京都での「おとずれの会」二日目は、ゆっくり朝食をとり、10時のチェックアウト後、幹事のHさんの案内で今日も京都の古い町並みを散策するという内容でした。
ホテルの遣り水庭園をバックに
朝食後全員で記念撮影
この写真は今回の「おとずれの会」不参加者全員にも送ります。
ご主人・娘さんと共に町田から京都に来られた車いすのHさんとはここで別れ、残りの8人は室町通りを歩きました。
そして、大事に保存されている築141年の京商家・杉本家を外から見学しました。
杉本家の回りをぐるりと回り、次に仏光寺通りに向かいました。
途中の綾小路通りに1軒の工房があり、染料に塩を加えて染めると薄地の絹が膨らむという特性を生かして染められた色とりどりのオーガンジーのスカーフが展示されていました。
そのうちの1枚を求めることにしました。バルセロナにあるガウディーのモザイク建築にヒントを得て染められたと説明書きにありました。
ピンク色とワイン色・若草色と紺色の小さなモザイク模様で、光に透かするとステンドグラスのような美しさです。
旅に出るとこうした思い出の品を自分のために求めてきますが、今回も良い品が見つかりました。
仏光寺は浄土真宗のお寺のようでしたが、人は少なく静かでした。
しばらく歩くと、良い香が漂ってきて、大きなお香の店がありました。ここでは夫へのお土産に「紅葉香」を求めました。
この後、昼食場所に向かいました。幹事が予約してくれたのは有名な外国の建築家が建てたという石造りのレトロな建物の北京料理店です。エレベーターは金属の蛇腹のドアの時代物でした。 四条通と鴨川に面した見晴らしの良い所にありました。
ここで、前菜や蟹入りフカヒレスープ・水餃子・八宝菜・海老の炒め物・炒飯などを注文し、美味しくいただきました。
昼食後、解散となり、幹事と早めに東京に帰るMさんとは別れ、残りの6人はNさんの希望で菊花展が行われているという二条城に向かいましたが、昨年の湯島天神の菊花展に較べると全く期待はずれでした。
仕方なく、お城の中と庭園を回り、ホテルに戻って荷物を受け取り、京都にもう一泊するというM・K・Nさんと別れ、長野のKさん・横浜のNさんの3人で京都駅に向かい、16時29分発のひかり524号で帰宅の途につきました。
秋の京都でしたが、普段・観光客が行かない古い町並みを幹事さんが案内して下さって、とても良かったです。京都は商人の力が大きかったところだと実感しました。