お二人さまの老後

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高水三山で紅葉をめでる

2018-11-24 15:15:36 | 登山

 11月17日(土)に山酔会の山行で奥多摩の高水三山に出かけました。

 山酔会の山行では横浜駅西口に集合し、貸し切りバスで登山口まで送ってもらうことが多いのですが、今回は青梅線の軍畑(いくさばた)駅に8時40分集合です。

 ネットの乗り換え案内で調べ、片瀬江の島6時6分発の小田急各駅停車に乗り、藤沢で快速急行に乗り換え、登戸で南武線に乗り換え、立川で青梅線に乗り換えると丁度8時40分に軍畑に到着。

 数日前の天気予報は曇り・雨だったのですが、幸い予報がずれて快晴です。

 K会長や幹事のGさんSさんなどに迎えられました。今回の参加者は風邪をひいてしまったAさんとMさんが欠席で、女性7名、男性9名です。

 出発は9時頃。K会長とS幹事の後に女性のA班、続いて男性のB班が続き、Yさんと幹事のGさんがしんがりです。

 歩き始めると人家の庭に柚子が鈴なりに実って黄色く輝いていました。

 登山道に入ると針葉樹の森の急登が続きます。登山は7月の双六岳以来なのでちょっときつかったです。

    

  

 でも木陰の登山道は快適でした。

 1時間半余り登ると青空をバックにした紅葉の美しい所に出ました。(10時41分) 

 尾根に近づいたようです。

               

 「高水山」の扁額を掲げたお寺がありました。(10時45分)  登山道の他に自動車道もあるようです。

    

          紅葉と青空とお寺の屋根のコントラストが素晴らしい!(10時53分)

               

            

 尾根道に出ると視界が開けました。(11時1分)   「 高水山 標高759m」の標識がありました。(11時4分)

      

 1時間ほど歩いて岩茸石山に到着。沢山の登山客が三々五々寛いでいました。私たちもここで昼食です。

  Oさんが広げたシートに座らせていただき、眺めた風景です。(12時4分)

           

 SさんやHさん達が作ってくださった温かい卵スープや棒ラーメンが美味しかった!

 昼食後は岩茸石山を下り、惣岳山は巻道を下りる予定です。どんどん下りていくと、子どもや大人が集まってドローンを飛ばして眺めていました(13時9分)。ここで右方向に下りる道が御嶽への道だったようですが、ドローンに気をとられ、まっすぐにどんどん下りていくと、通る人が少ないのか登山道は木の枝などが道を塞ぐなど荒れていました。沢井駅に下りる道だったようです。

              

 途中で引き返すわけにもいかず、どんどん下っていくと、14時13分、沢井からの登山口に到着しました。

 ここでも人家の庭に実を付けた柚子の木が目につきました。

    

  さらに下りていくと神社がありました。国道の道路標識の脇にも見事な紅葉の大木!

    

  国道に出てから御嶽方向を目指し、予定とあまり遅れることなくGさん・Yさんと合流できました。

  多摩川べりの道に下りて、Gさんの案内で予約しておいた店・Tに向かいました。

   この水辺の風景が一段と素晴らしかったです。

       

            

  TはGさんがS酒造の社長から紹介されて予約したお店とのことで、手作りの筑前煮や掻き揚げ・漬物などが用意され、貸し切り状態でくつろぎ、お料理もたっぷり美味しくいただきました。Gさん旧知のS酒造の社長から搾りたての新酒が届けられていて、ビールの後に美味しくいただきました。温かい山菜蕎麦も出てお腹がいっぱい!

 半分ほどの人は15時42分発の特別快速などで帰りましたが、K会長夫妻やH副会長・S夫妻・Gさん・Y

さんOさん達はS酒造に立ち寄るということなので、夫へのお土産に新酒を買って帰ろうと同行させていただきました。

 S酒造の店の庭にはテーブルと椅子が置かれ、たくさんのグループが三々五々新酒を楽しんでいます。

 丁度一つテーブルが空いたので座り、Gさんお奨めのグリーンの瓶のしぼりたて4合瓶を2本求めてテーブルで皆で味わい、夫へのお土産に1本買い求めました。

   往きと同じルートで帰路につき、南武線の車中ではHさんやSさんの町会の役員としての苦労話などもうかがって過ごし、片瀬江ノ島駅着は19時56分でした。

 奥多摩の紅葉を存分に楽しんだ11月山行でした。皆さんお世話になりました。

  

  

  

            

 



炉開・口切は茶道のお正月

2018-11-09 16:44:02 | 日記・エッセイ・コラム

 11月3日(土)に炉開のお稽古をしました。「炉開」は立冬の後、初夏から秋まで使っていた風炉を仕舞って、炉を開く行事で、茶道のお正月にあたります。今年は都合で立冬の前の11月3日(文化の日)に炉開き・口切をしました。

 炉開では、初夏に摘み取った濃茶の茶葉を詰めておいた茶壺を床の間に飾っておきます。その茶壺の封を切ってお客様の所望する茶葉を取り出し、擦って抹茶にした濃茶を点ててもてなしますので「炉開」は「口切」とも言います。

 初座では床の間に「開門落葉多」の掛け軸と共に茶壺を飾っておきます。

 お客は席入りの前に蹲で手を浄めます。

                 

 席入りでは床の間の掛け軸や飾り壺を拝見してから、炉の前に進みお釜や炉縁、棚と棚の飾り物を拝見して席に座ります。

 今回は小袋棚に唐三彩の杓立・蓋置・唐金の鍛金の建水を飾りました。

      

 全員席入りしましたら、亭主は正客はじめお客と挨拶をかわし、正客は最初に飾り茶壺の拝見を所望します。

 亭主は床の前に行って茶壺を茶道口近くの道具畳に持っていきます。茶壺の口覆を外して茶壺と口覆を拝見に出します。

 口覆は名物裂で作られているので拝見に出すのです。写真は正客が茶壺を拝見しているところです。

 正客はお客を代表して茶壺の由緒やどちらの焼き物か、また口覆いの裂地について尋ねます。

          

  茶壺の入っていた箱の蓋には茶師が半紙に筆で書いた「入日記」が貼ってあります。正客は茶壺を返した後、入り日記の拝見も乞います。そして入日記を下げる際、亭主は「どちらのお茶を差し上げましょうか」と尋ね、正客は「芳雲をお願いいたします」などと答えます。

 次に炭点前をAさんにしていただきました。炉開はおめでたいので、格の高い瓢(かんぴょうの実)の炭斗を用います。

               

     炭点前が終わると本来、茶事では懐石が供されます。懐石を頂いている間に炭の火が起きて、美味しい濃茶が点てられるわけです。

  濃茶点前はSさんにしていただきました。お菓子は白菊という名の上品な甘さの柚子餡のきんとんでした。

       

  次にAさんに薄茶点前をして頂き、その後写真は撮りそこないましたが、Tさんにも薄茶点前を稽古していただきました。

       

  楽しく充実した炉開・口切のお稽古でした。

  今回都合で参加できなかったNさんとM.Aさん、Hさんには11月23日(勤労感謝の日)に同じお稽古を体験していただく予定です。