5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

太陽と月と星

2010-09-23 22:25:02 | 自然
今日は秋分の日。日本は広い範囲で雨になった。おかげで昨日の猛残暑からは一転、名古屋の最高気温は25・6度と秋めく。

IPODの《Daylight》という天文Appによると、今日の日出は5時40分、日入は17時48分と表示される。秋分の日には昼と夜の長さが同じになるというが、実際はそうではないようだ。昼のほうが8分長い。地球上の位置にもよるのだろうか。

《Daylight》では、今日の薄明は5時15分から始まり、薄暮は18時14分まで続くとあるから、都合51分を加えて、12時間59分の間は、陽の光が望めたというわけだ。

万歩で歩いた名古屋西部の庄内川。土手の所々には、赤い彼岸花が咲き始めている。これも猛暑の影響で、例年より半月ほども開花が遅れているようだ。

GONSHAN GONSHAN 何処へゆく
赤い御墓のひがんばな ひがんばな
けふも手折りに来たわいな


北原白秋の不思議な詩と山田耕筰の異国風の曲調が口をついて出る。福岡・柳川の素封家の嫁のことを云うごんしゃん。白秋がここだけをローマ字表記にしたのはどういった訳があるのだろうとふと思った。

雲に隠れて見えないが、今頃は月齢15.07の巨大な満月が望めるはず。今年は暦の巡りで、昨日が旧暦の8月15日、「中秋の名月」でもあった。

夕食のデザートに出てきた「月見団子」。愛知県地方のそれは、丸い団子ではなく、しっぽのついたおたまじゃくしのような勾玉型。米粉に砂糖と色粉を混ぜて蒸しただけ。餡なしのシンプルなものだが、あっさりした甘さで後を引く。

NHKのTV番組では、山形の芋煮会風景を中継していた。山形式の「芋名月」の愛で方というわけか。

NBCのニュースでは、春分の日に因んで、東の空にはお大きく明るい木星とその近くに天王星がみえるから、夜空を見上げろという。木星はともかく、天王星は肉眼では見えないのではなかったか。それとも、闇の深いアメリカのど田舎ならひょっとするとOKかもしれないな。

太陽と月と星。天体の運行は温暖化する地表とは違って間違いのないテンポで今も進行している。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿