蒼穹のぺうげおっと

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今週のジャンプ 12号 感想

2005-02-22 12:52:45 | ジャンプ感想
先週末あたりからいろいろと噂が飛び交っていた今週のジャンプ、噂どおり凄いことになってました、いちごが(違)。
いや、いちごはいちごで凄かったんですが、本命はやはりデスノ、LがLがLぐぁ・・・、ということで火曜日にアップするうちの感想を読んで頂いている方は既にジャンプ読まれた方が殆どだと思いますが、それでもまだ読まれていない方は、くれぐれもご注意頂きたく。

■デスノ
先週末あたりから女性先輩が落ち着かないわけですよ。「デスノが・・・デスノが・・・凄いことになってる」って。
先輩の「止めておけ」という忠告も虚しく、誘惑に駆られ1行だけその手の文章を読んでしまったんです。
「・・・(絶句)」。
その日から月曜日まで長かった・・・。
事の真偽を確かめるべく、今週はジャンプを買うなりデスノートから読み始めましたよ。

ぎゃー!!

これ以上どうしろと、いやどうなるというのですか!!
(先週も違う作品で同じこと言ってる)

レムが先週言っていた「40秒」というのは、ワタリを殺しても40秒以内ならば自分が消滅する前にLも殺せる、そういうことか・・・。
あれに一縷の望み(生存説)を託していたんですが、これでL死亡は確定的になってしまったということですか。
もうどうすれば良いのでつか。
もう全然予想つきません。
ぎゃー!!

■いちご
先週末あたりから男性先輩が落ち着かないわけですよ。「いちごが・・・いちごが・・・凄いことになってる」って。
先輩の「止めておけ」という忠告も虚しく、誘惑に駆られ1行だけその手の文章を読んでしま(略:そして嘘)。

ぎゃー!!

もうここで終わっていい。これで終わりにしよう。西野エンドで行こう(逝こう)。
いちご100%グランドフィナーレ!!
だって、そうじゃないと・・・(思考強制終了、逃避とも言う)。

いやもう、普通にイイってばよ(キャラ違)。
西野と3回も・・・ぐはぁ。バタッ(倒れた)。
#いや、もっとストーリー部分で共感しようよ、自分。

中学の時と違って、東城とのすれ違いというきっかけ(後押し)はあったにせよ、西野のことを可愛いな、好きになろう、というような気持ちじゃなくて、真中がちゃんと西野のことを好きになって本心をぶつけたってことと、西野サイドも(今も色々抱えてるにせよ)真中のことをきちんと好きになって二人が結ばれたのは、普通に、何気に良かった・・・。
今までいちごも連載長いけど、こういうのは初めてですよね。不思議と普通に嬉しかったんですけど。
まさかいちごでこういう風に思うとは・・・。
#真中、でも余計なことは言うな。あれは傷付くと思うぞ。

展開としてはまだまだ波乱があるのは分かってるんだけど、西野ときちんとした形で付き合って、それで波乱を迎えるというのはどういう結末になるにせよ、今までのあいまいな状態で読んでいるより読者としてはきちんと読めると思うんですよね。
後はどこにポイントを持ってくるか?ですよね。
卒業は一つのタイミングなんですけど、真中は浪人(確定、たぶん)、西野はフランス(たぶん行く)、となったときに浪人編をやるのか?ってことですよ。
まあ、そこまで考えてもある意味このマンガも予想を裏切ってくれるので、今は素直に西野に拍手を送りたいと思います。

■ネウロ
読みきりの時から世界観や雰囲気を創るの上手いなぁと思っていて、「謎」という好奇心を満たすためだけに全ての行動がある主人公ネウロという存在はとても面白いです。
そして謎を解くと興味を失う、完全に天才系の人です。

実際にこういう人って結構いるんですが、僕の上司がまさにそんな人でネウロと上司がだぶるんですよ。困ったことに。
トラブル大好き、トラブルシューティングが生き甲斐、プロジェクトが頓挫したところに嬉しそうに現れて、最大の山場を解決すると興味失ってきっちりフェードアウトするところなんかそっくり。
プロジェクトが平和なときなんかは、僕のところに来て「平和そうで面白くない」と平然とのたまっていくわけです。
いや、こっちは平和になるようにプロジェクト運営してるんすよ。

僕はどちらかと言うと、混乱している状況を「あるべき方向性に戻す」タイプなんで、メンバーやお客様を集めてホワイトボード使って混乱を解きほぐしてくプロセスが好きです(ホワイトボード愛好家)。
僕は上司のように天才タイプにはなれないと社会人1年目で悟ったので(その上司は入社以来ずっと上司)、どちらかというと弥子ちゃんの方に感情移入しそうです。
#つか、読みきりの時より絵が上手くなりましたね。弥子ちゃんかわいくなりました。

と、余談は置いておいて、世界観や登場人物、雰囲気なんかは上手いなぁと思うのですが、肝心の「謎」の部分はどうなんでしょう。
これはちょっと読み切りの時から不安だったのですが、少し強引な感じがして、推理というよりは神は天からすべてお見通し的なところがあったんで、これから大丈夫かなというのが今回も不安と言えば不安。
(よく推理もので話題になる)「本格」とかそういう話をするのは好きではない(ラノベの定義と同じでキリが無い)んですが、もう少し納得感が必要かなというが正直な感想かな。
ムヒョとロージーも最初はそういう不安があったんですが、あれは連載を経てかなり安定してきているんで、こちらも連載を通して磨かれていくと良いなと。

■ムヒョとロージー
今週、ムヒョとロージー面白かった!魔法律協会編、けっこうイイですね。ナナちゃん(D)も。
人気者のヨイチから伝染していくっていうのが上手くて、最後に不意をついてナナちゃん(D)からロージーへ伝染というくだりはかなり緊張感があって、この作者がいかに連載で力を伸ばしているかとということを実感しました。うん、すごい。
魔法律で呼び出される地獄の兵士「霊撃手」も、ああいうデザイン大好き。
#毎回ああいうデザイン考えるの大変だろうなぁ。
ロージー(だけ)が知らずにエンチューを慕ってしまうとかいう展開があったら面白いかも。
#そしてロージーはエンチューに惚れてしまう。なぜならロージーは女の子だか(略)。

■D.Gray-man
左眼復活のシーンとか、何気にカッコいい・・・。
左眼が見えないことで見えた世界、これを左眼が見えるようになった今、どうやって使っていくのか?これが見所ですね。
連載開始当初から善とは?悪とは?アクマって何だよ?みたいな展開になったら面白いとずっと言ってきたので、個人的にはこれからの展開が楽しみ。

「連れてなんて行かせるもんか」の台詞と、「こいつの首を代わりに差し出せば」という表現があるんで、エリアーデ自身はアクマ側からクロウリーを始末するように言われていたのかも・・・。
だからクロウリーを狙うアクマをエリアーデも一枚噛んで撃退していた・・・?
「愛」なのか・・・。アクマとエクソシストの愛だとしたらもの凄いテーマだ。

■ユート
巻末コメント読みました。
ほった先生素晴らしいです。一昨年の初夏から取材して準備されていたそうです。
これにはほんとに感動するとともに、納得です。
マイナースポーツをどう読者に興味を持たせるか、そのためには紹介する方がその内容を熟知していなくてはならず、その手間を惜しまないほった先生はほんとうに素晴らしいと思います。
今回もしっかりとスケートの世界に引き込まれました。
ほんとリスペクトです。
#吾川、女の子説に一票。

■ナルト
今、大急ぎで単行本読んでます。
おお、そうかイチャイチャの作者はやっぱりあいつだったか。
いやいや、そうじゃなくて、守鶴ってそうだったのか。うん。
最近、やっとナルトの面白さに目覚めました(遅すぎ)。

■ハルちゃん(違)、リボーン

何故、雪合戦なのにハルちゃんがいないのか!?

■ゲドー
岡野先生、おつかれさまでした。
個人的にはゲドー大好きでした。
コロシアムになったときはアンドロメダとか出るかと不安でしたが、そんな不安も吹き飛ばし、きちんと着地させてくれた岡野先生は素敵です。
きちんとした問題提起をする点、そしてその回答の成否を読者に委ねる手法等は非常に好きですし、それでいてきちんとジャンプのメジャーターゲット向けの話を作っていける岡野先生は遠からずジャンプに戻って来ていただけると思っております。
次回作も期待しております。
#最終カットを見るに、もっとやりたいことあったんだろうなとちと切なくなりました。

今週は、デスノ4回、いちご3回、ムヒョ2回読み返しました。
ブリーチ、ワンピの不在を感じさせないもの凄い破壊力でした。