Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

洋食「くろ川」

2010-12-13 | 食物

 昨年、案山子さんの案内で小杉太閤山のレストラン「くろ川」で2度ほどランチを食べた。 富山へ行く途中で、1度は12月、クリスマス近くだった。 玄関や店内にクリスマス飾りが施され、静かな音楽が流れ落ち着けるお店だった。”12/12(日)に富山・教育文化会館で”バッハ・アンサンブル富山”のコンサートがあり、MiTUの仲間が出演されるのでSaさんと聴きに行くことにしたので、そこでランチにしようと、日曜日も開いているか電話で聞いてみた。

 マスターの話では、今年春に家族の方が病気になりしばらく開店できない状態だった。 ただ、この店は太閤山団地ができた頃からの店で、当時からのお客さんも年をとり、息子や孫が来た時に出前だけでもしてほしいと頼まれる。 それで出前を中心に不定期に開店しているとのこと。 身につまされるお話だった。 予約と言うことで開けて待っています、と仰るのでお願いした。

 下は、豊臣秀吉(太閤山は秀吉が佐々成政を攻めた時陣を張ったと言われる場所)の馬印で知られる千成瓢箪の絵が可愛い駐車場の看板と千成商店街。 太閤山ニュータウンとして団地が出来たのは45,6年前だ。 大きな団地でさぞこの商店街は賑わったことだろう。 
                  

 ドアを開けると、かわいいサンタクロースがずらりと6人。 窓にはクリスマスリースが
                             (下は昨年の飾りつけ)
                            

 今年はこんな風に店内に飾られていた。
            

 手品をしている(?)サンタ、夜警のサンタ、そりに乗ってるサンタの3人。
     
              
 店内は落ち着いた雰囲気で、クリスマスキャロルの”Noel”が流れている。 定食メニューも豊富で、それぞれ「大きい定食」と「小さい定食」があるのも親切だ。 Saさんは小さいひれカツ、私は普通の
ひれカツ定食を注文した。 カボチャのおつまみ、アイスクリーム、コーヒーつきで800円。 大サービスだ。 お客はもちろん私達二人だけ。 ゆっくりお喋りしながら食事をしていて、コンサートはギリギリセーフだった。 
                             

 来年から、定期に開店したいとマスターは熱心に語っておられた。 でも、電話をして行けば大丈夫です。 「ひれカツが柔らかく美味しかったですよ」と言うと、「腕より肉がいいのです」と仕入れする小杉の肉屋さんを教えてくださった。

 「洋食くろ川」 富山県射水市太閤山1-5  (0766-56-2638)