里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

ホタル鑑賞会

2013-06-12 07:18:45 | Weblog

6月7日~9日、源氏ホタル鑑賞会が五郎助山で開催された。大変多くのお客様が訪れ、飛び交うホタルの優美な世界を楽しまれた。

今年は梅雨に入っても雨が無く、ホタルの飛翔にどんな影響が出るのか心配していた。しかし杞憂であった。

5月末から数頭(ホタルは匹ではなく、頭と数えるそうだ)飛び立ち、来る鑑賞会に確かな手ごたえをひそかに感じていたのである。

ホタル部会の会員は誘導灯を手に、入り口、駐車場に分かれ、来訪者の誘導に当たった。

駐車場から懐中電灯を頼りにホタルが飛び交う場所にくると皆さん、異口同音に感嘆の声をあげる。「わーすごい。」「こんなにたくさ

ん飛んでいるとは思わなかった。」「私、何十年ぶりです。」「私は初めて・・・」 子供たちは偶然自分の手に止まるホタルに興味

津々、声を出すのを忘れるほどホタルに見入っている。

今年のホタルは常時30~40頭活発に飛び交い、観客の皆さんを魅了し続けたのである。

市広報室の担当者も熱心に高感度カメラをホタルに向け、その軌跡を撮っていた。

三日間で約400名以上のお客様がお見えになり、優美なホタルの舞いに心を癒してくれたようだ。

約1年かけてホタルを育て、私たちに感動を与えてくれた水辺環境部会の皆さんに感謝、感謝である。

部会の皆さんは、来年に向け、すでにその準備に取り掛かっている。

昨晩も孫を連れ、落ち着きを取り戻した五郎助山のホタルに会いに行った。約30頭のホタルがまだ元気に光を放ち、優雅に飛んでいた。

独り占めの夜と思っていたら、二組の御家族も同じ思いでホタル川に来たそうだ。しばし、和やかにホタル談議に花を咲かせた。

この分だと来年は更にお客様が増えることだろう。これからこの場所は筑西市の大きな観光スポットになる予感がする。

行政との協同も視野に入れ、大切にこの環境を守り、育てて行きたい。

 

 


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