お二人さまの老後

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変化にとんだ滝と緑に癒された河津七滝・天城峠ハイキング

2015-09-30 11:09:07 | 旅行記
9月26日(土)は山酔会の山行「河津七滝・天城峠ハイキング」でした。
参加者は男性16名女性16名、バスの中もゆったりとしてちょうどよい人数です。バスは6時過ぎに横浜を出発。シルバーウイークの後の土曜日で渋滞もなく、恒例になっている参加者の近況報告に十分な時間を割き、楽しく耳を傾けているうちに、9時頃には河津七滝の駐車場に到着。9時半ごろ河津七滝巡りに出発しました。幸い前日までの雨も上がり霧雨が時折降る程度です。
最初の滝は「出合滝」雨の後で水量が多く見事な景観がみられました。(9時36分)
川端康成の「伊豆の踊子」の主人公が歩いた「踊り子歩道」として整備されています。その像の前で記念撮影。(9時54分)
「大岩成就」という看板があり、黒く丸い石が桶の中にたくさん入っていて、3個で500円だったかな?その石を投げて中州にある岩の上のたらい?の中にうまく入れば大願が成就するという趣向です。事務局長として山酔会を支えいつもしんがりをつとめてくださるY氏(9時58分)
「初景滝」をバックに笑顔のK氏・H氏・T氏。(10時1分)ここにも踊り子像がありました。ここまでは舗装道路でしたがここから山道に入ります。
対岸に玄武岩の見事な柱状節理が見られました。(10時8分)
鉄の吊り橋を渡ります。アーチ形のしっかりした長い橋です(10時10分)
蛇滝(10時14分)

エビ滝(10時19分)
滝の落差も滝つぼも大きい「釜滝」
ここまでが河津七滝のようです。
ところどころ木製の階段を上るのですが、板に苔がついていて昨日までの雨で滑りやすくとても神経を使いました。ここを下るのはもっと大変でしょう。土の道になるとほっとしました。
平滑(ひらなめ)の滝。下りていく健脚組もいましたが上から眺めました。(11時24分)

土の道に出てほっと一息の女性陣。(11時25分)
ホトトギスが咲いています。(11時44分)
雨に洗われた緑のトンネルが美しい踊り子歩道。(12時4分)
そろそろお腹が空いてきた頃、左下の木々の向こうにわれらがバスが見えました。昼食場所の二階滝園地に到着したのです。駐車場のベンチでクッキングスタッフがモツ煮・ミネストローネ・若布入りうどんなどを作ってくださっていました。
ご夫婦で参加されているK副会長が近況報告で、栗を焼いて皮をむき栗ご飯を作るのは自分の仕事という話があり感心しましたが、その栗ご飯のおにぎりを奥様から分けていただきました。昆布が入っている豪快なおにぎりでおいしかったです。シメジご飯のおにぎりをお返ししました。若布入りうどんも頂き、豊かな昼食でした。
昼食の後は荷物をバスにおいて、再び旧道の踊り子歩道を水生地下まで歩きました。
朝の近況報告で航空会社勤務だったWさんが小学校で理科の授業の支援をしていて、教具を作ったり授業の準備や後始末などのお手伝いをしていると話されたので、そのいきさつや感想など詳しい話をききながら歩きました。
旧天城トンネルも通り抜け

水生地下駐車場に着いたのは予定より1時間遅れの14時でした。
ここからバスで湯の国会館に移動。温泉で汗を流しビールで乾杯。お土産に栗とみかんを買って帰路につきました。横浜着は18時過ぎでした。
西沢渓谷でも感じましたが水辺はなぜか癒されます。今回も天城山の緑と清流の滝の様々な表情に癒された楽しい山行でした。
下見をして最適なコース設定をしてくださった幹事のG氏に感謝して帰路につきました。


愛車で最後のドライブ・箱根へ

2015-09-18 16:22:58 | 日記・エッセイ・コラム
40年ほど前に最初に車を求めることになったとき、N社・T社・M社の営業マンに話を聞いて比較し、決め手になったのが日産サニーを勧める誠実そうな営業マンの対応でした。
以来、神奈川県を本拠とする日産車にこだわり、10年ほど前に求めたのが当時発売されたばかりのフーガでした。事故に遭ったとき大きな車のほうが安全と納得させてきましたが、高速道路を走って遠出をすることは無くなり、大きな車は裏道を走る場合やスーパーの狭い駐車場に留めるのに不便を感じていました。排気量の大きな車は環境にもよくありません。
そんな中、8月に夫の叙勲のお祝いの会に出席してくれる甥が幼い2人の子どもを連れてくるというので、普段通らない裏道を通って片瀬江ノ島駅まで迎えに行った際、江ノ電の踏切の柱で左後方のドアやボディーを擦ってしまいました。
その修理に出した際、代車として提供された車が「日産デイズ・ルークス」。
軽自動車なのに、車高が高く軽自動車とは思えない広さ。運転席からの視界は良好。ボタン一つで車の前後左右の状況がカーナビの画面に映し出され、駐車も楽に行える。 事故を未然に防止する衝突防止ブレーキを備え、信号などで停止するとエンジンが止まりブレーキから足を離すと自動でエンジンがかかるアイドリングストップ機能が付いている。車もここまで進化したのかと感心しました。エコカー減税に加えてガソリン代等の経費や自動車保険料も安いのです。フーガには最後まで乗るつもりでいましたが、自動車保険の更新が間近で、来年5月には車検の期限が来ることもあり、思い切って乗り換えることにしました。
やはりフーガには愛着があります。晴天に恵まれた15日(火)、箱根へ最後のドライブに出かけました。
自宅を9時頃出発。134号を西へ。湘南バイパスの終点あたりは少々混んでいましたが、西湘バイパスに乗るとスイスイ。フーガは加速もよく安定感があります。快適なドライブを楽しみ、箱根湯本には1時間で到着。旧道を上って仙石原の箱根湿性花園を目指しました。
大涌谷の噴火の影響で観光客は少なく、10時半には湿性花園につきました。
園内は秋の花々が咲き、何とはなしに寂しい秋の風情でした。
秋の七草萩です。


木道に赤とんぼがとまり

豹紋蝶が花の蜜を吸っていました。

吾亦紅が咲いています。茶花にふさわしい花です。

アザミ

沼に鷺のような鳥がいて水中の小さな魚を素早く咥えていました。

鷺草が小さな羽を広げたように咲いていました。
売店で茶花に使えそうな矢羽薄とシュウメイギクの鉢を求め、湿性花園を後にしました。
山のホテルで昼食をとろうと湖尻方面に車を向けましたがたどり着きません。箱根園から湖沿いの道に入らなければいけなかったようでした。仕方なく元箱根港の駐車場に車を止め、看板で探した魚料理の店でチラシ丼を食べました。
そのあと景色の良いところでフーガと一緒に写真を撮りたいと芦ノ湖スカイラインに向かいました。眼下に芦ノ湖が見える山伏峠のレストハウスに車を止め、展望台に上ってみました。
レストハウスでコーヒーフロートを飲んで休憩。
芦ノ湖スカイラインを下りて湖尻からもう一度芦ノ湖沿いの道を走り、山のホテルの場所を確認してから、箱根新道を通って帰路につきました。

箱根路や愛車に別れ告げる秋