お二人さまの老後

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境川の早朝散歩で見つけた素敵な風景

2018-08-30 16:58:40 | 日記・エッセイ・コラム

 夫は健康のためにほぼ毎日5,000歩を目標に近場をウオーキングしています。

 私の早朝ウオークはトレーニングを兼ねて江の島方面に行くことが多かったのですが、最近さぼっているので今日は夫に付き合って境川べりを歩くことにしました。

 出発は5時13分頃。山本橋を渡って西岸を上流に向かいました。

 日の出前の茜色の空が美しい。振り返った山本橋と西浜橋。

        

   立派な松の木があります。歴史を感じさせる貴重な景観です。

                  

 ハンサムなワンちゃんに今日も出会いました。老犬なので億劫がるのを励まして毎朝散歩しているそうです。

 東岸の松林に朝日が昇ります。美しい松林です。下流を眺めると江の島が霞んで見えました。

      

  もうカヌーを楽しんでいる人がいます。   5時41分、江ノ電が鉄橋を渡って行きます。

       

  江ノ電の鉄橋をくぐり、その上流の境橋を渡って、東岸を戻りました。

      

   公園として残されている西岸の松林です。西浜橋の近くに来るとベンチがあるので一休み。

       

 可憐な空色の花がうれしい。歩道に可愛らしい装飾タイルがあります。1組・3組などの表示もあり小学校の卒業制作でしょうか?

      

  川面を見ると鴨がつがいで泳いでいて、やがて岸に上がってきました。

      

   帰宅は6時17分頃。境川べりの早朝散歩はいろいろ美しい景色の発見がありました。

  

 


念願の北アルプス双六岳へ その2 槍・穂高を背に双六岳への登頂を果たす

2018-08-02 16:32:36 | 登山

 

 鏡平山荘の朝食は4時半、出発は5時半なので早めに起きて準備する。

 朝食会場では山酔会はまとまって場所を指定され、豊かな朝食でした。

           

 5時半過ぎに双六小屋を目指して出発。弓折分岐まで斜めに登っていく。

 登るにつれ後ろを振り返ると雲海の上に槍・穂高連峰の素晴らしい景色を見ることができた。(6時1分)

       

       前方は弓折岳。(6時13分)    斜面にはコバイケイソウの花が今を盛りと咲いています。

      

    弓折乗越で休憩になり、標識のところで記念撮影。(6時54分)

       

   尾根道になるとお花畑が続き、黄色や白の可愛らしい花に癒されました。

    

  やがて前方に双六小屋が見えてきました。(7時43分) 小屋の向こうは鷲羽岳?

                   

 双六小屋まで歩きながら、双六岳につづいて三俣蓮華岳に登るのは皆さんの足を引っ張ることになると判断し、双六小屋に着いたときに幹事のYさんに双六小屋で待っていると申し出ました。するとOさんとYoさんが双六岳を往復すると分かり、ご一緒させていただくことにしました。

 大きなザックは小屋に預け、サブザックに鏡平山荘で作ってもらったおにぎり弁当と水・行動食などを入れて準備。三俣蓮華岳まで行く先発隊を見送ってから、ゆっくり双六岳に向かいました。

  最初は急登がつづきました。一段落して振り返ると双六小屋の屋根が見えました。(8時59分)

    右に目を移すと尾根道を下って双六小屋まで歩いてきた道も見渡すことができました。(9時10分)

      

  ゴゼンタチバナが咲いています。   右手の特異な山稜は日本百名山の鷲羽岳でしょうか?    

      

 前方の双六岳はなだらかな台地のような山です。(9時21分) 

             

 双六岳はなだらかな山のように見えますが、とりつきは岩場の急登でした。先発隊が上がって行くのが見えてストックを振って合図すると、あちらも気づいて返してくれました。

 岩場では先を上るOさんにストックを預けて、岩を伝って登る場面もありました。

 岩場を上り終えて休憩。振り返ると槍ヶ岳が見えていました。(9時33分)

 右の雪渓の風景は10時13分。

          

 双六岳山頂は台地の上をしばらく歩いた丘の上にありました。山頂に着くと先発隊で登ったはずのSさんがいました。最初の急登で皆についていかれないと悟ったとのこと。山頂の標識を囲んで4人で写真撮影。(11時8分)

 右は山頂から振り返った風景。岩場を上り山頂を目指して歩いてきた道の向こうに槍ヶ岳が見えました。

    

 山頂で昼食を食べました。残念ながら三俣蓮華岳は手前の丸山が遮り見ることができません。

 四方八方山だらけの風景は初めてです。北アルプスの奥深さを実感しました。(11時39分)

  三俣蓮華岳方面に下りて中道を双六小屋に戻ることにしました。右は中道ルートを行くSさん(12時2分)

      

 中道は簡単だと思いましたが、結構アップダウンがあり、暑くて大変でした。

 双六小屋に戻ったのは13時半頃だったでしょうか?小屋の前のテーブルと椅子で休憩しながら、早速4人とも生ビールを注文。美味しかった!ちなみに中ジョッキで1,000円でした。

 三俣蓮華組が戻ったのは3時頃だったでしょうか?もちろん皆さんも生ビール(と清涼飲料水)でした。

 双六小屋は女性11人に6人部屋が二部屋割り当てられました。女性はA班とB班に割り振り、男性6人は本館の2階1部屋だったようです。

 皆さん疲れていて夕飯が済むとすぐに部屋に戻り、18時半頃には皆さん横になってぐっすりでした。

 27日(金)最終日は雲一つない快晴!同じ道を戻りました。先を急ぐので写真はほとんど撮れず、次の写真がこの日唯一の槍・穂高の写真です。ずっとこの風景を横に見ながら下山しました。

             

 下山でも皆さんに庇っていただき、K会長の後を歩かせていただきました。

 左膝に不安を抱えていたのですが、長い急な下山も何とか持ちこたえました。

 念願の北アルプス・槍・穂高を目の当たりにしたいという願いが叶っただけでなく、期待以上の素晴らしい山行でした。

 K会長はじめ幹事のYaさん、いつも後ろからゆっくり歩いて下さるYoさん。林道を最後まで一緒に歩いてくださったOさん、班長のTさんetc。皆さんのサポートのお蔭と深く感謝しております。ありがとうございました。

 横浜駅で別れるとき「また、いこう!」と言ってくださったYaさん。うれしかったです!

 これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

  

    

 

 

 

 


念願の北アルプス・双六岳へ その1 鏡池に映る槍・穂高に感動

2018-08-01 09:00:23 | 登山

 30代初めに槍・穂高を縦走して以来、北アルプスは遥か彼方の山でした。

 山酔会でも北アルプスの山行はありましたが、いずれもベテランが参加するパート山行での計画が多く、参加できませんでした。その記録写真を拝見するにつけ、もう一度あの槍・穂高を間近で眺めたいと願っていた折、山酔会の7月山行が双六岳・三俣蓮華岳で企画されました。

 地図で調べると宿泊する山荘のある鏡平は槍・穂高連峰の絶好の眺望地とあります。是非参加したいと幹事のYさんに相談したところ、北アルプス登山に備えて丹沢でのトレーニング登山を3回計画しているので参加したらどうかと言って頂きました。そのうち7月1日の鍋割山、7月16日の檜洞丸に参加しました。そして「暑い暑い丹沢登山をクリアしたのだから、大丈夫!北アルプスに行きたいものは連れて行く」と言っていただきました。

 昨年の尾瀬山行で山小屋連泊がありましたが、雨のため燧ケ岳と至仏山登山は諦め、尾瀬沼・尾瀬ヶ原トレッキングコースを選択したので、大きな重いザックを担いでの登山は近年ではありません。

 双六岳は2,880mですが、大きなザックは双六小屋に置いてサブザックで登る計画です。しかし2,600mにある双六小屋までは背負って登らなければなりません。荷物は最小限に減らしましたが、ザックを計ったら6キロほどあり、多少不安を抱えての参加でした。

 7月24日(火)貸し切りバスで横浜を17時に出発。双葉サービスエリアで南アルプス市在住のSさんを乗せて参加者男性6人、女性11人が揃いました。塩尻の宿泊施設で入浴・仮眠し、翌朝の5時に出発。途中のコンビニで幹事が手配してくださった朝食のお弁当とお茶を受け取り、昼食を各自購入。バスの中で朝食を済ませ、Sさんから頂いた李「貴陽」も美味しくいただいて、一路、新穂高温泉へ。山間の道路をかなり長く走り7時過ぎに到着。トイレを済ませ、ストレッチをしていよいよ出発。前方に山が見え、期待が膨らみます。(7時25分頃)

             

 今日宿泊する山小屋は鏡平山荘(標高2,290m)。新穂高温泉は1,090mですから1,200mほど登ることになります。

 林道を歩いていくと、やがて右手の崖の大きな岩の間から冷気が出てきています。風穴です。

 ザックを下ろし休憩。(8時11分)

       

 さらに進んで緑豊かな林の中を行くと、大きなシシウドが花をつけていました。(8時43分)

               

  9時頃「わさび平小屋」に到着。トイレを済ませ、冷たい清流に手を浸して寛ぎました。

       

 橋を渡ると徐々に上り坂になる。(9時38分)

                        

  11時5分、秩父沢出合に至り、ここで昼食になりました。小さなサンドイッチとジュースで昼食。

     

 このあたりから急登になりしかも暑い!「気温が29度もあるよ!」リーダーのYさん。 

 先頭を行くのは会長のKさんですが、最年長の私を気づかってすぐ後ろを登るよう配慮していただき、必死についていきました。12時22分、「イタドリヶ原」を通過。暑かったが丹沢でのトレーニングが生きたようです。

             

 「シシウドヶ原」に到着しベンチに座り休憩する(13時8分)。雲の下にジャンダルムが見えて感激!

    

  山酔会の仲間にこの風景をラインで送る。

 モミジカラマツ・クルマユリなどの花が咲いていました。14時7分に最後の休憩。

     

 14時40分、ようやく鏡平に到着!残念ながら穂高の上には雲が垂れこめています。

              

 ともかく鏡平山荘に行って荷物を下ろす。山酔会に割り当てられた部屋は二階で男女一緒の大部屋でした。

 山荘での夕飯の後、皆で再び鏡池に槍・穂高を見に行きました。槍・穂高連峰にかかっていた雲は次第に消え、峰々が夕日に紅く染まって素晴らしい景色です。穂高の上には月も上がり、池に映った槍・穂高と月の饗宴です。

             

              

 この景色を見ただけで苦労して登ってきた甲斐がありました。

 明日は出発が早いし、疲れていたので、皆早めに就寝しました。