お二人さまの老後

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秀麗富士と新緑の息吹を満喫した岩殿山山行

2018-05-01 16:36:24 | 登山

 

 4月28日(土)に山酔会の今年度第1回目の山行で岩殿山に出かけました。

 故郷の南アルプス市で果樹栽培をされているSさんが下見をして下さり、事務局長のY氏との尽力で実現しました。 

 岩殿山は山梨県・大月にある標高634m(スカイツリーと同じ高さ)の山です。

 貸し切りバスは男性18名女性17名を乗せて、横浜を6時25分頃出発。天気は快晴で絶好の登山日和。昨年は雨に降られることが多かったのですが、幸先良いスタートです。

 大型連休の初日なので渋滞が予想されましたが、渋滞を少しでも避けようとバスは一号線を下り、寒川を左手に富士山を見ながら北上しました。大山の向こうに富士山が見えています。

             

 圏央道・厚木の素敵なトイレで休憩した後、中央道に乗ったようです。

 隔年で発行されている山酔会の記録集「山並みはるか」の第8号がYaさんの尽力で出来上がり、配られました。2年間に登った山々の風景・花・仲間の笑顔がカラー写真になってグラビアを飾っています。仲間全員の文章の他に亡き会長の言葉も載せられていて、後でゆっくり読ませていただくのが楽しみです。

 車内では一人一人の近況報告などを聞いているうちにバスは談合坂SAで休憩して大月ICを下り、9時4分桂川にかかる橋を渡り、9時15分頃登山口に到着。Sさんに出迎えていただきました。

                 

  ストレッチをして幹事のSさんと登山のベテランのSさんを先頭にA班からE班の順に登山開始。

 急登ですが足掛かりの得やすいざらざらした岩で登りにくいことはありません。

 やがて秀麗富士の姿を見ることができ感激!下の街は大月のようです。

            

 9時36分、中腹の建物に到着。後で調べると大月出身の山岳写真家・白旗史郎氏の写真などを飾る「岩殿山ふれあいの館」で、向こうに見えるのが岩殿山です。

            

  暑くなったので衣服の調節をして、先を急ぎました。

  登るにつれて、新緑の木々や躑躅などの前景と高貴な富士山の姿を見ることができました。

   

 10時15分頃、岩殿山に到着!ここで富士山をバックにHさんに集合写真を撮って頂きました。

 岩殿山を下って天神山に向かいます。鎖場があるので、途中から迂回路を歩くグループに分かれました。迂回路も急坂でロープが渡してあり、つかまりながら下りるなど十分スリルあるコースでした。

 次の写真は振り返って眺めた岩殿山です。(11時31分)

             

 やがて鎖場組と合流し。次の天神山で昼食になるので炊事係は先に行きました。

 11時44分天神山(592m)に到着。昼食になりました。コンビニで買ってきたおにぎりと持参した筑前煮、それにYaさん特製のベーコンオニオンスープ、H夫妻が前日から仕込んで下さったグリーンカレー、Yさんのチーズなどを頂きました。ともにとても美味しかったです。水や材料・燃料・鍋なども背負って登ってくださるのですから、本当に有難いことです、

 昼食後、稚児落としという急峻な崖を通るのでここも二手に分かれました。

      

       

 ロープにつかまって後ろ向きで急坂を下りるなどの連続で気を使いましたが13時10分頃無事下山できました。

 千本松駐車場で待っていたバスに乗り、勝沼にある「天空の湯」に向かいます。山酔会で来るのは3回目で、露天風呂から葡萄畑の広がる盆地を見渡すことができる気持ちの良い場所です。

 14時頃到着し、温泉で汗を流し、飲み物で喉を潤すなどして、15時には帰路につきました。

 「勝沼ぶどうの郷」駅でSさんは下車。これから李の消毒作業をするとのこと。お元気さに敬服!

 お陰様で、晴天に恵まれ秀麗富士と新緑の息吹から活力をもらえて素晴らしい山行でした。

 バスの中で総会が行われ、29年度の活動報告・会計報告・30年度の活動計画が提案され、すべて大拍手で承認されました。

 帰路につくのが早かったので道路は空いていて17時には横浜に到着できました。

 皆さんお世話になり、ありがとうございました。