱい伸ばしてご機嫌のカミさんでした。
もう一つの願いは、明日から歩く稜線と槍の穂先を見ることでしたがこれは叶わず
足元の花達を愛でながら、燕山荘へと戻ります。
17:00-到着順で夕食の案内がありました。
山小屋なので、メニューと呼べるようなものはありません。
カミさんはチーズが苦手で、泣き面でメインのチーズハンバーグをポイッ
余りにも可哀想なので、私の小さな魚フライと物分交換でした。😁
ニンジン,ごぼう,レンコンの煮込んだもの、お代わりをくれました。
ただ、残念なことに、ホルンが故障らしく演奏を聴くことはできませんでした。
山のお話は、しっかり聞くことが出来ました。
20:00-自家発電なので、早く消灯です。
貴重品をしっかり抱きしめて、お休みなさいzzzzzzzz
*明日は、燕山荘~大天井岳~大天井ヒュッテ~ヒュッテ西岳です。