朝8時までにバスに乗車し、弘前城に向かいました。
ガイドさんの案内でお城の北西側にある弘前中央高校口から城内に入りました。
お堀に姿を映した朝の桜は清々しい美しさがありました。
本丸への道を上っていくと、しだれ桜の美しい広場がありました。満開です。
しだれ桜はソメイヨシノより後で満開になるはずですが、このところの暑さで一気に満開になったのでしょう。
本丸に上がり、四方の景色を眺めました。
この後、岩木山が見える場所に移動。松の緑と桜と雪を被った岩木山。美しい景色でした。
ここは、20数年前に、弘前大学在学中だった甥のMくんの案内で、実家の亡き母と共に眺めた思い出の場所で、この景色を夫に是非見せたいと思い、今回の旅を計画したのです。
お茶席があったので一休み。桜を眺めながらの一服は最高でした。
物産館で甥のR君達に津軽塗りの夫婦箸を、自分にも平棗を買いました。
バスは角館を目指して10時に出発。11時20分頃配られたお弁当で昼食になりました。
鹿角八幡平で東北自動車道を下り、八幡平越えの国道を角館を目指しました。
雪山のブナ林が延々と続き、これもまた、素晴らしい景色でした。
山を下ったところに刺巻湿原という水芭蕉の群生地があり、カタクリの群生地も隣接していました。 木道を歩いて鑑賞。
角館には13時25分に到着。角館は武家屋敷としだれ桜が有名ですが、しだれ桜は既に盛りを過ぎていました。
桜は弘前で十分堪能したので、ぶらぶら武家屋敷を散歩し、ガイドさんお奨めの「生もろこし」というお菓子を茶道のY先生へのお土産に買いました。
角館を14時40分に発ち、一路盛岡へ。盛岡には16時10分に到着。
駅ビルで弟に地酒などのお土産を買い、三陸磯ラーメンで夕食を済ませ、17時59分発のやまびこ64号で帰路につきました。
関東は2日間雨だったようで、亡くなった母が良いお天気にしてくれたような気がしました。
「みちのく三大桜めぐりの旅」は大満足で終了しました。