オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

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真空管アンプは「柔らかい」「温もり」「ゆったりの音」がする?

2024年08月25日 22時57分42秒 | オーディオ

そんな、音出るわけないだろ~!

 

 

 

 

と叫びたいですね

(笑)
 
 
 
最近、真空管アンプがブームとの事で、記事やSNSで真空管アンプについて書かれているコメントを目にします
 
その一つで信頼できるメーカーの、オーディオテクニカさんの公式ホームページで書かれているコメントを抜粋すると
 

真空管アンプのメリット

真空管アンプの一番のメリットは、アナログ特有の温かみある音質を楽しめる点です。

トランジスタアンプの音質をCDに例えるなら、真空管アンプの音質はレコードに近いと言えます。真空管のレトロな外観も相まって、リラックスして音楽を聴くのにうってつけです。パーツの性能そのものを考えるとトランジスタに軍配があがるのも、真空管アンプに情緒的な魅力がある裏付けになるでしょう。

また、真空管だけを取り替えることも可能であり、自分好みのセットアップを模索できるのもメリットの一つです。

真空管アンプのデメリット

他方、真空管に寿命がある点は、真空管アンプのデメリットです。一般的には5,000時間が寿命とされており、定期的なメンテナンスも必要になります。

ちなみに、トランジスタはカタログスペックのうえでは寿命がなく、半永久的に使い続けられるとされています。もちろん、実際にはトランジスタが故障するケースもありますが、真空管と比較すると長持ちする傾向です。

 
 
 
と、書かれています、なるほどね~、へ~、そうなんだ~?
 
 
真空管は情緒的な魅力でアナログ特有の温かみのある音質と書かれています
 
情緒的な?とは、「雰囲気が良い」と訳せばよいのかな?
 
アナログ特有の温かみとは、ゆるみ、ホワッとした、ゆったりした、そんなイメージのようです
 
 
 
う~ん
 
私の真空管を使ったアンプのイメージは
 
鋭く剝き出し
 
あざやか
 
太く・力強く・色濃く
 
 
 
そんなイメージで奏でる音は、鮮度が良い音彩り豊かで表現力豊かなサウンドだと思っています
 
 
因みにトランジスターを使ったアンプは、くすんだ、抜けきらない、尖った
 
そんなイメージですが
 
 
 
様々な真空管アンプに出会って使ってきましたが、
 
柔らかい・ゆったり・温もりの音を奏でる真空管アンプにはあまり巡り合えていません
 
 
 
 
 
いや・・・・、
そういえば昔出遭ったのかな?
 
確かに初めて使ったラックスLX33アンプを使っていた時に、そんな音に感じたように思えます
 
LX33は高校生の時に買って、今もLE8Tを鳴らしてドンシャリサウンドを楽しんでいます
 
 
同じくラックスのA3000を使ったJBLサウンドもドンシャリそんな印象でした
 
 
 
あまり良い音だとは思いませんでしたが、私がオーディに興味を持った
 
70年代後半から80年前半は、国産ではガレージメーカーかLUX、海外ではダイナコぐらいしか販売されていませんでした
 
ラックスに興味を持ったのは販売店でMQ36のOTLアンプやSQ38FDを聴かせて頂いて欲しかったのですが
 
当然買えなかったので、入門機種を買って楽しみましたが
 
 
 
私の手にしたLUX真空管アンプは、ゆったりと、低く響くそんなイメージで、
遅いとも感じた音だった気がします
 
 
 
その後は本格的に海外の名器にも出会って使ってみました、
ダイナコ・マークⅢの元気の良さには驚きました
マッキン240、まじめで切れのあるサウンドでし275より音が良かったと記憶しています
マランツモデル8はタイトでパンチと切れのあるサウンドが好きでした
ALTEC1568はとにかく元気で大好きだったが何やら騒がしく最後はうるさく感じた
クイックシルバーKT88や8417は大好きなアンプでしたが空間描写力が豊かでした
 
これらのアンプは
 
 
遅いとか、温もりとかそんなイメージは抱きませんでした
 
 
 
WEアンプを使いだすまでは、クイックシルバー8417を愛用していて
 
このブログの名前も大好きだったクイックシルバーの8417を付けてブログを書き始めました
 
 
 
真空管アンプで巷で語られる、温もりを感じたのはラックスが最後でした
 
 
もしかしたら、
 
真空管アンプの温もりの有るサウンドのイメージを作ったのはラックスだったかもしれません
 
また
その頃、真空管アンプと相性の良いスピーカーは「タンナイ」と云われていました
 
 
巷で囁かれる真空管アンプの「温もりのあるゆったりとした音の印象」は
 
「LUX&タンノイ」で作られたイメージではないかと思っています
 
 
 
 
また、冒頭のテクニカさんの真空管のデメリットに
 
真空管に寿命がある一般的には5,000時間が寿命
 
 
と書かれていますが、どうなんでしょうか?
 
我が家では古い真空管は1928年制の米国RCAが開発したナス管UX-245です
 
現在96歳ですが元気に毎朝さわやかなサウンドを奏でています
 
 
 
他にもWE300B真空管は1950年代から90年くらいまでを使っていますが
 
みんな元気なサウンドを奏でます
 
 
 
 
 
トランジスタはカタログスペックのうえでは寿命がなく、半永久的に使い続けられる
 
とも、書かれていますが
 
とんでもないこと、レビンソン、スレッショルド、チェロも散々壊れて苦労しました
 
 
トランジスターは寿命が無く、真空管は5,000時間の短命?
 
 
 
オーディオ大メーカーの公式ページですから根拠があって書かれている文章だと思いますが・・・・
 
私が使う限りこれは全く逆でした
 
 
まあ、真空管アンプもトランジスターアンプもオーディオ製品です
 
製品を使いこなすのはオーナー次第
 
 
そしてオーディオサウンドはオーナーの人柄を奏でます
 
 
使い方次第なんでしょうね
 

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