6月26日(火)早朝、義兄が急逝してしまいました。
みんなで一緒に箱根に行って、宴会でお酒やカラオケやを楽しみ、「10年後は無理かも知れないから、5年後にまたこういう会が出来ると良いね」と話し、蛍を観賞し、湿性花園の散策を楽しんで、帰って2週間余り後のことです。
75歳。狭心症による心筋梗塞という診断でした。
23日(土)に脂汗が出るほど胸が苦しくなり、内科医の長男に電話で連絡すると、市民病院の循環器科で精密検査を受けた方がよいと勧められたので、土・日を挟んで、25日(月)に近所のかかりつけ医で診察を受け心電図を取りましたが異常が無く、紹介状を書いて頂いて、27日(水)に市民病院で精密検査を受ける手筈になっていた矢先の事だったようです。
義兄のお兄さんも内科医ですが、23日の段階で救急車を呼んで診てもらえば間に合ったのでは、ということでした。
定年退職してからは、バウンドテニスを楽しみ、そのお陰で身体も細くなり健康そうでしたが、3年ほど前に頭の辺りの帯状庖疹にかかり、かなり重篤で、頭痛や視力が落ちるなどの後遺症が残って、最近ようやく車の運転やバウンドテニスも昼間に限って参加できるまでに回復していました。
姉からの連絡を受けて、26日の午後、駆けつけましたが本当に穏やかな顔で眠っているようでした。本人は長く苦しまなくて済んだ最期とはいえ、遺言を残すこともできず、無念だったことでしょう。
姉が遺品を整理していたら、エンディングノートが出てきたそうですが、何も書いてなかったようです。
葬儀は姉がカトリック信者なので神父様にお願いして、カトリック藤沢教会で行われました。親類の他に、義兄のバウンドテニスのお仲間や姉の教会や「友の会」のお仲間などが多数参列してくださいました。
ミサや賛美歌の間に息子と3人の孫娘が聖書を朗読し、同居していた孫のSちゃんがお別れの手紙を読みました。姉は気丈に振る舞っていましたが、孫達3人は大泣きでした。
「みんなで箱根に行って楽しい会がもてて良かったね」と語り合いました。
「一日一日を悔いのないように精一杯生きることが大切」と思うこの頃です。