我が家の回りの家々がどんどん変わり、景色が変わったことを以前書いた。大きな古い屋敷がアパートに建て替えられたのだ。また、両隣が空き家になったこともいつか書いた。さらに、いつも園児たちの遊ぶ姿や鼓笛隊の練習を眺めていた隣の保育園の増築工事が始ったことも、たぶん書いたはずだ。
先週、6/3(月)からは、左隣の家の解体作業が始まり、保育園の工事と相まってトンカン、トンカン、ギー、ガー、ドーンと、地響きやら騒音やら、それは賑やかだった。
狭い道を隔てた左隣りの家は、6,7年前ご主人が亡くなられてから空き家になり、市内におられる長男さんが、マメマメと掃除やら落ち葉掃きに来ておられ、時々言葉を交わしていた。先月、東京に住んでおられる次男さんが訪ねて来られ、向こうに家もあるし、ぜったいに戻ることはないので土地を売ろうと思う、更地にしないと売れないので解体します、と挨拶して行かれた。私がこの家に来た頃は小学生だったKIちゃんである。
柿の木や泰山木など、まだまだ他にも緑の木々が繁り、大谷石の塀に囲まれた家だった。1日目は家の中の物、2日目は家屋、3日目は木々やお風呂場、と言うふうに日ごとに解体が進むのを、近所が出て眺めていた。(後は保育園の増築工事)
シャベルカーでつまんではポイと、トラックに投げ込み、トラックが一杯になると廃棄場へ。
そして、6日目、トップ写真のように整地され、何もなくなった。我が家はこの道路の左だが、いっぺんに庭が明るくなり、草ボウボウが目立つようになってしまった。
↓は、増築中の保育園。ここは私のキッチンの目の前。もう窓から空は見られない。