お二人さまの老後

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蝋梅の咲く四阿屋山へ

2019-02-13 15:01:34 | 登山

 2月3日(日)山酔会の今年度最後の山行があり、埼玉県秩父郡小鹿野町にある四阿屋山(あずまやさん)に出かけました。運営委員のWさんが一年前に下見してくださって実現しました。

 Wさんから配られた「あずまや山ハイキングマップ」によると四阿屋山の標高は771,6m、山頂部分は鎖場があり、中・上級者向きという事です。

 高校・大学と山岳部だった甥から、くれぐれも危ないところにはいかないようにと念を押されているので、山頂までは行かず、見頃の蝋梅を楽しむつもりで参加しました。

 幸い天候は快晴。バスは男性12名、女性17名、計29名を乗せて6時20分頃横浜を出発。

 朝食タイムの後、山酔会の歌、会長挨拶、Wさんによる行程説明と山行で使用する簡易コンロの扱い方の説明もありました。

 やがて見慣れない山並みが見えてきて、四阿屋山麓の「薬師の湯」に到着したのは9時15分頃でした。下山した後、「薬師の湯」で入浴し休憩することになっています。ここでトイレを済ませ、再びバスに乗って公園管理道路を上がっていきました。

 道路は昨日降った雪が積もっていて、スリップしないかとひやひやでしたが、バスはこともなく2キロほど上って、大型車の駐車場で方向変換し、さらに小型車用駐車場の前までの200メートルをバックで上がって行きました。ドライバーの手際のよさには感心しました。

 バスを降り、Oさんの指導で体をほぐした後、登山開始。Wさんを先頭に舗装道路を登って行きました。

 右側には紅梅白梅が、左側には黄色の蝋梅が咲いている快適な道です。(9時46分)

          

 居広場を過ぎると土の山道に入り、蝋梅の若木が植えられている蝋梅園を右に見ながら急坂を登って行きました。(9時56分)

          

 200mほど登ると展望休憩舎に到着。ここは日当たりが良く展望も良いということで、山頂まで行かないグルメ隊(記録係のHさん命名)の11名はここに残ることになり、山頂アタック隊(Hさん命名)の18名は持ってきた水や簡易コンロ・食材などを置いて登って行きました。

 Gさんは簡易コンロで赤ワインを温めると作業を開始し、Hさんは大福を紙コップに入れて熱湯を注ぐとお汁粉になるという事でお湯を沸かし始めました。

 調理をお任せした女性たちは上の展望広場まで探索に出かけました。

 木陰には雪が残っています。右は展望広場からの風景です。尖っているのは武甲山?

  

 休憩舎まで戻ってGさんの作られた赤ワインを頂きました。その美味しかったこと!シナモンや砂糖・レモンを入れたという事で家でも作ってみたいと思いました。

 Hさんの作ってくださったお汁粉もとても美味しかったです。「福餅に湯を入れると餡と餅の入ったお汁粉になる」というのはテレビで情報を得たようですが、山酔会に格好な食べ物とすぐに行動に移したHさんには感謝!しかしこの美味しいワインやお汁粉は山頂アタック隊は口にすることができません。ごめんなさい!

 

 気づくと10時45分になっていて慌てて片づけました。350mほど上の両神神社奥社で山頂アタック隊と合流し、11時に鳥井山コースを下山する予定なのです。

 登るといきなり急登で赤ワインがきいたのか息が切れてしまいました。

 山頂を極めたK会長が迎えに来られて恐縮しました。奥社の前で全員合流し11時15分頃下山開始。鳥井山コースはハイキングマップによると1時間15分ほどの行程ですが、かなり急な坂道でこのコースを逆に登るのは大変だと思いました。

 高圧線の鉄塔のある開けたところに到着し、全員の集合写真撮影(11時47分)

   

 さらにどんどん下っていくと中国風の建物「観景亭」(下左の写真)に到着。(12時34分)

 下右の写真は観景亭に上って振り返って眺めた四阿屋山です。

    

 次の写真は観景亭から眺めた下前方の町の風景です。

        

 観景亭を下りて、公園管理道路を横切り、200mほど歩くと両神神社に到着。(12時49分)

   

 下は隣接している薬師堂です。両神神社の説明看板に「大正9年、国策で両神神社の奥社は四阿屋山に、里宮は薬師堂に置くこととした」とありました。

       

 200mほど歩き「薬師の湯」に到着。温泉に入って汗を流し疲れを癒した後、休憩室でビール(Sさんにご馳走になりました)を飲みながら、天ぷらと美味しい手打ちそばを頂きました。

 隣接する農林産物直売所で穫れたての小さな唐辛子(100円)と房の多いエリンギ(250円)をお土産に買いました。

 時間厳守で14時30分、バスは横浜に向けて出発。途中乗用車同士の事故で海老名辺りから渋滞に巻きこまれ、一昨年の宝登山帰りの二の舞いかと思いましたが、1時間遅れで済み18時30分頃、無事横浜に帰着できました

 天候に恵まれ快適な山行でした。Wさんはじめ皆さん大変お世話になりました。