お二人さまの老後

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思いがけない義兄の急逝

2012-07-10 14:25:12 | 日記・エッセイ・コラム

 6月26日(火)早朝、義兄が急逝してしまいました。

 みんなで一緒に箱根に行って、宴会でお酒やカラオケやを楽しみ、「10年後は無理かも知れないから、5年後にまたこういう会が出来ると良いね」と話し、蛍を観賞し、湿性花園の散策を楽しんで、帰って2週間余り後のことです。

 75歳。狭心症による心筋梗塞という診断でした。

 23日(土)に脂汗が出るほど胸が苦しくなり、内科医の長男に電話で連絡すると、市民病院の循環器科で精密検査を受けた方がよいと勧められたので、土・日を挟んで、25日(月)に近所のかかりつけ医で診察を受け心電図を取りましたが異常が無く、紹介状を書いて頂いて、27日(水)に市民病院で精密検査を受ける手筈になっていた矢先の事だったようです。

 義兄のお兄さんも内科医ですが、23日の段階で救急車を呼んで診てもらえば間に合ったのでは、ということでした。

 定年退職してからは、バウンドテニスを楽しみ、そのお陰で身体も細くなり健康そうでしたが、3年ほど前に頭の辺りの帯状庖疹にかかり、かなり重篤で、頭痛や視力が落ちるなどの後遺症が残って、最近ようやく車の運転やバウンドテニスも昼間に限って参加できるまでに回復していました。

 姉からの連絡を受けて、26日の午後、駆けつけましたが本当に穏やかな顔で眠っているようでした。本人は長く苦しまなくて済んだ最期とはいえ、遺言を残すこともできず、無念だったことでしょう。

 姉が遺品を整理していたら、エンディングノートが出てきたそうですが、何も書いてなかったようです。

 葬儀は姉がカトリック信者なので神父様にお願いして、カトリック藤沢教会で行われました。親類の他に、義兄のバウンドテニスのお仲間や姉の教会や「友の会」のお仲間などが多数参列してくださいました。

 ミサや賛美歌の間に息子と3人の孫娘が聖書を朗読し、同居していた孫のSちゃんがお別れの手紙を読みました。姉は気丈に振る舞っていましたが、孫達3人は大泣きでした。

 「みんなで箱根に行って楽しい会がもてて良かったね」と語り合いました。

 「一日一日を悔いのないように精一杯生きることが大切」と思うこの頃です。

 

 

 


レンゲツツジが美しい三窪高原ハイキングとワイナリーを楽しむ

2012-07-03 17:36:59 | 日記・エッセイ・コラム

 今年3回目(私にとっては初めて)の山酔会山行は山梨県の三窪高原でした。

 梅雨の真っ直中ですが、レンゲツツジが美しい時期と言うことで、6月23日(土)に計画されました。

 今回は上り少なめお湯(温泉)長めの行程に加えて、勝沼のワイナリーの見学と試飲も楽しめるとあって、参加希望者は52名!

 実際には6名が不参加になり、一行46名は早朝6時過ぎにバスで横浜駅西口を出発。

 いつも山酔会の山行にはサロンバスが用意され、名ドライバーのO氏が運転して下さるのですが、今回は人数が多いので、いつもより座席の多い大型バスでした。

 東名高速経由で勝沼インターを下り、青梅街道をかなり上って、9時半頃、柳沢峠に到着。

 このころには天候は晴れていました。

 トイレと体操をすませ、いつも通り班ごとに登山開始。

 やがて緑の木々の合間に、濃いサーモンピンクのレンゲツツジの花が見えてきました。

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 間もなくハンセンの頭に到着。この辺りはそれはそれはレンゲツツジが見事でした。

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 ハンセンの頭で早めの昼食となりました。

 いつも通り、Y氏達がモツ煮込みうどんを、K氏が畳鰯を焼いて燗酒をつくって皆に振る舞ってくれました。

 山酔会の山行では、このようにマメでサービス精神のあふれた人たち(主に男性)がいつも会を盛り上げて下さるのです。

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                        S会長と北杜市で野菜作りに励んでおられるI氏 

 全員で記念撮影をし、12時前には下山開始。ブナ林の中の快適な道を下り、40分程でバスの待つ柳沢峠に到着。

 この後、G氏推奨の創業125年を過ぎた由緒あるワイナリー「ルミエール」に向かいました。

 ルミエールのスタッフの案内で葡萄畑を見学。棚式の葡萄の他に垣根式の葡萄も作っているとのこと。この辺りは葡萄の栽培に適した気候のようです。

 葡萄の葉の緑がとても美しかったです。

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 この後、ワインを寝かせている貯蔵庫や石蔵を見学。

 「ルミエール」の会長さん・社長さん・従業員総出で歓迎して下さいました。

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 この後、待望の試飲になり、素敵なグラスに冷やされたスパークリングワインや赤の石蔵和飲、竹の筒に入れた白ワイン・甲州などが供され、会長さん手作りのおつまみも用意され、一同大感激!紹介して下さったG氏にも感謝!

 売店で試飲させて頂いたワイン3種類をお土産に求め、クール宅急便で送ってもらうことにしました。

 この後、ぶどうの丘「天空の湯」にバスで移動。見晴らしの良い温泉で汗を流し、バーベキューの夕食になりました。登山の後の温泉とビールはいつも格別です。

 I氏が丹誠込めたホウレンソウ・キャベツ・蕗などを50度洗いにして、沢山持ってきて下さったので、1個100円で購入させて頂きました。

 17時15分にはバスに戻り、帰路につきました。横浜には20時20分頃到着。

 私にとっては昨年10月の木曽駒ヶ岳以来の山行でしたが、リッチな楽しい山行になりました。