お二人さまの老後

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

高貴な富士山を満喫しました

2019-01-23 19:48:10 | 日記・エッセイ・コラム

 昨年は元日に初詣に行きましたが、今年は寒さが続き、初詣も江の島にも行っていませんでした。

 1月16日(水)午前10時頃、思い立って富士山を見に江の島に出かけました。弁天橋にさしかかる頃、西の方角に富士山が見えるはずです。

 しかし、残念ながら雲がかかっていて、雪をかぶった頭がわずかに見えるだけでした。(10時56分)

                 

 江の島神社・辺津宮に向かいました。時間が早いせいか、まだ観光客は少なめです。

 瑞心門から振り返って参道を見下ろした景色です。

                   

 辺津宮に参拝し、ベンチで一休み。初詣の人が並んで茅の輪くぐりをしていました。

              

                 戻る頃になって人が多くなってきました。

                  

 帰りに弁天橋で千葉に住んでいるという中国の女性が友人を案内して来たようで「富士山はどこですか」と聞かれたのですが、すでに雲に隠れて判然としませんでした。

 翌17日は19日の茶道の稽古の準備で忙しくしていて、ほっと一息ついた頃、快晴なので今日は富士山が見られるのではと思いつき、日没も近いので急いで片瀬西浜に向かいました。江の島水族館のベランダが絶好の富士山ビューポイントなのです。

 予想に違わず夕焼け空をバックに素晴らしいシルエットの富士山を見ることができました。17時でした。

     

     翌18日(金)も快晴。10時半頃、午前中の富士山を求めて江の島に向かいました。

     雲がわずかにかかっていますが、高貴な姿の富士山を見ることができました。手前は片瀬漁港です

          

          弁天橋の江ノ島よりからの富士山です。

          

   しばらくぶりに岩屋の前まで行って見ることにしました。稚児が淵からの富士山です。

          

                   岩屋の前からの富士山です。

          

       大山を中心とした丹沢山塊もすっきりと見ることができました。

     

     片瀬に40年以上住んでいますが、このように高貴な富士山を満喫したのは初めてです。幸せな気分になりますね。

    

  

  

  


初めて大磯城山(じょうやま)公園を訪れました

2019-01-15 14:05:26 | 日記・エッセイ・コラム

 12月19日(水)は私の誕生日だったので、夫が予約してくれて毎年恒例になっている湯河原温泉「ちとせ」に一泊で出かけました。今回は往きに大磯の城山(じょうやま)公園に寄ることにしました。午前10時頃に車で家を出て134号線を西に向かって走り、西湘バイパスに乗る手前で国道一号線に出ました。大磯の松並木を過ぎ、城山公園前の信号を右手に入るとすぐ右手に城山公園の駐車場がありました。城山公園は元三井の別邸ですが、いまは県立公園になっています。

 駐車場に公園の概要を示す看板がありました。

               

 坂道を登っていくと門があり、入ると右手に管理事務所があって、パンフレットを自由に持って行って良いとのことなので頂きました。

                

 舗装された道路を上がっていくと園内は広く、訪れる人もまばらで静かでした。紅葉が見事で山並みの向こうに箱根の山々や富士山が見えました。富士山はすっかり雪をかぶって妙に生々しい富士山でした。

          

     

      

 八角形の展望塔の屋根の上に今にも飛び立ちそうな姿の美しい鶴の像がありました。

            

            

 かつてこの地にあった国宝の茶室「如庵」に因んで建てられた茶室「城山庵」があるという事なので西門の方に下りて行きました。抹茶のもてなしもあるという事ですが、お昼も過ぎているので見学だけにしました。

           

 昼食は西湘バイパスの終点近くのP.Aで摂ることにしました。いつもは休憩するだけでしたが、入ってみると軽食が色々あり、お値段も手ごろです。窓側のスタンドに席を取り、「潮騒あさりラーメン」を注文。待っている間に山酔会のラインで富士山の写真とラーメンの写真をアップすると、早速Sさんからコメントが入り、うれしかったです。

                

 湯河原温泉「ちとせ」に着いたのは14時頃。持ってきた新聞を読み、温泉に入ってゆっくり寛いでから、18時30分からの夕食会場へ。夫が奮発して最も高いコースにさらに料理を追加してくれたようでした。

      

 八寸がとても凝っていて感心しました。鮪と白身魚のお造りの他に間八のサラダ仕立てもありました。

 鍋は相州牛のしゃぶしゃぶと金目鯛・雲子・蛤などの胡麻豆乳鍋の2種類が出ました。

 料理長がわざわざ挨拶に来て驚きました。力を入れて作ったお料理なのだと納得しました。

 食事は焼目鯖蒸し寿司。あっさりとして美味しかったです。

                

 翌20日の帰りに大磯城山公園の一角にある旧吉田茂邸に寄りました。西湘バイパスを大磯西ICで下りて、国道1号線に出ると間もなく国道の海側にあります。城山公園駐車場に車を留めて歩いていきました。

 パンフレットによると「旧吉田茂邸は戦後の内閣総理大臣を務めた吉田茂(1878-1967)が暮らしていた邸宅で、昭和20年からここを本邸とし、晩年をこの地で過ごしました」 焼失後、平成29年4月に「応接間棟、近代数寄屋建築で有名な吉田五十八が設計した新館をメインに再建しています」とあります。

 正門を入ると右手にバラ園があり、兜門を入ると立派な庭園がありました。

 庭園は「造園家・中島健が作庭した花を使いモダニズムを加えた和風庭園の先駆けとなる庭園」だそうです。

 前方右奥の方に上がっていくと吉田茂像がありました。サンフランシスコを向いて立っているそうです。

                   

  園内は広く南側は西湘バイパスを挟んで海に面しており、相模湾を一望できます。

  夫の立つ後ろの建物は再建された旧吉田茂邸です。正面に回って入館料500円を払って見学しました。

                  

 応接間棟1階には、応接間やローズルーム(食堂)があり、2階には書斎があって吉田茂文庫が書棚にぎっしり並んでいました。この書斎には官邸直通の黒電話が置かれていたそうです。  

 長い階段を上った新館2階には「金の間」があり、賓客をもてなす応接間になっていました。箱根の山々と富士山、相模湾を一望できます。下の2枚の写真は南側の相模湾の風景と北西側の富士山の風景です。

 天井のシャンデリアが素敵でした。その隣に「銀の間」があり、吉田の寝室兼書斎になっていて、ここで吉田茂は最期を迎えたそうです。

  

      、  

  後ろの門が兜の形に似ているところから兜門と呼ばれ、京都裏千家の表門の写しと言われているそうです。

              

 昼前に旧吉田邸を後にして帰路につきました。天候に恵まれ、とても充実した2日間でした。

  

 

 

 


紅葉の残る弘法山への快適な謝年山行

2019-01-13 21:07:23 | 登山

 1か月ほど前のことになりますが、12月15日(土)に山酔会の謝年山行で弘法山に出かけました。

 H副会長の配布してくださった地図によると、弘法山は小田急線の北側にあり、今回の山行は秦野駅から権現山を経て弘法山公園に至り、吾妻山を経て鶴巻温泉駅へ下りるコースで、歩行距離約7,5キロ、歩行時間2時間10分ほどのコースです。

 小田急線の秦野駅に9時40分に集合。参加者は男性11名、女性11名の計22名でした。幸い天候は晴れ。

  K会長とSさんを先頭に出発。私はその後をOさんと共に歩かせていただきました。水無川にかかる橋を渡って、橋の脇の階段を下りると川沿いが遊歩道になっています。パンジーなどが植えられ快適な遊歩道でした。

                      

 穏やかな日差しの中15分ほど歩いたところで左折し北に向かって10分ほど歩くと弘法山入り口の看板がありました。

 いよいよ登山道です。初めは急登でしたが、間もなく浅間山(490m)を通過。紅葉が残っています。(10時24分)

 空模様は曇りに変わりましたが、10時46分の景色の前方には青空が見えています

                  

 10時48分、屋根が八角形の展望台のある権現山(820m)に到着しました。この展望台は小田急線からも見えていました。

 右下の写真は権現山から南側を見下ろした風景で、小田急の線路が見えています。

                  

 展望台に上り風景を眺めると箱根の金時山や明神が岳・明星が岳・神山・駒ケ岳・二子山なども見ることができました。

                    

 権現山山頂一帯は広く弘法山公園になっています。ここで昼食になりました。ベンチとテーブルが設置されていたのでそこに陣取りました。コンビニの紅鮭のおにぎりを持ってきましたが、女性陣が柿を剥いて持ってきてくださったり、美味しい大根漬けを持ってきてくださり、美味しくご馳走になりました。

 やがて炊事班の男性陣の温かいラーメンなども出来上がり、トッピングも豪華でうれしくいただきました。

 弘法山公園の林の近くにはバードウオッチングができる場所があり、カメラを構えて鳥が水を飲みに来る瞬間をとらえようと3か所ほどの小窓からカメラを向けている人たちがいました。幸い小鳥が水を飲みに来た瞬間をスマホのカメラで撮ることができました。頭が黒く顔が白い小鳥が水飲み場の向こうの縁に止っているのがわかりますか?

                    

 昼食を終わり12時20分頃、弘法山に向けて出発。上り下りの少ない快適な尾根道で紅葉も残っていました。

              

  12時35分、弘法山に到着。人が多いわりに狭く権現山で昼食にしたのが正解でした。春にK会長ご夫妻が下見してくださったお蔭です。

              

 弘法山から吾妻山までが長いということで先を急ぎました。吾妻山を通過したのは13時33分。

 吾妻山から下ると17分ほどで新幹線のガードに達し、ガードをくぐると鶴巻温泉駅はすぐで、弘法の里湯の前で2時頃解散になりました。

 17時半から桜木町のSグリルで謝年会があるので、自宅に戻り入浴し着替えてから謝年会に向かうことにしました。

 とても快適な謝年山行でした。弘法山は桜が多いのでお花見シーズンにも多くの人が訪れるようです。弘法山公園は桜の季節に再び行って見たいと思いました。