今日から卯月。お仲間のSKさんは日曜日のツイートに「明日は新入社員が入ってきますね、毎年ながら1年って早い。」と書いた。
そんな4月の1日は、エイプリルフールであるが、皆が休みときては、冗談をいって笑い合える相手もいない。それでも、外国人のジャーナリストの中には、頭をひねって面白い「嘘」記事を書く男もいて、ジャパンタイムズの「日本暮らし」のコラムには、「世界最高のバンジージャンプを東京スカイツリーから!」というマーク・シュライバー記者の「作文」が載った。
内容はリードの通りだが、何処にもネタバラシはなく、いかにも本当らしい書き方をしているから、「本当かもしれない」と思った読者が世界中に結構いたのではなかろうか。事実、フェイスブックに「面白いA-ONEニュース」とメモ付きで記事をポストしてみたら、英語の読める某日本人の知り合いが、「スゴイ!」と早速返してきた。たぶん、彼もこれを「東京スカイツリーの開業プロモ」だと思った1人かもしれない。今頃は「A-ONE」の意味がわかって、歯軋りだろうか。
さて、金田一先生の「ことばの歳時記」。4月1日の項は、「四月一日さん」。
「四月一日」と書いて「ワタヌキ」と読ませる苗字が、富山の魚津・滑川地方に多いのだという。旧暦の4月1日は衣替えの日であり、冬に来ていた綿入れを脱いであわせに着替えたところから、ワタヌキと読むのだそうだ。
さらに、「栗花落裕」という国文学者がいると書き、「栗花落」までが苗字で、「ツユリ」と読むのだと云う。梅雨の時期には栗の花が散るから、梅雨の入りを栗花落と読ませたのだそうだ。
「八月一日」という苗字もあって、これは「ホズミ」と読ませるらしいが、その由来は書かれていない。難読苗字には、「日」や「月」のつくものが多く、「日月」という苗字は「タチモリ」という。ツイタチのタチ、ツゴモリのモリだろうが、凝った名前だと金田一先生。
そして最後に、「今日はエイプリルフールだけれど、これらの難読苗字は皆、嘘ではない」と。
そんな4月の1日は、エイプリルフールであるが、皆が休みときては、冗談をいって笑い合える相手もいない。それでも、外国人のジャーナリストの中には、頭をひねって面白い「嘘」記事を書く男もいて、ジャパンタイムズの「日本暮らし」のコラムには、「世界最高のバンジージャンプを東京スカイツリーから!」というマーク・シュライバー記者の「作文」が載った。
内容はリードの通りだが、何処にもネタバラシはなく、いかにも本当らしい書き方をしているから、「本当かもしれない」と思った読者が世界中に結構いたのではなかろうか。事実、フェイスブックに「面白いA-ONEニュース」とメモ付きで記事をポストしてみたら、英語の読める某日本人の知り合いが、「スゴイ!」と早速返してきた。たぶん、彼もこれを「東京スカイツリーの開業プロモ」だと思った1人かもしれない。今頃は「A-ONE」の意味がわかって、歯軋りだろうか。
さて、金田一先生の「ことばの歳時記」。4月1日の項は、「四月一日さん」。
「四月一日」と書いて「ワタヌキ」と読ませる苗字が、富山の魚津・滑川地方に多いのだという。旧暦の4月1日は衣替えの日であり、冬に来ていた綿入れを脱いであわせに着替えたところから、ワタヌキと読むのだそうだ。
さらに、「栗花落裕」という国文学者がいると書き、「栗花落」までが苗字で、「ツユリ」と読むのだと云う。梅雨の時期には栗の花が散るから、梅雨の入りを栗花落と読ませたのだそうだ。
「八月一日」という苗字もあって、これは「ホズミ」と読ませるらしいが、その由来は書かれていない。難読苗字には、「日」や「月」のつくものが多く、「日月」という苗字は「タチモリ」という。ツイタチのタチ、ツゴモリのモリだろうが、凝った名前だと金田一先生。
そして最後に、「今日はエイプリルフールだけれど、これらの難読苗字は皆、嘘ではない」と。
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