お二人さまの老後

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

一年ぶりのお花見のお茶会

2013-04-04 17:26:10 | 日記・エッセイ・コラム

 3月30日(土)のお茶のお稽古は、昨年まで茶道教室に参加していた生徒さんをお招きしてお茶会形式で行い、Nさん母娘が参加してくれました。Yちゃんはこの春から中学生。妹のKちゃんは小学1年生で、1年ぶりの再会でした。

 春には炉の五徳を取り除いて、天井から下げた鎖で釜を吊り、お棚は旅箪笥を用います。

 野外で行うお花見の茶会のしつらえです。

 掛物は円覚寺前管長・円覚慈雲さんの「弄花香満衣」

 花は竹の筒花入れに花蘇芳と白侘助・胡蝶侘助を入れました。

 炭点前でもちいる香合は隅田川です。

 濃茶茶碗はお客様が多いので今高麗と黒楽茶碗の重ね茶碗にしました。

 薄茶茶碗は昨年茶道教室を閉じたときに生徒の皆さんから記念にいただいた桜の絵の茶碗を初めて使わせていただきました。替えは白楽にしだれ桜の絵茶碗にしました。

 席入りをしていただき、挨拶のあとH.Aさんに炭点前をしていただきました。

Dscn0348


吊り釜の炭点前では、釜を鎖から外す前と後に釜を左手で持ち上げながら鎖をずらす難しい所作があります。写真は無事に炭点前が終わり、拝見に出した香合を下げに来たところです。

 次に、Nさんに重ね茶碗で濃茶を点てていただきました。初釜に次いで2度目なのでスムーズにできました。幼いKちゃんは濃茶は無理なのでお菓子だけでした。

Dscn0355

Dscn0360_2

 次にK.Aさんに芝点の薄茶をしていただきました。芝点というのは旅箪笥の中板を取り出し、炉縁とお棚の間に斜めに置き、その上に棗と茶せんをのせて薄茶を点てるお点前です。

Dscn0365

 最後にSちゃんに同じ芝点の薄茶を点ててもらい、合間にYちゃんにも2服点てて頂きました。

 Yちゃんは4年間も稽古していましたのでとても美味しく点てられていました。

 4時頃閉会。懐かしく楽しいお茶会でした。秋にもいらしてくださるようお誘いしました。

 Aさんご夫妻が帰られてから気付いて集合写真を撮りました。

 Dscn0376

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿