6/12(水)、高岡文化ホールへ、加藤健一事務所「モリー先生との火曜日」を観に行った。加藤健一のお芝居は、「煙が目にしみる」、「木の皿」、「詩人の恋」を高岡で観ている。受賞歴の多い役者さんで、おばあちゃん役やピアノの演奏やダンスや、新しいお芝居を演ずるたびに何かに挑戦される。”カトケンワールド”と言う安心感もあり、何の予備知識もなく観に行った、息子さんとの二人芝居と言う以外は…。
暑い日だった。特に用事もない日で、かなり早目に文化ホールに着いた。受付の机の準備だけしてあり、まだ人影はない。死を迎えた老人とは思えぬ車椅子の元気な加藤健一のポスター。
すぐに「和庵」に入り、早目の夕食をゆっくりとる。前回の岡本友高コンサートの時、SAさんと慌ててオムライスをかきこんだ。カウンター席に座り、文化ホールの前庭に目をやる。ポチポチとお客が来る。暑いので、日傘の人、扇子を額にかざす人、頭に日よけのタオルを巻いている人…。夕暮れ近いがまだ日が高く、地面に長い影を作っている。
海老フライ・ビフテキつきオムレツ・・・と言う長い名前の定食を注文した。上の膳には、蒸し野菜(胡麻だれつき)、茶碗蒸し、うどんがついている。
その下は、↓のような豪華版の膳だった。もうお腹いっぱいだ。眠くならなければいいが。
『モリー先生との火曜日』(原題:Tuesdays with Morrie)は、アメリカのジャーナリストのミッチ・アルボムによって書かれたノンフィクションだ。一緒に観劇したNAさんは、原作も読み、映画も見たそうだ。学生向けの注釈つき原作本もあるらしい。
難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されたモリー・シュワルツ教授が、死を前にして、かつての教え子であるミッチに贈った「最後の授業」を記録したもので、1997年にアメリカで出版されベスト・セラーとなった。
モリー先生が自分の命をかけて、死ぬ際までテープに録音した’講義’は本当の意味で’言葉の持つ力’がある。死を目の前にした言葉なのに、「生き方」を教えてくれるモリー先生。こうやって生きれば楽しく有意義に人生は送れるよ・・・と。
スポーツライターとして第一線で活躍し、先生のことなぞすっかり忘れていたミッチが、わずかな余命を懸命に生きる先生の姿に打たれ、多忙なスケジュールを割いて火曜日ごとに飛行機で通って来る。先生の病気はだんだん進み、自分の手足や顔も思うように動かせなくなる。最初ミッチが訪ねた頃は、ミッチのピアノに合わせ、好きなタンゴやワルツが踊れたのに。動かなくなっていく肉体、反対に輝き続ける精神、モリー先生がミッチに優しく語りかける言葉は涙を誘う。「どう死ぬかを学べば、どう生きるかが自ずと見えてくる」と。
先生の話を聴き、先生のお世話をしているうちに素直な気持ちになって行くミッチ、お互いに親子のような気持になっていく過程が素適である。本当の親子と思うから尚更かも。
息子の義宗さんは、舞台の上でグランドピアノを弾き、身のこなしも軽やか、長身でかっこいい。本格的な舞台は初めてのようだ。カーテンコールでは、お父上の愛情いっぱいの所作がほほ笑ましかった。
終演後のロビーでは、もう一台のピアノを弾きながら観客を送ってくださった。次々と写真を撮る人が後を絶たず、NAさん、YAさんと私も、ちゃっかりその中に紛れて撮り合いっこをした。
ほんと暑かったです。昨日は上の息子が、甚平着てました。旦那の福島は寒くて布団一枚では寝れなかったようです。家からでるのも嫌になりますが、清姫さんは舞台見に行かれたのね。いつもどのような舞台があるか、調べておられるのですね。最後までお客さんを見送りされて、素敵ですね。
今日はちょっと涼しいですね。雨を待つ気持ちもありますね。福島はやはり寒いのですね。
演劇は、年に6回のスケジュールが出ます。2度公演だし、砺波や富山でも同じ舞台が観られるので、予定をやりくりすれば必ず観られるのですよ。今、私のサークルには9名が入っています。ご夫婦が2組です。
早速アップして下さいましてありがとう。
私は昨夜、「あれ!息子さんのピアノを弾いておられる姿、撮ってくるのすっかり忘れていた」と気が付いたのです。
貴女、よかったですね!友人の如く恋人の如く・・・ですよ。
息子さんの笑顔、貴女の笑顔、素敵です。
Nさんが言うには「お母さん、外人かも?息子さん、素敵だったから・・」
本当に楽しみました。私アップできるかしら!
2日目の昼例会で前例会より2名会員増だったそうですね。今日、事務所に寄り聞きました。カトケンさんは何度もお手紙でメッセージを寄せられ、当日も例会前のミーティングにも顔を出されるそうです。普通の役者さんと違いますね。
一緒に見たSAさんも、Nさんと同じこと言っていましたが、違うようですよ。お父上も背低いですが、若い頃はかっこよかった、と事務所のSAさんが言っておられました。
ツーショット、3人とも載せました。いかがですか。
今日開きましたら美女が増えていて驚きました。
NさんもYさんも飛びっきり上等の笑顔で義宗さんもいいお顔です。写真を焼いて送って上げたいくらいですね。
健一さんは土曜ドラマ「遙かなる絆」で見て覚えていました。温かい愛情に見てた人でやる気が溢れている人柄がよく分かります。
たしかになかなかの美男でしたでしょう。
いいお芝居でした。
加藤義宗さんとのお写真、清姫さんもお友達も(お友達もとても優しそうな方々)とても嬉しそうで、私もほほえみます。ポスターよりさらにイケメンで、ピアノを再び弾きながらお見送り、とはすばらしいファンサービスですね。
文化ホールはこのように出演者との距離が近く写真もOKなので、なかなかいいところだと思います。
ところで、先週の日曜、市長さんにはお会いできたのですが、清姫さんとはタッチの差で入れ違いでした。
楽しい刺激のある毎日をお過ごしですね。
親子で演じられるってすごいことですね。
お父様を尊敬されているんでしょうね。
そういう良い親子関係が伝わってきます。
平等に3人とも載せました。誰の許可ももらってないのだけど、ね。「遥かなる絆」、私も見ていました。でも、やはり演劇の人ですね。カトケンさんも、つかこうへいさんに仕込まれた方のようですね。1人で事務所なんて、すごい信念ですね。
やはり写友会ではすれ違いでしたか。市長さんを見て、慌てて逃げ出さなければお会いできたのにね。
お芝居の舞台はぜったいにカメラや録音は禁止なので、ロビーの写真だけは撮りたいとカメラを準備しました。義宗さんの写真だけのつもりが、その場の雰囲気に乗せられて図々しくも3人とも一緒に撮った次第です。
政治家のジュニアは嫌いですが、お芝居のジュニアは立派な人が多いです。
加藤さんとこは、息子さんが20代は音楽方面に進まれたようです。あと、テレビや映画など。
そろそろ本格的にお芝居を、と父上に勧められた、とブログに書いてありましたよ。とても尊敬をしておられる様子、親子で演じるいい作品だったのでしょうね。